S.Oさんのレビュー一覧
投稿者:S.O
2015/01/18 13:02
分厚いけど,おもしろい本でした
9人中、8人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
会話形式で読みやすかったです。少し言葉遊び的なところがひっかかりましたが,幸せであることや夢を叶えるための考え方とかは,“なるほど”と学ぶことができました。
誤字やイラストの雑さとか,少し気になりましたが,内容的には面白かったです。
時々読み返して,心に落とし込まないといけませんね。
2015/02/28 23:24
最高の自己啓発本かも
7人中、6人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
夢ゾウシリーズの2が少し期待はずれだったので,今回はどうかと思っていたが,3冊の中で一番楽しく読めた。
ガネーシャの教えも意義深いものがたくさんあるし,物語としても最後まで楽しみながら読めた。女性の主人公で,恋愛とか心情的な内容が入ってくると,やっぱり物語として面白くなりますね。
小さな勇気をもって進んでいくこと。感動すること。感謝の言葉を伝える。苦しみを楽しみに変え方法(→目の前の苦しみを乗り越えたら手に入れられるものをできるだけ多く書き出す。欲しいものが手に入っていくストーリーを考えて空想を膨らませる。)等々,時々読み返して常に心に入れておくようにしたいと思いました。
紙の本あした死ぬかもよ? 人生最後の日に笑って死ねる27の質問
2016/01/23 19:49
時々読み返せといいかも
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
たった一度の人生を悔いなく生きることを教えてくれる本。いつか必ず死ぬことを意識して,できること,したいことを「いつか」じゃなくて「すぐにやってみる」こと。やらなかったことの後悔をしないことを教えてくれました。
最後に未来の(理想の人生を終えた最後の日の)自分が今日の自分に伝えるメッセージで,著者が記したメッセージはとても心に響きました。
「ほんとうに大切なのは,ハートをひらくこと,自分に素直になること。いまの自分の気持ちにちゃんと寄り添ってあげるんだ。「ほんとうは,どうしないの?」って。それが,未来の私からあなたへに一番伝えたいことだ。人生はもじどおり旅なんだ。旅に成功も失敗もあるか。そして,旅には,やらなければいけないことも何もない。歯を磨く,それくらいのもんだ。だいじょうぶ。子どもの頃の気持ちを思い出してごらん。そう。その気持ちだ。家の扉をあけたとたんに,走り出していたあの頃のあなた。…」
」
紙の本七十歳死亡法案、可決
2022/06/25 18:36
タイトルに惹かれて読みました
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
現実的ではありませんが,こんな法律ができて,自分が対象になるとどう考えようか,と読み始める前から考えてしまいました。
主人公(嫁)と介護が必要な姑さんとの日常やひきこもりの息子,自分勝手な夫など,読みながらイライラしますが,最後には家族がまとまってホッとしました。
自分の死を意識しながら生きることや高齢化社会の在り方とか,考えながらの読書になりました。
これを読んだ後,映画で「瀬戸内寂聴99年生きて思うこと」や「PLAN75」と続けざまに“死"や高齢化社会を問うような作品も観て,生きることの意義を考えさせられています。
]
紙の本本屋で待つ
2023/08/13 23:50
リアル本屋の魅力満載でした
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
日本講演新聞の記事で見つけたのをきっかけに読みました。本が通販で購入できるようになってからリアル本屋がどんどん減っていく中で,こんな本屋はこれからもずっと残って欲しいと切に思いました。
本を売るだけでなく,コミュニティを大切にした来店者との対応や経営者としての才覚も発揮しながら,一方で社員を大切に思う気持ちに感動や発見がたくさんありました。
「たらいの水(水を自分のほうに引き寄せようとすると向こうへ逃げてしまうけれども,人にあげようと押しやれば自分のほうに戻ってくる。)」の話や「待つということは聴くということによく似ている」など,たくさんの学びもあり,とても有意義にな本でした。
紙の本ひろいもの
2022/09/25 15:41
心温まります
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
拾い物を通して主人公の人生が変わっていく,5つの短編集だけど,それぞれが部分的にリンクしてて面白かった。
山本甲士さんのいつものほっこり物語がたくさん感じられてお得な本でした。
人はちょっとしたきっかけで変わることができるんだ,と思いながら,ほっこり幸せな気分に浸ることができます。
紙の本民宿ひなた屋
2023/01/14 23:39
心温まります
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
山本甲士さんの「ひなたストア」,「ひなた弁当」に続く,新作「民宿ひなた屋」。今回もほっこりする内容であることを期待して読みました。結果,期待を裏切らない心温まる内容でした。
釣りライターで調理師免許を持ってる主人公が実家の経営している民宿を立て直してゆく物語。周囲のいろんな人と関わり合いながらどんどん好転していくのは,読んでいてとても気持ちがいいです。
ひなたシリーズはどれも読み終わった後に心がほっこりして大好きです。
電子書籍運命のひと
2020/06/22 00:04
読み終わって,最後に泣きました
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
これまで読んできた山本甲士さんの作品の中では一番感激しました。
ストーリーもいいのですが,主人公をはじめ登場する人物がみんな個性があり素敵でした。(特に主人公の従妹である弥生さんは魅力的な女性で,できれば亡くなってほしくなかったです。)
主人公の岩瀬修が任侠映画に感化され,また,様々な人々と関りあいながらの純真に育っていく姿はとても面白く描かれていたと思いました。
2020/05/12 00:16
仕事のあり方や働き方を見直すことができます
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
仕事がマンネリ化してきている人や悩んでいる人が,今一度,働くことへの意義を見つめ直すきっかけになる本だと思いました。
なんのために働くのかを気づかせてくれます(傍をラクにすること)。
人間は放っておくと悩みや不安を見つけてしまう。だから,仕事に対しても原点に立ち返り,いろんな条件を外して自分の素直な気持ちに向き合うこと。人には「解決できる問題」しか起こらないこと等々,仕事に対する考え方に前向きにさせてもらえます。
また,仕事をする上でのアイデアや考え方のヒントもたくさん記述してあります。気にかけておくキーワードを決めて生活すること(マインド設定),いつでもどこでもメモすること,アイデアやひらめき体質になるコツ,矛盾や違和感,当たり前(予想通り)でないことを大切にする,プレゼンに対する考え方やリーダーとして気をつけることや大切なことなども具体的に教えてくれています。
他にも仕事に関するたくさんのヒントを,建築家であり,起業家である自らの仕事を通じて,分かりやすく具体的に書いてあります。
また,学生時代のバスケットボール部での経験と絡め,「味方が取りやすいパスは意味がない(味方がいてほしい場所にパスを出せ)」(親切なボールばかり投げるのではなく,どこへ向かうのか,理想とする場所へボールを投げ,チームが向かうべき方向を示せ),「一人でドリブルをするな」(仲間を上手に動かし周りを巻き込みながら理想に向かう方が効率も良く実現性が高い)など,独自の「谷尻流バスケ理論」も面白く読めました。
働く人へのアドバイスやヒントが盛りだくさん書かれています。中堅から管理職クラスの社会人にお勧めです。
紙の本グッドラック
2016/01/23 20:05
すぐに読めます
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
集中すれば,短時間ですぐ読める本。でも,内容は面白く,心にすとんと落とし込める本でした。
お伽噺のようなストーリーで分かりやすいけど,そこに隠された意味は奥が深い。それも章の終わり毎にちゃんと記してある。
運と幸運の違い。幸運は必ずつかめるもの。そのためには下ごしらえを機を逃さずにすること。幸運を呼び込む一つのカギは人に手をさしのべられる広い心が必要。
幸運をつかむための,単純ではあるけど,とっても重要な考え方を教えてくれます。
紙の本思いがけず利他
2023/09/09 19:16
利他の真髄を気づかせてくれる本
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
たくさんの事例や理論,著名な方の書物の紹介とかもあり,難しそうだけど納得しながら読める本でした。
「利他は与えることによって生み出すのではなく,相手が受け取った時に発生する」「それを受け取った相手の行為や言葉で受け取ることによって気づく」,結局,自分自身が受け手として与えられるもの,未来になってやってくるものであること。とてもいい発見をしました。
落語「文七元結」の話が頭に残り,利他のことを記憶に留めることができそうです。
紙の本ひと
2022/08/28 19:26
心安らかに読めました
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
主人公の青年が父親だけでなく,突然母親も失い,その後もいろんなものを失うけど,いろんな人と出会いながら,周りの人の温もりや優しさで手に入れたり,自分の大切なものも見つけていく。
やっぱり,決して怒ることなく冷静に受け止めながら,誠実に前を向いて生きていくと,周りも支えてくれて,運もよくなってくるんだろうなって思いました。
心地よく読み終えることができました。
紙の本定年就活 働きものがゆく
2022/03/21 00:32
楽しく読めました
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
女性の定年退職後の再就職探しのストーリー。定年退職しても働きたいと思う気持ちや経験があるから多少のこだわりもあったりして,いろいろな出来事に共感しながらも,自分の定年後の仕事や生きがいとかを考えたりしました。
感動するような話ではありませんが,多少コミカル的なところもあり,楽しく読み進め,割と短時間で読めます。
2021/03/05 23:40
とっても読みやすく面白いのに,たくさん学べる
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
とても読みやすく,でも,たくさんの学びがありました。
出版取次の大手企業に就職した一人の女性新入社員が仕事で成長していくストーリー。取引先の小さな書店の経営者から仕事で大切な姿勢や考え方を学んでいきます。
・情熱をもって仕事をすること,仕事をするなら,扱う商品や周りの人,会社,そして自分のいいところを見つけて好きになること。
・弱点(小さく不憫な場所でたくさんのお客は来てくれない)が実は強み(濃密な人間関係,絶対的な信頼)であって,そこを生かして行動すること。
・悩むことなく思い立ったら行動すること。
・いつも考えていると日常の中にアイデアやヒントが見つかること。
・仕事ができること,助けてもらっていること,家族に支えてもらっていること等,周りの人に感謝の気持ちを忘れないこと。
・人は「熱」がある場所を「快」と感じること。
やっぱり本はいいな,と思いました。一度,実在するこの本屋さんに行ってみたくなりました。
物語としても,主人公が成長していく過程だけでなく,恋愛のストーリーもあり楽しく読めました。また,表紙のイラストもとても可愛くて惹きつけられ,このイラストレーターにも興味を持ちました。