サイト内検索

詳細
検索

ヘルプ

セーフサーチについて

性的・暴力的に過激な表現が含まれる作品の表示を調整できる機能です。
ご利用当初は「セーフサーチ」が「ON」に設定されており、性的・暴力的に過激な表現が含まれる作品の表示が制限されています。
全ての作品を表示するためには「OFF」にしてご覧ください。
※セーフサーチを「OFF」にすると、年齢認証ページで「はい」を選択した状態になります。
※セーフサーチを「OFF」から「ON」に戻すと、次ページの表示もしくはページ更新後に認証が入ります。

  1. 電子書籍ストア hontoトップ
  2. レビュー
  3. M マサさんのレビュー一覧

M マサさんのレビュー一覧

投稿者:M マサ

147 件中 1 件~ 15 件を表示

ハリウッド式ワークアウト腹が凹む!神の7秒間メソッド

2016/08/10 04:32

遠隔パーソナルトレーニング!

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

正直、巷の下手な医療の著書を読むより、健康に付いてでも、面白く読め、説得力もある。内容を紹介しておきます。

はじめに、一生懸命に腹筋運動だけをやったところで、凹む事はない、6パックを作る事も出来ない。この本では、最小限の運動で最大の効果が得られる方法、最短距離で一番楽に理想体型になれるワークアウト私が提唱する「神の7秒間理論」。を解説している。

著者は、腹筋を凹ます為に、最初に上腕二頭筋を鍛えるワークアウトを、1セット目は、動きを捉える為に軽く、2セット目に重さを充分に感じる、3セット目に本気を出して、ドカンッと力を出す。この3セット目が、スイッチを入れる刺激で最大筋力を出せる7秒間を作る。この最大筋力を出せるのは、48~78時間に一回しか出せない。

BMI値、体脂肪率、ウエストサイズは、気にせずに、見た目を気にした方がいい。どんな体型になりたいか、そのイメージを持つことが、より成功をリアルなものにし、体型を変えるのは、筋肉を鍛えれば、ボディラインやスタイルを整える事が出来る。

近道を探さずに何も考えないで努力することは、頭も使わずにただやるだけのやる気のない態度と捉えられ、ヤル気があるなら最善の道を探し当てるまで考える事が必要である。

「走り込みは身体全てを鍛える万能トレーニング」という発想は完全に間違えである。

食事に付いては、脂質はダイエットやボディメイクの敵だと考えられがちだが、炭水化物の摂取が厳しく制限されていれば問題にする必要はない。脂質等を減らし全体の摂取カロリーがマイナスに傾いて、筋肉にも肝臓にもグリコーゲンの蓄えが無くなると、身体は筋肉のたんぱく質を分解してエネルギーに使い始める「カタボリック」、異化作用で、ボディビルダーが一番嫌う現象である。

糖質制限を行う時に、油脂の摂取制限はしてはいけないのだが、トランス脂肪酸は避け、オメガ6系の脂肪酸を減らし、オメガ3系の意識して摂る、著者は、ケトン体の状態ならココナッツ・オイルや、MCTオイルも薦めている。

ダイエットの為に、「塩分をカットする」人がいるが、全く意味がなく、ワークアウト前後には、適度の塩分と水分補給をしなければならなく、質のよい塩には、マグネシュウムやカリウムが豊富で精製された塩より、天然塩、岩塩を使う事が望ましい。

ワークアウトで最も気を付けなければいけないのが「姿勢」で、踵に体重を掛けずに、つま先重心にしつつ、胸を張って背中に自然なアーチが出来るように意識する。

本書を製作するにあたって一番大切にした点は、単なる知識のハウツー本では無く読むば本当に身体を変えられる
「遠隔パーソナルトレーニング」のようにしたかった。身体の仕組みを知れば、筋肉が発達するのは単なる化学反応で高価がなければ何かが必ず間違っていて、全ての条件が揃えばすぐに効果を実感できる。

以上が、大まかな内容だが、最近糖質制限の医師の発言に注目しているが、その医師の中でも、細かな処で見解が別れているが、ボディビルダーの長年の常識から見れば、答えは出ていると思う、成功している彼等の身体を見れば肌ツヤもかなりいい状態で、栄養状態良好な事も解ると思う、今の医師は健康体の人が、どの様な生活をしているかをもっと分析する必要性が有ることに気が付く、健康診断のBMIの数値やウエストの数値等も、疑問を持てない医療関係者に、一読してもらいたい。ただ、北島達也ファンなら、もう既に解りきった内容だが、以外に女性のカッコいいダイエットのヒントが有り、読みやすく解りやすい著書です。お勧めします。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

「がん」では死なない「がん患者」 栄養障害が寿命を縮める

2016/06/08 18:03

いい処を捉えている。

5人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

がん患者の8割は、感染症で亡くなっていて、感染症の要因に、栄養障害による免疫機能低下がある。栄養障害とは、栄養バランスが壊れ、代謝障害が起きる。

栄養障害に陥ると、免疫機能が低下するため、誤嚥肺炎や敗血症等の感染症に掛かりやすくなる、身体に脂肪クッションがなくなり、褥痩(じよくそう)(床擦れ)や、傷が治りにくくなり、回復が遅れる。

術後の合併発症生率や死亡率で、アルブミン濃度(4,6g/dL通常)の低い人は、合併症発症生率、死亡率は、上がる。アルブミンは、血液中にあるたんぱく質の1種で、手術前にたんぱく質とエネルギーを満タンにする必要がある。

抗がん剤治療や放射線治療の副作用に、たんぱく質とエネルギーを補うのはもちろん、坑酸化作用のある、コエンザイムQ10、ビタミンA,C,E,亜鉛等をたくさん摂る必要があり、アルブミン濃度の低い人程副作用が低い、血清アルブミン値3,0g/dL 以下は栄養障害と判断される。

著者は、患者をただ生かすだけの手術は止め、ガン治療のエンド・ポイントを幸せにするために、逆算しいったい何が出来るかを、最適な方法を探る。

人の身体から運動能力を奪うサルコペニアは、栄養障害、運動不足、病気になって起こるが、早くからたんぱく質とエネルギーを投与すれば、そこに至るまでの時間を延ばす事ができる。

脚や腰に病気がないのに歩けないのは、栄養を投与されていないために、筋肉が衰え歩けなくなる。それは医療が招いた病気。

黄色ブドウ球菌(おうしょく)も、MRSAも、健常者であれば保菌しても発症することは、希だが、栄養状態の悪い患者等は、安易に感染してしまう、栄養状態を改善し免疫力を上げれは、感染症は減らせる。

GFO(グルタミン3g、水溶性ファイバー5g、オリゴ糖2,5g)を水で溶かし1日3回投与しエネルギーは別で投与する。尾鷲病院では、院内で発症するMRSA症例をゼロにしている。

呼吸障害と栄養障害の悪循環から抜け出すには、脂質の多目の投与、脂質の中でもω3系脂肪酸必須。

脳卒中、心不全、慢性肝炎、肝硬変、慢性腎臓病、糖尿病、 外傷、ヤケド、それぞれの栄養を入れる時期や方法を紹介している。

BMI は18,5を切ると死亡率が急激に上がり、日本人の80歳以上は多い、世界的に見るとBMIは27の人がもっとも長生きしている。

サルコペニアとは骨格筋の筋力量が減り、身体機能が低下した状態で、痩せている人だけではなく、自分で動く事が出来なくなる、これを防ぐには、充分にたんぱく質を中心とした食事と運動をして筋肉を太くする。

老化の最大の原因は、「酸化」であり、それを防ぐ為に、坑酸化物質(ビタミンA,C,E)を摂取を勧めている。

以上が、著書の大まかな内容だが、ビーガンを勧める、アメリカのマクガバンレポートを中心とした栄養学は、やはり、否定されてもいいと思う、確かに一時的な期間なら有ると思うが、それを確認出来る内容だ。著者には、是非、マックス・ゲルソンの食事療法と、ライナス・ポーリングの分子整合栄養学(オーソモレキュレー)を学ぶべき、考え方が、当時のライナスと類似していて、読んでいるうちに、ライナスの著書では無いのかと?しかし、東口氏の独自の感性だと、それは、糖尿病治療の見解が違う事、それ以外は、殆ど類似している。是非、分子整合栄養学を勧めている溝口徹氏と合流してもらいたい、また、出版社の方々には、二人の企画をお願いしたい。しかし、残念だが今のメジャー医療に携わる医師達には、殆ど知られていない医療だ。東口氏を今後も注目したい。読みか値は有ります。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

難しいことはわかりませんが、「がん」にならない方法を教えてください!

2016/06/02 16:34

遠慮がちな聞き手に?

5人中、5人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

水上氏の久しぶりの著書なので、直ぐに読み始めたが、彼の著書を読んでいる人には、ちょっぴり物足りなさ有る。

最初に何故ガンが出来る原因に対して、細胞のコピーミスから、細胞の染色体テロメアが分裂するごとに減り、分裂をしなくなり死滅するが、コピーミスの細胞は、永遠に分裂をし潰瘍となる、それがガンガン細胞で、分裂するためには、エネルギーが必要で、他の臓器からエネルギーを奪い、血管やリンパ管を通り別の臓器に寄生すれば転移ガンになる。

水上氏は、ガンの要因に煙草と、塩摂取量の多い事をあげ、対策では野菜や果物には、塩分を体内から排出するカリウムが含まれるために、極力摂るようにする。意外なのは、農薬や添加物、魚の焦げ等は、余り気にするなと、しかし、マーガリンは、バターにする。また、ニンニクや、キノコ、コヒーは、予防になる。

ガン検診について、50歳からは、1年に1回は受けるべきで、検査の種類では、胃ガンと大腸ガンは、内視鏡検査で、肺ガンは、CT検査、乳ガンはマンモグラヒィーとエコー検査を組合せを、また、主要ガン検査以外の検査には、エコー検査を薦めている。
ピロリ菌(胃ガン)、肝炎ウイルス(肝臓ガン)、ヒトパピローマウイルス<HPV>(子宮頚ガン)ウイルス検査は必要。

ガン告知をされるときは、家族と聞くようにし、一度その場所を離れる、家族がガンになったら、医者との間に入り、治療法等の相談役になる。

ガンの三大治療は、治療法を決めてしまうと後戻りが出来ない、セカンドオピニオンや、サードオピニオンを考え、医者が気に入らなければ、変える。


手術について、手術は臓器を切るため、どんな後遺症が残るか事前に詳しく聞き、直前でどうしても受けたく無ければ、事前にキャンセルすべき。

ガンセンターは、最高の治療が受けられると考えるのは間違いで、最先端の機器は、クリニックにある場合も、放射線の最新機器は、人体の負担が少なく精度は高い。

抗がん剤は、効くガンと、効かないガンがあり、副作用もある、服用してしばらくすると、効かなくなってくる。抗がん剤の副作用を和らげるサプリメントに、グルタミン酸を食後に10g服用する、日本の病院は処方しない為、自分で買って飲む。しかし、抗がん剤の完治はかなり難しい。

第四の治療法「免疫療法」を紹介している、リンパ球療法(細胞免疫療法)は、リンパ球を培養し戻す、1週間もすれば全部死滅し殆ど効かなかったが、樹状細胞を取り出し、ガンの目印に覚えさせ戻す事(樹状細胞ワクチン療法)、これが驚異的に効くようになった。しかし、保険適用では無いために、費用がかかる。

ガンを治す人に、「治す」という強い気持ちを持つポジティブな人が多く、何が正しいか確信が持てない状況で、自分がどの治療法を選択するか、意思決定する場合も、ポジティブな思考が、また、仕事を続けて、毎日を楽しんでいる人の方が経過がいい人が多い。

自宅で最期を迎える場合は在宅医療を利用し、終末医療が専門のホスピスは苦痛を取り除く、最後まで希望をもち、最後まで希望を持つ人はやすらかである。

以上が著書の内容だが、水上氏は、日本のガン代替治療の第一人者だと思う、沢山のガン難民を受け入れた、彼の功績は大きい、しかし、この著書の内容は、少し浅いのでは?例えば、水上氏の高濃度ビタミンC点滴療法の記載が無いのが、気になるのだが、何か、医療業界に遠慮がちな内容になっている、是非、この著書を読んだ方は、水上氏の過去の著書を是非読んで貰いたい。改めてガン治療は、自身で調べて納得の行く治療を見付ける事が重要だと思える著書です。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

2週間プログラム、試す価値あり。

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

なかなか、面白い!著者は医師ではなく、自身の体調管理を始めたが、余りにもいい加減の医療情報から、成果を出せず、lT起業家の深い分析能力を、自ら医療に、バイオ・ハッカー(自分の体を数値化&徹底分析する人)になり、トコトン追求し、自身の140キロの体重を減らし、日常のパフォーマンスを上げる為の完全無欠食をまとめている。

著書の内容は、余りにも、長く成りすぎるので、ブログにアップするが、要するに、体調のが悪いとき、アレルギーや炎症が起きているときなどは、現在食べている、食材を疑えと、また、身体の炎症を抑えれば、生活の質を上げる事が出来る。

まず、最初に彼が発案している、2週間だけ、「完全無欠メニュープログラム」を厳密に試し身体の変化を、その食事の内容は、最初の一週間は、野菜を中心にした、「糖質制限食」になっている。細かい処は弱冠違いも有るが、次の一週間は所謂、ベジタリアン食(ビーガン食)、体の毒素を出せるようだ。

全体的には、普段の食事は、白澤卓二氏が以前から発言している、ケトン体理論を使った理論に類似している。非常に説得力は有る。

どうも、この著書は、あるクリニックでは、患者さんに対して、この著書を読むようにと指導している様だ、

これを読んで思うが、目標を定めて、例えば、トライアスロンや、フルマラソン等、自身が一番パフォーマンスを上げたい時に、計画的に日程を調整して、この2週間プログラムを取り入れる価値はある。また、自身の身体が、どの様な食事が合わないかを、確認するために、たまに、この2週間のプログラムを試すのも、面白いと思う。

普段は、少し、気にする位で、目標を決めて、一時的に、2週間だけ徹底的にするのも、面白いかもしれない。
バイオ・バッカーになるのも面白いかも?

しかし、本来で有れば、医者がこの手の著書を書くべきでは無いのか?この手の著書また、適正な食事療法が、今まで、無かった事、事態が不思議な医療業界だ。非常に面白い著書です。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

知らないと恥をかく世界の大問題 7 Gゼロ時代の新しい帝国主義

2016/05/24 01:02

世界全体を解りやすく解説されている。

1人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

私は、このシリーズを必ず読んで要るが、非常に解りやすく記載されて要るので、気軽に読める、内容をまとめると長くなるので、blogにあげるが、幾つか、気になった所をピックアップしておきます。

EUには、シェンゲン協定(協定を結んでいる国同士は国境線がなきがごとで往来が自由)があり、テロリストの温床に「ベルギー」から、ベルギー語が無いその国は、ヨーロッパの真ん中に位置し、オランダ語、フランス語、ドイツ語、複数の公用語があり、EU(欧州連合)本部があるが、イスラム過激主義者達が、集まる中心的な存在に、「1つのヨーロッパ」の理想が、思わぬ形で裏目に出ている。

基軸通貨にする為に、人民元がSDR(Special Drawing Rights)に入る事、SDRとは、IMF(国際通貨基金)加盟国の特別引出権で、通貨危機の際、通貨不足に陥った加盟国は、SDRを引き出し、ドル等に交換できる。SDRを構成する通貨は、2016年10月から、アメリカ・ドル41,73%、ユーロドル30,93%、人民元10,92%、日本円8,33%イギリス・ポンド8,09%の5通貨の相場で、毎日価値が変化している。しかし、人民元の相場の急落を防止するため、中国銀行が外貨準備金を取り崩し、人民元を買い支えるが、ジョージ・ソロスが「人民元空売りを」他のヘッジ・ファンドにも知らせ、空売りを加速させている。ソロスの狙いは、人民元売りで儲けた資金で、中国の民主化を進めようとしている。

石油には3つの価格指標があり、アメリカ(WTI)、イギリス(北海油田)、中東(ドバイ原油)中でも、ガソリンの成分が多い、高品質なWTIと北海油田の原油価格が連動し、ドバイの値段が安く決まり、その上に、先物取引され、ギャンブルの対象にされている。金融政策が石油価格に影響している。

世界の石油は、アメリカ、イギリス、オランダの七つの石油会社「セブンシスターズ」と中東を中心とした、13の産油国が加盟している「OPEC」が、価格カルテルを結んで、価格を調整していたが、加盟国のシェアを維持する為に、生産削減が出来なくなり、また、アメリカのシェールオイルの生産で、一時期、1バレル30ドルを切った。石油は「戦略物質」である。

ウルグアイ前大統領のホセ・ムヒカの政策は、格差を無くすことに力を注ぎ、貧困層から抜け出すには、教育が欠かせない。来日の際に、ムヒカは、パナマ文書について、「自分の資産を増やすために行動するのは、バカげたことだ」「格差の解消は政治主導で行い人の幸せは政治家が作るもの」残念ながら、ムヒカ氏のような考え方の政治家は少数派である。

物事には、必ず因果関係があり、その蓄積が歴史で、自身の頭で因果関係をたどる作業を積み重ね、そこから将来を考えるヒントが見えてくる。歴史には終わりが無く、だから学び続ける必要が有る。最後に締めています。

以上が、幾つかの内容をあげたが、個人的には、石油の攻防や、ウルグアイの元大統領ホセ・ムヒカ氏の内容に興味を持った、もう少し、深い分析を知りたい。このシリーズは、続けて貰いたい。正統派のジャーナリズムを感じる著書になっている。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

ガンと闘わない治し方 ガンになっても『安心』できる13の実話

2016/05/17 13:13

ガンになったら、著者の治療を受けてみたい!

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

幾つかのガン治療の著書を読み続けて来たが、この著書は間違いなく、ガン患者に紹介したくなる一冊の一つだ。

治療方針は、高濃度ビタミンC点滴療法がメインで、オゾン療法、ヒーリング、αリポ酸点滴、また、腸内環境を整える事や、体温を37度ぐらいにするために、ゲルマニウム温熱ドームや、腎を温める、赤ちゃん番茶(滋賀県)、ミネラルの多い塩を取り、自然療法とし、自然な物を採ってもらう、これらは、全て、バイオレゾナンス検査で、効能やエネルギー状態をチェックし、検査すると反応が改善する。

免疫力を上げることを、考える治療になっている。

13例のガン患者の実話エピソードを交え非常に読みやすく書かれている。

高濃度ビタミンC点滴療法は、もう少し、深い情報は、是非、柳澤厚生氏の「ビタミンCはガン細胞を殺す」をお薦めしたい、また、ヒーリングでは、ガストン・ネサーンの講義を受けている、萩原優氏の「前世療法の奇跡」を是非、読む価値はある。

個人的な見解だが、高濃度ビタミンC点滴療法や、丸山ワクチン(著書には記載されていない)は、副作用が無い治療の一つだ、試す価値は充分に有ると思う、まだ、これらの代替治療を知らない方には、読む価値ある。お薦め出来る著書です。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

薬害被害、それさえも気がついていない人へ。

12人中、11人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

はじめに、病気を治すのは、私たち自身の身体で、身体には生来、病気やけがを治す力や機能が備わっている。これが自然治癒力。

痛み止に含まれる鎮痛成分には、痛みを軽くする作用があるだけで、痛みのもとを除く働きはない、解熱鎮痛剤を常用していると、頭痛の起こる頻度は増え痛みが強くなる、頭痛の起こる原因を探すこと。

ノロウイルスによる急性胃腸炎は下痢を起こすが、腸がウイルスを出そうと働く為で、下痢止めを飲めば、腸はウイルスを排出出来ず、身体でウイルスを止めてしまう、感染症の下痢の時は、下痢の薬は飲んではいけない。

ピロリ菌について、胃ガンのリスクを抑えるためにピロリ菌を除菌し、そのせいで食道がんのリスクを高める、除菌よりも、免疫システムを上げる事を勧めている。

CT検査では、日本は欧米諸国と比べても、医療被曝の高い国で、ガンの発症のリスクを高めている。

ガン検査のひとつにPET(陽電子放射断層撮影)検査があるが、ブドウ糖に類似した物質と放射性物質を合わせた薬剤を投与し、ガン細胞がブドウ糖を取り込む性質を利用しガンの位置を調べるが、ガン細胞の栄養素は糖質で、かえってガンを喜ばせている。

大量の食べ物を身体に入れると、酸性度の高い胃酸は多く分泌され、胃酸により、胃粘膜を溶かしかねない、中和させるために、アルカリ成分の含まれた胃腸薬を飲めば中和されるが、そこで再び飲んだり食べたりすれば、飲食により細菌やウイルスを胃酸が退治出来ずに、胃炎が悪化し、胃潰瘍からガンにつながる。胃腸薬と暴飲暴食が胃ガン招いている。

漢方薬の処方は、通常、患者さんのその人の状態を表す「証(しょう)」を見ることから始まるが、証が異なれば違う漢方薬をすすめる、にわか知識の漢方薬には気を付ける。

虫よけスプレーは、農薬の1種であり、子どもの健康に影響を与えかけない、対策として、ユーカリや、ゼラニウム、ラベンダー、レモングラス、シトロネ等のアロマオイル(精油)から、水に入れたスプレー瓶に入れ混ぜ手ずくり虫よけスプレーを紹介している。

あとがきに、徳島県上勝町の「葉っぱ村」高齢者が多く、町では「今日はこんな葉っぱが必要」と防災無線やファックスが農家に連絡され、高齢者は必要とされる葉っぱを集め、一人で1,000万円を稼ぐ高齢者も、このビジネスは2億円を越している。
身体の不調には、生活の中にあり、それを顧ることから、病気にならない身体づくりは始まる。生きがいを持ち楽しく暮らす、あなたの身体の中にある病気の種を癒せるのは、自身の行動の中にある。と締めている。

以上が著書の内容だが、80%位は共感出来る、薬剤は根本的に病気を治してはいなく、非常に危険が潜んでいる事、これらを著者の立場から発言しているのは非常に感心する、薬剤の教育に疑問を持つ事になるのだが、栄養学博士の著者には、日本の栄養学の教育も問題が有ることに、気が付く事に期待したい、生活改善を上回るサプリメントはない、糖質制限の危険性を、解説されているが、その辺は、改めて、深い分析を求めたい。著者の誠実な発言、行動には、今後注目したい。薬に対する危険性の知識が無い人には、読む価値はある。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

金融のしくみは全部ロスチャイルドが作った

2016/04/22 16:31

通貨発行覇権の陰謀論。

3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

2008年に出版されている著書で、陰謀論の基礎になる内容になっている、いつもは、内容をまとめて、要るが、まとめていたら、レビューに載せられない位、長くなってしまうので、まとめはblogに載せ、感想だけにする。

内容的には、広瀬隆、ベンジャミン・フルフォード、菊川 征司等の著書を読んでいる人は、だいたい類似している、彼等以外から書かれる事は、いい事だと思う、この手の内容は、今まで真面目に日本で歴史教育の影響を受けている人程、受け入れられないのでは?そんな人は、陰謀論書フィクションの感覚で、読んでも面白いかも、しかし、最近の馬渕睦夫氏や、苫米地 英人氏のの発言等を聞いていると、広瀬隆氏の著者がただ単に、フィクションではない事に、気が付く切っ掛けになるのではないのか?

以前、ビートたけしの著書に、日本は建前歴史教育の中で育ち、建前の社会が前提に有り、そろそろ建前教育を止めるべきではないのかと書いていた、個人的には、日本の歴史認識等を改めて、日本人は考える必要性が有るのではないかと思う。

この著書に、ドル紙幣を一枚、じっく観察し、スペイン語で何て書いてあるかを自信で調べて見ても、勿論、この著書にも答えは有るが。

安倍氏の著書等を、読んだ事のない方は、一度ゆっくり読んでみて、自身の受けた教育を等を考えるのも、面白いと思う。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

週1断食で万病が治る 週1日、2食抜くだけ!

2016/04/19 16:06

断食は試す価値有り!マクロビオテック?

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

現代の過食の原因の1つに、1日3食が定着していて、昔は1日2食だった、著者は1日1食で、24時間断食を毎日繰り返している状態。

病気の原因の殆どが、「過食」と「偏食」で、断食の効用に、1内蔵が元気になる、2有害物質が排泄される、3免疫力が高まる、4血糖値が落ち着く、5余分な脂肪、コレステロールが消費・排泄される、6エネルギーを有効活用できる、7精神が安定する、8閃きが起こりやすくなる、9五感が敏感になる。以上の様な効用がある。前立腺ガンの人が腫瘍マーカーが正常値に下がる事や、潰瘍性大腸炎やクローン病等の効果もある。

断食に向いている時期は春で、自宅でやる断食は「週一断食」を薦めている、これを四週間続ければ、2泊3日計7食を抜く「本断食」と同じ効果が得られる。幾つかの注意点や断食に向かない人もいる。

交感神経が優位になると口が乾く、口が乾くと唾液が出ない、胃液や腸液も出ない、消火器の動きが悪くなるときに食事をしても、消化は出来ない。
著者が薦める、「数息(すうそく)」呼吸法を紹介している。

最後の章では、断食で統合失調症や、喘息、血圧降下、アトピー性皮膚炎、の改善例を紹介している。

全体的にこの様な内容だか、個人的には、断食医療の易しい著書を捜していたので、非常に読みやすく解りやすく解説されている、共感出来る処も多いが、しかし、著者はマクロビオテック(玄米菜食)を薦めて要るが、一時的には、この食事療法は確かに効果は有るだろうが、長期的に見た時には、決して良好な食事療法だとは思わない、参考文献に溝口徹先生の著書をあげて要るのであれば、是非、著者は溝口徹氏の理論を学ぶべきだと思う。今後の発言に期待したいです。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

トクホを買うのはやめなさい 医者が教える実は危ない食品

2016/04/15 16:17

改めて、凄い社会に住んでいる。

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

トクホのかなりの研究データーは、「健康・栄養食品研究」という学術誌で発表している、発行元は、日本健康・栄養食品協会という公益財団法人で、厚生労働省の天下り受け入れ先で、700以上の食品メーカーが加入している。トクホ食品の中に、コレステロールを下げる効果のない食品、エコナは発ガン性物質が入っている事で販売停止、ヘルシア等のカテキン飲料も肝臓機能障害等、健康を害する添加物だらけである。

また、食習慣では、1日3食で朝食には疑問を投げ、直接糖、1日30品目(食品)を薦めていた、これらは全て、食べ過ぎを招き、食べ過ぎがガンをもたらしている。

健康食を考える時に、食べてはいけない食材を、遺伝子組み合え食品、品種改良食品、GMO作物、トランス脂肪酸、安い食用油、加工肉、養殖魚、砂糖、人口甘味料、アスパルテール、スクラロース、アドバンテーム、牛乳、うま味調味料、電子レンジの食品、放射能汚染された食品、これらの食品を食べてはいけない食材として解説されている。日本は世界一の添加物大国である。

これからあふれかえってる偽物の食材・食品を避けるには、真贋(シンガン)を見分ける目と表には出てこない知識を身につけるしかない。

ホールフード(一物全体)、身土不二、日本の言葉から、食材を、丸ごと、季節の旬の地元の食材を食べる事は、東洋医学的にも意味がある。

添加物は避け、食品表示の長い呪文に気を付け、調味料(塩、醤油、味噌、みりん、酢、日本酒)や、オリーブ・オイルの選び方を紹介し如何に世の中怪しい食品が多いかが解る。

身近には生薬があり、生姜、山椒(さんしょう)、ニンニク、ヤマイモ、シソ、ワサビ、ニラ、ミカン、オクラ、ゴボウ、イチジク、アズキ、ニンジン、ナツメ、胡麻、これらの効果を紹介している。

著者は、食事療法で肉の解釈が医師によって違う事を指摘していて、先住民は動物性食品の摂取率は高い、質のいい食材を選ぶ事が重要で、肉よりも卵を重視している。

現代の毒の殆どは脂溶性なので、体の中に脂肪に溶け込み、人間の脳は殆どが脂肪なので、害をもろに受けてしまう為に、解毒作用のある食材や、低温サウナや、有酸素運動、断食で、脂肪に溶け込んでいる毒素を取り除く事が出来る。

最後に著者は、何故?こんなに毒物まみれの食材が日本に多く入り込んでいるか?そこには、TPP等の大きな政治力があり、日本は奴隷的な社会である事を知る必要があり、国民一人一人が状況を動かしていくことが必要なのです。と締めている。

全体をまとめてみたが、日本って社会は酷くなっている事に気が付いていない国民が多すぎる、大学病院で食事を指導する医師が要るだろうか?ガン、糖尿病、リューマチ、アトピー、花粉症、鬱病、全て対処療法で根本では完治していない、改めて食の大切さを考える著書です。著者に興味を持った方には、「睡眠薬中毒」、「薬が人を殺している」「医学不要論」は、この著書と一緒にお勧めです。医学会の嫌われものを貫いて下さい。(笑)。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

不安な未来を生き抜く知恵は、歴史名言が教えてくれる 「明日を変える力」を磨く55の言葉

2016/04/07 16:09

読みやすくまとめている。

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

「愚者は経験から学び、賢者は歴史から学ぶ」ビスマルクが残した言葉、ここから、歴史の名言から未来を読む、現代社会と歴史を照らし合わせ展開している。

幾つか、著書の内容をピックアップしてみる。

「好かれようとしているだけなら、いつでも何でも妥協する用意があり、何も達成しないだろう」、-マーガレット・サッチャー。ここから、当時の郵政民営化を照らし合わせいる。

「虫が刺すのは悪意からではない、生きるためだ、評論家も同じた。彼らはわれわれの血が欲しいだけで、苦しめてやろうという了見はない」-フリードリヒ・ウィルヘルム・ニーチェ。
官僚の世界には問題点があるが、個々の問題点を指摘しても、大きな構造問題、終身雇用、年功序列という制度下に官僚が存在している限り、国民の生活より自分が生きるために、自らの天下り先を探す方が大切に決まっている。裏側にあるシステムの問題こそを考える事が大切。

「天才とは、凡人が敷いたレールの上に自分の考えを乗せない事だ」-スタンダール。JR北海道で、デュアル・モード・ビークル(バスと電車)開発時に、電車を改良していたが、上手く行かず、発想の転換でバスに電車の機能を加えて完成している。誰もがイノベーションに大きく貢献出来る例である。

「批評家というものは、文学や芸術の面で失敗した連中である」-ベンジャミン・ディズレーリ。野球の解説・批評は元野球選手が行っているが、政策の批評を行う人は、政策の経験がない。

「高慢は常に破滅の一歩手前で現れる。高慢になる人はもう勝負にまけている」カール・ヒケティ。
これは、日本の隣国の問題を取り上げ、対立する相手やライバルに対し、単純に腹を立てることなく謙虚に学ぶことが重要、決して高慢な態度で臨んではいけない。


「無能な管理職は無能な部下を重用する。組織全体の弱さのかげに、みんなの無能さを隠し合う」-リー・アイアコッカ。人事は企業経営全体に対して非常に大きな影響力を持ち、会社が無能な管理職を配置すれば経営陣への期待を失い組織の弱体化が進みそれをよしとする社員は、その事にも気が付かない。

「1足す1が2、2足す2が4だと思い込んでいる秀才には、生きた財政はわからない」-高橋是清。高橋是清は不況時に徹底した財政拡大をし、人々の重税負担を考え軍事予算を削減しようとし2・26事件で暗殺されている。
自身が社会全体の実態を自分の目で把握し、正しい判断をするように常に心がける。

「敵から身を守るのは、準備怠りない防衛力と友好関係である」-ニッコロ・マキャベリ。昨今の安保法政の問題で、集団的自衛権の行使は防衛であると同時に国際的な信頼を得る行為でもある。

「小国寡民」-老子。国土が小さく人工の少ないことで、シンガポールは東京23区とほぼ同じ大きさで、人口は540万人、一人当たりの所得(購買力平価ベース)は51,000ドルで、日本をすでに40%も上回っている。一人あたりの所得ランキングの1位を争うのは、ルクセンブルグやノルウェー、スイス、いずれも人口が少ない小国で、常にリスクは有るのだが、徹底して国を開かなければならない宿命を背負っている。ここから、日本の徹底した地方分権を実現すること。

全体的に、一章事にコンパクトにまとめられて、読みやすい著書になっている、現代社会を、時代を担った偉人の名言を絡めて考察している、非常にいい著書です。お勧めです。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

睡眠薬中毒

2016/04/04 23:00

どれだけの医師がこの事実を知って要るのか

3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

相変わらず著者は、世の中に一石投じているが、これは、今日本人が考えなくてはならない、大きな問題点の1つだと思う。内容を要約しておきます。

最初に、睡眠薬の真実として、1不眠を治さない2向精神薬である3依存性がある4服用の中止には禁断症状がともなう5海外では麻薬と同様に規制されている6飲み続けると、認知症になりやすい7飲み続けると、早死にしやすい。睡眠薬には不眠を治す力はなく、ゲートウェイドラッグ(違法ドラッグやマリファナ同様)である。

睡眠薬の眠りは、ノックアウト型で、自然な睡眠ではなく、呼吸が浅くなり(高地での睡眠薬の服用は避けるべき)
、昼間のだるさ、意識が飛び奇妙な行動を起こす。睡眠が取れなくても死ぬ事はない。

睡眠薬は、イメージ緩和の為に、睡眠薬導入剤という言葉をあえて使うが、
非常に危険な異常行動を上げ、製造メーカーの臨床試験の捏造もあることも解っている。欧米では、ハルシオンは販売が中止になっている、けして安全性が高くはない。

海外では、睡眠薬をはじめとした向精神薬は、まったく麻薬と同じように厳格に規制されていて、コカインやMDMAといった麻薬も、神経伝達物質が働く過程に作用し、その機能を増強するか遮断する基本は同じ。

睡眠薬で、体内での「ダウンレギュレーション」仮説が有力だと、睡眠薬は脂溶性で、余った物質は脂肪に蓄積され、皮下脂肪や内蔵脂肪だけでなく、大事な脳も脂肪の塊で、毒の貯金箱は全身にいたる。飲めば飲むほど日常の不安が増し脳内細胞を殺していて、自殺を誘引している。また、臨床試験の化学性を認めらるのは三分の一程度にすぎない、捏造が多い事を挙げている。日本は世界一の薬漬けで在庫処分国である。

砂糖が最初に精製された覚醒剤と言われ、グルタミン酸ナトリウム入りのポテトチップスを食べ始めるととまらなくなる、興奮系の神経伝達物質は、砂糖と同様に、依存性が高くなる。

現在、「理想的な睡眠薬」「自然な眠りを導く睡眠薬」と形容され、画期的な薬だ、安全な薬だ、ともてはやされたものが、時期に正体がばれ、その欠点を克服する新しい薬が登場する、失敗の繰り返しから抜け出せない歴史がある。

睡眠薬を止める為には、睡眠薬の怖さを充分に理解した上また、自己卑下が出来る発想の転換が必要。

薬を抜くためには、違法ドラッグを中心とした薬物離脱を支援する、「ナルコノン」のプログラム(ジャブ抜きと同じ)は、サウナを5時間、有酸素運動で、脂肪燃焼の観点から有効性はある。ただ、解毒過程で、「薬物性フラッシュバック」「トリップ現象」が起きる人もいる。

不眠改善で、食事の考え方に、玄米菜食は、治療的な意味があり、また、糖質制限食、その人の体質、性格により、どちらがいいとは一概にいえない。詳細は、著者の「医者いらずの食」等を薦めている。

あとがきで、この著書を読んで何かを感じた方は、医療業界と薬品業界の裏に何が潜み、世界の金融システムがどの様に動いているかを学んでもらいたいと締めている、

簡単にまとめてみたが、非常に恐ろしいものを感じる、著者が指摘しているように、製薬会社の物を買うと言うことは、突き詰めると、軍事産業を支援しているのに等しい、実は、反原発活動をしている著者の広瀬隆氏の著書等にも、医療業界は、今でも軍事産業の配下に有ると、それを理解していないと、医療業界の捏造や、健康基準値等の唐栗に疑問は持てないだろう、この著書は、あくまでも睡眠薬に対して書いているが、これを切っ掛けに、抗がん剤や、風邪薬をはじめとした薬全体に着いて改めて考える切っ掛けを作れると思う。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

重要事件で振り返る戦後日本史 日本を揺るがしたあの事件の真相

2016/03/23 16:40

危機管理の達人の戦後史。

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

著者は、現在の警視庁に入庁、幾つかの日本の大きな事件に、警備幕僚長とし、危機管理に携わり、日本の湾岸戦争のPKO派遣という試練の時に、総理の諮問機関「国際協力懇談会」のメンバーだった、日本国憲法の矛盾に目をつぶり「自衛権はある」政府見解に従い行動をしていた。事を告白している。

第二章では、戦後の混乱期から、食糧難の悲劇で、殺人鬼事件や、2・1のゼネスト事件は、GHQに中止させられている。社会秩序の維持の観点から当然の成り行き。また、下山・三鷹・松川事件の裏には、戦後のインフレを抑えるために、緊縮財政政策を実施し、28万人の公務員が解雇され、国鉄に対しては、9,5000人が人員整理を言い渡されている。

東大安田講堂やあさま山荘事件、テルアビブ・ロッド空港乱射事件(1972年 )、日航ジャンボ機ハイジャック事件(1973年)、シンガポール・シー・ジャック事件(1974年)、ハーグ事件、スキポール事件(1974年)、クアラルンプール米国大使館占領事件(1975年)、ダッカ事件(1977年)、ダッカ事件を除き、著者は、警備局調査課長や、外事課長のポストで関わっている。

昭和50年、ひめゆり塔事件も、著者が警備責任者として、沖縄に派遣されていた。

1976年に、ソ連防空軍所属ミグ25戦闘機(冷戦下秘密のベールに包まれた超高速戦闘機)にソ連の防空軍中尉が搭乗し、函館空港に強行着陸し、アメリカへの亡命を希望した。日本の防衛能力の無さや、有事法制等の法制度がない事が露呈し、日本政府は大騒ぎになる。著者も翻弄されている事情が解る。

1980年、陸上自衛隊元陸将補(高級将校)の宮永 幸久がソ連の謀報機関(GRU)のスパイになっていて、著者は、当時、防衛庁教育担当参事官だった、ところが、宮永は懲役1年だった、もし彼がアメリカの軍事機密を流していたら、懲役10年の判決が下った可能性がある。

1976年、アメリカでニクソン政権が
退陣し、政権とロッキード社の疑惑から、田中角栄の名前がでてきて、次の年に外為法違反容疑で逮捕され、この時代の日本の政治が泥まみれ、金まみれになってしまった。著者は、彼をまったく尊敬していない。

未公開株を譲渡して上場により儲けさせる、江副浩正(リクルート社長)の開発した新しい政治資金の手法に政治家達はこぞって乗り、検察当局は大物政治家を立件できず、藤波孝生(自民党)、池田克也(公明党)他7人に有罪判決でとどまっている、実はその時期、ODAと賠償をめぐる汚職問題があり、外務省は槍玉にあがるはずだったがリクルート事件が勃発していた。

1992年、東京佐川急便の渡邊広康前社長ら四人を特別背任で逮捕され、疑惑の追求過程で自民党の金丸信副総裁
に5億円が流れ、事情聴衆を求められるが、応じず、政治資金規制法違反を認め略式起訴でわずか20万の罰金で決着するが、翌年、脱税容疑で数十億円の不正蓄財が発覚した。金権イメージか修復不能に55年体制の構図はついに崩壊した。

最終章では、1995年の地下鉄サリン事件を起こす、オウム心理教と、著者の命懸けの攻防が記載されていて、著者が感服したジャーナリストの江川昭子氏を、オウムに暗殺されそうになりながらも、淡々と着実にオウムを追及し本当に勇気のある女性だと感銘している。

以上が著書の簡単な内容だが、もしかすると、この様な立場の違う視点の歴史書は、現代社会教育に必要なのかも知れない、個人的には、この著書で紹介されている自身の著書に興味を持った、当時の重要事件にどの様な裏事情があったか、興味を持った。
若い人に薦めたい著書です。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

バリウム検査は危ない 1000万人のリスクと600億円利権のカラクリ

2016/03/20 11:16

熱いジャーナリスト!

2人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

医療業界の大きな闇は、日本人が余り気が付いていない社会問題だと思う、胃ガンのリスク、ピロリ菌の発見や内視鏡の技術開発により、闇の一つの牙城にメスを入れた著書。内容をピックアップしておきます。

ある医師の会話から、「ガン検診で一番問題なのはバリウム検査で、被曝の問題、早期がんは、X線画像には写らず、この医師の知る限り、バリウム検査をしている医師はいない。」この医師は、ピロリ菌未感染なので胃ガン検診は、受けていない。(WHOは胃ガン患者は99%はピロリ菌感染者で医学的に立証されている。)この会話から著書は始まる。

バリウム検査の副作用に、ショック、アナフィラキシー、消化管穿孔(せんこう)、腸閉塞、腹膜炎、排便困難、便秘、下痢、腹痛、肛門部痛、出血、悪心、嘔吐、発疹、痒感、蕁麻疹、があり、幾つかの重大事故また、被曝リスクも、取り上げている。一つの死亡事故をレポートしているが、業界の隠蔽体質を伺う事が出来る。

バリウム検査を中止し、リスク検診に切り替える巨大組織に対するタブーに、挑戦した群馬県の医療グループの顧問を務める、医学博士真鍋 重夫氏は、バリウム検査を止めようと思った理由に、死亡者数が減らない、見逃しがあまりにも多い、転倒骨折、誤嚥、気持ちが悪くなる、様々なトラブルが起きている。

国が定める5つのガン検診の中でバリウム検査は一番高い、要精検率が高く、「何か疑いがある」と言って、別検査に、料金の二重取りができている。

バリウム検査を薦める茂木所長は、便秘が辛いので、内視鏡でやっている。

バリウム製剤の国内シュアは、3つのメーカーで大半が占められていて、年間売上高は、163億円。

胃ガンのバリウム検査の見逃しに5の難題を指摘し、見逃し率45%を越えていて、損害賠償が頻発している。

著書で取り上げている、胃X線二重造影法を開発者の白壁彦夫先生は、1994年、亡くなる前に、「内視鏡で見つかるが、バリウム検査では撮れない、見つからない、胃ガンの症例がいっぱいある。バリウム検査は廃れる。」発言している。

胃ガン診療のトップランナー、国立国際医療研究センター国府台病院の村上直実医師は、確かな判断力を持つ内視鏡医がみれば、難しいとされる、スキルスガンを早期で発見出来る。50年来続いているバリウム集団検査には限界がきている。

厚労科研費は、バリウム検査を推奨する国がん・検診研究センターには潤沢に支給され、リスク検診の推進の障害になっている。

ただ、国がんのガイドラインは、9割以上が自治体でバリウム検査が続いていりが、民間業界は、合理的に判断しリスク検診を導入している。

リスク検診の有効性について、毎日、読売、日経の主要全国紙は報じているが、朝日新聞だけ扱っていない。

かつて、日本で行われた、集団予防接種は、B型、C型肝炎ウイルスの水平感染を引き起こし、国賠訴訟になっている、バリウム検査も同様に、大量の被曝などによる健康被害の顕在化する可能性はある。

読者は是非、ピロリ菌のチェックか、胃ガンリクス検診を受け、異変が有ればご自分の判断でどの検査を受けるか考えるべきだと締めている。

非常にいい内容の著書で、バリウム検査を考える内容で、実は、医師の中にバリウム検査を批判している医師も多い、また、著者には、是非、近藤誠氏等が発言している、胃ガンだけではなく、ガン検診に疑問投げ掛けている問題に対しても、是非レポートしてもらいたい。お勧めの著書です。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

食品別糖質量ハンドブック ダイエット・糖質制限に必携!!

2016/03/17 16:33

一家に一冊。

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

糖質制限を推進する江部先生の著書ですが、食品によって糖質の量って、よく解らないですが、写真付きで、項目別食品で糖質量が解る内容になっています。一家に一冊置いて置き、気になる食材を調べるのには、非常に便利です。詳しい糖質制限の理論や、料理等は、別な著書に譲りますが、単純に基本的な糖質量を調べる著書としてはいい著書です。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

147 件中 1 件~ 15 件を表示

本の通販連携サービス

このページの先頭へ

×

hontoからおトクな情報をお届けします!

割引きクーポンや人気の特集ページ、ほしい本の値下げ情報などをプッシュ通知でいち早くお届けします。