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レビューアーランキング
先月(2017年8月)

ブランカさんのレビュー一覧

投稿者:ブランカ

12 件中 1 件~ 12 件を表示

紙の本大人のための勉強法

2001/02/01 20:23

ぼくのお勉強

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

 まんぷく。おいしかった。
 ぼくは、これまで俗に言う HOW TO 本なるものが大嫌いで、一冊も読んだことがなかった。なぜかと聞かれるとわからないが、強いていえば「人にとやかく言われんでも、自分でより良く生きてやるわい。」という、プライドがそうさせていたのだろう。
 今回、この本を手に取ったものの、正直、少し悩んだ。旅の片手間に読む本として、たまたま他に面白そうな本が見あたらなかったから手に取ったようなものである。
 しかし、今考えてみると、それこそが巡り合わせ、邂逅という奴であろう。
 本著には、著者の専門である心理学をはじめ、様々なアプローチで効果的な勉強法が述べられている。
 何も、「大人のための」と銘打たなくても、子供でも十分理解できる平易な文章と、人生全てのスパンにおいて必要な智恵が凝縮されている。
 もしかすると、勉強を忘れた大人への皮肉もこめられているのかもしれない。
 一読し終えた後の満腹感はたまらない。
 ぼくは、頭のいい人間であり得るのか?
 そう、自問自答しながら、これもメタ心理学かな? と一人笑った。

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一夢庵風流記

2001/02/25 23:56

胸のすく思い

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

 読後の爽快感、満足感は何ともいえないものがある。なんと魅力的であろうか、この男は。自分の周りにはいない、というよりいるわけがない。こんな男がいれば、自分はどうなるであろうか。惚れに惚れながら、自分の卑小さに懊悩するのではないか。それとも、遠ざけようとするか…。そんな男である。前田慶次郎は。
 また、今の世には生きられぬ男だといえよう。いい男にはいい男が集まるのか。慶次郎の周りには、ぞろ魅力的な男達が集まる。この時代のいっぱしの男達は、皆このようであったのか。
 隆慶一郎氏の書き出す男を、私が魅力的と感じ、そういう生き方をしたいとあこがれを抱くのは、そういう男が実在し、それにあこがれを抱くという日本の男の血がそうさせるのであろうか。
 正直、そうであってほしい。日本という国に誇りを持てるならば、それは、このような男達を生み出した地であるという誇りであり、それにあこがれる自分も、また「男」でありたいと願うことである。前田慶次郎の魅力は、そのまま日本の魅力となるのかもしれない。

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死ぬことと見つけたり 上巻

2001/02/21 23:43

男の生きざま

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

 理想とする男の像が、私の頭の中にはあった。
 それは、読後の今でも変わったわけではない。
 しかし、自分の「理想」を越える男の姿がそこには描き出されていた。
 作者の隆慶一郎氏は、わずか5年の執筆生活しかおくらず、急逝された。時代小説の一陣の風であった。
 彼の描く男たちはどれも魅力のある者ばかりだ。
 この小説の登場人物は、「死んで」いる。
 本当に、死ぬシーンから始まるのだ。
 この死人こそが、想像の範疇を越えた、男であった。
 多分、今、自分の仲間内に、このような男がいれば非常にやっかいだろう。
 だがしかし、それにもまして、狂おしい羨望の念をその男に抱くことだろう。
 世の全てに、無頓着で生きていけるのだろうか。
 いや、そもそも、「生きていけるかどうか」なんて、その男は考えないのだ。
 本当にやっかいな話である。
 私の「理想」の男像は変わらない。
 だが、私の「理想」の男は、この死人を「理想」として追うのだろう。

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死ぬことと見つけたり 下巻

2001/02/21 23:43

生と死

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 「死ぬことと見つけたり」とは、有名な葉隠の一説である。
 とはいえ、私自身葉隠は読んだことはない。
 ただ、日本男児のあるべき姿として昔、愛読されていたとか、そのようなことしか知らない。
 だから、私にとっての葉隠の導入はこの小説になる。
 もちろん、この小説は葉隠の解説書でもなんでもない。
 しかし、その生きざまは、葉隠にかかれたものだろうと思うのであるまた、作者隆慶一郎もそのように考えた男を描いているのだろう。
 しかし、むちゃくちゃである。
 だが、魅力的である。
 上巻の書評にも書いたが、自分の身近にこんなやつがいたらと、ぞっとする反面、きっと、あこがれと嫉妬と羨望の入り交じった感情でその男とつきあうのだろうと、そう思う。
 誰だって死ぬのは怖いはずだ。
 昔の武士の腹切りだって、怖かったはずだけど、プライドがそうさせたのだろうとぐらいに考えていた。
 誤りであった。
 多分に、この小説に書かれた人物は実在したであろう。
 我々の祖先はこんな男達がいたであろう。
 それが、私を身震いさせ、喜ばせた。

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紙の本詞人から詩人へ

2001/02/21 23:43

観念の世界へ

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 言葉には言霊が宿るのだ。それは、古く、東西全ての世界でいわれてきたことである。言葉には「力」がある、と言い換えてもいいだろう。
 この本の著者、宮沢和史は知る人ぞしる「THE BOOM」のボーカルをつとめるアーティストである。もちろん、彼のつむぎだす歌詞は様々な音と絡み合い、音楽としてわたしたちに届けられている。何年か前に「島歌」で爆発的なヒットを見せたといえば、おわかりの方もいるかもしれない。
 彼は、売れるための曲を作らないアーティストである。ただ、その興味の向くままに様々な音作りに挑んでいく。この書もまた、そういう、宮沢和史の姿勢が感じられるものだ。
 詩というものをなめてはいけない。ただ、闇雲に語を並べればできるもの…だったりもするし、そうでなかったりもする。言葉は遊ぶものであり、思いを込めるものであり、単なる記号だからである。
 彼の選んだ詩は、千差万別でありながら、一脈通じるところがある。そんな言葉達であった。同じ、言葉を生業とするその詩人達に、共感を覚えるようであり、郷愁を覚えるようであり、戦いを挑むようである。
 己の中にも、いつしか、同じ感覚が宿る。
 言葉には言霊が宿っているのである。

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心意気!

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

 男には、美学がある。
 大工は、その美学を形にしたようなものだ。
 筆者の前場幸治さんは生粋の大工。父も、祖父も大工であり大工界のサラブレッド(?)といったところか。
 彼の語る言葉には、人生経験と、その大工としての力量からくる重みがある。彼の語る言葉は、我々職業人にとってプロフェッショナルとはいかなるものかを教えてくれる。
「負けじ魂がなきゃいっちょまえになれない」
「腕が良くったって人格を磨かないといけねえ」
「木組みは人組み」
 自分の生み出すものに誇りを持ち、圧倒的な自負心が経験と技術に裏打ちされて、そこにあらわれている。
 仕事を通じ、そこに自分の人生が浮かぶ。自分を磨くも、生かすも、全てが密接に仕事と関わっている。己の全てをかけて事に臨むなんて感覚をここ最近味わったことがあるだろうか。
 平易な文章であり、小気味いい語り口調で、職人のなんたるかを教えてくれる。それはとりもなおさず、我々が忘れかけている職業人としての美意識、美学である。
 息をつく暇もなく、その語りに引き込まれ一気に最後まで読み通させてしまう。
 全ての職業人に是非読み込んでほしい一冊だ。

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教育関係者必見!

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 いま、教師が読むべき本ナンバー1をあげろといわれたら、迷わず、これをあげる。
 明石屋さんまは話術の天才である。賛否両論あろうが、今、あれほどに、子供から、年寄りまで全ての年齢層をトークで盛り上げ楽しい気分にさせられる人物はなかなかいまい。
 本著は、その明石屋さんまになれ、といっているのではない。明石屋さんまさんから「学べ」といっているのである。
 さすがに、もう「教師=聖職」神話は崩壊して久しいが、タレントであるさんまさんから、教師が何を学ぶのかと増長慢の先生方もおられようとは思う。しかし、ここはだまされたと思って一読を勧めたい。少なくとも、今叫ばれるどの教育改革の言論よりも、実用的・効果的であると感じるに違いない。
 「あっぱれさんま大先生」という、フジテレビの人気番組を通じて著者が語りかける12のルールは、決して「どうしてもできない」ルールではない。むしろ、心がけ次第で「今日からでも始められる」ルールだ。
 「教師が一番本を読まない。」「教師が一番勉強しない。」とは、皮肉としてよくいわれる言葉だ。しかし、あながち、嘘ではない。読んでせいぜい教科書と専門の教科の書物くらいである。しかし、「人間」を作る人間が貧困では、豊かな感性や生きる力が、育つわけはない。
 プライドをすてて、全てから学ぶ姿勢をもてる、それが、これから求められている教師像なのかもしれない。そうさんま大先生が、ぼくに教えてくれた。

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紙の本国民の歴史

2001/01/31 23:28

価値観がひっくり返る!

3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

 もともと歴史には興味があったし、新しい歴史教科書を作る会の名前も聞いていたから、どういう歴史観で語るのかと楽しみだったのだが、予想をはるかに越えていた。
 今まで、自分では自分なりの歴史像を捉えているつもりだったが、自分の見方が一面からのものであったという、ある意味ショッキングな自己崩壊を感じた。
 友人に社会教師がいるのだが、この書を薦めたところ、「自信を持って教えることができなくなる」と中途で読むのを放棄された。このくらいで揺らぐような歴史観なら、教えるべきではないという議論はさておき、この書は「毒にも薬にもなる劇薬」といえるだろう。
 無論、この書の全てを是とするのではないが、かといって、わたしの心に歴史を楽しむわくわくとした灯をともしてくれたのは確かである。これは、今までの歴史書ではあり得なかった衝撃だった。
 ともかく、大著を一気に読ませるエネルギーをぜひ体験してみてほしい。

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紙の本葉隠の名将鍋島直茂

2001/02/25 23:44

戦国武士の生きざま

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 葉隠には興味があった。隆慶一郎氏の「死ぬこととみつけたり」を読んで以来、私の頭から、葉隠という言葉が離れることなく、脳裏にこびりついてきた。私の葉隠のイメージは、忍者の「この葉隠れ」という忍術を連想し、なにか、忍びの話が書いてあるのだろう、という間違いも甚だしいものであった。
 それが、苛烈な武士の生きざまをさすものであることを知ったとき、体の中を電流が走り抜けた感覚に、文字通りしびれたものだった。鍋島直茂・勝茂は「死ぬことと…」の中で、主君として登場する。だから、このときの私は隆氏の目を通して、いや、その小説の主人公の目を通して鍋島直茂・勝茂を見たといえる。今回、違った視点でその姿を見ることができることはうれしい限りである。
 時は豊臣の時代から徳川時代の礎ができあがる過程である。全国の戦国大名にとって、自国が繁栄するも滅亡するも全て、時代の先を見る力に長けていることにかかっていた。その意味で、鍋島直茂は龍造寺家の家臣であったに関わらず、「静の下克上」といおうか、静かにその勢力を自国で拡大し、その上秀吉と家康という大勢力の元で、自国を保ち得た希代の武将であった。
 本書は、龍造寺家との確執、秀吉、家康との駆けひき、国作りの様子など、様々な角度から、その半生を描いている。その生きざまは、いまのわたしたちが、学び生かすことによって、後世に引き継いでいくべき生き方である。そして、それは、とりもなおさず、日本の男が心に持つあこがれの男の姿である。
 筆者、童門冬二氏の考えが随所に反映され披露されていることは、ある部分でストレートな読み方を妨げるかもしれないが、それは、それでよいのである。心の襞の底に男の生きざまをとどめておくのも一興ではないか。

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紙の本頭の取扱説明書

2001/02/21 23:43

頭に地図を作ろう。

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

 なるほど。確かにそうだ。
 知識というのは、連想によって、脳に保管されている。
 それは、知っていた。
 しかし、それをうまく利用すれば、今まで以上に記憶の整理が可能になる。そんな簡単なことに気づかないでいた。
 ぱっと見て、目を引くタイトルだった。
 「頭の取扱説明書」
 なかなかに奇抜な題名である。
 中をぱらぱらとめくってみると、大きな字に、色々な絵柄がのっている。それこそ、「取扱説明書」といった風情だ。
 この程度なら、読むのに疲れることもないな。そう思って手に取った。
 読んでみると、なるほどである。
 現在何かあるごとに、私はこの書で学んだ手法を用いている。
 ある部分は、自分で工夫しながらである。
 さっと一読するだけで、これだけに利用価値のあるものは滅多にあるまい。
 情報過多の時代である。取捨選択、整理整頓をしなければ、頭の中に詰め込んだ情報は錯綜を続け、なんの役にも立たない。
 自分の頭を交通整理してみてはいかがだろうか。

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わかる

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 だまされたことってあります?
 結構、私、だまされてるんですよね。
 あれに弱いんです。「限定」「今だけ」「プレミア」ってね。
 実際、おれはだまされたことないぞ、という人もその実、どれほどの心理戦に敗れてきているか。
 私は、この本を読んでさえ、なお、敗れてしまっている。
 そして、後からこう思うのだ。
 ああ、あれが、あのテクニックだったのだなあ、と。
 とはいえ、やはり、知っていると知らないとでは、大違いである。あくまで、自分がそれを使った犯罪をしてはならないが、この本に書いてあることが、どんなに効果的か身をもって体験しているのだから、よくわかるはずだ。
 人間関係を作る能力が、これからのわたしたちには望まれている。
 IT革命だのどうのといって、コミュニケーション能力に変わらんとばかりに大きく取り扱われているが、そんな今だからこそ一歩上をいくために必要な能力なのである。
 相手を自分の土壌にあげることができるかどうか、それがカギになる経験をしたことがあるだろう。
 そんな武器を一つでも持っておくにこしたことはない。
 この本は、いわば「心理戦」用の武器ショップである。
 

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紙の本心理操作ができる本

2001/02/01 20:33

人は操れるのか?

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 人の心をのぞき見したい。できることなら思い通りにしてみたいなんてこと、心のどこかにひそかな欲望としてありませんか?
 ストーカー、異常心理的犯罪が横行する昨今、ちょっと、レジにもっていくには抵抗のある題名だったが、自分の知的欲求に負けてしまった。
 中身といえば、少し拍子抜け。それは別に本著が悪いのではない。人の心を自由に操るノウハウが、書き連ねてあると妄想したぼくがいけなかったのだ。
 行動心理学の入門書として考えれば、本著はその水先案内として非常に高い価値を持つだろう。平易で簡潔な文章を用い、人の行動に伴う真理や、その逆を色々と知ることができた。また、対人関係を良好にするスキルアップにも役立つ良書だといえる。
 だから、書評が星三つなのは、ぼくの個人的な気持です…。すみません。

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