変動金利が有利であることを分かりやすく説明
2024/09/05 22:38
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投稿者:UMA1001 - この投稿者のレビュー一覧を見る
住宅ローンの借入額は年収の7倍までが青信号、7~8倍が黄信号、8倍以上が赤信号
ボーナスは変動する可能性があるので返済に苦しむ可能性あり
固定金利と変動がひっくり返るには利上げが6回必要
住宅ローン返済中にバブル並みの好景気が来ると思うなら固定金利にすれば
長プラ連動の変動金利は危険、長期金利に連動するので金利が上がりやすい
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・ローンは年収に対する返済額の比率「返済比率」で借入額が適正かどうか見極める。また返済額は実際より高い金利3.0%〜3.5%で計算する必要がある(変動金利の場合は高くなるかもしれないので、高くなった場合でも大丈夫かどうか)
・一般的に返済比率が35%以下なら問題ない。35〜40%は少し厳しい。40%以上は赤信号。
・著者は返済方法は元利均等払いの方がオススメ。元金均等払いは繰り上げ返済している状態。金利総額の差は9万円(元本3500万円)
・団信には大きく分けて四つある(健康、不健康、がん、全疾病)
・ガン団信はつけておいた方がいい
・変動金利は基準金利から引き下げ幅を引いた金利が適用されて、引き下げ幅は借入時に決まった利率から完済時まで固定
・変動金利にも大きく4つあって、3つは短期プライムレートに連動。残り1つは長期プライムレートに連動。長期プライムレートは金利上昇リスクが高い。
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これは分かりやすい。家を買うべきかそうでないか、住宅ローンはどう借りるべきか、団信は
つけるべきか否か、住宅に関わる問題に明快かつロジカルに解説している。家をすでに買ってしまった身としては、もったいなかったなーと後悔させられる箇所が多々あったが、それでも読んで良かったと思える本
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筆者は変動金利をおすすめしている。
固定金利と変動金利の差額を資産運用を回すことによって、返済額以上のリターンを得られるとの試算から
これからは緩やかなインフレになるだろうから借入期間はできるだけ長くするべき。
1%の金利下落で不動産価格は20%上がる。
一般的に返済比率が35%以下なら審査通る。
40%を超えると通らないことが多い。
年収倍率は、7倍が青信号、8倍以上が赤信号
元利均等払いのほうがお得。
元金均等払いの本質的な意味は「毎月繰上返済するのと同じ」であるから。
基準金利は「短期プライムレート+1%」の銀行が多い
短期プライムレート=最も返済能力の高い法人顧客に対して、短期間に貸出する金利。
0.5%以上の金利で住宅ローンを組んでいる人は借り換えメリットが出る可能性がある。
0.3%台がザラにあるから
連帯保証の場合住宅ローン減税のメリットを一人分しか得られない。
ペアローンや連帯債務だと二人分。
元利均等払いの場合、最初の10年で支払う金利はほぼ半分。そのため最初の10年の金利をいかに低く抑えるかがポイント
8.5%の高金利が住宅ローン返済中に3回来て初めて変動金利が固定金利を上回る
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読み始めは正直そんなに参考にならないかも…と思いながら読んだけど思いのほか「そうなんだ!」があった。
住宅ローンはどこが良いのか、申し込みの準備などなど、結論キャッシュで払うより住宅ローン使おうと思える内容だった。
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既に住宅ローンを借りているが、それでも十分に勉強になる。今の選択がどうなのか、借り換えはすべきか、変動が有利じゃなくなるケースとは、など様々なステージの人に勉強になる。
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住宅ローンを組むにあたって、ハウスメーカーの担当やFPさんのオススメになぞりながら話を進めていた中で、これではまずいと思い手にとった1冊。
何故変動金利の方が良いのか著者の考えが理由も入りながら書かれていたのがよかった。
私のメーカー担当は金利が今後上がる可能性があるため団信の加入には後ろ向きの提案であったが、この本には確かに金利は上がるが月々払う追加料金と団信の内容を比較すると加入する方がメリットが大きいと記されているため、妻と再度相談するきっかけになった。結果、加入することに納得して審査を受けることになったのは良かった。
ローンのことだけではないが周りのオススメの提案の上で決めていくのではなく、自分で分からないことは調べてみる。ネットは手軽だが情報が溢れかえって逆に分からない反面、本はその著者の考えがじっくり書かれているので、自分の価値観と照らし合わせながら読むことが出来ると改めて感じた。
読書って大切。知識を得るって大切。そう感じさせられた本でした。
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タイトルから主張がハッキリしているので、分かりやすい。勿論、世の中には固定金利という選択肢もあり「固定」を選択する人は情弱、と決めつけられる訳ではないので「人による」というのが結論にならないとおかしいのだが。
より具体的に著者の主張を整理すると、「家は賃貸ではなくて買うべき」「住宅ローンはできるだけ組むべし」「その際の金利は変動が良い」というコンボだ。その詳しい理屈の解説が為になる。
インフレ下の利上げで変動金利が変わり、不安を抱える人も多いのではないか。そんな中で、日銀の低金利政策が一気に変わることはないと安心させてくれる著者の考えは一読しても良いかも。他にも、住宅ローンの審査方法など。
家を買わない方が良いとか、今から住宅が余るのだから待つべきだとか、多様な考えがあるだろうから、結局は、欲しいか欲しくないか。その前に買えるのかどうか、ローンが組めるのかどうか、という問題もあるので、判断に迷う人や結論に安心したい人向けだろうか。
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「物価高騰や人口減で家は買うのは損」とネットで蔓延っているが、この本を読んで家を買うこの見方が変わった。
支払える範囲でローンを組めるなら家を買っても良いのかなと思える本だった。
ネットの情報を鵜呑みにせず、自分で情報を探し身につけることが大切だと思う。
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「失われた30年」と言われたデフレの時代からインフレの時代への転換期。賃金や物価、金利が上昇傾向な中、住宅ローンの重要性も増している。インフレ下では、現金ホールドは損、借金の相対的な負担も減る。
こうした社会情勢下であるものの金利の上昇は人口減などにより限定的であり、その前提においては住宅ローンの積極的な活用を推奨している。具体的なシミュレーションにより変動金利の選択を推奨。また、住宅ローンのお得な制度(住宅ローン減税←金利0.7%までならむしろ儲かる仕組み、団信←通常の保険の半値)の有用性にも触れている。
また、余剰資金は繰上げ返済や現金ホールドではなく資産運用を推奨(アメリカ株は今後の経済成長や人口増もありオススメ、とのこと)
以上のように通常の住宅ローンの概要に留まらず、具体的なシミュレーションを通じてスタンスまでしてしてくれているのが大変参考になった。
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とても丁寧に論理的にタイトルの事を教えてくれています。参考になります。
個人的にも、古いタイプだから借金なんてよくないと思っていましたが、私もFPの人に相談したら、この本の方と同じような事を言われました。
いまでは、こちら派ですので、投資してこれからの資金を貯めていけたらと思っています。
勉強不足で、ちょいちょいわからないこともありましたが、アメリカS&Pに投資した、過去40年かけた額より運用額が下ったケースは一度もないのには驚きました。
変動金利派の人は背中を押して貰うのに良いかと思います。