道南さんのレビュー一覧
投稿者：道南
紙の本
紙の本きょうも傍聴席にいます
2019/01/06 14:52
法廷傍聴記
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全国の朝日新聞の記者さんによる刑事裁判の傍聴記です。
読みごたえはありつつ1件１件コンパクトにまとめられています。
佐木隆三さんのような法廷ドキュメントとまではいきませんが、週刊新潮の黒い報告書のような扇情さは抑えられているところが特徴でしょうか。
紙の本
紙の本おまえがガンバれよ モンゴル最高裁での法整備支援２０４５日
2019/01/06 00:37
法整備支援の実際
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発展途上国への法整備支援について、JICAの公式記録や通常の専門家弁護士が書き残すものとはちょっと違ったユニークな筆致でその実態が描かれています。
紙の本
2018/05/05 00:01
債権法改正に対応
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第７版刊行から３年という短いスパンでの第８版刊行です。
施行まではまだ間がありますが、債権法改正に対応するため短い期間での新版刊行となりました。
判例の入れ替えなどは多くないのですが、各判例の解説に、改正後に及ぶ射程に言及が加えられています。
紙の本
2017/11/03 15:45
家族法判例百選からのリニューアル
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これまで家族法判例百選として版を重ねてきたものが、民法判例百選３として生まれ変わり、版数はリセットされて初版扱いとなりました。
はしがきによると、あたかも別個の法領域のような印象を与えるのを避け、民法典を構成する一部なのだということを強調したい意図があるようです。
確かに、これまで財産法判例百選とか債権法判例百選とかいうものがあったわけではなく、民法判例百選１や２として出ていたのですから、今回の措置で首尾一貫したといえるかもしれません。
私自身も民法判例百選１や２は版が変わる度に買っていたのですが、家族法法判例百選はそうでもなかったところ、今回は３も買い揃えました。今後も１や２ともども揃えていこうと思います。
紙の本
2017/10/14 20:20
ヤマト誕生秘話
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日本のテレビアニメの生き証人でもあるSF作家の著者によるヤマト誕生秘話です。
西崎プロデューサーの特異なキャラクター、近年のリメイク作品の権利関係など、貴重なエピソードの数々を整理された形で知ることができました。
西崎氏と虫プロの関わりの中で「ワンサくん」の権利関係に関するエピソードがありましたが、それでヤマト映画化の際に一時「ワンサくん」との併映という話があったのだなとい腑に落ちました。
紙の本
紙の本解説裁判員法 立法の経緯と課題 裁判員の参加する刑事裁判に関する法律 第３版
2017/02/05 19:46
施行後の運用を踏まえた第３版
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初版は、裁判員法の立法に関わりのあった裁判官による逐条解説本として、法施行前に出版されたものです。
裁判員法も施行から７年以上経ち、その間の運用状況や法改正を踏まえた第３版が刊行されました。
初版の著者が定年退官されたためか、著者に新たに２人の現役裁判官が加わっています。
紙の本
2016/11/12 12:55
現在も店頭に
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共著とはいえ数々の著名な研究者による全９巻の詳細な内容で、物権や不法行為の巻には定評もあり、かつてはこれをテキストに民法を学ぶ学習者も多かったのですが、研究者の世代交代もあり法改正への対応も途切れがちとなり、利用者が少なくなってきていました。それでも親族法の８巻やこの相続法の９巻などは、比較的新しい内容で、現在も現役で書店の店頭に並んでいます。
紙の本
紙の本これでわかった！内閣法制局 法の番人か？権力の侍女か？
2016/11/05 17:21
内閣法制局に関するタイムリーな刊行
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内閣法制局の機構や役割が注目されるに至ったことからのタイムリーな刊行でしたが、著者にはもともと内閣法制局に関する更に詳細な旧著があり、そちらが現在は入手困難で読めないのは残念です。
紙の本
2016/07/23 00:44
著者最晩年の犯罪と裁判の書
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先年惜しくも亡くなられた著者ですが、お元気な頃には自ら刑事裁判の法廷を傍聴して書かれたノンフィクションノベルが次々と刊行され、その都度興味深く読んだものでした。
お年をめされるうちに、以前ほどのペースでは刊行されなくなり、短いものが多くなってきたのですが、それでも楽しみにしていたのです。
この書は著者のそのジャンルの最後の著書と思われ、かなり最近の事件までもが取り上げられています。
紙の本
2016/07/21 00:19
総論部分を大幅補充
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発売された後も書店の棚になかなか並ばなくて入手に少し苦労しました。
第２版までは刑事事実認定における要件事実的思考の効用を説くところから始まっていましたが、第３版では冒頭に刑事事実認定の基本に関する叙述がかなりの分量追加されています。
紙の本
紙の本ＳＦが読みたい！ ２０１６年版 発表！ベストＳＦ２０１５〈国内篇・海外篇〉
2016/02/23 05:47
毎年購入しています。
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学生時代などと比べるとかなり読書量が減ってしまい、ランクインしている作品にも未見のものが多くなってしまっているのですが、今年は海外ベストの11位から20位までの間にハヤカワと創元から相次いで出たヴァーリィの再編集版が２冊とも入っていて、古くからの目利きの読者が投票されたものかと嬉しくなりました。
紙の本
紙の本重要事件で振り返る戦後日本史 日本を揺るがしたあの事件の真相
2016/01/30 16:21
著者の経験した事件による年代記
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これまで著者による著作で繰り返し扱われてきた事件も含め、ひとつひとつの事件に割かれる分量は少なめですが、網羅的に読むことができます。
紙の本
![鉄道ジャーナル 2016年 03月号 [雑誌]](https://img.honto.jp/item/1/75/110/27658815_1.webp)
2016/01/25 23:16
まもなく消えゆく白鳥にはまなす
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函館在住当時、札幌や青森から夜中に帰る時に何度もお世話になった急行はまなす、あるいは札幌へ行く半分の２時間かからずに青森に行くことができた特急白鳥、スーパー白鳥が北海道新幹線開業に伴いまもなく姿を消そうとしています。タイムリーな企画に先月の鉄道ファンに続き購入してしまいました。
函館から青森に行くだけなら、新幹線は青函トンネル内は速度を出せず、新函館北斗と新青森での２度の乗り換えがあったりして、かえって不便になるかもしれませんし、札幌や青森からの終発も、はまなすがなくなると今より数時間も早くなってしまうという側面もあります。ちょうどいい頃に住んだかもしれません。
紙の本
![鉄道ファン 2016年 02月号 [雑誌]](https://img.honto.jp/item/1/75/110/27580333_1.webp)
2015/12/30 07:05
タイミングよい特集
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函館に住んでいた頃、青森方面に行くのに何度もお世話になった特急白鳥やスーパー白鳥が、北海道新幹線の開業でまもなく廃止されようとしています。表紙のスーパー白鳥の勇姿に思わず購入してしまいました。
充実の特集でしたが、欲を言えば急行はまなすにももっと言及してほしかった気がします。
紙の本
2015/10/10 14:28
法改正による改訂版
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初版が出てから２年にして、行政不服審査法の全面改正に伴い、第１次と銘打った改訂版が出ました。法改正への対応が早いのはありがたいことですが、第１次とあるのが頻繁な改訂を予想させ、お財布が苦しくなるかもしれないところです。
