怒りは悪じゃない。
2017/08/22 21:05
5人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:本好きリス - この投稿者のレビュー一覧を見る
この本は、怒らないようにするための本ではありません。私も最初は、勘違いしていました。怒りと上手く付き合うための説明書のような本です。
役に立ったかはわからない
2018/07/29 19:31
2人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:mimimi - この投稿者のレビュー一覧を見る
怒りっぽい人への対応法が知りたくて読んでみた。
読んでいる最中は『はあ、さいでっか』みたいなかんじで、特に心が動かされることはなかった。
だがしかし、この本の思うつぼなのか、この本の特典としてついているアンガーマネジメント診断を受けてみると、どうにも腑に落ちない(そうは全く思わない、と答えたことに対し、あなたはそう思っているので気を付けましょうって判断される。)ことが半分くらい診断とされて返ってきたので、むむむ。
まあ、カウンセリングされたわけでもないし、そう受け取られるわけだな、と思って終わりにした。これがアンガーマネジメントってことなのか?
私は自分の事よりも他者を理解したいと思っているので、こういう本は1冊読んだだけでは偏りがでると思うので、機会があればまた別の著者の本を読むかもしれない。
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怒ることは悪いことではない。
ダメなときはダメなので必要に応じて怒るのがよい。
ただ、怒るということに対してマネジメント出来ていない
と、当たり散らしたり、必要ないときにイライラしたりと、
デメリットが多くなる。
そのためには、普通のコンサルティングと同じく、
現状分析(自分の怒りの特徴)
改善施策実行
計測
といった流れで、怒りを分析・理解して、
マネジメントしていくことが大切です。
ちなみに自分の怒りのタイプは上から、
威風堂々
用心堅固
天真爛漫
でした。当たってる気がします(笑)
【勉強になったこと】
・アンガーマネジメントとは、
怒らなくなることが目的ではなく、
怒る必要のあることは成就に怒れるようになる一方で、
怒る必要のないことは怒らなくてすむようになること。
・怒りは2次感情で、以下のプロセスを経て生まれるもの
①出来事にあう
②意味づけを行う
③怒りの感情が生まれる
・怒りは6つのタイプに分かれる。
どれか1つではなく、複数のタイプを持っていて、
それぞれに合った対策を打つことが効果的。
公明正大:
ぶれずに進む正義の人
博学多才:
潔癖な完璧主義者
威風堂々:
いろいろ任せたい自他ともに認めるリーダー
外柔内剛:
思いこんだら一直線
用心堅固:
勝てない勝負は決してしない戦略家
天真爛漫:
なんでも思いどおりに叶えたい自由主義者
・怒りを抑えるためには、常に主観、客観、事実の3つの
視点で見るくせをつけること。
・怒りのきっかけとなることを知るには、
記録し続けることが重要。
それをアンガーログといい、イラッとしたことに対して、
発生日時、発生場所、発生事象、
どんな気持ちになったか、数値評価
をつけ続けることが重要。
つけた結果を振り返り、怒りのポイントを知ることから始めること。
・アンガーマネジメントは心理トレーニングであり、
21日間のトレーニングを経て、改善が期待出来る。
・怒りはすぐ発生するわけではないので、
イラッとしたら6秒程度深呼吸して待ってみること。
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2017年、6冊目です。
本書によれば、怒りのタイプは6タイプに分類され、
そのタイプごとに処方が異なるということです。
怒りは瞬間的に生まれるものではない。
出来事との出会い→意味づけ→怒り感情の発生となる。若い時はこの構図が認識できていなかったが、年齢を重ねてくると、この構図が段々と分かってきた。
”怒り”は、人間をダメにする「三毒」の一つだと、お釈迦さまも解いておられる。
怒りのない人生はありえないが、制御できるかで人生が大きく左右される。
特に人間関係は、その影響を大きく受けますね。
これは私の拙い人生からも学んだことです。
因みに、私の怒りは、「威風堂々」タイプに分類されました。
このタイプの人の特徴と長所/短所はこんな感じです。
長所はやや違っているが、短所は、その通りだと思いましたね。
■長所
どんな状況でも気圧されることなく、堂々と自分らしくしていられる。
行動力があり面倒見もいい。そんな勝者の雰囲気から、自然とリーダー格として
周囲に認められ、自分でも周囲の期待にふさわしい行動で応えようとします。
■短所
自信過剰、自己中心的になりがちなところがある。
他人をコントロールすることにあまり罪悪感がないので、時に上から目線な言動で
周囲の人たちを威圧します。また、低い評価をされると意固地になってしまう傾向
があり、自分を理解してくれる人にしか心を開くことができないところも。
誰とでも難なく付き合っているように見えても、実は表面的な付き合いしかできて
いないことがあります。
■怒り方の癖
プライドが高いため、邪険に扱われたり、軽く扱われたりすると腹を立てます。
自分で自分を評価できる一方で、他人からの評価を必要以上に気にしすぎるところ
がある。
・自信過剰で自己中心的になりやすい
・プライドが高いため傲慢になりやすい
・自分は選ばれた特別な人間と思っている
・人から少しでも大切に扱われたいという思いが強い
・権利、義務、欲求を混同してしまう
■怒りの裏にあるキーワード
自尊心、自信過剰、支配力、プライド、勝者の視点、俺様、不遜
■改善トレーニング
それ(目の前で起こったこと)は「義務」「欲求」「権利」なのかを考えること。
ホンマに、短所はあたっとる。
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怒りの種類やくせをしることでコントロールしたいものです。やはり、6秒ルール、書き出しが重要なのでしょうね。
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「マンガでわかるアンガーマネジメント」を読んでいたので、すんなり入った。
どのように実践するか分かりやすく書かれていたので試してみたいと思う。
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実践ブックと謳っているが、うーんまぁ自分のパターンがわかって気をつけるポイントがわかればいいだけなんじゃないかと。アンガーログとか取るまでした方いいのかな。あまり必要性を感じない内容
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「怒ることが悪い」ではなく「怒る必要のないこと」を見極めて「怒っている状態」から回避するトレーニングができる本。よく整理されてる。怒りやすい人(ストレス社会になるほど増えるね)との対話で気をつけるポイントについても解説されている。
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アンガーマネジメント、直訳すると、怒りを管理するといったところでしょうか。自分の怒りを分析して、怒る怒らないの選択ができるようになるためのトレーニングについて書かれた本。
可もなく不可もなく……という感じです。ジャンルは全く違いますが、何となく女性向けの性格診断本を読んでいるような感覚になりました(何故でしょう?)
アンガーマネジメントについての解説にページが多く割かれていて、「アンガーマネジメントとは?」というところから始めたい読者には良いと思います。
本自体に問題があるというわけではありませんが、
私は図書館で借りて読んだのでコードが使えなかったため、本に記載されている簡易版でしか診断ができず、あまり参考にはならないと感じました(簡易版では自分のタイプしかわからない)。細かい自分の数値が知りたい方は是非ご購入ください、といったところでしょうか。
簡易診断(クイック診断テスト)でも自分のタイプを知ること(のみ)は可能で、私は博学多才タイプでした。
白黒はっきりつけたがるのもそうですし、優柔不断な家族に対して「早く決めてよ~」とイライラすることも自覚していました(笑)
物事はグラデーションで、白か黒かだけでは決められないことも、なかなか決断できない人がいるということも分かってはいるけれどイライラしてしまうこともある、ということで……。
あれ? 結局はどうしたら良いんでしょうか?
この本では「べき論」が怒りにつながっているよ、ということは教えてくれるのですが、それから具体的にどうしていけば良いのか、という点が「怒りを感じたら記録をとって後で分析する」というところに一点集中とでもいうのでしょうか、絞られてしまっているので、あまり即効性のある模範解答は沢山載っている感じではありませんでした。
アンガーマネジメントと聞いて、イラッとしたときにすぐに試せる方法が沢山書いてある本なのかなと思っている方がいましたら、この本はそういう趣旨ではないようなのでお気をつけください。
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有名な「6秒待つ」という部分だけだと、正直う〜む?と疑問符がついていたけれど、読んでみると、怒りの癖を上手にコントロールしようという第3章が具体的で分かりやすかった。精神論ではなく、取り入れやすい方法が例示されているのがよかった。
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なんだかここのところ怒ってばかりいる自分が嫌で読んでみた。「怒り」のタイプを知ることで、少し冷静になれた気がする。
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自分のタイプがわかって面白かった。
後半の対策トレーニングについてはやる気が起こりませんでしたが、本当に自分を変えたい方はトライしてみてもよいかもしれません。
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アンガーマネジメントの「ザ・教科書」的な本 アンガーマネジメントについての解説から実践方法まで詳細丁寧に書かれている。
が、詳細丁寧に書いてある分、実践の工程も多く、若干めんどくさそう…という印象も。
各ログのためのフォーマットも載せてくれていて便利そう&すぐに取り組みやすそうではあった。
怒りタイプごとに解説が書かれているので、自分の該当しないタイプは読み飛ばすことができたのも良かった点。
ただし、怒りタイプについて「そういうところあるな自分は!」と共感はしても、書かれている解決方法は取り入れたい所まではあまり響かなかった。。。
あと、自分のアンガーマネジメントをしたいのに、こう怒るタイプの人への対策はこれ、みたいなことまで詳しく書かれてあって、そのページは必要??と思った。
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職場でふとしたことにイラッときてしまう自分に気づいて「なんで、今自分はそのことでイラッとしたのだろう?」「こういう小さな怒りを防ぎたいものの、どうすればいいのか」と思ったのがきっかけで読んだ一冊です。
(Kindle Unlimitedで読めたからという理由もあります)
自分の怒りのタイプ・特徴を知ると同時に、こういう価値観があるから、こういうことであの人は怒っていたのかな?と考えられるようになりました。
自分の怒りのタイプ・特徴として「外柔内剛」「怒りの強度が強い」自覚はありましたが、「博学多才」の自覚はありませんでした。
「そうかな…?」と思ったほどです(笑)
ですが、最近新しいことを始めようと計画を練っているときに、完璧さを求めて行動に移せない自分に気づきました。
気づいたあとに、再度本書を読むと「この傾向あるな~」と自覚しました。
このように、診断に納得いかなくても、時間をおいてから再読することで自己分析に役立つ(可能性がある)1冊だと思います。
本書は「アンガーマネジメント診断」の簡易版「クイック診断」もあります。
心理テストのように気軽に取り組んで、友達や家族でちょっとした話題・きっかけにもできるかな~と思います。
アンガーログのやり方、それぞれの怒りのタイプ・特徴に対する対処法等具体的に記載されています。
フォーマットもあるので、取り組みやすいかと思います。
怒りの強度が強い自分は、まず落ち着かせるのを最優先にしているので「大丈夫」を3回唱えることを実践しています。
不安に思ったときも同様です。
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分かりやすくて実践的。怒る相手との対処方法、怒ってしまう自分を変える方法の両方に言及していて、とても良かった。同僚に読ませたい。