槙野さんのレビュー一覧
投稿者:槙野
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紙の本犯罪
2015/01/27 01:45
期待していた程ではなかった
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同著者の中編を以前読んだが、その時と同様 深い心理描写や感情表現を好む自分的にはイマイチに感じた。
確かにどの短編もアイロニックななんともいえない雰囲気があるが、それでもアッサリしすぎていて、生きていればそんなこともあるだろうとある程度のことを受け入れられる人間からしたら、皆が言うような特別何かを考えさせられるような事は何もなかった。
2015/01/27 01:55
ドイツに行く前に
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ドイツへ長旅へいくので購入。
載っていたレーゲンスブルクにある最古の橋やソーセージ屋など、実際に訪ねてみた。
現地の友人に、これドイツで一番古くて13世紀からあるのね、と言ったら「そうなの?地元民だけど知らなかった」と驚かれました。
やっぱり、世界の歩き方+ナショジオの本+いくつかのこうゆう解説本は必須だと思いました!
紙の本楽園のカンヴァス
2015/01/27 02:15
面白い
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美術ミステリーというところに惹かれて購入。
非常に面白かった。出だしと最後の家族のシーンや、メイン部分の男性キュレーター目線のシーンもおもしろかった。
ルソーの日記がなりより面白く、もっと長い日記にして欲しかったくらいた。
最後も驚くような展開だったが、でも何か少し物足りなさも感じた。おそらく壮大さやスケールの規模が今ひとつ足りなかったのが問題だろう。
それでも表紙のルソーの絵を眺めて、その深さに惚れ惚れしたし、絵の中の女の指先や背景を何度もマジマジとみてしまう。笑
とても面白かったです。
紙の本ストーリー・セラー
2015/01/27 02:04
とてもいい
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邦画にある独特の雰囲気みたいなのを、本を読みながら終始感じた作品。作品のムードや雰囲気が素晴らしく、読み始めたらそのムードに包まれる。
主人公の男性の心理描写も面白いし、女性読者として非常に魅力的に感じた。後半から別の物語も、通常筆者が描くキャラクターを理解しようとするのに対しここではキャラクターを描く筆者を
理解しようとしてしまう。とても面白かった。
紙の本リスボンへの夜行列車
2015/01/27 02:30
非常に深く面白かった
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深い心理描写や考察が好きな人には、たまらない一冊。
とても哲学的で、宗教にもライトが当たっていて、まさにドストライクだった。
ポルトガル旅行を本気で考えさせられる程のめりこんだ。
主人公が多様な語学や古代の言葉に言及するシーンや、女性が話すポルトガル語の美しさのイメージがまた素晴らしかった。
アマデウがラテン語で書いたスピーチなんかは特列シビれたし、最高のキャラクター設定だった。
アマデウの日記は非常に哲学的でとても深く、面白かった。
学ぶことが多すぎる。何度も読み返したくなる。
精神描写や哲学的な内容、宗教(ここではカトリック)、古代言語、他言語が好きな人間には堪らなく面白いと思う。
映画は主演のジェレミーアイアンズが好きなだけに完成度の低さが残念だった…。
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