十番侍さんのレビュー一覧
投稿者:十番侍
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紙の本ノーベル賞の事典
2017/07/29 07:22
近現代の壮大なる科学史
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よくあるノーベル賞受賞者の人物事典ではなく、自然科学系のノーベル賞(物理賞、化学賞、生理学・医学賞)を授与された研究がどのように人類に役に立ったのかということに焦点をあてた意欲作。平易な言葉での業績の説明は、理系の方だけでなく、文系の出身者や高校生にもわかりやすい。巻末に文学賞・平和賞の一覧の付録。
紙の本あのメニューが生まれた店
2024/03/02 13:01
もっと早く出会いたかった
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いわゆるオリジナルはどこだ、の決定版。諸説あるケースもあるだろうが、日本(世界?)で最初にオリジナルメニューを出した店には、アタマが下がる。何といっても我々の食生活を彩ってくれたのだから。 残念なのは、もう閉店した店があること。もう少し早くこの本を読む機会があれば...とつくづく残念である。急げ、閉店前に。
2024/03/02 12:55
視点を変えることの大切さ
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遊牧民は中国歴代王朝の天敵。高校時代に歴史をマジメに学んだ人ほど持ちがちな知識だが、視点を遊牧民サイドへ移すことで、異なる歴史が見えてくるという、楽しいカルチャーショックをいただいた。得てしてステレオタイプな歴史理解をしがちな「学生時代に歴史を勉強しなかったけれど、オトナになってから流行にのって歴史に詳しくなった」方々には、視点を変えて歴史を舐めまわすのはシンドイかも知れないが、この本をきっかけにして「トンデモ歴史説」でなく、学術的な歴史のウラを垣間見て欲しい。
紙の本浮遊霊ブラジル
2020/03/16 17:37
久しぶりに小説を
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読んだ。短編集だけど。とあるブログでとりあげられていたので、購入。本で読む物語の登場人物に気持ちが入らなくなったので、日本の小説としては10年ぶり(以上?)の読書。書評は無料で書かないので多くは語らないけれど、結論からいえば、良い時間を過ごせたと感じている。
紙の本なぜペットボトルの水は牛乳より高いのか 小学三年生からの世界経済入門 値段には世の中がわかるヒミツが隠されている
2016/01/31 15:55
わかりやすい
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本書に限らず、洞口さんの本はとてもわかりやすい。経済の知識がそれほど多くない方でも世の中のしくみがよくわかるだけでなく、経済のことを知っている(つもりの?)方の知識欲も満たす内容となっている。
紙の本世界屠畜紀行
2015/08/07 21:51
自分の偏見を取り除きたい方と、モノ書きを目指す方は是非
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文庫版が出たのは2014年ですが、新版のときから注目していた書です。
肉を屠ることに触れることは、日本ではある種のタブーとなっていますが、そんなタブー感を吹き飛ばす改心の一作です。食肉と無縁なベジタリアンはさておき、多くの方にとって肉を食べることは日常的なことです。でも食卓に来るまでの食肉については、目をつぶっていらっしゃる方が多いと思います。
本書は肉を屠るという切り口からの比較文化論です。日本国内で自分が「普通の日本人」であること以外に誇ることがない方はともかく、この国に住む「そうではない」方には是非とも手に取って頂きたいと思います。
モノ書きとして、学びたい点も多くある書です。できれば著者と焼肉屋で一杯やって、教えを乞いたいと思います。これからルポルタージュを書こうと思っているモノ書きのタマゴにも一押しです。
2020/06/13 13:51
日本を愛したキーン
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戦時中こそ敵国の軍人であったが、その生涯を日本への愛で貫いたドナルド・キーンの遺作となった日記。日本で生まれた人間では気づかない、見えない視点からの彼のアドバイスは一読の価値あり。
紙の本ニュースではわからないイスラム57か国の実像 いま日本人が知っておきたい最新動向とは
2019/12/29 13:33
残念
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表面をサラッとなでただけの本。残念ながらWikiレベルの情報で、深みもない。おそらくは作者(と言っても謎の団体)のせいではなく、編集者の手抜きか能力の賜物。買った自分を責めるレベルの「2019年の最も残念だった本」。
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