さくらさんのレビュー一覧
投稿者:さくら
2020/04/05 11:06
一気によみました。
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宝くじで一億円を当て、念願フィンランドで食道をはじめたサチエ。「こども食堂」と、地元住人から遠目に見られながら、全うに生きることで信頼され、集ってくれる人を相手に徐々に繁盛して行く。
スッキリした人間関係を生活の中で起こるハプニングで味付けをして構成された物語でした。
2021/08/20 10:14
人間の本質とは…
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とても興味深い小説でした。自分が内田偲になって八丁堀の人間と関わり合いながら人間の本質という荒唐無稽なバベルの塔と向き合う。人情味がある話が好きなのでとても楽しく鑑賞出来ました。ただ、残念なのは送り仮名のミスが多発している所だったな。紙の本だったら良かったのかな。
「太郎はぴしゃりど言った」 なんて興ざめするでしょ? そんなのが20カ所以上あったのに面白く読めたから評価は満点です。
2020/05/24 22:46
ひとつの物語だったんですね。
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先生と児童。坂田小百合先生のような人は今の世の中にはいないと思うけれど「交換日記」というアイテムで救われる人は、こんな世の中だからいると思う。
みんなどうして良い人間なんでしょうか。悪い登場人物は亡くなるきっかけとなる礼二の大学時代の友人だけ。出来すぎている感はありますが、心が洗われるお話しでした。
2020/05/17 11:22
自分の人生でチャレンジするのは、自分の権利。
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井坂先生の根底にある「処世術」にいつも感銘を受けています。
「犯人はいつか社会に出てくる方が多い。同じ町で生きる可能性だってある。その彼を、異常だからとか、信じられない、で、切り捨てるのは怖い」。社会に戻ってこなくちゃいけない犯人がいるなら、出来るだけ他の人が平和に暮らせる方法を考える方が良いと思う。
「もし、私がいじめられたら、いじめてきた相手のことは絶対に忘れないからね。で、その子が大人になって、成功したら満を持して発表すると思う。あの人は小学校の頃私をいじめていましたよ、って。そのためにも今、何をされたのかはしっかり覚えておいて効果的にその話を伝えるね。その人が成功すればするほどダメージは大きい」
いじめ、パワハラに悩んでいる人たちに読んで欲しいと思いました。
2019/08/05 07:59
しばし道頓堀の芝居小屋を俯瞰しました。
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近松半二の生涯。人形浄瑠璃に取り憑かれた半二が己と浄瑠璃に向き合い、妹背山婦女庭訓を拵えるまでと、その後。女房のお佐久、娘のおきみ。三輪に導かれもう一人の近松になるまで。
2019/05/31 12:53
ゴッホを身近に感じました。
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パリの描写と人間関係の機微、皆パリで戦っている…。そんな臨場感がとても面白い。
ゴッホの作品を鑑賞しながら拝読。人となりがわかりました。
2019/05/05 08:00
チョコレートコスモス
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「演じること」は、俳優さんだけの仕事じゃあない。自分のことがわかっているのは自分なのかな?自分の小宇宙を懸命に生きている私たち。そんな私たちの生きる意味と向き合える小説でした。
2013/05/02 09:54
追い詰められたとき
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極限状態に置かれた人間を「ロクヨン」の中で何人も見せて頂きました。真摯に自分と向き合うことって難しいことですね。良い本でした。
2024/05/23 15:06
徹子ちゃん、頑張った。
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森野護君から見た平石徹子ちゃんが語られる前半。奇妙な行動が断片的に起こり、護は徹子を見守るようになる。 高校進学後、徹子に親友が現れる。微妙な状態で
護は徹子との付き合いを保つ。後半は怒涛の展開に絶望が始まる。涙を誘う展開に折れかかった心が再生していく心地良さ。徹子ちゃん頑張った。
2024/05/15 17:03
瀬戸内の夕星、みたいと思った
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ヤングケアラーと高校教師が瀬戸内海の島で出会い、支え合う。何度読んでも感動する作品です。みんな一生懸命生きていて素敵でした。
2024/05/09 15:33
生活保護について
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中学生のヤングケアラーが生活保護を受け入れる過程がわかりやすく描かれている作品でした。誰もがいつ、利用する可能性がある制度をわかりやすく説明できた小説でした。
2024/05/07 14:25
北原先生は「海」ですね
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櫂君と尚人君が絡む話しでした。高校の先生だった北原先生と菜々さんの出会い。生きづらい青春を必死に生きる青年に寄り添い、自分を見失う事なく真摯に生きている北原先生がとても好きでした。
2024/04/15 17:50
とても面白かった
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成瀬の性格と周りの仲間が、無理をしない程度で関わって行くうちに気づきがあり地元愛があったかい作品でした。 成瀬と島崎の万歳ユニットも良かった。
2024/03/29 11:59
犯罪者の親族になって
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殺人犯の義兄から亡くなった姉の一人息子である良世を預かることになった葉月翔子は、自分の娘を交通事故で亡くしている。離婚して一人暮らしになり、娘の死んだ原因が自分にあるのではないか、と、思い悩んでいる時に良世との生活がはじまる。ネットで色々な情報が入る中、小学生の良世と向き合うのに疑心暗鬼が生じ二人の間に様々な問題が起こる。翔子さんはホントに優しくて、思い遣りのある人でした。