紙の本
前向き!
2024/05/26 18:50
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投稿者:ママさん - この投稿者のレビュー一覧を見る
美味しそうなお料理の数々。
それでいてお仕事小説でもあるのですね。
こんなお店、私もあったら行きたいです。
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またここに訪れることができて本当に嬉しい。
今回は前作の主人公みもざの同期、つぐみが主役。
本社勤務のつぐみへベテラン社員に気を遣い、雑務に忙殺される日々。
そんなときに出会った夜から朝にかけて開く『キッチン常夜灯』
シェフと堤さんが美味しい料理と包み込むような温かな雰囲気で疲弊した心がゆっくりほどけていく。
しんどいときにこの本を読むと、
なんだかほっとするし、頑張ってる自分を労ってあげたいと思えてくる。
悩んでいたことに、そっと寄り添って、
解決の糸口を教えてくれるような…そんな感じかな。
うまくいかないこと、しんどいこと、仕事をしてると色々あるけど、人生の多くの時間を過ごすから、やはりやりがい持って充実した時間を過ごしたい。
キッチン常夜灯を訪れたことで、また前向きな気持ちになれた。
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「キッチン常夜灯」に続き、読みました。
とうとう食べログで私の「キッチン常夜灯」がないか
検索してしまいました(。˃́⌔˂̀。)
頑張っている人、悩みを抱えてる人、
「キッチン常夜灯」に行ってみて下さい。
「常夜灯」が満たしてくれるのはお腹だけではありません。
心まで温かく満たしてくれます。
いってらっしゃい‥
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長月天音『キッチン常夜灯 真夜中のクロックムッシュ』
2024年 角川文庫(KADOKAWA)
シリーズ2作目。
もちろんキッチン常夜灯を訪れるお客の話ですが、今回は前作の同期の女性がメインとなって展開していきます。
今回も美味しい料理とともに心温まる物語でした。
どんなお料理なんだろうと検索して調べながら読んでいました。笑
もちろんおいしそうなお料理にも興味津々なのですが、単なるグルメ小説ではなく、仕事に対する姿勢や人との関わり方を教えてくれるんです。
僕は飲食系の仕事ではないけど、業種は関係ないですね。すっかり忘れていたなと思う初心を思い起こさせてくれる、過去を見つめ直して未来を見る、そんな大切なことを優しい言葉で心にダイレクトに届けてくれる物語です。
読み終わったときに、シェフのスープをいただいたように心が温かくなっているように感じます。
あーホントにお願いだから実在してほしい、キッチン常夜灯!絶対に行きたいよー!
#長月天音
#キッチン常夜灯
#真夜中のクロックムッシュ
#角川文庫
#KADOKAWA
#読了
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前作のキッチン常夜灯を読み終えて直ぐに今作を読みました。
前作よりもお仕事小説の色が濃くなったように感じましたが、これはこれで良かったように思えます。
仕事への姿勢、人との関わり方。
そこに至るまでの物事の考え方や見方、捉え方の変化が、読んでいてこちらも気持ちよく励みになったように思います。
仕事に限らず様々な事に通じることなので「そうよね〜。」「そうだよね〜。」と共感もしました。
そんな理由でキッチン常夜灯の出番は少なかったように思います。
物語の舞台は株式会社オオイヌ。
前作の主人公、南雲みもざが勤める「ファミリーグリル・シリウス」カジュアル洋食店を展開する企業。
主人公はみもざの同期、新田つぐみ。
本社勤務の彼女の奮闘を読みながら色んなことを思いました。
面白かったです。