妖精の花嫁　無垢なる愛欲 みんなのレビュー

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投稿者：Nonn　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

妖精が自分の命を削って王を助け一緒にいるために人となって。人となって一緒にいたいと請うだけなのに疑われるが、最後にはやっと全て理解してもらえお互いに愛し合うようになった。涙したのは久しぶりだな！

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投稿者：S910　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

森の妖精として生まれたヒロインは、愛する婚約者と睦み合うヒーローに憧れを抱く。
ある時彼が襲撃され命の危機だったとき、妖精としての命を分け与えて助けたことで自身は人になってしまう。
命の恩人として城に迎えられた彼女が人を知り恋を知り愛を知っていく話。

私火崎さん作品の中でもファンタジー要素が強い作品のが好きかも！
最後の見せ場の流れも挿絵も好きだわ。
あと巻末短編としてヒーロー視点が描かれていたのが貴重すぎる。
後日談も含まれててとても美味しい。
チョイ役程度の悪役、神に断罪されてサクッと殺されたのウケる。
無知無垢ヒロインという設定が、妖精だったっていうファンタジー設定のおかげで全然無理がなく、そういう御伽噺を信じてない人間達に疑われたりしてるのも良かった。
序盤だけヒーローが別の人を好きで、別人と致しているので地雷な人は地雷かもしれない。
その辺無理なく書かれているので私は大丈夫だったけど。
人の娘として会った頃にはその人お亡くなりだし。
地味に冷淡だった侍女達がなんかやらかすと思ってたので、その予想がはずれたのは残念だった。
火崎作品の中でもだいぶ好きな方かも～。

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投稿者：あじらのうず玉　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

久しぶりに火崎作品を読みました。
妖精がヒロインのお話は、なんとなくメルヘンぽくて読んだことがなかったので、全く期待もせず読み始めました。
でもそこは火崎先生、裏切りません。

ストーリー、登場人物、文章のどれをとっても楽しませてくれますが、
特に本編のあとに続く、ヒーロー・ローディンの視点で語られる「王の憂鬱」も良かったです。
物語の理解も深まり、二人の愛情と幸せを感じることができました。

火崎作品、次もまた読みます！