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ぷわちさんのレビュー一覧

投稿者:ぷわち

26 件中 1 件~ 15 件を表示

紙の本

紙の本夜見師 1

2017/04/08 10:22

続巻希望!

3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

面白かったです!
文章もたどたどしい箇所も全くなく、描写も滑らか。
登場人物もキャラ設定がきちんと定まっていて、とても魅力的でした。

簡単にあらすじを(何か内容紹介の文章があまりに短いので)。
五明輝は、生まれつき呪われている青年です。
五明家の男は、何故か20代前半で突然死するという呪い。
輝に残された時間はあと僅か。
霊媒師に依頼しても、呪いは解けず、受け入れるしかない輝。
呪いを断ち切る方法はただ一つ、五明家が滅びること。
輝も妹も、結婚して子どもを持つことは諦めています。
輝はせめて妹に少しでも多くお金を遺そうと、がむしゃらに働きます。
そこへ舞い込んで来たのが、住み込み家政夫の仕事。
雇い主は、多々良克比古という、下半身が不自由で車椅子に乗った青年。
理知的でクール、口が悪い。
輝が持った印象は「王様」。
感情的で情に厚い輝とは、何だかんだいい相棒として暮らすことに。
しかし、輝が住み込みで働くことになったこの屋敷と、克比古自身にも何やら秘密がありそう・・・というお話です。

本当に、輝と克比古がかなり良いコンビで、二人のやりとりが楽しかったです。
ストーリーも面白く、これ続き書こうと思えば全然書けるよね?と期待してしまいました。

また、表紙の美青年が克比古なのですが(買った段階では勝手に輝だと思ってました)、車椅子に乗っているはずの克比古が、何故立っているのか。何故日本刀を持っているのか。
そこは読んでのお楽しみ。
気になっている方は、是非読んでみて下さい。
表紙買いでしたが、買って良かったです。

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紙の本

爽やか!!!

3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

BLの中で一番好きな作品です。
とても爽やかで瑞々しい。
表紙に一目惚れして買ったのですが、買って正解でした。

高校1年生の芹生冬至は、眉目秀麗でモテモテ。
週の一番最初に告白してきた相手と必ず付き合い、週の終わりに必ず「好きになれなかった」と言って別れる。
モテモテの芹生ですから、月曜の朝には必ず告白されるのですが。
そんな噂を耳にした高校3年生で芹生の部活の先輩である篠弓弦は、冗談で「俺と付き合ってよ」と言っちゃう訳です。
しかし芹生は遊びで付き合っている訳ではないので、篠の告白?を真面目に受け止め二人は付き合うことに。

まあそこから互いに惹かれ合っていく・・・というお話ですが、まずタイトルからもわかるとおり、一週間のお話です。
BLに限らず、お話を一週間に区切って一日一日の心情の変化をここまで繊細に描いている作品は他にないと思います。
たった一週間。
でも二人にとっては、「恋をするのに十分な時間」だったんですね。

美形でクールだけど、ちょっとふわふわした雰囲気の芹生。
美形で見た目は王子様なのに、中身は直情的でマイペースな弓弦。
この二人、大好きです。

作品を通して本当に爽やかで、背景の景色なんかも綺麗。
何度読み返しても、二人どちらにも感情移入出来てキュンとします。
多分、私の中で今後「セブンデイズ」を超えるBL作品は出てこないと思います。
それくらい好きな作品です。

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紙の本

続編も読みたい。

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

初めて読む作家さんでした。
魔女調伏師?
微妙な設定だったらどうしよう・・・と思いながら読んでみましたが、面白かったです。
魔女についてかなり入念な取材を得て書かれてるんですかね。

高飛車な魔女調伏師と、温厚な心理カウンセラーというコンビですが、割と常識人な二人。
続きも読んでみたいです。

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紙の本

爽やかで暖かい

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

その出会いは例えば一瞬で世界が変わるような。
合同授業で憧れの南百瀬くんと急接近するも、クラス替えによってあっさりと遠い存在に…。
海美帆はその日、落ち込んでいました。
そこへ現れたのが「有言実行委員会」を名乗る謎の女子・八千代。
海美帆が南百瀬くんに告白できるよう八千代に後押しをされて。。。

絵も綺麗ですし、ストーリーも良いです。
主軸は海美帆と八千代の友情だったり、南百瀬くんへの恋だったりするのかなと思いきや、四宮くんというイケメン登場。
四宮くん、すごくおとなしくて不器用な人ですが、ここぞという時にめちゃくちゃイケメンで暖かい人で、かなりトキメキました!
告白シーンの四宮くんも良い・・・!
2巻で完結なのが残念ですが、とても満足のいく本です。

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紙の本

旅している気分になれます。

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

私は自分でも趣味がドライブだったり旅だったりして、こういう旅エッセイを読むのは大好きです。
この作者さんのは絵も可愛いし読み易いので特に好きです。

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紙の本

紙の本ハラサキ

2017/11/10 16:24

ネタバレ有り!

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

百崎日向には幼少期の記憶がほとんどない。
覚えているのは夕陽に照らされる雪景色だけ。
結婚が決まり、腹裂きの都市伝説が残る故郷の竹之山温泉に向かう電車の中で、突然の停電が起こり、日向は気を失う。
目覚めると周囲に人がおらず、電車も停車したまま。
どうやらそこは異世界の竹之山駅のようでー。
女性の死体、襲いかかる黒い影、繰り返される残酷な悪夢。
失った記憶を取り戻した時、真の恐怖が日向を襲う―。

文章はとても読み易かったです。非常に滑らか。
最初に日向の婚約者が登場するので、そちらが主人公なのかなと思い、しかも問題を抱えているのは彼なのかなと思いながら読み始めました。
場面が変わり、日向が登場しー。
記憶がないとはいえ、影があるのとはまた違う。
何となく人を突き放すような、悪気はないのに、どことなく薄情さを感じさせる女性。
それが日向への印象ですね。
まあその印象に間違いはなく、彼女に襲いかかる災難も日向自身が撒いた種というか。
同級生を殺したこと、担任の先生を殺したこと。
全て日向の犯罪として世間に認識され、親族からもそう信じられている日向。
さすがに同情しますが、そういう濡れ衣を着させられる程恨まれてしまったのは、やはり日向のせいで。
だから冤罪が許されるとは全く思いませんが、彼女がその恨まれる対象となった人物のことを考えると、日向がやってしまったことは非道い。
いくら子どもだったとはいえ、親が町の有力者で学校でも権力を持っていた日向なら、問題を解決出来たであろうに。
日向が取った行動はあくまで「自分さえ快適に過ごせればいい」と思われても仕方ない行動だった。
大人になってからも、その人物のことを見捨ててしまったし。
何度も助けられたのに、いざその人物が危機に瀕した時、彼女は助けることではなく自分が助かることを選んだ。
ただでさえ恨みの塊と化していた相手は、「やはりこいつは最低の人間だ」としみじみ思ったでしょう。

ラスト、救いのない終わり方ですが、日向の行動を省みるとあまり同情出来ず。
バッドエンドですがそれほど悲壮感はありませんでした。
これが日向がものすごくいい人だったら、バッドエンドはものすご~くイヤなんでしょうけど。

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紙の本

紙の本碆霊の如き祀るもの

2018/07/06 16:00

これぞ三津田信三!

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

ここ最近、三津田作品は「忌物堂鬼談」や「魔邸」など、出版されていたものの、どちらもあまり楽しめませんでした。
前者は三津田作品にしては珍しくかなりグロく(グロいの苦手)、後者は何か色々浅いしグダグダで。
でも今作は違いました。
読み始めて数メージで「この本は絶対に面白い!」と確信。
久々に三津田信三ワールド炸裂の本を読むにあたり、もうページをめくるのが、読み終わるのがもったいなくて。
とにかく一行一行丁寧に読み、できるだけ風景などを正確に想像しつつ読みました。

舞台となるのは、正面は海、背後は険しい山という村。
現在でも陸の孤島と言え、険しい山道を行くか、海から小舟で向かうかしか出来ません(遠浅の為大きな船は入れない)。
遠浅の海は、不味いと評判のタコくらいしか獲れず。
背後の山は、畑など作る広さはなく。
貧しさに苦しみ続けた歴史を持つその村では、海でも山でも、不気味な怪異が起こり、語り継がれてきました・・・。

最近の三津田作品に物足りなさを感じていた三津田ファンも、かなり楽しめる作品だと思います。

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紙の本

紙の本五十坂家の百年

2017/11/20 17:27

読んで損はない。※ネタバレあり

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

初めは、他の作家さんに比べてほんの少しですが平仮名が多いのが気になりました。
とはいえ、私は多分必要以上に文章の書き方が気になる質だからそうなのであって、ほとんどの方は気にならないかと思います。
文章も滑らかです。

ストーリーは、何だか不思議な後味でした。
時代が行ったり来たりしますが、特にこんがらがることもありません。
ただ登場人物が多いので、「ええと、この二葉って誰だっけ?」と、毎回最初の方にある家系図を見て確認していました。
しかし、登場人物の個性がとてもしっかりしているので、読み進めてその人物が掴めれば、「これ誰だっけ?」とこんがらがることもなく。
「伏線だろうな」「フラグだろうな」と気づいてしまうのが残念でしたが、構成力やストーリーは十分読んで損はありません。

ただ、ラストの由宇(でしたっけ?)の殺人計画の件は必要かな?と少々疑問。
それまでの殺人は、まだ納得の余地があるというか。
もちろん殺人は絶対に駄目ですが、まだ動機に同情の余地があるというか。
今だったら警察なり行政に相談しなよ、と思うようなことでも、戦時中・戦後は難しかったでしょうし、と。
しかしこの由宇に関しては、あんな下らない理由で親を殺そうと計画。
サイコパスですか?と。
小学校の頃から学校にも行かず、間もなく未成年を終えようとしている由宇。
それ以外の普段の行動では割と常識人ぽかったので、余計に違和感。
「殺人の連鎖」を表したかったにしても、うーん・・・。

でも全体的に面白く、あっという間に読みました。

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紙の本

鈍いよ!

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

いい加減、森司とこよみはくっついていいんじゃないかと思う、今日この頃。
これだけお互いダダ漏れなのに、二人ともどんだけ鈍いんだよともどかしい。
ホラー部分は、やっぱりそんなに怖くないです。
読後はさっさと古本屋に売ってしまうのに、新刊が出ると必ず買ってしまう辺り、やっぱり面白いと思ってるんだろうな。

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紙の本

読み易い。

2人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

滑らかな文章で、キャラクターも魅力的です。
ホラーもありきたりな感じではなく、オリジナリティがありながら感動系というかほっこり系のホラーでした。
続編を読んでみたいと思える本でした。

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電子書籍

電子書籍魔女調伏師は闇に笑う

2016/12/10 21:00

面白い

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

理人
表向きは、ドイツ大使館職員。
実際の職業は、魔女調伏師。
金髪翠眼の美青年。
傲慢で高飛車、頭の回転が速い。

怜季
臨床心理士。
理人の旧友。
女っぽくはないが、中性的な雰囲気。
穏和で誠実。

というコンビが事件を解決していきます。
正直「魔女?」となりますが、この作品は面白かったです。
理人は、想像していたより高飛車でもない。
ちょっと口が悪いだけの、至って常識人です。

文章も読み易く、でも魔女についてはかなり深く取材されて書かれたものだと思います。
続巻が楽しみです。

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紙の本

紙の本浮雲心霊奇譚 1 赤眼の理

2017/04/22 13:29

まあまあ。

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

この作者さんの作品は、ぶっちゃけすぐ裏設定がわかるというか、「あ、この人が実は~~なんだろうな」みたいなのがかなり初期の方でわかってしまうので、意外性はありません。
でもまあ、文章も読み易いし、普通に楽しめるかな。

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紙の本

紙の本魔邸

2018/01/05 13:50

ちょっと物足りない。

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

これが無名だったり、自分が知らない作家さんの作品だと仮定したら、十分面白いんです。
ただ三津田信三作品を全作読破しているファンからすると、何となく過去の作品の二番煎じというか、物足りないかと。
家シリーズ3作目ということですが、「禍家」「凶宅」の方が面白かった。
帯の「蛇蛇森が呼ぶ」という煽りとか、あらすじとかは期待大だったんですが。
けして面白くない訳ではありません。
ただファンからすると物足りないというだけです。

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紙の本

まあまあ

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

作品としては、まあまあです。
ホラー部分は割とゾッとしましたが。
ネタバレ有りなので、ご注意下さい。

まず特徴として、登場人物の初登場の場面は毎回丁寧過ぎるくらいの人物描写があります。
主人公?本気→クオーター特有の容姿、クールそうに見えて面倒見がいい、赤姫と何やら因縁がありそう。
転校生法介→好奇心旺盛でハイテンション、でも案外臆病。
本気の幼馴染一人目、将親→エリートになるべくして生まれたような人物。
幼馴染二人目、薫→目を見張るような美貌、ミステリアスな言動。
幼馴染三人目、健太→元気の塊、でも空気は読める。
以上、五人の男子高校生がメインキャラです。
最初はキャラが立っているのですが、話が進むにつれみんな一様に没個性。
本気は多分主人公なのに影が薄く出番が少ない。
法介は慌ててるだけで無力、ジャーナリストが夢じゃなかったんかい。
将親はただの優しいお兄ちゃんに。
薫は友達思いの真面目な子に。
最後までキャラが立ってたのは、健太一人でしたね。

あと気になったのは、本気はなぜ赤姫に飽きられなかった(死ななかった)のか。
「また遊んでね?約束よ?」じゃないですよ。
なぜ他の子どもはダメで本気にはこの約束をして逃がしてくれたのか。
本気の祖父がイギリス人、赤姫の父もイギリス人。
だから?
結局赤姫の呪いは全く解けてないし。

そして、実は二人いた赤姫。
赤姫(母)は、妊娠して生きたまま焼かれ死んだ母親。
今では子どもを守る神。
赤姫(娘)は、母のお腹の中で、母と一緒に焼かれて死んだ娘。
子どもを攫って殺してしまう。
結局、普段は神である赤姫(母)が子どもを守ってくれますが、赤姫祭の三日間だけは母の力が及ばず、それか不憫な娘のために見て見ぬフリ?、赤姫(娘)が子どもを攫うということでしょうか?

続きがあるなら読みたいですが、細かいところが気になる作家さんではありますね。。。

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紙の本

紙の本ずうのめ人形

2017/09/12 10:40

まあまあ。

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

前作「ぼぎわんが、来る」がとても怖かったので、この作品も買ってみました。
やっぱり、ストーリーの組み立て方がものすごく秀逸な作家さんだと思います。
視点が変わっても、語り手が変わっても何の違和感も感じず、こんがらがる事もない。
あまりに語り手や時代が変わると、人物関係なんかがこんがらがってストーリーがわかりにくくなったりしますが、ちょうどいい変わり方。

呪いの犯人が、「まさか・・・」という人物で、感心してしまいました。
前作と同様、霊能力がある真琴と、その恋人野崎が登場します。
今回は真琴の姉・琴子はほとんど登場しません。
前作のラストがラノベっぽかったと思ってましたが、いざずうのめ人形との対決シーンになると、「琴子は何で助けに来ないの!?」と思ってしまいました(笑)。

ラスト、う~ん・・・。
あの描写、要る?
主人公とも言える藤間。
確かに家庭環境があまり良くないこと、親からの愛情が得られなかったことの描写は少しありますが、あんなことをするほど闇を抱えた人間には思えなかったので、ラストいきなり豹変しちゃったイメージです。

前作もですが、映画化し易そうなストーリーですよね。
だからこういう終わり方にするのかな・・・?
まあ、映画化したら見ちゃうとは思いますが・・・怖いけど。

何だかんだ、文章力、構成力、ずば抜けている作家さんだと思います。

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