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今1番大好きな作品。
3冊目でもずっと面白かった。
途中嬉しくて本閉じたり ドキドキしてページめくる手ふるえたり。
でもサクサク物語が進展しないから そういうところもすごく好み。
これが最後なのかな。
できたらずっと続いて 美味しいご飯とお酒と
祥子たちの未来をゆっくり見たかったなぁ。
先日行ったお店が今作に出ててちょっと嬉しかった余談。
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文庫化を待ち望んでいた、ランチ酒3作目。
「見守り屋」で働く犬森祥子。
彼女の楽しみは夜勤明け、ランチと共にお酒を楽しむこと。つまり、ランチ酒。
別れた元夫の元に残してきた娘、新しい恋、「見守り屋」の依頼人、仕事のこと…
次々と悩みがでてくるけれど、彼女はランチ酒で疲れを癒し、前を向いて進んでいく。
今作もおいしそうな食べ物とお酒の描写がたまらなかった。食欲が刺激されて、読んでいる間中お腹が空きっぱなしだった⋯!!
祥子みたいに人目を気にせず堂々と1人でランチ酒を窘めるのって、かっこよくて憧れる。
物語の舞台が主に関東なので、関東に住んでいる人はより楽しめそう。
この先の祥子の人生も応援したくなった。
✎︎____________
人と話していると、自分の本当の気持ちがすぐにわかるもんですね(P10)
人は時々、思いもよらないところで人を救う。思わぬ味が人を救い、記憶をよみがえらせる。(P26)
大切なことであればあるほど、曖昧になる(P35)
ビュッフェというのはどこまでも広がる、食べ物の大陸だ。(P116)
ーー関係を持ってやっと打ちとけて、こうして、それ以前の話をするのって、「恋の答え合わせ」をする感じだわ。(P145)
お互いに気づかされ合って⋯⋯それが人と付き合うということかもしれない。(P147)
まったりと油っこい口の中を酒で洗い流すことほど、しみじみと嬉しいことはない。(P203)
子供の「おいしい」を聞くために毎日働いている。それが親というものだ。(P281)
時間はなんでも解決してくれる。(P296)
世界はまだまだ、自分の知らない、おいしいものにあふれている。(P341)
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シリーズ3作目
やはり食べ物とお酒が美味しそう
そこに見守り屋の仕事で関わる人々の話が絡まってくる
新たな恋の行方や、別れた元夫と別居中の娘との関係も絡まり
小説としては、あくまでランチ酒がメインとしているところが読みやすさ
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一気に読み終わりました。食事や祥子を取り巻く状況の表現が繊細で、夢中で読みました。そして、お腹がすきました笑
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原田ひ香の「ランチ酒」シリーズ第3弾
「見守り屋」を続けるアラサーバツイチ女性の、周囲と本人の変化を中心に、深くて熱い人間ドラマを展開しています。
原田ひ香女史は食レポ的というか、飲食の描写が旨い・・じゃない、上手いなぁ(^_^;)
今回も一気読みでした!
はて?この続編は?物語は続くのか??
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様々な事情を抱える人々のニーズに応え、夜中に見守るという見守り屋のバツイチ・アラサー女子を主人公に、各話で見守られる人々の人生と、見守り屋の仕事後の気分に合わわせ独特の嗅覚でチョイスした店でのランチ&お酒の選択と楽しみ方、彼女自身の人生を、上手にミックスさせた一人酒小説。一気に読み切ってしまう。シリーズ第3三弾と知らず読んでしまい、初作をすぐにGET。各話に登場する各所の店を探して行ってみたくなる。
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元議員秘書と付き合うようになり、元旦那の再婚相手が妊娠する。政治家相手の妖怪のような占い師の見守りをして、ジャーナリストに追われる。
食べ物とアルコールがはさまるだので緊張感が緩んでいい感じ。