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アリオスさんのレビュー一覧

投稿者:アリオス

幸せな私

5人中、5人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

子供の頃から20年以上もの間、インコと暮らし続けてきました。
この世で一番好きな動物は? と訊かれたら、鳥と答えます。
現在は二歳のコザクラインコ二羽と暮らしています。
そんな私、インコについては詳しい方だと思っていたのですが、この本を読んで、まだまだ知らないことばかりなのだとわかりました。
例えば噛みつくことについて。
コザクラインコは気性が荒く、攻撃的で、噛みつくのは仕方がないことと諦めていましたが、噛まれた時にこちらが大騒ぎすることでますます助長していたと知って愕然。
怒っていても、痛がっていても、大声を出すことは、インコにとって楽しいお祭りになってしまうそうです。
他のことで叱る時も一緒。大声を出せば出すほど、インコにとってはご褒美になってしまうそうです。
叱る時は、つまらなそうな表情で、静かに話しかける。その時に名前を呼んではダメ。うーん、難しい。
そして、肩乗りインコにしてはダメというのにもびっくりです。
甘えてくるのに、どうして突然顔や首に噛みついてくるのだろう・・・と不思議に思っていましたが、インコは肩を止まり木と認識し、人の顔=自分の止まり木に侵入してきたものと思って攻撃するのだそうです。
肩に止まらせないようにするのは無理そうですが、理由がわかってすっきりしました。
その他にも、とにかく沢山の情報が載っています。
すべては飛ぶためにできているインコの身体の構造も詳しく載っていて、とても面白かったです。
カラー写真やイラストが多く、文章も簡潔なので、楽しく勉強ができます。
というより、目尻が下がりっぱなしです。
タイトルの通り、インコが幸せに(ひいては飼い主も幸せに)暮らすための方法がいろいろと載っているのですが、それらを役立てられるかどうかよりも、インコの愛情深さや賢さを改めて実感し、ますます好きになることができたという点で、この本を買って良かったと思いました。
インコを飼っていて、彼らをもっと好きになりたいという方に、特にオススメしたいです。

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紙の本竜は眠る

2004/02/26 19:35

哀しい物語

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久しぶりに再読しました。3度目です。そしてまたも息苦しくなる程に号泣してしまいました。
宮部さんの作品は幾つか読んでいますが、きっとこの先もこの作品が私にとってのNo.1であり続けるでしょう。
ミステリーとしてどうなのかはわかりません。
私にとってこの話は、優しすぎる2人の少年の哀しい物語なのです。
だからこそ、2度目、3度目と、より深く心に突き刺さるのです。
終盤は涙が溢れて止まらず、滲む視界を拭いつつ読みましたが、それでも追いつかず、時々顔を上げて空を見なければなりませんでした。
今も、直也という悲しすぎる孤独な少年(青年)のことを思うと、鼻の奥がツンとしてきます。
ただただ、残された慎司の行く末が幸せなものになりますように…と祈るだけです。
最初「僕も、好きでこんなふうに生まれてきたわけじゃないんだ」と目を潤ませながら言った慎司が、最後には「僕、誰かの役に立てると思うよ」と言った時、私の中にも希望の火が灯った気がしました。

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こんな本が欲しかった!

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定番のソロバン型スワロフスキーを使った様々な動物のレシピが20種類以上も掲載されています。犬などポピュラーなものから、キリン(すごく可愛いです)やカンガルーの親子(ちゃんとお腹の袋に入るみたい)など珍しいものまでたっぷりと。
1ページ目から“ん〜〜〜っ、可愛い〜〜〜っ”と言葉を堪えるのが大変なくらい、動物好きには堪らない内容になっています。
全部作ってガラスケースに並べたら…などと想像するだけで、顔が綻んでしまいます。ストラップなどにしても可愛いかもしれません。
少しですが、フルーツのモチーフも載っています。
ひとつだけ難を言えば、本のサイズが大きすぎること…図は見易いかもしれませんが、置き場所にちょっと困ります。

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何故か涙が止まらない

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実際の歴史に“たら・れば”はない。時間は戻り得ない。
けれど、この世界の歴史は廻る。何度も廻り、同じ歴史を繰り返す。
何度繰り返しても結末は同じ──誰も宇宙の破滅を止めることは出来なかった。
だが、1人の少年が現れ、1人の少女が生まれ、存在し得ない新しい“生ける武器”が生まれ、小さな“矛盾”が積み重なっていく。
彼らが、彼らと接した人々が、歴史で定められたものとは違う行動をとっていく。
それは宇宙の未来を変える大きな力となるのでしょう。
運命は、未来は変えられる、変えようとすることを諦めてはいけない、ということを素直に信じたくなります。

そしてキャラがとても好き。
特に、鍵を握っているらしい狂皇子セーウという哀しき青年に、愛しさを感じずにはいられません。
生まれてから数百年間、誰からも触れられず、誰にも触れることの出来ない孤独な人。そんな自分がまともな人間ではないことを痛い程知っている人。
宇宙の行く末と共に、彼の未来が気になって仕方ありません。

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鬼や妖に対する優しい目

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「遙かなる時空の中で」で、すっかり水野さんの繊細で美麗な絵の虜になってしまった私ですが、このお話にも"いいもの読んだ〜"という満足感をたっぷりと味わわせて頂きました。
タイトルにもなっている朧中将の話が三編と、まだ新人の頃に描かれたという話が二編収録されています。

時は平安、朧中将は都でもその天然ボケっぷりが有名な、左大臣の息子。
どの話も、悲しくて切なくて、でもどこか優しくて、涙が流れてしまいました。人間以外のもの——鬼や妖に対する優しさが、静かに胸に広がる感じ。
中将はもちろん、悪友(名前等素性は一切不明の超美形。陰陽道が趣味で力もあるが、女グセが悪いらしい)がとても素敵。中将の養い子松雄君(未来の陰陽師らしい)もとっても可愛いです。彼が主役の第二話は一番泣いたかもしれません。

残り二編は全く別の話。
ひとつは戦国時代、ある人物が姫を現代に逃がし、自分の子孫である少年に守らせるという話。
数年前のものとあって、絵柄が少し違いましたが、淡い恋心がちょっぴり切ないお話でした。
そしてもうひとつは、シナリオ大賞作品を漫画化したもので、ストーリーは水野さんのものではないのですが、悲しくてボロボロ泣いてしまいました。
血の盟約を交わした妖と人間の50年に及ぶ絆の話。

とにかく泣いてしまった1冊ですが、読後感は爽快。朧中将の柔らかい微笑みが胸に残ってます。

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動物ってイイ!

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龍一にネコと間違われて拾われた仔ライオンのシーザー。大人になり、外見こそ立派になったものの、ネコよりも弱く臆病なシーザーは、大好きな龍一の望むような強いライオンになりたいと願うのだが——。

2話収録されていますが、どちらもとってもジーンとくる話です。特に2話目のトングという仔犬の話は涙々…といっても悲しいのではなく(途中はとても悲しいですが、不幸な話ではありません)、とても静かな感動があるのです。幸せな気持ちになりました。
シーザーが可愛い! 狩ををするライオンの映像を見せられて、逃げる獲物に感情移入し、ダーッと泣いてしまったり。近所の犬に憧れ、尊敬すらしていたり。動物好きの方にはオススメです。龍一もとても美少年。
そして、個人的に今最も注目している作品のひとつである“秘密”の一作目がラストに収録されているところもオススメです。

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ウォッチャーズ 上

2002/03/24 16:22

愛しくて愛しくてたまらない犬

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 どんなに面白い小説でも再読することは滅多にないのですが、この作品に限っては、もう4〜5回読んでしまっています。そしてその度にハラハラドキドキし、ボロボロ泣き、温かい気持ちになるのです。ストーリーも抜群に面白いのですが、何といってもアインシュタインに魅せられてしまいました。ぎゅーっと抱きしめたい思いに駆られます。

 アインシュタインとは、主人公が偶然出会う不思議なレトリーヴァー(犬)です。ある理由から人間と同等の知能を持ち、意思の疎通もはかれれば、自らの意志も持っています。主人公トラヴィスは、過去の出来事のせいで、孤独と絶望の中で心を閉ざし生きてきましたが、アインシュタインと出会ったことによって、人生の意味、目的、喜びを再び思い出すことになります。

 物語自体はホラーになるのかもしれません。アインシュタインに対し凄まじい憎悪を抱き、残酷な殺戮を繰り返す“アウトサイダー”という化け物が出てくるのです。奴の心からの望みはただひとつ。アインシュタインを引き裂くことだけなのです。憎むべき存在、生きていてはいけない存在なのに、憐れでやりきれず、涙が止まりません。

 何故アインシュタインが知性を持っているのか、アウトサイダーは何者で、何故人間を、アインシュタインを憎んでいるのか、そしてついに見つかってしまったアインシュタインはどうなってしまうのか——是非確かめて頂きたいです。

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紙の本月の影影の海 上

2002/02/12 14:14

噂に違わぬ面白さ

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 ある日素敵な人が現れて、平凡で退屈な日常から連れ出してくれる——そんな甘いファンタジーを想像して読み始めた私は、見事に裏切られました。
 冒頭、初めて陽子が剣を使う(使わされる)シーンでは、思わず私も“やだやだやだーっ!!”と口に出してしまいました。それだけリアルで、実感を伴うのです。女剣士って、かっこよくて無条件で好きだったのですが、実際に剣を振るうということは、そんなに簡単じゃない、気持ちの良いものじゃない、とつくづく思いました。ストーリーもゾクゾクする展開で、何度も鳥肌が立ってしまいました。これでもかというくらい、肉体的・精神的に追い詰められ、痛めつけられても、絶対に諦めない陽子の姿に泣けてしまいました。グッとくる台詞もありますし、ある人物の温かさが心に沁みました。
 ラストシーンは、乙女心のド真ん中を突かれた感じです(笑)。羨ましい…なんて言ったら、陽子に失礼かな!?

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運命は変えられるのか?

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 春山家の養女かぐやには、4歳までの記憶がない。ただひとつ覚えているのは、炎の中で泣きじゃくるかぐやに手を差し伸べてくれた、傷だらけの男の子のことだけ。
 ある日かぐやの前に2人の男が現れ、それぞれ「迎えに来た」と告げる。混乱の中、かぐやは謎の少年ゴールドと共に見知らぬ世界へと飛ばされてしまう。そこで出会った少女は、様々なことをかぐやに告げるのだった。
 宇宙は多層であり、それぞれ別の進化を遂げた9つの地球があること、その宇宙に「終末」の時が近づいていること、その「終末」に、「あなないの娘」と呼ばれる少女が、たったひとつだけ生き残る世界を選ぶことが出来るということ。
 そしてその少女こそがかぐやだと……。

 今回かぐやはある決意をします。頼りなかった彼女が少しずつ強くなっていく姿にキュンとなります。他のキャラクターのエピソードも切なくて、何度も泣いてしまいました。でも、笑える所も結構ありますよ。小道具のアイデアも面白いです。

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紙の本西の魔女が死んだ

2006/10/06 13:07

素敵なおばあちゃん

8人中、8人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

「西の魔女」というのは、主人公まいの母方のおばあちゃんのこと。
タイトルと同じ一文で、物語は始まります。
中学校に行けなくなってしまったまいは、しばらくの間、田舎のおばあちゃんの家で暮らすことに。
おばあちゃんはイギリス人で、自然を愛し、自然と共に、自然の一部として暮らしている人。
野いちごを沢山摘んで大きな鍋でジャムを作ったり、洗ったシーツをラベンダーの茂みに広げて香りを移したり、というおばあちゃんの生活は、とても豊かで憧れてしまいます。
優しく、温かく、愛に溢れた、とってもとっても素敵なおばあちゃん。
そんなおばあちゃんと、自然に抱かれて暮らすうちに、まいは生きる力を取り戻していきます。
おばあちゃんに言われてまいが始めた「魔女修行」は、その特別な響きとは裏腹に、規則正しい生活をすること、自分で決めて、決めたことを最後までやり遂げること、という単純なこと。
けれど、そういった基本的なことで、人間の生きる力は鍛えられていくのでしょうね。そうして、五感が研ぎ澄まされた時、第六感が目覚めるのかもしれないと思いました。
最初は「まいのおばあちゃん」という記号でしかなかったおばあちゃんが、読み進めていくうちにどんどん私の心の中に息づいていって、ラスト3Pは、まいと一緒に涙が流れました。
私も聞きたいと思う声を聞けるようになったらどんなにいいだろう。魂の存在を感じられたらどんなにいいだろう。
また読み返したい一冊です。

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紙の本花闇

2005/12/27 16:39

実在の重み

3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

幕末から明治にかけて実在した伝説の歌舞伎役者(女形)澤村田之助の物語。
歌舞伎に全く興味の無い私でも引き込まれてしまう素晴らしい小説でした。
病で両脚両手を次々に失い、想像を絶する苦しみの中、ついには狂い死にしてしまった田之助の凄絶な人生。
そして、影のように田之助に付き従い生きてきた三すじ(語り手)の愛憎。
三すじや見物の中にある残酷さが、自分の中にもあるかもしれない・・・とドキリとさせられ、後ろめたく感じることもありました。人間誰もが持つ闇の部分なのかもしれません。
艶やかな花が咲き誇り、やがて朽ちて行く様を、豊かで美しい文章で見せられ、何て気の毒な人なのだろう、残酷な運命なのだろうと思う一方で、その激烈な人生に酔い、魅了されている自分も確かにいるのですから・・・。
一文一文味わうようにゆっくりと読んだ小説でした。内容を楽しむだけでなく、文章そのものから快楽を与えられたのは初めてかもしれません。とても豊かな読書体験でした。

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楽しいです

3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

こんなに楽しいエッセイは初めてかもしれません。可笑し過ぎる・・・。
3冊目を読んでいる頃には、すっかりリンコさん(著者)のファンに。
特に食べ物に並々ならぬ情熱を傾けているリンコさん。
この3冊目に出てきたクリスピークリームのドーナツは本当に美味しそう・・・。
本を読んでいて思わず唾を飲み込んだのは初めてかもしれません(笑)。
オリジナルグレーズドという、甘い溶かし砂糖がかかっている揚げたて熱々のドーナツは、著者曰く
『柔らかくてふわふわで甘くてクリーミーで天国のおやつのよう』
天国のおやつ!!
夜中にタクシーで買いに行ってしまうほど、美味しいドーナツらしいです・・・食べたい。
そしてどの巻も最後には考えさせられたり、しんみりしたり。読み応え充分です。

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羨ましい♪

3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

昔から私にとっての憧れの街のひとつであるNY、そこに10年以上暮らすリンコさん(著者)の緩々(?)エッセイ。
信じられない程不潔な場所が多かったり、不愉快という言葉では片付けられないくらい店員の態度が悪かったり、何だかNYが嫌いになりそうな話も沢山ありましたが(やっぱり日本が一番だねぇ・・・としみじみ思ったり(笑))、2冊読み終えた今は、やっぱりNYって面白いというか、魅力的な街だなぁと思います。
憧れは崩れ去り、より身近な感覚になりましたが(笑)。
リンコさんも一番の魅力にあげていたと思いますが、やっぱり「自由」が羨ましい。
世間の目とか、ご近所の目とか、他人の目とか、そんなもの存在していないみたいだもの。
ありのままの自分でいていいのだと、思えるみたいです。
しかし何より羨ましいと思ったのは、リンコさんの性格(笑)。
人生を楽しむ才能を持った人なのだろうなぁと思います。
異国での生活が、面白おかしいことばかりのはずがないですものね。
リンコさんの周囲の人たちも見事におかしな人揃いで、本当に楽しそうなのです。
母が読み終えたら、3冊目を借ります(笑)。メジャーリーグの話が楽しみです。

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ビーズ・ニュース 6

2003/12/13 13:51

表紙も綺麗

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

今回も使えそうなレシピ満載です。
特に動物モチーフがいつもより多い気がします。
私は鳥が大好きなので、セキセイインコのモチーフを見た瞬間に購入を決めたのですが、他にもネギを持ったカモ(笑)や小さいフクロウなどもいて、作るのが本当に楽しみです。猫好きなお友達が多いので、子猫のモチーフがあるのも嬉しかったです。
もちろん、アクセサリーのレシピも充実しています。
“第5回「ビーズ・ニュース」グランプリ”の作品は、シンプルで簡単そうだけど見映えがして、是非作ってみたいと思うものでした。
毎度ながらこの値段はお得だと思います。

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ちょっと妖しい冒険活劇

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

 20世紀初頭のパリを騒がす漆黒の怪盗ノアール。その正体は、貴族であり、悪徳高利貸しを営むレイ・バルザック・クールランドだった。ある夜、没落貴族ロシュフォール家の夜会に招待されたノアールは、その子息フロレアンのアメジストのような瞳に魅せられてしまう。望むだけの金と引き換えに、生きた宝石——フロレアンを手に入れたノアール。一方で、ロシュフォール家に代々伝わる120カラットのダイヤ“ムガールの炎”をめぐる陰謀が動き出していた。

 氷栗さんの、妖しくて色気のある青年キャラが、とても活かされる時代&設定だと思います。フロレアンもノアールもとても美しいです。輝くプラチナブロンドに紫の瞳のフロレアンは、どこまでも誇り高く、決して屈しない強い瞳が素敵ですし、闇の似合うノアールは、セクシーで危険で、だけど子供っぽくて不器用で、可愛くもあります。
 ただ、ちょっぴり妖しいニオイがします(笑)。氷栗さんもあとがきで“アブないゴーモン耽美マンガになる予定だった”と仰っていますが、その名残りがちょこっとあるかな? ノアールの趣味は“ムチ”ですし(笑)。

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