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野崎と比嘉姉妹が登場し、ますます面白さが増した。不気味で怖いながらもサラッと読めた。短編集なのに読み応えもあった。
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ホラーで怖くてじゃなくて、悲しくてやるせなくて泣くと思ってなかった。
「火曜夕方の客」リアルでニュースになっててもおかしくない、人間の闇と罪と愛情を感じるお話だった。
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今回は比嘉姉妹よりも野崎さんの話が多かったですね。
やや民俗学っぽく、三流実話怪談雑誌ふうなのが、面白かった。
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もはや安定の比嘉姉妹シリーズ。短編集はさらっと読めながらも、どろっとした不気味さが後に残るのが良い。今回は「戸栗魅姫の仕事」がいろいろ仕込んであって面白く、切ない展開はこの中では異色。そしてタイトルのすみせご。またまた登場の某人物が活躍(?)というサプライズ的な話が結構良かった。ああそういう話?と思ったところで引っ繰り返して嫌な感じで終わるの、意地悪でニヤついた。
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どの話も面白く、あっという間に読んでしまった。心を揺さぶられたのは『戸栗魅姫の仕事』と『火曜夕方の客』。どちらも切ない気持ちになる。じっくりホラーの話もあり、比嘉姉妹の短編集の中では一番好きかも。そして、この巻でも辻村ゆかり先生の妙技が炸裂しています。なんなんこの人。
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澤村伊智先生の新作~~!しかも比嘉姉妹シリーズ。楽しみにしてた
相変わらず文章がめちゃくちゃ…うまい…。澤村伊智先生、いやーな人間や鬱屈とした人間関係書くのもすごいよくて日常のありがちな綻びからシームレスにホラーに入るからいきなりゾッとする。それがおもしろくもあるけど!
ジャンプスケアっぽい演出があるホラー小説も流行ってるっぽいけど、澤村伊智先生の作品は理詰め?というかこういう事象があって、こういう因果があってという感じで書いてくれてるので怖いんだけどそこまで怖くない(?)から私みたいな怖がりでも読みやすくてありがたい。たぶん小野不由美ホラーが好きな人は好き
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昔から伝わる怖い話みたいなのが大好きなので、今作も楽しく読めました。短編で物足りないかと思いましたが、気軽に色々な作品が読めて良かったです。
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短編集という事で、非常に読みやすかった。
ホラーに他の要素を足したり、独特の読後感を持たせる作風を手軽に楽しめて、とても良かった。
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辻村氏が琴子の偽名なのかと思ったけどレシピ本も出してるなら有名人だろうし、別人だな。
戸栗魅姫〜の珠美と魅姫と琴子の会話は「ぼぎわん」の主人公と琴子と偽琴子の電話みたいでスリリング。
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もうひと展開ありそうなところで終わってしまう話が多かった。たなわれしょうきも、とこよだけも、怪異が出てきておしまい、というところが物足りなかった。一つ一つの怪異のイメージは怖い。うう〜でもなあ〜〜
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毎回思うのだけど、このシリーズの表紙はなんともいえない不気味さがあって好き。表題作のバケモノをイメージしたものもあれば、そうではなく「なんとなく不吉なもの」を表現したものもあり、今回の表紙はどちらかといえば後者のパターン。(作中で「すみせご」は「細長い棒のようだ」と表現されていたから)
内容的にはすこし物足りないものが多かったかなという印象だった。
本作は心霊雑誌『怪と幽』に掲載されたものを集めた短編集で、そのため全作がだいたい50ページというボリュームでまとめられている。まとめて読むには疲れない分量だけど、お話的にはあまり内容を詰め込めないので、少しあっさりした感じになってしまう。特に表題作の『すみせごの贄』に関してはもう少しバケモノの説明がほしかった。
というわけで☆3つ。
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久々の比嘉姉妹シリーズ
ジワジワ面白いけど何となく物足りない
もっとゾワッとしたい
シリーズを読み返したくなった
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シリーズものですが基本的に短編なのでどこから読んでも読みやすいです。映画から知りましたが人が持っている弱さゆえの悪意みたいなものを書くのが上手くてゾワゾワワクワクして読みました。
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待望の比嘉シリーズ。相変わらずどの話もユニークで楽しい。
シリーズものとして登場人物の引き継ぎはあるけど、あくまで人物説明と事後処理を簡略化するための装置でしかなく、メインディッシュたる恐怖のモチーフは毎回違うあたりやはり信頼できる。
はやく長編で読みたい。
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比嘉姉妹シリーズ短編集四作目。今作は正直どの話も魅力的には感じず,どの話も面白くないわけではないけど,面白いわけでもないといった感じ
辻村先生が度々,短編集に登場するが,このキャラクターの何が良いのか理解できない。強いていうなら「火曜夕方の客」は切なくて良かった。