719hさんのレビュー一覧
投稿者：719h
マタギ奇談
2023/03/18 00:10
マタギについての本なら他にもある訳で・・・
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同じ出版社から出ている「山怪」に比べると、
細部の描写にあらさの目立つ話が多くて、
のめり込んで読むことができませんでした。
著者に話を提供したマタギの人々の
語り口が平坦で、とても聞いたままを
書き留めたようにヮ思えないことも
「山怪」との違いです。
このことが、一つ一つの話が今ひとつ
真実味を感じさせない原因となり、
ひいてヮ読者が興味をそがれる要因と
なっているように思えてなりません・・・
と言ってしまったら言いすぎでしょうか。
【アウトレットブック】歯は磨かないでください－健康人新書
2022/03/28 03:35
異様な書名
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実に奇妙な本です。
「歯は磨いてはならない」と書いておきながら、
「歯垢や歯石の原因となるバイキンを
取り除かなくてはいけない」と書いてあります。
その「取り除き作業」を、一般の日本語では、
歯を磨く、と呼んでいるはずですが。
未来授業～明日の日本人たちへ～歴史の答えはひとつじゃない～参加し、体感する歴史の授業
2021/06/01 14:31
分量不足で消化不足
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ハーバード大学での授業で名を馳せた
日本人女性研究者が、
日本の複数の大学から募った学生を相手に
行った授業の、さわりだけを収録したもの。
この頁数では、彼女の授業の全貌には無論のこと、
優れた点にのみ触れることすら難しい。
各章の間で、話の流れがぶつ切りになっている
ようにも感じられる編集方法も問題かもしれない。
2021/06/01 14:26
首をかしげたくなるくだりが散見されるところが残念
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本書には、様々な漢籍から拾い集められた、
百句以上もの簡潔な箴言が、
文中の全ての漢字にふりがなを付されて、
おさめられています。
個々の引用句は、
それぞれ興味深くはあるものの、
個人的に気になった点が幾つかあり、
ここでは三点だけ挙げます。
第一に、はしがきで、
孫子の作戦篇にあるとして引かれている、
「巧遅は拙速にしかず」という言葉についてです。
管見では、その直接の出典は孫氏ではなく、
「文章軌範」の中の有字集小序のようです。
孫氏の作戦篇にあるのは、それとはやや異り、
「兵は拙速を聞くも未だ巧の久しきを賭ざるなり」
という言葉です。
第二に、「虎を射て石に中る」を扱った章で、
「中島敦の『山月記』はこの話に基づいている」
と述べていることです。
ところが、あたってみたウェブ上の辞書では
一様に、「山月記」は、唐代の伝奇物語である
「人虎伝」を題材とした作品である、
説明されていました。
第三に、「重宝を懐く者は夜行せず」の章で
著者が「重いは「重」、重ねるは「重」と読む」
と断言していることです。
少し考えてみても、「重婚」、「二重」、
「三重」といった言葉に含まれる「重」は、
重ねる、重なるという意味でしょうけれど、
「じゅう」と読みますし、一方で、
丁重にもてなすの「丁重」、或いは、
鼎の軽重を問うの「軽重」を構成する「重」は、
重いという意味にとれますが、
「ちょう」と読み習わされています。
言うまでもなく、古典からの引用句には、
その言葉自体の持つ、文語独特の形態と
意味の重みと、そこからにじみ出る
深い味わいとがあります。
本書においてそれを損なわないためには、
少なくとも以上の三点について、
慎重な検討が必要だったように
思えてなりません。
新英語の構文１５０ 演習英文解釈 改訂版
2021/05/07 02:41
受験文法ってえものがあるならば
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受験時代に塾で配られた、
ある意味で懐かしい一冊です。
今、改めて繙いてみると、
若年学習者の興味関心とは
余り関係のなさそうな、
受験文法解説の為の例文で
埋め尽くされている、という印象を
受けますねえ。
などと、ちっとも勉強しなかった
自分の態度をかえりみずに
ほざいてみたりします。
2023/08/01 21:06
見えぬ先行き痩せる国
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受験対策として近現代史に８巻を割いた
構成が特徴の、集英社の漫画日本史の
電子書籍版第二十巻です。
平成時代を扱う本書の主たる内容は、
バブル経済、冷戦の終結、
構造改革と地球規模化、
インターネットの時代、など。
2023/08/01 20:38
表紙より中身
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受験対策用に近現代史に８巻を割いた
構成が特徴の、集英社の漫画日本史の
電子書籍版第十八巻です。
昭和時代を対象とする本書の主な内容は、
ＧＨＱとマッカーサー、日本国憲法の制定、
焼けあとの生活と大衆運動、冷戦のはじまり、
講和への道、など。
2023/07/31 17:44
黒船で破られる太平の眠り
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受験対策として近現代史に８巻を割いた
構成が特徴の、集英社の漫画日本史の
電子書籍版第十二巻です。
江戸時代を扱う本書の主な内容は、
押しよせる外国船、黒船と開国、
激化する尊王攘夷運動、
尊王攘夷から倒幕へ、大政奉還と戊辰戦争、
といったところ。
2023/07/31 17:37
国閉じて、繁栄を謳歌
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受験対策として近現代史に８巻を割いた
構成が特徴の、集英社の漫画日本史の
電子書籍版第九巻です。
江戸時代を対象とする本書の主な内容は、
徳川家康と江戸幕府、大名と朝廷の支配、
キリスト教政策と島原の乱、など。
2023/07/31 17:21
仏の教えが到来したものの
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受験対策として近現代史に８巻を割いた
構成が特徴の、集英社の漫画日本史の
電子書籍版第二巻です。
飛鳥時代を扱った本書の主な内容は、
仏教伝来、大化改新、
壬申の乱、律令国家へ、などなど。
街道をゆく ９ 信州佐久平みち・ほか
2023/06/30 20:59
そっけなし。そして、あっけなし。
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一部では「国民作家」と目されもする
著者の書き続けた所謂「街道物」の
第九作です。
本書で著者が訪れるのは、
長野県東部です。
一読して、そもそも著者は、
かの地に対してさしたる興味も
共感も抱いていなかったのでは、
と思いたくなるほどに、味気ない
記述が延々と続きます。
2023/06/30 02:40
「そっけ」も「あっけ」もない書きぶり
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
一部では「国民作家」と目される
著者の書き残した所謂「街道物」の
第九作です。
本書で著者は長野県東部を
訪れるのですが、そもそも信州に
対してさしたる興味も共感も
抱いていなかったのでは、
と訝りたくなるほど、人情味のない
記述が続きます。
著者が現地で出くわした人々の、
本書での描写のされようを目にして、
正直言ってゲンナリしました。
街道をゆく 新装版 ９ 信州佐久平みち、潟のみちほか
2023/06/30 02:36
そっけなし。また、あっけなし。
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
一部では「国民作家」と目される
著者の書き続けた所謂「街道物」の
第九作です。
本書で著者が訪れるのは、
長野県東部。
一読して、そもそも著者は、
かの地に対してさしたる興味も
共感も抱いていなかったのでは、
と思いたくなるほどに、味気ない
記述が続きます。
街道をゆく ９ 信州佐久平みち、潟のみちほか
2023/04/08 19:05
そっけなく、あっけない書きぶり
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著者ヮ信州に対してさしたる興味も
共感も抱いていなかったのでヮ、
というのが読後第一の感想です。
著者が現地で出くわした人々の、
本書での描写のされようを目にして、
正直言ってゲンナリしました。
