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ケイさんのレビュー一覧

投稿者:ケイ

55 件中 1 件~ 15 件を表示

電子書籍

電子書籍失はれる物語

2017/12/11 20:07

仄かな救い

3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

不思議な話。
せつない。でも、どの話も底辺に温かいものが流れている。
余韻で優しくなれる気がする。

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電子書籍

電子書籍セトウツミ 1

2017/08/12 21:08

神妙な面持ちで

3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

映画からの原作。
長らく漫画を買ったことがなかったが、試し読みしたらもう我慢できずに大人買い。読んで損はない。
映画も原作もどっちもいい。言葉もテンポも、キャラの立ち方も、セトもウツミも。
ただの高校生がただ川べりで話すだけなのに。性格も全く違うのに。時々険悪になるのに。
…居場所があるって救われる。

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電子書籍

電子書籍地球にちりばめられて

2021/07/13 21:54

タイトルが秀逸!

3人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

難解な話を想像して長らく購入を迷っていた本。
時代も国も超越した不思議な設定。SFやファンタジーは苦手だけど、それとはまた違う。
日本の神話やエスキモー、原発、産業の変化、地域や世代による考え方の違い、進化や退化が入り混じって混沌としてるのに、アクがなくて楽しく読めた。
それぞれの個性が際立って魅力的。
「地球にちりばめられて」ました。

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電子書籍恋歌

2018/10/16 07:09

激動の時代に翻弄されて

3人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

一途な想いと寂寥と憤怒と憎悪と、その果ての鎮魂。
忠と不忠とが目まぐるしく入れ替わった時代。
双方に信義があったろうに。
三十一文字に込められた思いが胸に痛い。

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電子書籍

電子書籍セトウツミ 8

2017/12/17 10:52

友達が危機に陥っているとき…

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

「この川で暇をつぶすだけのそんな青春があってもええんちゃうか」の答えがここにある。
とにかく読んでください。

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電子書籍アルジャーノンに花束を〔新版〕

2017/11/17 23:09

世代を超えて読み伝えられる本

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

わからなくて幸せだったこととわからなかったために不幸せになったこと。
わかるようになって充実した部分とわかるようになったからこそ欠けが生じた部分。
変化する視点と相対して変わる人間関係。
得なければ失う切なさはなかっただろうし、それほど高い知能を得ていなければ自分の行く末を予想し苦しむこともなかったろう。
チャーリイは元に戻った、あるいは以前より退行しただけだったのか。
そうではないと思う。
それはラストを読めばわかる。

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電子書籍ザ・万歩計

2022/04/10 13:34

電車内では読めません

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

久しぶりに本を読んで大爆笑しました。男子中学生の懊悩(?)には笑いが止まりません。家で読んでいたから良かったものの、電車で読んでたらどうなっていたか…。理性で抑えられない笑いって久しぶりでした。読後の爽快感がハンパないです。
すっきりしたい人におすすめです。

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電子書籍逆ソクラテス

2021/05/02 10:45

真面目に善良に生きていくことを応援してくれる本

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

読むと元気になる本。
勧善だけど懲悪ではなく、でも「悪は良くないよ」ととても奥ゆかしく話し(若干脅し)、悪いことをしちゃったとしても「やり直せるよ」と励まし、排除できない脅威と共存するためにはどうしたら良いかの問題提起もあり、ソクラテスも脱帽の哲学がある。
「顔を洗ってちゃんと自分の目で見てみろ」
「人が試されることはだいたい、ルールブックに載ってない場面」
「できるだけほかの人が平和に暮らせる方法を考えたほうがいい」
ホントそうだなあ。

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面白い家庭だ

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

「普通」や「常識」って相対的なものだと改めて思った。
相田家の父も母も「普通」ではないかもしれないが、紀彦はその父母の教育方針にとてもよく合った性分だったのだろう。
理論的で淡白な父と負けず嫌いで勤勉な母とに育てられた紀彦。
父母を心配させないことを子のつとめとつつ、実験のために好奇心を抑えられず無謀なことをするという、自分のこだわりと両親への気遣いとを自分なりの理屈でバランスを取る、不思議な(つまりは「普通」でない)子どもであった(ように感じた)。
読後のほっこり感。
優しい温もりというか…いい家庭だな。

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電子書籍ジョゼと虎と魚たち

2018/12/10 22:43

生き生きとした女たち

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

こんなに自然な関西弁の小説は読んだことがない。
出てくる女性が本当にイキイキしていて、本当にそこらへんにいそうに思える。
田辺聖子はすごい、と聞いてはいたが、本当にすごかった。
もっと早く出会えばよかった。

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電子書籍テロリストのパラソル

2017/12/30 23:56

なぜ今まで読まなかったのだろう

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

面白い。
緻密に組み立てられたストーリー。
落ち着いた大人のハードボイルド。

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電子書籍AX アックス

2017/12/01 23:34

大満足

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

「親父は人生をやり直せるとしたら、おふくろとは結婚しないでしょ。」と息子に聞かれて、
「やり直してもまったく同じであってほしいよ。」
と答える。
「いいことのほうがたくさんあった。」
とさらりと言う。
いいなあ、こういう人。
ひとりで生きてきた兜が家族を持てたのは、奥さんに心動かされたからだし、奥さんも深いんだろうなぁ。ご本人は意識してないだろうけど。

何がフェアなのだろうとか、結構いろいろ考えさせられた。
自分のことだけを考えて生きてたら兜ももっと…とは思うけど、いい奴だったんだな(仕事は非人道的だけど)。
面白いだけじゃない。人生の深淵がちらりと見える。
心が穏やかになる。人間って捨てたものじゃないなって。

管理人さん、いい仕事したね。

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ほろ苦く、ほんのりあたたかい

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

奉太郎、える、里志、摩耶花の過去と未来。

奉太郎の視点からは奔放で快活な面がクローズアップされているお姉さんだが、ちゃんと弟のことを理解し温かく包んでくれている。いいお姉さんだなあ。

人と関わることで傷つくことも多いけど、人との関わりでこんなに豊かになることもあるんだなあと思う。

四人とも魅力的。人の気持ちに思いを至らせ大切にするから。正義を振りかざしたりすることなく、自然体でそっと動いているから。
ほんのりあったかい感じがする。

高校生の話なんて今更、と逡巡していたが、シリーズ一気読み。
奥行きが深く味わいがある。いろんな思いが隠され込められているよう。何度も読み返したくなる。

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散りばめられた人間模様

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

秋田の小作農の子の東大院生が、兄の死を契機に兄と同じことをしないといけないように感じて東京オリンピックの施設整備の土木作業アルバイトをする。過酷な環境や底辺での差別、貧困の連鎖、一部の人間だけが享受する豊かさ、搾取に疑問を持ち、東京オリンピックを妨害へと突き進む。列車専門のスリは亡くした長男と重ねてか、行動を共にし、裏街道に生きる者としての知恵や人脈を活用して扶ける。「難しいこどはわがらね」くても東大院生と心が通い合っていたのではないか。それぞれがそれぞれの立場でプライドをかけ逞しく生きていた時代。物悲しくもイキイキと描かれている。長さを感じさせない面白さだった。

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電子書籍ヒトコブラクダ層ぜっと(上)

2022/04/10 13:25

一気読み

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

タイトルと表紙に惹かれ、警戒しながらも初の万城目氏の作品にチャレンジ。
これが面白い。長編なのに一気読み。
面白いだけじゃなくて、ちゃんと学びもある(笑)。

どれくらい面白いかというと…この作品を皮切りに、万城目作品を制覇しつつあります。

言葉の選び方が「ツボ」なんです。

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