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投稿者:ママさん - この投稿者のレビュー一覧を見る
悪いヤツは消えていく、スッキリします!
なかなか実際にはあり得ないとは思いますが、勧善懲悪っぽくて楽しめました。
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#読了
2025/5/26
推しの殺人/遠藤かたる
タイトルからファン視点なのかな?とか予想していたけど、アイドルが主人公の話だった。彼女たちがこれからどうなるか分からないけど、行けるところまで、力の限り、行って、行って、生き抜いて欲しい。
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はじめから犯人が犯人がわかっている展開で、どう結末を迎えるんだろう…と思いながら読んでたけど、犯人がわかってたとしても急展開は成立するんだなぁという面白さがあった。
このアイドルたち推せる。
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いわゆる地下アイドルが事務所の社長を殺害し、その死体を山に埋め、なんとか隠し通してアイドル活動を続けようとするお話。
物語の起の部分を読んだ段階で、このお話はどうオチをつけるんだろうと思った。完全に逃げ切っても、露見して逮捕されても物語としては後味が悪い。ネタバレになるので書きませんが、いい落としどころだったと思います。少なくともやりきった感はある。
あと、タイトルは帯にある「ライブは死体を埋めてから!」のほうがよかったと思います。ファンの目線はほとんどないので、推しという感じではないです(アイドルを象徴する言葉として編集部が「推し」を使いたかったのかも)。
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このミス大賞シリーズの中の一作
地下アイドルの実情を
どこまで表しているのかは
想像するしかないが、
少なくとも坂道グループとかでも
顔と名前が一致しないと言う人から見ると
すっごくディープなところのお話。
何故アイドルを続けるのか?
それはきっと目指している人にしか
理解できないと思う。
だって、不倫したとかちょっとした事で
叩かれる芸能界の中で
「人を殺した」という絶対的にNGな事をしても
続けようとするメンタルは…
アイドルへの執着心は理解できないけど、
ストーリーとしては面白かったですよ
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3人組の地下アイドルグループが起こした殺人事件。犯人は分かっているけど、ドキドキハラハラする展開。あぁもうダメか、と思ってもなんとかすり抜けたり。
バレないで!と思う気持ち、もう自首しようよ?と思う気持ちで忙しかった。
一気に読んでしまった。
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存続危ぶまれる3人組の地下アイドルが、事務所社長を殺してしまった結果、隠蔽を図るために死体を山中に埋めに行くノワール。テンポが良くて読みやすいので、あっという間に読み終えました。その勢いでオマージュ元の?桐野夏生「OUT」を買いました。
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章立てが無く、最後までいくのが当にノンストップっぽくて良いです。
後半に出てくるドッキリ番組の行は、「上手く使っているなぁ」と感じました。
しかし、帯の惹句の「地下アイドル版「OUT」」のように、これまで自分(も含め多くの方)が見たり読んだりしてきた作品のパーツの組み合わせに思えて、少し醒めました。
要は、それを感じさせない作り方をして欲しいのです。
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遠藤かたるさん初読みの『推しの殺人』の概要と感想になります。本作は『このミス』大賞受賞作ですがミステリというよりクライムサスペンスと思って読むのが良いです。
概要です。
大阪の地下アイドルとして細々と活動するルイ、テルマ、イズミの3人は今日も古参ファンが1人離れていくのを止められずにいた。惰性と見られることに慣れてきたある夜、事務所で社長が死んでいた。
どん底に落ちる日を予感していた3人だが、社長の死を境にアイドルとして再び輝くことを目指す。殺人という罪を絆に変えてでも…。
感想です。
相沢沙呼さんの『invert 城塚翡翠倒叙集』のような犯人視点で進んでいく本作ですが、女性たちが罪の共有からアイドルを目指すために結束していく様は、読んでいて不思議と3人を応援したくなります。まさに『推しの殺人』ですね♪
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めちゃ面白かったので一気に読んでしまった。追われる系のサスペンスなのでタイトルはちょっと違うのではと思ったけど、前半から後半までグッと引き込まれてあっという間に読み終えられる良い作品でした
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アイドルとしての目標や ひいては生きる意味すら見失いかけてた彼女たちが、皮肉にも最悪な選択をする事で輝きを取り戻していく。
自分たちの罪を隠し通してでも、べビスタという名に恥じない輝きを放ち続けるための覚悟を決めた姿に、悪い事をしていると分かっていても彼女たちを応援している自分自身に気付いて、「推しの殺人」というのはそう読んだ自分の目線でのタイトルなんだろうなと思った。
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程よいハラハラ感はあってすんなり読み切れたのでそれは良かった。最後の展開は予想がついていたけど、気になるように書かれているので良かった。
ラストの終わり方は少し不満ですが、読みやすい作品だと思います。
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サクっと読めたけど、想像を超えてこなかった
マネージャーの土井辺りを使って、グリンって捻ってくれたらもっとよかった
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Amazonの紹介より
大阪で活動する三人組女性地下アイドル「ベイビー★スターライト」は、様々な問題を抱えて危機的な状況にあった。尊大な事務所社長、グループ内での人気格差、恋人から暴力を受けているセンター……そのような中で、“ベビスタ”はさらに大きな問題に見舞われる。メンバーのひとりが事務所で人を殺してしまったのだ。彼女の罪を隠蔽するため、三人は死体を山中に埋めることを決意して――。
2024年 第22回『このミステリーがすごい!』大賞
文庫グランプリ受賞作
テンポ良く展開していくので、読むのがあっという間と思うくらい世界観に引き込まれました。
主人公が地下アイドルということで、表の舞台で頑張る一方で、ヨゴレの仕事や他のメンバーとの確執など、色々なことが浮き彫りになるにつれて、アイドルとしての苦労が伺えました。
売れるためなら、何でもする。地下アイドル界の闇を垣間見たようで、とても苦労しているんだなと思ってしまいました。
メンバー同士が険悪な中、ある殺人事件が。容疑者は同じメンバーの一人。被害者はマネージャーですが、恋人関係だったということで、まぁドロドロな要素が次々と起こります。アイドルを続けたいということから、全員で隠蔽工作に加担します。今まで険悪な関係性から一変、「殺人」を機に固い友情で結ばれていきます。この出来事が仲良くなることになんとも複雑な気持ちでしたが、バレるのではないかと追い詰められていく心境が、グイグイと世界観に引き込まれました。
死体をみんなで隠すという展開は、桐野夏生さんの「OUT」に似ているなというのが頭に思い浮かびました。オマージュされているということですが、桐野さんの作品と比べると、そんなにドロドロした展開というものではなく、あっという間に展開していくので、結果的にはサラッとしていたなという印象でした。
その分、読みやすかった印象でした。テンポの良い展開、キャラ濃すぎの登場人物達、衝撃さもあって面白かったです。
特にそれぞれの登場人物の背景がドス黒かったのも魅力的でした。表では見せない裏の顔が、段々と浮き彫りになるにつれて、感情むき出しで表現されているのですが、意外な人がこんな人だったの⁉︎といった衝撃さもあって、面白かったです。
果たして、最後まで捕まらないのか?
気づけばあっという間でしたが、ハラハラドキドキの展開と衝撃も相まって、楽しめました。
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スピード感があり楽しめた。
それが犯罪であっても、窮地に陥った時に仲間に救われて、アイドル達が輝きを増す様子は胸が熱くなった。