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  3. 山形浩生さんのレビュー一覧

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    体が硬い人のための柔軟講座 (NHKテキスト 趣味どきっ!)

    体が硬い人のための柔軟講座 (NHKテキスト 趣味どきっ!)

    中野 ジェームズ修一 (講師),日本放送協会 (編集),NHK出版 (編集)

    5つ星のうち 4.0 レビュー詳細を見る

山形浩生さんのレビュー一覧

投稿者:山形浩生

37 件中 1 件~ 15 件を表示

有用で読みやすい。日本版での追加章もうれしいぞ。

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

 企業価値を高めたいと経営者ならだれしも思ってはいる。が、いざ実践となるとむずかしい。雇用だ利益だ社会貢献だリストラだとあれこれノイズがあまりに多く、おかげで迷走しているとおぼしき企業も少なくない。

 本書はその常識を、とても理論的かつ実践的に説明した本だ。

 企業の価値といっても、本書は株主価値、つまりは株価だけしか考えない。この点は、読者として留意が必要だ。その株主価値を核に、本書は明快な企業価値の考え方を通覧してくれる。第一部では、企業の戦略が企業価値にどう影響するか、その際の判断指標、さらに実際に企業価値を高めるための経営方針を述べた概論とケース群。第二部では、個別の指標の理論と実際の計算方法。そして第三部は、それを個別に適用する際の、細かい懸念事項(会計原則の国際的な差等)を扱う。

 本書をまともに理解するには、それなりの予備知識が必要だ。DCF法とCAPM理論、財務諸表についての知識は必須。一応、ざっとは説明が載ってはいるけれど、あくまで復習用だな。そうした知識がなくても、第一部は企業戦略を考えるための読み物としておもしろいし、考え方や見方も漠然とは理解できる。でも本書のキモは、それを漠然とではなく、具体的に数字で詰められるようにしてくれる第二部以降の話ではある。他の本で勉強しつつ何度か読み返すといいだろう。実務レベルに達した人にも、必ず参考になる部分がある。評者の場合はリアルオプションについての説明が非常に簡潔で有益だった。

 アメリカではすでに標準的な教科書だ。翻訳もすっきりと読みやすいし、日本企業の評価に関する章が追加されているのもありがたい。ただ日本企業は歴史的に、本書のような企業価値だけを目指してはこなかったのだけれど。今後それはどうあるべきなんだろうか? 今後の日本企業の「価値」とその位置づけを考える出発点としても、本書は有用だろう。

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ぼくの原点の一つ。

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

 インド・ネパールのバックパック旅行入門書。むかし、中学時代に近くの玉川図書館にあって、受験勉強をしに図書館にいっては、むさぼるように読んでいた。ぼくに影響を与えた本の中で十指に入る。

 といっても、必ずしもすごい名著ってわけじゃない。いま読むと、ちょっとインドをロマン化しすぎている感じはする。でも、中学生のぼくには、すごく新鮮だった。こういう、おのぼりさんじゃない旅行があるのか。こうやってぜんぜんちがう世界に体一つで入っていくような、そんな旅行があるのか。いつか、いつか、ぼくもこうやってインドに行ってみたいなぁ。退屈な受験勉強のあいまに、ぼくはこの本を何度も読みながら、ずっとそんなことを思っていた。
 そして見開きで必ず入っているイラストが、ずいぶんと想像をかきたててくれた。こうやって、手でカレーを食べるのか。こんな神様がいるのか。歩いて国境をこえるなんてことができるのか。そしてこの短い本の中で、著者は一応、インドの生活から社会構造、宗教や世界観まで、とてもうまくまとめている。列車ののりかた、ごはんの食べ方、トイレやタバコやハッシシのことも説明している。いいなあ。こういうぜんぜん別の世界があるんだ。この本だけは、同じたなの周辺にあった、ふつうのガイドブックだの犬養道子のハイソぶったスノッブな欧米かぶれ説教本とはまったくちがう光を放っていた。

 その後5年ほどして、タイを皮切りにあちこち旅行するようになったのは、まちがいなくこの本の影響だ。タイ、韓国、ペルー、香港、ベトナム、ボリビア、カンボジア……。あちこちまわりながら、いつかインドにいかなきゃ、ネパールにいかなきゃと思いつつ果たせずにいる(仕事以外では)。そしてこの本も、いつか自分で買おうと思っていたのに、出版社がもうなくなっていたみたいで、あるときぞっきでたくさん出ていて、それもぼくが買う前にすぐに消えた。いまぼくが持っているのは旺文社文庫版だけれど、それももう絶版だ。惜しいな。初めて読んでからもう20年以上。もう玉川図書館にもないんじゃないかな。残念ではあるけれど。でもどこかで見かけたら、読んでみてほしい。

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勉強になります

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

Namazuからはじまって、PostgressSQLやPHPまで、非常にてぎわよく、
わかりやすく、しかも読者をなめずに書かれていて、とっても実用的な一冊。
それもそのはず、著者は、あの好著「らぶらぶLinux コマンドバージンの
ためのシステム管理」の西村めぐみ。専門的になりすぎず、
しかし簡単すぎてディテールが欠けるようなこともなく見事なバランスを保っています。

「Namazuのパッケージを使うには、ちょっと古いnkf171を使わなくてはならない」などの、
細かいがゆえにつまずくとなかなか答のわからないポイントへの目配りもえらい。立派です。

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え、まだあるなら即買い!

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

 これはしばらく前にせりか書房から新編が出たはずだけれど。でも、内容的にはこの旧版に2編ほど足しただけで、本としての主張はまったく同じ。コンパクトで持ち運びやすい分、この旧版のほうが個人的には好き。

 古代中国における、知識人というのがどういう存在だったかを描きだした名著。孔子も、韓非子や各種諸子百家という人たちは、いまでいえば国家経営コンサルタントで、各国の王さま(皇帝)にとりいって、いい加減な提言をしてたんだけれど、かれらの位置づけは、博覧強記でレポートを山ほど書けていつまでもべらべらしゃべれる、変な芸人の一種、つまり滑稽(ピエロ)だった! 現代のコンサルや知識人の意義をも暗に問い直す快著。この旧版が残っているなら、すぐに買え。1300円! 安い!

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道化コンサルとしての古代中国思想家たち

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

 孔子とか孟子とか、漢文や歴史の授業で出てきた諸子百家の人たちは、ふつうは哲学者や思想家だと思われています。でも、実際にはかれらは、諸国の皇帝に国の運営手法を教える、国家経営コンサルタントでした。礼も法も、すべて国家経営手法で、いまのBPMやリエンジニアリングと同じことだったのです。

 さらにこの経営コンサルたちは、一方ではひたすらベラベラしゃべりまくるだけが能の、なんとピエロの一種でもありました。

 本書はそういう新しい光で古代中国の「思想家」たちを見直した名著です。そしてそこから、古代中国の宇宙論や世界像まで浮かび上がってくるのはひたすら見事。漢文の授業に退屈したあなた、そしていまコンサルタントとして活躍している(あるいはそれを雇っている)あなた。コンサルを見る目が変わりますよ。

 なお、解説全文が以下にあります:

http://www.post1.com/~hiyori13/other/kokkei.html

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「識者書評」への苦言と、新たなインターフェースへのヒント

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

 上の「識者」書評に苦言を申しておきますと、まずアニミズムの伝統を持つのは日本人に限ったことではなく、世界中にあります。さらにですね、生活用具はさておき山河草木には生命があるんだから、そこに生命を感じるのはあたりまえで、そんなのはアニミズムでもなんでもございません。無意識のうちにそういう誤解をしてしまうこの「識者」の自然観というのは、なかなか興味深い物であり、もはや自然に生命があることさえ忘れた無神経さに妙なナショナリズムが結びついた、現代日本人の症例として貴重だとはいえるでしょう。

 この本そのものには、日本人がどうとかアニミズムがどうとか、そういうタコなことは書いてありません。きちんと実証的に、人がいかにメディアを人間扱いするか、というのを証明している、すばらしい本です。「たまごっち」や「ポストペット」や「どこでもいっしょ」が、いかに見事に人間心理のツボをついていたかが、本書の数々の実験からもよくわかります。そしてそれをもとに、今後のHMIにどういう可能性があるのかを考えるとき、本書の持つ意義はいやがうえにも高まります。が、この著者たちをマイクロソフトが後押ししているというのは、実はかなりこわいことかもしれません。それにやられないためにも必読。

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紙の本トルネイド・アレイ

2001/06/26 22:01

本文も訳も、解説も装丁もまとめて見事

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

 訳者が清水アリカに加えて、想定が大竹伸朗、さらに本文よりたぶん長い解説を椹木野衣が書いている。

 バロウズの本文は、ぶっきらぼうさと唐突感がとても不思議な読み心地だし、作品はどれも短くて、「バロウズにしては」という保留なしで読みやすいものばかり。また、椹木の解説は、「ノイズ」をキーワードにして、バロウズばかりか清水アリカと大竹伸朗までいっしょに料理してしまおうという欲張りな文章で、しかもそれが成功しているというオドロキの力業。椹木の文は別に特に好きでもないけれど、これだけは手放しでほめられる。というわけで、とってもお買い得です。値段も安いし。

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いまのビジネスマンだって読め!組織と経営の本質を学べ!

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 名著のひとこと。全編、冗談づくしのような書きぶりで、さらに翻訳がそれを見事に活かしきっている。でも、書かれている内容は非常に深い洞察を含んでいて、あなどれない。表層の冗談を見通して深い本質を見抜く目があれば、ビジネスや経営や各種組織論のエッセンスを学びとることもできる。かつてはビジネスマン必読書の一つだったそうだけれど、いまのビジネスマンだって読め!

詳しくは以下の URI 参照。

http://www.post1.com/home/hiyori13/cut/cut199804.html

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歴史と唐の「長安」を見る目が変わる一冊

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 このシリーズすべてに共通するのが、シナの歴史とその中の人々(あるいは同じことだけれどその記録)がいかにいくつかのステロタイプ的な型にはまっていたかという指摘で、時にその型を破り、新しい(野蛮かもしれないけれど)エネルギーを歴史に持ち込む人々と、そのエネルギーがほどなくまた次の型として、力を失ってゆく歴史を大室は繰り返し描く。

 本書では、李淵による唐の成立と、その後の則天武皇による短い支配の期間における長安が見事に描き出される。特に後半の、則天武皇の仏教原理と、ゲシュタポ活用による恐怖政治を使った統治の部分は圧巻。

 できればシリーズ最初の「劇場都市」から順に読み進んできて欲しいけれど、本書だけでも十分におもしろい。中国史のイメージが一変することうけあい。

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紙の本TN君の伝記

2000/07/31 01:45

これを読んで、民主主義を考え直そう。

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 これは単なる「立派な人がずっと立派でした」的ガキ向け伝記ではなくて、むしろTNくんという人を中心にして、明治の社会、民主主義の成立、そしてその中での政治的かけひきと挫折、までを描ききった、本当に考えさせられる名著。これを読んで、みんな民主主義を考え直すべし。

ちなみにぼくの考え直した結論は以下参照のこと。


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街と地域の失われた総合性を求めて

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以下を参照のこと。

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IMF/米財務省の硬直方針を批判する、率直な内部告発の書。

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アメリカ財務省とIMFが、硬直した方針を途上国に無理に押しつけてまわったために、多くの場合には途上国の問題が解決するどころかさらに悪化し、このために各種グローバリズムの問題と称されるものが出てきたのだ、と指摘する良書。世界銀行の主任エコノミストという立場にあって、各種の「経済支援」や政策決定にたずさわり、同時に政治的なかけひきを廃した(ある意味で大人げない)率直さで、純粋な経済学者として、IMFなどのまちがいをわかりやすく解説してくれる。

読みやすく、わかりやすいし、また翻訳も鈴木主税の堅実な訳で文句なし。通俗的な反グローバリズム主義者たちも、是非本書を一読してほしい。本当のグローバリズムは、人々を豊かにして、世界中を向上させる。問題はそれをどうやるか、ということ。それが本書を読むとよくわかる。ただ、それを正しい方向に変えるのはなかなかむずかしい。でも、目指すべき方向は本書に示されている。もちろん、安易な市場万能グローバリズム翼賛主義者も熟読すべし。

なお、本書の内容の要約にあたる文が、以下で読めるので、要点を知りたい人はどうぞ。

唯一の欠点が、解説と称する駄文。「おれもスティグリッツと同じ主張を昔からしていた」と称する自慢がだらだらと垂れ流されるだけ。グローバリズムの問題点という本書の中心的な問題意識はまったく無視されて、スティグリッツの主張が散漫につまみ食いされるだけ。スティグリッツのなんたるかについても解説皆無だし、本書の持つ意義についての考察もまったくなし。「IMFは硬直しているが、日本の財務省も同じように硬直している」って、それがどうした。解説には、テレビで名を見るタレントひょーろんかなんかじゃなくて、きちんと解説できる人を起用してほしい。

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紙の本ディフェンス

2001/01/04 16:35

ことばのてざわり

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

 いくつかの文学全集に入ると言われつつ入らず、やっと1999年になって邦訳刊行となった、ナボーコフ初期の出世作。記憶のひだをねちゃねちゃとしたことばで組み上げつつ、だんだん主人公を記憶と現実の区別のつかない世界に追いやって発狂・自殺で詰んでしまう。ストーリー展開とかモラルとかは全然関係なく、ことばの手触りがわかる人だけに理解されることでしょう。ぼくは好き。訳も繊細ですてき。

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こんなところが日本にあるのか!

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 わあ、すごい。こんなところが本当にあるんだぁ! という感じ。いろんなところの地下空間や巨大インフラを撮った写真集。無数の蛍光灯に照らされた廃坑、核燃料施設、ウドの栽培洞窟、その他見ただけではなんだかさっぱりわからないもの。写真そのものは、あまり技巧が感じられなくてフラットに撮られているけれど、被写体の異様さで圧勝。

全部で100点くらいの写真で、巻末には場所の解説つき。買い、でしょう!

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緒川たまき『1997』

2000/07/31 02:48

流れまくるドイルの写真。

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 クリストファー・ドイルの流れまくる写真は魅力的。女好きのクリストファー・ドイルらしい執着がよく出ていていいなあ。緒川たまきも、とてもきれいに撮れています。この頃はまだピチピチだし。
 ところで撮影場所として挙がっているClub24は、Club64のまちがいです。

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