こたろうさんのレビュー一覧
投稿者：こたろう
2019/03/09 13:38
読みやすくて普通に面白いです。
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2時間サスペンスのようなミステリーで読みやすくて普通に面白かったです。この先生らしい定番な刑事ものとして安心して最後まで楽しく読みました。
カウンセラーがかなりキャラが濃くて攻めを食ってるというか脇役なのがもったいない感じです。それだけ攻めが存在感薄く感じましたが、サスペンス要素があって娯楽として楽しくあっという間に読み終えました。
2015/09/30 22:53
謎がありつつお約束を楽しめた
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ファンタジーで王様とある一族の少年のラブストーリーですが
展開は割りと先が読める部分もあって、私はかえってお約束を楽しめました。
Hシーンが割りと前半からあって、主人公いいのか？それで？
と思わずツッコミが入ってしまいましたが、
気持ちも後からついてきて、本来すごく悲惨な事件から話が始まるものの
深刻すぎず気軽に異世界の王様と特殊な能力を継いだ一族の少年との
ラブストーリーを楽しめました。
2015/09/30 22:25
シリーズ物ですがこれだけでも
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魔物の王様のような主人公が人間の弱小国の王様代理として
大国に援助の見返りに援助の都度、大国の王に夜伽をするという中華ファンタジーでした。
同じ世界の話でシリーズ物の途中で毎回主人公カップルが変わるお話です。
いきなりこれだけ読みましたが、それでも普通に面白かったです。
主人公の魔物の王様はとてつもなく本当は強いのに訳あって人間の言いなりになります。
でも大国の王様も実は思うところあって中々両者の気持ちがはっきりせずもどかしいです。でもそのすれ違いがファンタジー色もあいまって面白かったです。
2015/09/30 22:11
なぜか面白かったです
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主人公の男の子は女子高生というぶっ飛んだ設定以外は
わりと男女の話に置き換えても違和感のないキャラ設定と展開でしたが、
可愛い話で普通に面白かったです。
17歳の初々しいピチピチな花嫁物語を楽しめました。
2015/09/23 21:40
閉鎖された孤島と異能の一族
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トンデモ設定ですが、BLでは珍しくはないかも？
主人公は実は秘められた力があり成人になるのを待っていたと
能力者ばかりの一族の住む孤島に連れていかれ、
島から出られず、男でありながら力を求めて島中の男達から狙われるという設定。
生まれる前からの三人の許嫁(男)がいて
連れてこられて早々に身体に淫虫を入れられて3Pになったり、
呪術師の一族という禍々しく、かつ隠微なエロ展開があった割には
3人に守られながらそのうちの一人とのラブストーリーにもしっかり展開していくというお話でした。
主人公がよくこの流れで恋愛感情に発展していくなあと思いますが、
と言っても攻めも健気なキャラだし許嫁の三人ともが皆それぞれ魅力的で
強引な展開があまり悲壮感漂わず、
むしろ島の男達から執拗に狙われていって後半の方が怖かったです。
主人公が狙われて殺し合いとかドロドロな展開で殺伐とはしていますが、
それでも一方で普通に？しっかりラブストーリーでした。
星3.5くらいです。そこそこ面白かったです。
「傀儡師～」が主人公違いで時系列ではこの後の話になりますが、私にはそっちの方が面白かったです。
2015/09/13 22:47
何だか割と好きな話
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タイトルや表紙の絵ほどドロドロした話ではなかったです。
主人公はとある事情で仄かに恋心を抱いていた攻めの家の長男の許嫁として
(主人公が恋したのは三男) 拉致同然に連れてこられますが、
そこまで酷い目に合うこともなく？
自分の長男と出来ていると誤解した攻めに無理矢理手篭めにされ、
でも主人公はやっぱりその攻めが好きで、という話でした。
2015/09/13 22:39
執着愛てんこ盛り
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続編ですが、初めの話をうっかり忘れるほど、攻めが主人公を執着し尽くす、主人公の受けはそれに翻弄される、という宮緒センセお得意の話でした。
主人公は復讐心に囚われたもっとダークなキャラだった気がするのですが、
今作ではいかに自分に狂っているオツムの弱いワンコで鬼畜で始終暴走中な攻めを俳優として社会的にもちゃんとさせて成功させるかということに頑張る健気受けに変わっていました。
パンツの話に続きます。。。?
2015/09/13 22:09
若干乱歩っぽい孤島のミステリー
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殺人事件が絡む祟りとか島の神様とか守り手とか言い伝えとかが語られる
オカルト風味なミステリーが飽きさせず楽しめました。
事件の謎解きは大したことはなかったですが、
孤島に閉じ込められて人が殺されて、
と江戸川乱歩のような雰囲気がまあまあ良かった。
2019/03/09 13:26
前後編の前編です！
5人中、5人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
何の説明なくクライマックスで、途中で「続く」もなく次ページからいきなり短編が始まって何事か、電子のバグか？と思いました。
コメディータッチが非常にツボで、この作家さんの中で一番好きかも〜と読んでいる最中は星5でしたが！
ミステリー要素もコメディーな空気を損なわない適量で、巨大うさぎも出て来て、変態指サックマン（大人のオモチャ）もいい仕事しているし、相変わらず清々しいばかりの変態攻めがスパダリでもあり、主人公は刑事で男前受けだし、娯楽活劇かつBLエロありで大変楽しく読ませてもらっていました。エロもこの先生らしく盛り盛りかつ変態チックかつ明るめで言うことなし？です。
でも！唐突に続編あり、を知らされた読者としては消化不良満載過ぎます！しかもここで？というところで終わります。あとがきで続きをすぐ読みたい方は雑誌で完結しているのでそちらで、とありますが雑誌には販売期限ありです。入手出来ません！
もちろん続編買いますが！読者に対してひどすぎなのでマイナス星１つです。早く続編出してもらいたいです。
2015/10/31 21:50
黒豹と式神使いの恋物語
4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
『白虎の契り』が好きだったので東家の別のカップルの話が読めて
嬉しかったです。
別々のカップルの話なのでどちらから読んでも大丈夫ですが
あとがきにあるようにこちらの方がアダルティーです。
主人公(受)はすごい色気があるという式神使いで、
そんな主人公を人間と知らずに、色気にヤラれHしてしまい
同意を得ないまま黒豹は式神にされてしまいます。
主人公は、黒豹が自分にだまされたと怨みつつイヤイヤ従っているのだと思って
ずーっと素直になれません。
初心な主人公にメロメロになった手練れな黒豹が手を出したわけで
それほどお互いにベタ惚れなわけですが、
黒豹も主が自分に抱かれてくれながらもツレないことの理由がわかりません。
濃厚Hをしながら気持ちは長い時間すれ違ったままで、という話でした。
素直じゃない主人公が嫌でなければ
式神とか呪詛とかやや非現実的な世界の話が好きな方にはオススメと思います。
ツンデレ不器用受けとネコ科なくせに完全にワンコな攻めの
人外ファンタジーで楽しかったです。
2015/10/10 21:35
自虐的な攻めと男前？受け
4人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
契約でムリヤリ体の関係から始まるBL王道ストーリーのはずなのですが
いい意味で想像の斜め上をいく明るい？展開でした。
それというのも受けの主人公が繊細とはほど遠いザイルのような神経で
仕事のできる有能な上司なんだろうとは思うのですが、
かなりエロひどい目にあっているのに
他の方のレビューにもあるように割りとHにはノリノリ？
攻めがどこまでも自虐的でいつも
「なんでこんな目に遭って自分のこと嫌いにならないんですかっ(必死)」
といった感じなのに対して、
「お前だから別にいいんじゃないか(ケロリ)」と言ってしまうような主人公。
どちらもある意味鈍くてどこまでもすれ違うという
読んで行くうちに何だか攻めが不憫になってくるという不思議なお話でした。
受けはどこまでも素直で男前ってことなのか変人でしなやかで
何とも言えないいいキャラでした。
2015/09/13 20:52
監禁執着愛
5人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
宮緒センセお得意の？攻めが狂気の執着愛でブラックバージョン
でも「蜜家族」のように主人公が最後壊れて囚われるのではなく
主人公が自我を失わない精神的な監禁であるところに救いがある気がしました。
「渇仰」シリーズも好きでしたが、こっちの主人公の方が真っ当で自立していて
ちゃんと攻めを好きな気がします。
結局これまでに主人公が執着したのも攻めキャラだけだったので、
他の誰も愛せないということではお互いさまで、
ある意味これも割れ鍋に綴じ蓋なハッピーエンドといえるかも？
2015/10/31 20:58
ツンデレで天然なネコ
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
ネコといえばツンデレ受けでしょう、と期待して購入。
でもただのツンデレではなく相当な天然ボケでそれがエロかったです。
人付き合いが不器用な主人公にネコ耳と尻尾がはえてしまい
必死に隠していたのに
常に人の輪の中心にいるような苦手に思っていた同僚に見られてしまい、
という展開。
アリガチではあるものの相当な天然ボケな主人公が無意識に誘い受けで
割りとツボりました。
2015/09/23 00:56
中華風ファンタジーで主従関係愛に萌え
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
妖の主、美しい銀芳(受け)と、友を助けて自分を犠牲にする覚悟で妖の村に囚われの身になった人間、冬星(攻め)のラブストーリーです。
過去の恨みから人間嫌いの銀芳と、自分の村を滅ぼすと脅されて言いなりになることに決めた冬星の間にはギスギスした主従関係で始まります。
そんな中で銀芳は冬星に夜伽も命じて関係だけが深まりますが、冷ややかな関係です。
しかし冬星の生真面目な態度や、銀芳の背負っている責任の重さなどが、いくつかの事件を経て二人の気持ちを変えていきます。
ただ銀芳が妖の長なくらいなので超ツンデレキャラで、
冬星も寡黙で実直なキャラなので、
互いに恋愛感情がありそうで中々両者、相手がよもや自分を好きかもとは夢にも思わず、気持ちが伝わらない感じです。
とくに意地っ張りな銀芳は自分の気持ちもままならず、
読んでいて焦れったい関係のままやがて妖の村を揺るがす大きな事件が起こります。
終始、妖の村が舞台で人間は冬星しか登場しないようなものです。
焦れったい主従関係が最後に無事くっつくところが美味しかったです。
