紙の本
かつての大阪への愛憎
2024/04/28 06:54
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投稿者:じゅんべぇ - この投稿者のレビュー一覧を見る
基本的に昔が懐かしい、、という感じで貫かれた、大阪への愛憎溢れるエッセイ。
決して、昔が良かったという感じではないものの、今の大阪への疑問は噴出しています笑
個人的には岸氏のトニーさんに関するエッセイが印象に残りました。切ない。この世の中が生きにくい人もいて、そんな人を温かく見守れる社会だったらいいのに、と思います。
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まさかメンバメイコボルスミ11の名をここで目にしようとは!私も同じ時代の空気を吸って、同じ時代の大阪を見てきたから、共有できる風景もたくさんあって、『4時です』の頃は…とか、1995年1月は奈良に住んでいて…とか、ついつい私語りしてしまいたくなる。街の変遷や再開発について思うところも色々あるけれども、自分なりの解答を見つけるためのヒントが得られそうな読後であった。
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知り合いでもないのに、ここまで個人的な話を聞いてもいいのかと、ドキドキしながら読んだ。それを引きずり出してしまうほど、大阪とおふたりの人生は、分かちがたく結びついているのだろうと思った。
おふたりの作品の根底にあるものの正体がわかったようで、ファンとして読んでよかった、読んだ方がいいエッセイ。
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ダウンタウンって本当に凄かったんだな。都会に自転車で行ける距離に住んでるのいいな。
岸政彦見覚えあるなと思ってTwitterで検索したらやっぱりアイコン見た事あった。あれ?と思ってメディア欄も遡ったらやっぱり若い時の鬼イケメンの写真載せてた人だった。女に困らなかったんだろうなと読んでて思ったけどこの顔なら納得。超イケメンだった。あとあの分厚い東京の生活史の作者だった。沖縄の生活史も読みたいと思ってた。
表紙絵の作者との繋がり凄い。素敵な絵だ。
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岸さんの言葉はどうしてこうも胸の奥を揺さぶるのだろうか。子どもの頃からすれ違ったひと、知らない遠い街、知らない誰かの生活を想像することが好きだった。想像だけでなく本当にあるそんな話を岸さんの言葉で聞くのは、面白くてどこか切ない。最高。