道南さんのレビュー一覧
投稿者:道南
2016/01/25 23:16
まもなく消えゆく白鳥にはまなす
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函館在住当時、札幌や青森から夜中に帰る時に何度もお世話になった急行はまなす、あるいは札幌へ行く半分の2時間かからずに青森に行くことができた特急白鳥、スーパー白鳥が北海道新幹線開業に伴いまもなく姿を消そうとしています。タイムリーな企画に先月の鉄道ファンに続き購入してしまいました。
函館から青森に行くだけなら、新幹線は青函トンネル内は速度を出せず、新函館北斗と新青森での2度の乗り換えがあったりして、かえって不便になるかもしれませんし、札幌や青森からの終発も、はまなすがなくなると今より数時間も早くなってしまうという側面もあります。ちょうどいい頃に住んだかもしれません。
2015/12/30 07:05
タイミングよい特集
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函館に住んでいた頃、青森方面に行くのに何度もお世話になった特急白鳥やスーパー白鳥が、北海道新幹線の開業でまもなく廃止されようとしています。表紙のスーパー白鳥の勇姿に思わず購入してしまいました。
充実の特集でしたが、欲を言えば急行はまなすにももっと言及してほしかった気がします。
2015/10/10 14:28
法改正による改訂版
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初版が出てから2年にして、行政不服審査法の全面改正に伴い、第1次と銘打った改訂版が出ました。法改正への対応が早いのはありがたいことですが、第1次とあるのが頻繁な改訂を予想させ、お財布が苦しくなるかもしれないところです。
2015/10/09 12:17
頻繁な改訂
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裁判所の研修所で使われている教材ですが、他の教材と比べても、かなり頻繁に法改正に応じた改訂、補訂がなされており、その都度すみやかに市販もされるのがありがたいです。
紙の本刑法各論講義 第6版
2015/10/03 19:49
思い切ったスリム化
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既に刊行済みの『刑法総論講義 第6版』同様、最新の法改正や判例の動向を取り入れながらも記述が思い切って整理され、かなりの頁数減となりました。使い勝手についてはこれからの評価待ちとなるのでしょう。
2015/09/12 16:52
会社法に続く新版
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旧版は「商法総則・会社法」と「商行為法・手形法」に分かれていたのが、会社法だけの新版が出たので、残りはどうなるのかと思っていたところ、商法総則、商行為法、手形法で1冊の新版が出ました。
旧版では大家といっていい先生方も含まれていた執筆陣は、かなり若返った印象ですが、十数年も経つと今回の先生方からも大家と呼ばれる方が輩出されることになるのでしょう。
紙の本TOMIOKA世界遺産会議BOOKLET 4 維新後の富岡製糸場の政治史的意味
2015/09/07 16:55
政治史家の講演録
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富岡製糸場の世界遺産指定が思わぬコラボレーションを生み出しました。
最近は現代日本の政治に関するお仕事で知られる御厨先生ですが、研究生活の初期には明治国家を扱っておられました。
富岡製糸場の近代日本における位置づけを御自分の専門に引き付けてお話しになっています。
地元の聴衆だけのものに終わらず、近くの書店で買って読むことができたのだから、いい時代になりました。
紙の本行政組織法
2024/01/27 13:31
良書普及会版のリニューアル
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著者の『行政組織法』は良書刊行会から初版、新版まで出ていたのですが、良書刊行会が新規出版活動をしないことになり、有斐閣からリニューアル版が出ました。東北大出身の著者の奥様が、教官の書いたテキストで授業を受けられる東大生が羨ましかったので同じ思いを学生にさせないでほしいと語っておられたそうで、総論と組織法、藤田行政法の全ジャンルのテキストが引き続き市販されるのは大変歓迎すべきことです。
2022/11/05 12:32
民法研究レクチャーシリーズ
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民法研究レクチャーシリーズ第2弾は、第1弾の瀬川先生に続き、私が北大時代に聴講したことのある内田先生の登場です。
先生は東大転出直前で、試験の採点は東大に移られてからしてくださったのではなかったでしょうか。
民法というものにほとんど初めて接したのが内田先生の講義で、法律学というものに目を開かされた思いでした。
北大で講義をして最初学生の理解度に愕然としたというような箇所がありますが、我々の頃にはどうだったのでしょうか。
雑誌週刊プレイボーイPREMUIM2021下半期グラビア傑作選 2022年 1/1号 [雑誌]
2022/09/20 20:43
週刊プレイボーイのグラビア選
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週刊プレイボーイ掲載時にはそうでもなかったので買い逃したけれど、その後気になってきた女優さんがいて・・・という方にはお勧めです。
傑作選なのだから、もっと丈夫な紙質で出してもいいと思うのですが、週刊プレイボーイと同じ多少ペラペラ感もある薄手の紙質です。
紙の本検証内閣法制局の近現代史
2022/07/31 04:55
官庁シリーズ三部作完結
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財務省、検察庁に続いて刊行され、著者による官庁シリーズ三部作をなします。
一時期話題になったとはいえ、内閣法制局を扱った書籍はまだまだ少ないだけに貴重です。
ただ、前作と同様、単純ミスも見られるのは残念で、編集者の目配りがほしいところです。
例えば、憲法の条文には見出しがついているとの記述がありました(正確には見出しはなく、六法等に載っているのは出版社の方で参考につけたもの)。
2022/06/26 11:12
司法制度改革には明も暗もあるようですが
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法曹人口が増えて裁判官が常駐していないような北海道の町村部にも弁護士事務所が設けられているというのは、数十年前には考えられなかったことで、この点は確実に地域住民にはよいことだと思います。
そんなことは考えなくても、北海道の片田舎で業務を始めた若い女性弁護士の奮闘記として楽しく読むことができます。
2022/06/18 14:57
買おうかどうかファイナル!
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単行本の時もそうだったのですが、長年にわたり小説推理誌に連載され、書籍としても5冊を数えたシリーズ最終巻にしては、あとがきなどが付加されることもなく、最終巻であることの断りも特になく(カバー裏表紙にファイナル!とあるのみ)あっさりとしています。
買物は癒しにもなるなど、最後の項目が含蓄に富んでいるのでそれでいいのかもしれません。
本書に限らず、文庫化の際に初出誌一覧や初出誌に関する記載がカットされることが多いのですが、文庫にも載せてほしいと思います。
紙の本ひとり上手
2021/12/18 17:05
かなりの改訂
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2017年の海竜社版と読み比べててみると、本文にかなり手が加えられたほか、各パートのサブタイトルも殆どが変更され、パートも一部分割された箇所があります。
海竜社版は手放そうかと思っていたのですが、当面持っておくことにしました。