電子書籍
逆ソクラテス
著者 伊坂幸太郎
敵は、先入観。世界をひっくり返せ! 伊坂幸太郎史上、最高の読後感。デビュー20年目の真っ向勝負! 無上の短編5編(書き下ろし3編を含む)を収録。<収録作>「逆ソクラテス」...
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商品説明
敵は、先入観。世界をひっくり返せ! 伊坂幸太郎史上、最高の読後感。デビュー20年目の真っ向勝負! 無上の短編5編(書き下ろし3編を含む)を収録。<収録作>「逆ソクラテス」「スロウではない」「非オプティマス」「アンスポーツマンライク」「逆ワシントン」
目次
- 逆ソクラテス/スロウではない/非オプティマス/アンスポーツマンライク/逆ワシントン
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電子書籍
自分の人生でチャレンジするのは、自分の権利。
2020/05/17 11:22
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:さくら - この投稿者のレビュー一覧を見る
井坂先生の根底にある「処世術」にいつも感銘を受けています。
「犯人はいつか社会に出てくる方が多い。同じ町で生きる可能性だってある。その彼を、異常だからとか、信じられない、で、切り捨てるのは怖い」。社会に戻ってこなくちゃいけない犯人がいるなら、出来るだけ他の人が平和に暮らせる方法を考える方が良いと思う。
「もし、私がいじめられたら、いじめてきた相手のことは絶対に忘れないからね。で、その子が大人になって、成功したら満を持して発表すると思う。あの人は小学校の頃私をいじめていましたよ、って。そのためにも今、何をされたのかはしっかり覚えておいて効果的にその話を伝えるね。その人が成功すればするほどダメージは大きい」
いじめ、パワハラに悩んでいる人たちに読んで欲しいと思いました。
紙の本
正に「逆ソクラテス」
2021/03/14 16:37
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:あっちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
あとがきに著者本人も書いてますが、本当に小学生の目に戻るって出来そうで出来ない。それをやってのける伊坂ワールド。やっぱり最高。
紙の本
ソクラテス
2021/03/04 17:49
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:なま - この投稿者のレビュー一覧を見る
小学生が主人公ということで、どういった話の展開になるのかをとても興味を持って読み始めました。かっこいい小学生の姿にすっきりしましたが、なかなか実際には難しいかもしれませんね。
紙の本
2021年本屋大賞ノミネート
2021/02/18 03:56
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投稿者:くみみ - この投稿者のレビュー一覧を見る
小学生を主人公にした短編5作。一行目から独特な譬喩が炸裂するデビュー20年目の伊坂ワールド。『僕はそうは思わない』単純な言葉が魔法の様に先入観を溶かす瞬間が爽快な、子供目線で描かれた大人に向けた子供達のトリセツ。拙い知識の中で試行錯誤し自らをプロデュースし、失敗を重ね受け入れながら進んでいくダンジョンに勇気をもらった
電子書籍
「頑張ろう」って気持になりました
2020/11/15 02:41
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:匿名希望 - この投稿者のレビュー一覧を見る
伊坂さんのお話は大人向けの感じが
していましたが子供でも楽しめる
いや、子供の時に読んで欲しいと思いました
学校の中の世界は小さくて、
もっともっと広い世界につながっていて
いろいろな価値観があることに気がついてほしいです
大人も読んだら「頑張ろう」って気持になれると思います
紙の本
期待どおり
2020/08/02 07:57
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:かのま - この投稿者のレビュー一覧を見る
伊坂幸太郎さんの著書は、毎回展開が予想ができず、常に期待を裏切られるところがはまっています。
そういう意味では、この本も期待どおり、なるほど、とうならされるシーンが多く、楽しませてもらいました。
繰り返し読むたびに、こんなトラップがあったのかと気づかされます。
紙の本
「僕は、そうは思わない」
2020/07/31 22:15
1人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:じゃび - この投稿者のレビュー一覧を見る
自分が小学生の時に読んだらどう感じただろうなあと、読みながら思った。「僕は、そうは思わない」って言えたらどんなにいいかって思っただろうな…実際に言うには勇気がいるよね…。
大人になった自分としては、いじめやパワハラもはっきり否定する大人の登場人物がいるところに安心感を覚え、自分もこうあらねばと思わされました。
あとトランスフォーマー好きなので、『非オプティマス』のオプティマスって、それかよ!とちょっと笑ってしまった。
紙の本
先入観ふっ飛ばされました
2021/02/19 20:10
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:kochimi - この投稿者のレビュー一覧を見る
突飛な設定もなく、変なヤツも出てこない。
自分にとって久方ぶりの伊坂作品は
確かに先入観ふっ飛ばされました。
こんなに心に柔らかく触れてくるなんて!
ちゃんとした人がちゃんと評価されて、
ダメな人がだめだ、と周知される、
そんな当たり前(なのに、あるとはかぎらない)の
救済が用意されている短編集。
普通に真面目でいい人が
割を食うように見えがちな昨今、
主人公を子供に据えることで、
身近な中での、手のひらサイズの
勧善懲悪が描かれていて共感しやすく、
失敗や悪い行いをやり直す未来が描かれていることが、
気持ちの良い読後感を与えてくれる。
紙の本
粒ぞろいの短編集
2021/01/08 04:53
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:K.ザムザ - この投稿者のレビュー一覧を見る
作者がインタビューで「表題作に並ぶような作品を書くのが大変だった」という旨の発言をしていたが、収録作いずれも完成度が高く楽しく読みました。表題作の『逆ソクラテス』は、「先入観をひっくり返せ」というメッセージを作品の構造が体現していて素晴らしかったです。
紙の本
表題作品の冒頭
2020/08/03 10:45
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投稿者:るう - この投稿者のレビュー一覧を見る
「逆ソクラテス」の冒頭、プロ野球中継の場面
中継を見ていたのは先生なのかな?だとしたらホームラン性の当たりをキャッチしに行った野手に「落とせ 落とせ」と祈っていたのかもしれない。
かっての自分を正当化するためにそんな事を考えていたなら。
ずっと失敗を願う人生をおくるとしたらかなり虚しい。