家庭での英語学習に役立つ
2020/09/27 23:57
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投稿者:はな - この投稿者のレビュー一覧を見る
英語を学ぶのではなく英語で学ぶを目指す、そのための方法を3歳頃から年代別に詳しく説明されています。おすすめ教材もたくさん掲載されています。
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SLAを基盤に、母語以外の言語の学習方法の基礎をまとめたあと、年齢別(3-18)のアプローチをまとめてくれている(途中から始める場合についても多数の言及がある。)
英語はもちろん言うまでもないが、学習ということへの示唆にも富んでいる。また、英語学習を網羅的かつ実践的に、非常にわかりやすくまとめている。良書!
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●1章基本
母語でない言語をまなぶsla
1.音から学ぶ。
・文字を音にする(無理に音を文字にはしない)
→フォニックスをマスターする
・カタカナを振らない。ローマ字も害悪
・IPA(発音記号)は中学生〜
2.断片ではなく塊で。
・文法などでフレームワーク学習を始めるのは中学生から(母語による理解)
→jprepでは中学生のうちに大学生までの文法を一気に学ぶ
・映像で塊で学ぶ:状況で理解する、自分なりに英語を理解する
・反復にはピクチャディクショナリー
(PD:大きな絵に様々な事物と英単語が印刷されているもの)
・単語定着には、いくつかの単語を元に文を作るとか
3.英語「で」学ぶ
・clil:言語統合型学習
・cbi:コンテンツベースの指導法
…英語でディスカッション、プログラミング、物理の基礎などを扱う。
→本当に知的好奇心を刺激できるか?
→それは本物(authentic)か?
・本当の語学力を測定するCEFR(セファール)
→大人の英語力はB2。
・文法はこれから評価の1つに過ぎない。どのような課題を達成できるか、発音は、伝えたいメッセージは(SLA)
・二言語扱えるようになるのは、脳内にosが2つできるようなもの。→メタ言語意識が形成される。:国語にも波及効果が。
・大人が学友になれ
●2章実践
・ロードマップ使える!
・言語理解には音の大量のインプットが必要だが、それが理解可能でなければ意味がない
・学習者のモチベーション
→自己決定理論(self-determination theory)がヒントに。
「できるという実感、学習への意志選択、学習環境との適切な関係」
★中高生からのまなびは、文法による明示的知識によるレバレッジをかける。ただし、文法はあくまで補助手段で、音と映像、を確保する。
・まずはフォニックスを徹底
・シャドーイングが効く。音で、さらには映像で。
…英文を指差しながら/解説は全てわからなくて良い、なるべく英語を英語のまま/必ず振り返りする。わからない単語、不明な文法は調べる、聞く
…コンテンツは、概要を理解してからやることで効率を高める/同じコンテンツで繰り返す(30秒程度を色々なアプローチで/ものまねする、なりきって声を出す
・本を一冊読み切る
・ライティングは、間違いを気にせず書く
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第二言語習得のために世界的に一般的な事実をまとめて解説し、子供が英語を習得するための実際的な進め方を、具体的に教材を挙げて、例示しています。最大限実践的に書こうとされているのが分かり、よいと思います。英語力の乏しい親の元では、英語に触れて育つことができず、英語力が育たないという悪循環が生じがちで、それを何とか打破できないかと思いながら、読みました。phonics学習はいくら子供でも飽きがきそうで、それを飽きずに楽しく進める方法に関して、もう少し解説が欲しかったです。
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Cultivating Intelligence through Language Acquisition:
Practical English for Developing Children
https://www.diamond.co.jp/book/9784478102374.html ,
https://j-inst.co.jp/ ,
http://jprep.jp/kids/ ,
http://jprep.jp/sunnyside/jp/ ,
https://booksdiamond.wixsite.com/childenglish
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子どもにどういう風に英語に触れさせるか?の参考に。
まずphonicsから触れる。音で学ぶ。和訳はせず英語のまま理解する。簡単そうに書いてるけど実践はかなり困難そう。
一番大事なのは、親世代が受けてきた英語教育は完全に間違いだから、自分がやってたようにさせるのは絶対ダメってことかな。自分はそんなに勉強してないからいいけど。
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一概にすべての人に当てはまると思えないことですが、一部の人には当てはまると思います。英語ができれば、他の言語も習得しやすいとかはその一例で、国語力が総じて高いということなのでしょう
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フォニックスの重要性とか英語学習する上でのポイントが、よくわかった。そしてやっぱり学問に王道なし、(少し意味が違うかもしれないが、よりよいやり方はあれど、簡単に出来るようにはならない)であることも分かった。
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アルファベットの音の読み方に、アルファベット読みとフォニックス読みの2種類あるなんて、知らなかった!上手く発音できるわけないじゃないか…。学校の先生はどうして教えてくれなかったんだろう?私が覚えてないだけなのか。
語学は文字や文法からより音から、というのは同感。日本語に翻訳して考える私の学生時代の学校の教え方に、私も違和感を感じていた。
私は大阪出身で、現在首都圏在住だが、みんなが関西漫才を見ているとき、頭の中を関西風にして見ていると思っている。そうでなくては瞬間的に笑えないから。英語を話すときに英語で考えるってそれに似たことじゃないのかなぁとずっと思っていた。この本の中で著者がそれを説明していて、やっぱり!と思って嬉しかった。
もっと概念とか文化とか状況とか、そっちも一緒に教えないと上手く話せないよね、本当は。言葉って気分とか、ニュアンスにくっついてるもの。
家庭でどのような姿勢でフォローしていけば良いのか具体的でわかりやすく書いてあるのが良かったです。
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Phonixの重要性がわかった。Contextの中で英語を、「勉強」ではなく自然に学習させるのが重要。
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子どもの英語力をどう維持するのかに興味を持って、読んでみました。
読みながら、なぜ自分が英語ができないのかがよく分かる(笑)
なぜなら、間違った英語勉強のアプローチをしていたからか!
まぁ、それはともかく、具体的な勉強法だけでなく、お勧めの本・教材リストがあるのがとても助かります。
とてもいい本で、アメリカで過ごした子供が現地で自然に学んだ英語のアプローチにも近かったので、
とても納得感があります。
ただ、ここに書かれた内容を愚直に(海外経験のない)子供に与えるのは、
親の相当の時間と労力が必要で、
専業主婦でも(子供が複数いれば)結構大変。。
結果、家事を誰かに任せることができる裕福な人か、
英語塾に行かせるしかない…みたいな結論になりそう。
それだけ英語を習得するのは難しいってことなのかな。
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語学は本人の「話したい!」という気持ちがマックスになったときに取り組めば遅い早いは無いと考えていて、「がっつり勉強!はさせる気ないけど、苦手意識が芽生えない程度に親近感を持たせてあげたいね」という話をしていた。
現在娘4歳。親が好きな洋楽や洋画を一緒に聞いたり観たり、童謡を歌ったり、英語の絵本で美しい韻を感じたり。ベネッセから送られてくる体験DVDで踊ったり。そんな感じで英語に、あと少し私の趣味の中国語に、触れてきた。息子も1歳を過ぎ、少し英語教育について知識を入れ直したいと思い手に取った本書。
「まずは日本語でしょという親」という言葉にドキッとした。私自身、幼児期は「あなたが話している言葉や触れている文化は世界のほんの一部で、世界にはいろいろな言葉を話したりさまざまな文化を持つ人、地域、国があるんだよ。」ということを認識するくらいで十分で、そのためのツールとして英語や趣味の中国語を生活や遊びでたまに取り入れたら良いかな。まずは日本語でしょ!と考えている。
日本語でしょ!と思っている反面、英語もかじっとこ☆くらいのノリ。こんな中途半端ならいっそ英語を取り入れない方が良いのか⁉︎
英語との距離感を考え直すきっかけをもらった。もう少し真剣に考えてみよう。2019/11/14
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イェール大学で博士とって研究者していた人が英語塾で教えている子供向け英語学習法について書いた本。
科学的根拠に沿った方法らしく信頼度高め。「日常会話レベルでは子供のためにならない。」って言葉が印象的。それくらいなら、子供の貴重な時間を他のことに使ったほうがいいとのこと。英語で知的な作業に取り組めるレベルを目指すべきってことらしい。
ピクチャーディクショナリーってのを推してるみたいやから、まずは子供くんに借りてみようと思う。
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子どもが小さいとき、小学生、中学生…と、成長過程に沿った学習法が提示されている。英語学習を始める年齢によってもアプローチが違うため、いくつの子どもを持つ親でも勉強になる一冊。フォニックスの重要性も記載されている。
よくわからないけど英語を子どもに教えたいなという人は、購入して何度もたまに開くとおもしろいと思う。
個人的には、英語に触れながら遊べるおもちゃのオススメがおもしろくて、実際に購入しようかなと感じた。
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英語だけでなく、独学で何かを学んだり考えたりする総合的な能力
つまり知力を高められる
最適な語学学習は年齢によって変化
文字より音
断片ではなくかたまり
英語をでなく英語で学ぶ
外国語マスターには継続が不可欠
英語学習で論理力がアップ
外国語を学ぶことでこれまできずかなかった日本語のルールに気づく。文章や事象をロジカルに把握する力が身に付くあらゆる局面で強い味方となるのは
言葉を正しく使って論理的に考え的確な言葉で表現すること
3ー6歳
遊びこそ最高の学び場
勉強しようと言わない
いちいち日本語に言い換えない
リンゴってAppleかなと気づかせる
音と映像をメインに
学ぶのは3歳くらいでいい
動作で身に付く
読み聞かせ
フォニックス体験
小学生
英語ができる、得意という自身を育てる
音:文字の比率
幼児期は9:1
徐々に7:3、6:4にしていく
小学生までは音に関する感受性が鋭いので
耳の学習の方が効率が高い
フォニックス取り入れてみる
10歳までは日本語で英語を学ぶことは不要
まともな英語塾を選ぶ7つの基準法も参考になる
英語力
自分の頭で考え学ぶ知力
他社に貢献する力
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英語力だけが重要なわけではないというのは賛成。
あとは年齢毎に学習のさせ方が変わっていくところは参考になる情報だったが、基本的には楽しんで自然に学べる環境が重要だということ。