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yukiちゃんさんのレビュー一覧

投稿者:yukiちゃん

388 件中 16 件~ 30 件を表示

紙の本猫弾きのオルオラネ 完全版

2023/10/16 16:07

普通ですね

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なんか知らんけど、振られ男の話ばっかじゃん。
しかも、最後にゃ何となく春の訪れが来そうな匂わせばっかじゃん。
そんなオチじゃあ、大人のおとぎ話としちゃ、いま一詰まらん。

オルオラネ爺さんは名前からして、サンタクロースみたいな人物を想像したんだが、やせてノッポな、酔いどれ爺だとは予想が外れたわい。
主人公?たる、猫たちがあまり目立たなかったのが残念。

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紙の本オーラリメイカー 完全版

2023/10/16 15:58

大好物です!

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これこれ。こういうSFを待ってたんですよね。
ガッチガチのハードSF。私の大好物です。

自らの繁殖のために、気の遠くなるような時間をかけて星系を改造し、知的生命体種族(「篝火」人)をも創り出す存在「女王」。
その存在と意思を通じ合わせるDI(「知能流」が生まれるきっかけを作ったジキルとハイド)。
そして、かつて太陽系人類の外交官であった「わたし」。
この登場人物(?)のプロフィールだけを見ても、ご飯3杯はいけます。

SFを読み始めて半世紀以上が経つが、私のオールタイムベストは、アーサー・C・クラークの「銀河帝国の崩壊」である。
アルビンが送り出した宇宙船は、いつの日にか、バガボンドを創った人々の末裔と出逢えるだろうか~そんな夢のようなお話が大好きなのである。
そして、本作も、そんなSF心をときめかせてくれた。

ジェイムズ・ブリッシュ「宇宙都市」、ラリー・ニーヴン「リングワールド」、フレデリック・ポール「ゲイトウェイ」、デイヴィッド・ブリン「スタータイド・ライジング」etc.
これらのSF作品は、どれも私の本棚でいまだに輝き続けている名作ばかりだが、「オーラリーメイカー」もそのうちに入ってくるかも知れない。

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紙の本人類の知らない言葉

2023/10/16 14:55

これは掘り出し物です

2人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

割と期待せずに読みだしたのだが、いやはやなんとも嬉しい誤算。
軽快なテンポと「何だかなあ」というセリフ回しに、どんどん話に引き込まれていった。
タイトルからして、異星人との文化交流ものかと思っていたら、まさかの犯人捜しのミステリー。異星人との外交問題に発展するかもしれない陰謀論も飛び出し、驚くばかりのジェットコースター。

もちろん、ちょっとばかしとっつきにくい性格のヒロインも魅力的だが、そのヒロインの殺される異星人の上司や、その上司と仲の悪い女異星人の存在が大きい。
こじゃれたガジェットの存在もなかなかです。
中でもテレパシー酔いにテレパシー太りって何?笑ってしまうんですけど。
一番笑ったのは、ストロベリー・フィールズで誰もが自分だけのジョン・レノンに会えるってとこ。
生体宇宙船ってのも、もう少し知りたかったけどね。

話はミステリーチックに進行して、誰が犯人(敵)で誰が味方なのか誰を信じていいのか分からない。次々と出てくる新事実は、結局全部嘘だった!
犯人の謎解きは本旨から外れるのかもしれないが、エスピオナージとしても楽しく読めた。
良質なミステリーとして読むなら、ジーン・ウルフの「書架の探偵」。ドタバタものとしてならコニー・ウィリス。(には遠く及ばないが)スパイチックなものとしては、ヴォルコシガン・サーガ辺りを想起させられる。

いずれにしても、楽しく読めたので、今年の収穫のひとつに挙げさせていただこう。

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紙の本妖都

2023/10/05 07:30

怖くないホラー

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この小説がなぜ怖くないかと言えば、そのエンディングの故です。
なんとも中途半端で、結局何が言いたかったか分からなくなってしまっています。
筆者の思うところ、解釈を読者に委ねるという意図はあるでしょうが、私のように文書の読解能力が低い者にとっては苦しいところです。

自分的には、菊地秀幸の魔界都市あたりがわかりやすくていいかなと。だって、とにかくグチャグチャにしたろうという感じとか素敵ですよ。
本作にもおどろしい描写は随所にありますが、雛子がラスボスとして君臨する様が描かれていれば、もっと効果的に怖い思いができたと思います。
あと、あんなに頑張ってた馨がどうなったか、知りたいところです。

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紙の本ウは宇宙ヤバイのウ! 新版

2023/10/04 07:31

ほんとヤバいっす

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原作がどんな感じだったか知らないけど、おっさんの書く百合は、ホントやばいっす。
ワイドスクリーンバロックを気取ってるけど、内容はさっぱりです。登場人物の頭の中もカラッポだし、それがまたいいんですけど。
「菫」とか「わふれむ」とか、そのネーミングだけでご飯三杯はいけちゃいましたよ。
でも、何やかやと、一番良いところは「ちよ」が持ってっちゃいましたね。

この本は、気が塞いで何も考えたくない時に読んでください。
真面目な気分で読むと痛い目に逢います。決して真剣に読まないで下さい。
何なら、括弧内のセリフだけを追いかけてもいいと思います。それくらいくだらない、楽しいお話です。笑って笑って、嫌なことは全部忘れてしまいましょう!!!

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早く続きを読ませろ

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もう、本当に新菜のバカ・アホ・カス!
何で海夢の気持ちが分からないんだ!
そんなことなら、俺が海夢盗っちゃうぞ。

なんだか、仕事が忙しいと言って、家庭を顧みない親父みたい(俺?)じゃないか。
妻や子供たちが、どんなに淋しい想いや憤りを感じているか分かってない。

早いとこコスプレ衣装を作り終えて、ちゃんと海夢のことを見てあげて欲しい。

ことで、次回配本をお待ちしております。

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苦いです

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英米人はどうしてこんなスラップスティックな話が好きなんだろう?
多分好きな人はほんの一部で、大方の人は顔をしかめているに違いない。

ロボットを殺人狂(「狂」ではない。真に計画し、念を持ってやってるからな)に設定するとは、悪意の塊でしかないと思う。
古き良きアシモフの眼差しはそこにはない。1983年に書かれた?時代背景もあったかもしれないが、ただ、ブラックユーモアと言うにはひどすぎる視点だと思う。

殺しの手口は様々だが、なんでもかんでも「実験」でやっちまうのは怖すぎる。
せめて、人類に対する愛情の裏返しであって欲しい。
そんな苦い読後感を持たされた。

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紙の本ボクハ・ココニ・イマス

2023/09/20 07:37

まあ、そんなものですよ

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梶尾先生の本を読むたびに故郷熊本を思い出し、帰りたくて仕方なくなります。
親友と二人で眺めた白川の流れ。夕焼けに染まる金峰山。気が向けばちょいと登った立田山。小学校までは水がたっぷりで釣りに興じた八景水谷。

まあ、郷愁は置いといて、主人公、甘々じゃん。クロノスジョウンターの男どもと同じくらいのロマンチスト。
そんなこったから、ひどい女に騙されて、刑務所に入れられて、理不尽な境遇に追いやられて、それが自分の人生だなんて思いこんじゃう。

でもまあ、そんな人物にスポットを当てたんだから仕方ないか。
でも、自分だったら、無理だなあ。やっぱりことなかれ主義に進むだろうな。
でも、最終的に幸せになってくれたらいいなと思います。

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紙の本ホテル・アルカディア

2023/09/20 07:27

これは何だ?

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読後感は、「僕は一体何を読まされたんだ?」というものでした。
宮内悠介の「偶然の聖地」を読んだ時も同じような、浮遊感というか不安感といったものを感じたのですが、今回も「ザワつく」感じがしました。

千夜一夜だと思えばいいのでしょうが、物語に起承転結を求めてしまう人にはお薦めできないかなと。
でも、寝る前に一話か二話ずつ読んで、「???」となりつつ、不安な夜を過ごしたいという人は絶対はまると思います。
「納得いかない」のがお好きな方も、ぜひどうぞ。(笑)

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考察オバケ

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林先生、いつも思うことですが、あなたって本当に考えることが好きなのですね。
「ホット・イフ」って言葉があるけれど、「もしこうなら、これはこうなる(だろう)」ってのは、物事を考える上で、一番大切で一番楽しい作業だと思う。
林先生は、とても楽しくその作業をしていらっしゃる(ように見える)。本当は、考える作業って難しく苦しい作業なんだけど、作家は楽し気にやらなくちゃいけない。
本当に大変な仕事だと思う。

さて内容に触れることは最小限にしたいので、ちょっと気になったことを一つだけ。
冒頭に、船と基地のAI同士が、星間の会話時間を短縮するために、互いの話の内容を推察し合って…て描写があったんだが、いくら何でもそりゃないでしょ。
そうなると、それはもはやAI同士のコミュニケーションであって、人間は追認するしかなくなる。人間同士の会話に、ひらめきや偶然が入る余地はなくなり、人間は出て来た文書を読むだけの存在になってしまいますよね。
この本には、そんな「やらかし」がたくさん出てきます。
そんな「そんなはずはないやろ!」という突っ込みを入れながら読み進むのも。林作品の楽しみ方の一つだと思うのです。

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痛恨

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何で? 何故?
この先の物語が読めないの?
やっと話が本筋の宇宙に手が届くところに来たのに。

伊藤計劃の「屍者の帝国」や、佐藤大輔の「帝国宇宙軍」もそうだったけど、尻切れトンボはつらい。こんなことなら、いっそのこと最初から出版しなけりゃいいのに。
そんなことを思うのは、それだけ作品の魅力が大きいからだろう。
何にしても、この先は読めない。誰かが書き継いだとしても、それはこの作品本体ではない。

ただ、「日本は、地球を支配するより、宇宙に進出する方を選ぶ。」というメッセージは世界に伝えるべきだと思う。

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紙の本遙かなる星 2 この悪しき世界

2023/09/08 00:11

痛快

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宇宙史を強引に日本の歴史に捻じ曲げていく、清々しいまでの力業。作者の佐藤先生ならではの腕前です。

日本の政治家に、佐藤先生の想像力の欠片でもあれば、今の日本はもっともっと力強く、輝かしい歴史を刻んでいただろう。
日本人が、自国に穂頃を待たなくなったのは、まさに党派を超えた政治家の無能が原因と言う他ない。
想像力。まさにこれこそが、これからの時代を生き抜くための必要不可欠な能力だと言えるだろう。

第三次世界大戦で滅んだアメリカに、日本の軍隊が平和維持軍として進出する。そんな夢のような事態が発生した場合、日本人はどう対処するか。
そのシミュレーションをさせてくれるのが本書である。
さあ君は、広いアメリカの大地に何を埋め込むのかな?

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いい出出しです

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JFKを馬鹿にして、アメリカ人が読んだら怒るだろうな。
でも現実に、JFKって、かなりアホな政策ばかりやってるんだよね。

SFには、「ホットイフ」というジャンルがある。佐藤大輔お得意の歴史改変もののことである。記憶に残るところでは、ディ・キャンプの「闇よ落ちるなかれ」や、ムアコックの「この人を見よ」、ディックの「高い城の男」なんかが思い起こされる。

なんにせよ、いい感じでお話しが始まりました。今後どのような展開が待っているか、楽しみでしょうがありません。

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本当に残念!

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途中までは、良い感じの「ボーイ・ミーツ・ガール」かぁ…って調子だったんだけど、最後は「プランク数」とか「パラレル・コンタクティ」とかの用語で胡麻化された気がして、すっごい消化不良感が満載でした。

それから、ヒロインの「夏紀」の件ですが、「なつき」と言えば、言わずと知れたサマーウォーズの「夏希」ですじゃん!
それしかないじゃん。ほかに居ないじゃん。パクリじゃん。(笑)
という感じで、夏の物語のヒロインは「なつき」なんですね。

で、一番楽しかったのは。「マンデラ効果」。
実は私も、今を去る50年ほど前の中学校の頃に、「ファンタ・ゴールデンアップル」を飲んだ記憶があるのです。
2000年代のシャレで出た商品じゃないんだよ。
本当に昔の昔に飲んだ記憶があるんです。あの250ミリリットル缶のラベルまで憶えてる。これって、いったい何なの?

で、ツェッペリンに戻るけど、夏紀と登志夫は一体何だったの?
並行世界の同一人物? 分岐した世界の「君の名は」状態な訳? それとも出会えなかった恋人たち? 重なり合った人格の統合体?
いろんな解釈ができるけど、最後はどうもしっくりこない。
無理矢理に、「時間は一方通行ではない。」ことを表現しようとしているように思える。
出だしから中段までがけっこう良かったので、ロシア人科学者が出て来た辺りからの胡散臭い話が残念でした。

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どこまで行くんだ

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君たちはいったいどこまで行くんだ?
テラとダイの二人は、遙か宇宙の星々を駆け巡り、あちらこちらに混乱の渦をまき散らしながら、迷惑千万な旅を続けている。
ところが彼女たちは、空間的な意味だけではなく、精神的、宗教的にも遠く離れた世界に行ってしまったことが判明した。
何と、もうすでに死んでいるだけじゃなく、人間でもなくなってしまっていたいたなんて。

それなのに、あくまでも人みたく我儘で無茶苦茶で愛おしい。
この二人、いったいどこまで、いつまで二人旅を続けるのだろう?
先輩カップルの後をたどって、事象の向こうまで行ってしまいそうな勢いです。

相変わらずのハチャメチャ、ワクワクな二人旅ですが、この先、こいつらがどこまで行くのか。最後まで見届けたいもんです。

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