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  3. ♂猫Junn-Junnさんのレビュー一覧

♂猫Junn-Junnさんのレビュー一覧

投稿者:♂猫Junn-Junn

435 件中 16 件~ 30 件を表示

中盤の、美咲がそうだったんです…で涙が出て、ミシャから問われての告白問答でウルウル、そして計画成功後のユー&ミシャの光景でまたほろりと涙…な「ユーが心身共に救済された奇跡の計画遂行」顛末巻な物語第8巻

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第38話後半の、美咲の件は…欧米っていうか北米カナダであれば、
女優Ellen Pageが俳優Elliot Pageになった…みたいな女性⇒トランス男性…な事例もあるけどな…
とふと思ったり…でも、そういう事が可能な境遇にいる人達ばかりじゃないからね…
読んでて思わず涙が…。
第40話での、
レイ(大橋零)が立案した計画のClimax場面は、やはり心に響くモノがあり…
そして計画成功後の、
『その人がその人であれば』性別は関係ない…という愛の形で、自身の選択をしたミシャ。
自分は、
少し前に『コミック百合姫2024年4月号』を買って読んだ際に、
その中に掲載されていた作品の中で、『私の推しは悪役令嬢。』第40話「舞う乙女」を読んだ時に、
この作品の事は全く何も知らない初めて読んだ状況だったけど、
少し感動的でジーンと来る展開のエピソードだったんで…
この第40話に至るまでの経緯を知りたい!…という感じでこの作品に興味が湧いて、
その後、偶々半額クーポンで買える機会に恵まれたんで、
第1~7巻を纏め買いして、読んでみたら、色々涙出る名場面もあったりで面白く…
そして遂に今巻第8巻(第36~40話収録)で、
その自分にとっての始まりのキッカケである第40話「舞う乙女」まで辿り着き、
そういう意味でも感無量かな。
あと、
漫画本編(第36~40話)後の、おまけ漫画「私の幸せな婚約解消」は、
今巻のメインの一連の計画遂行騒動後の、後日談的な、リリィとユーが描かれたエピソードで、
枢機卿として考えをハッキリ述べて教会関係者を納得させようとするリリィの姿は、
ホントに13歳なの?みたいなしっかりした一面に感心させられ、
一方で、
ユーと茶飲み話している時の、素の可愛らしさ、も描かれていて…
ある意味、癒やしのエピソードだな、
と。
そして、この作品の物語全体としては、
今巻または前巻と今巻合わせた第31~40話の一連の展開が、『教会編』という括りのようで、
今回の騒動の流れを受けて、物語は次の展開『王宮編』に突入するんだとか…
とりあえず、今巻は涙も出て、買って読んだ甲斐があったと満足出来ているんで、次巻以降も、
この物語の行方を見守っていこうかな、と…今の心境的には、
そんな感じです。

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陰謀で貶められての追放を好機と南の荒れ地で自由気ままに新生活を始めた主人公…少数精鋭な良好人間関係と、追放時に持ち出した謎の種が、世界樹っぽい?…と分かるまでが描かれた物語開幕巻

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…少し前に、コレの漫画版の第1巻と第2巻を買って読んだら、割と面白かったんで…でも、
その続きは、漫画版よりも原作小説を読んだ方が、安上がりかな、と思って…その、この原作者の作品は、
前に、『腹ペコ聖女とまんぷく魔女の異世界スローライフ!』
を漫画版を読んだ後に、原作小説版も読んだんだけど、原作小説1冊の内容で、
漫画版で全4巻だったんで。
で、この植物魔導師の物語は、確認すると原作小説が第2巻まで出ているようだし…漫画版で追うよりも、
小説版の方が貧乏人的には安上がりかな、と…但し、
原作小説と漫画版とでは、必ずしも内容が完全に一致するわけじゃないけれど。
…で、実際に、この原作小説版を読んでみると、
プロローグと第1章(第1~3話)は、漫画版の第1話で描かれた内容とほぼ同じだけれど、
マントの帝国紋章を指摘され気付くのが、
漫画版では土地を買う時の受付係のおじさんに指摘されるのに対して、
原作小説では、もっと前の居酒屋の女将との対話で指摘されてたり、マンマとミーアとの出会い描写も、
漫画版では、マンマを助けた後に商人のミーアを紹介して貰うって流れだったけど、
原作小説では、ガルトランド到着初日にマンマを助け、ミーアとは2日目に全く独立した形で出会い取引する、
とか…原作小説内にある細かい場面描写が、
漫画版では省略されてたり、ってのが色々あるな、とか…そんな感じで、
原作小説と漫画版とでは、少し物語の演出構成が、変えてあるんだな…みたいな。
先に漫画版で読んでる部分に相当する内容に関しては、そういう違いとかを比較対照しつつ楽しむ、
みたいな読み方で、
漫画版で読んだのの、続きの先の展開は…純粋に物語展開の内容を楽しむ感じ…な読み方で…

読んでいると、
原作小説では複数回に別れた別々の日のエピソードが、
漫画版では1回の同じ日のエピソードとして描かれていたり、
漫画版では、
ロマンシア帝国第六皇女にして帝国第十五騎士団名誉騎士団長のアデリア・ル・ロマンシア…
の登場場面が少し前倒しされてたんだな…と分かったりも。

…そんなこんなで、漫画版第1巻第2巻に相当する原作小説の内容が、
実際はこうだったんだな、というのが分かり、かつ、漫画版第3巻以降で描かれるんだろう内容も、
今巻終盤部分には多々あって、そして、
主人公の更なる飛躍の予感と、南大陸側で起こっていた問題の北大陸側にいた悪の元凶の存在も明かされ…
な形で、今巻は幕を閉じ、
第2巻での勧善懲悪的展開が期待出来そうかな…ってことで、
買って読む方向性で検討しようかな、と思えるくらいには楽しく読めたんで、満足です。

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勇者でなくとも魔族を倒せる方法の仮説立て、新魔術開発し…仮説証明し偉業達成な一方で色々新たな謎が浮彫りになり次巻以降の続きの展開も気になる+ヒロイン達とのラブコメ要素も更に充実…な暗殺貴族物語第3巻

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学園が休校になりトウアハーデ領に戻って来たルーグ達。
前巻第2巻終盤のクライマックス展開で、
どう殺しても何度殺しても復活する、初めての魔族との全力戦闘、そして、勇者エポナが魔族を倒す瞬間を目撃し、
勇者でなくとも魔族を倒せる方法を解明し会得出来る可能性を感じ、
その方向性を追求しようと決めたルーグは、仮説を立て、ディアに説明し、その為の新魔術を開発。
エポナに口止めしていたが結局、
学園への魔族「オークジェネラル」配下の大量魔物部隊襲来騒動でのルーグの活躍がバレてしまい、
王都に呼ばれ叙勲され、
(勇者の代わりに地方に魔族が出現した場合に討伐に向かう捨駒的)聖騎士に任命されてしまったルーグ。
面倒な貴族間の付合いに顔を出しながらも、魔族を倒す為の準備を進める忙しい日々の中で、
ディア、タルト、マーハ達との恋愛関係も色々と進展があり…。
一方で、謎の陰謀的襲撃を受け、アルヴァン王国の貴族社会の中枢に魔族が人の皮を被り入り込んでいる?!
という不吉で不穏な可能性が浮上。
エポナのスキルで借受けた能力を使い、ディア&タルトにも更なる強化に必須なスキルを貸与し、
今後の大幅戦力Upが見込める件。
特にディアの魔術師能力の超絶進化と、【獣化】したタルトは強かった件。
魔族らしきものが出現したと派遣命令が来て、ディア&タルトを連れて現地へ。
仲間を信じる3人の役割分担連携で、仮説証明顛末。
別魔族出現と意味深交渉対話。
魔族に関する事も、ソレ以外の事でも色々と残る謎。

…何だかんだで、今巻も、前半は静かな感じ、
強くなる為の色々な準備光景等の描写とか、戦闘以外の描写がメインで、
後半~終盤にかけて、メインのバトル描写、
今回はルーグだけではなく、3人で力合わせて、勇者ではない人間としての初の快挙?という戦闘描写は、
読み応えがあったと思うし、
でも一難去ってまた一難というか、色々な謎が残る状況になり、
次巻以降にも、この作品への興味が続くように、しているんだな、ってことで、
現状ではこの第3巻までしか購入してないんだけど、
上手く機会が巡ってくれば、この続きも、買って読んでみてもいいかな…とりあえず、
第2巻を読んで面白かった勢いで、そのまま、この第3巻も、1日も経たず一気に読んでしまったんで、
すっかり夢中になって楽しく読めて、満足です。

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「僕が化け物になったときは殺して。」…規格外の力を持つが色々未熟な勇者エポナと出会い、友達になり、秘密明かし、約束を交した「王立騎士学園入学&騒乱の序幕編」な暗殺貴族物語第2巻

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前巻第1巻の終盤の騒動で助け出したディアを、
用意していた偽装戸籍で同じ14歳の妹として家族に迎え入れ、
ルーグ&タルト&ディアの3人で、アルヴァン王国の王立騎士学園に入学。
入学準備、入学後のクラス分け試験、
首席でSクラス入りしたルーグと勇者含む級友達との交流。
学園で学びながらも、時間外では、タルト&ディアとの暗殺者訓練や魔術開発や必殺技開発…な日々。
進化成長続けるタルトの為のトウアハーデの魔眼移植手術。
…とりあえず、主人公が転生する機会を与えられた女神からの「勇者暗殺」依頼の、
暗殺対象である勇者エポナ・リアンノンが、この巻から登場するけれど、
この巻の前半は、それ程大きな盛上り場面はなく、
エポナの人柄等を少しずつ交流で理解しつつ探ったり…な、主に主人公達の地道な学園生活光景的なのが、
色々と描かれている…という感じ。
…で、巻の中盤で、エポナが抱えるトラウマ的呪縛について情報を得たルーグは、
エポナと友達になり、殺さずに世界を救う方法を模索しようと決意。
その後、巻の後半から物語が動的に動き始めるというか…近隣の村に迫るオークの群の殲滅軍務を任じられ…。
秘術?秘密の魔力供給法。
殲滅任務中の力の出し惜しみ判断ミス。
殲滅は出来たが違和感、そして、後日の学園への更なる大量魔物(オーク&ゴブリン混成)部隊襲撃騒動。
その魔物軍団を統制する高位魔族を見付ける任務。
エポナからの信頼を回復する為の本気全力戦闘。
交した約束、明かした秘密、得られた収穫。

…そんなこんなで、この第2巻は、
前半は静かに主に学園日常系、第1巻よりラブコメ要素多め、
後半から終盤にかけて、一気にバトル要素増して、途中で読むのを止められなくなり一気に最後まで読んでしまう系
…特に終盤のルーグの全力本気戦闘と、勇者エポナの本気の一撃とその後、
っていうソコの盛上り方と話の収め方は、読んでいて爽快感があり、また、この続きを読みたくなる、
そんな感じで、第3巻も引続き読み進めたいな、
と。

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電子書籍裏世界ピクニック 12巻

2024/04/12 07:11

「閏間冴月」を崇拝していた「潤巳るな」の末路…そして何とかカルト団体との騒動を乗切り〈裏世界〉からも生還出来た空魚達は束の間の打ち上げ後、事後処理的に再度山奥の現地調査…な光景が描かれた漫画版第12巻

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漫画版第10巻中盤(第54話~)から続いてきた、
「閏間冴月」を崇拝する「潤巳るな」率いるASMRカルト団体とのトラブルに巻込まれた空魚と鳥子と小桜達を描く
「ささやきボイスは自己責任」の終盤展開…
前巻第11巻ラストで、人の姿だけ映さない鏡石に謎の人影?…で、「閏間冴月」が突如現れた事に気付いた空魚。
最初は空魚の目でのみ認識出来ていたのが、
その「閏間冴月」が鏡石に触れた直後、その場の全員が〈裏世界〉に転移し、
かつ空魚以外の目にもその「閏間冴月」が見える状況になり…からの「潤巳るな」の母親とるなのその後、
そして、空魚達は…という顛末が描かれた第62~63話。
そして、何とか〈裏世界〉から生還出来た空魚達の様子…DS研に協力しつつ、な今回の騒動の事後処理他…
が描かれる第64話「あの牧場の件 I」~第67話「あの牧場の件 IV」
…という漫画本編内容(第62~67話)、そして巻末に、
原作者である宮澤伊織書き下ろしSSである8頁の掌編エピソード
間章「あの夜のフラッシュバック」が収録されているのが、この漫画版第12巻。
今回の巻末の掌編は、
第64話「あの牧場の件 I」内で、誘拐されてから3日後、自宅に戻った小桜が、
鳥子と汀がカルト団体連中の襲撃を迎撃制圧した現場となり室内が目茶苦茶になっているのを、
汀が手配した清掃業者が清掃作業をする間に、
空魚と鳥子と共に「打ち上げ」で肉を喰いに行く場面の小桜視点での胸中を描いて漫画本編の内容を補完するSS。

分量的にも240頁弱あってボリュームもあり、読み応えある内容で、
続きも、コレから、空魚の父と祖母に関する過去話が今まで少し言及されてる内容よりも更に詳しく描かれるのかどうか、
は次巻を待たないと分からないけど、気になる所だな…
というか、
最近、別のアニメ化された作品の、漫画版と原作小説を両方読むって機会があって、その結果、
漫画版よりも原作小説を読んだ方が、安上がりなんだな、と分かり…
この漫画版第12巻の収録内容の続きの展開は、
原作小説の「裏世界ピクニック(4) 裏世界夜行」に、この漫画版の第64話「あの牧場の件 I」~
の内容「あの牧場の件」「隣の部屋のパンドラ」「招きの湯」「裏世界夜行」
と収録されているようで、
この前偶々半額クーポンで買える機会があったんで購入…
漫画版の次巻はまた半年後とか、そんな感じだろうから、ソレよりも先に原作小説で、今巻の漫画内容と重複する部分と、
その後の続きの展開を今から読み進めようかな、
と…今は、そんな感じです。

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電子書籍薬屋のひとりごと 6

2024/04/09 16:08

表紙絵に描かれているように、壬氏の乳兄弟で従者の馬閃と(超不幸薄幸不運体質な)里樹妃との身分違いの一目惚れ純愛の行方に幸あらん事を!がメイン(+猫猫の弱点を知り壬氏逆襲開始)の物語第6巻

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今巻序話は、前巻第5巻終話で、
野獣Modeで猫猫を押し倒したが、猫猫の花街仕込みの匠のキス技で無力化され敗北喫した皇弟壬氏様のその後…
の宿泊室内での従者馬閃とのコント的光景からスタート。
ってことで、西都滞在3日目の夜の続きの光景…から、4日目、その夜に、
壬氏に同行する形で出席した、現地のとある結婚披露宴で、花嫁(偽装)自殺騒動…
滞在5日目に、急遽葬儀参列中に、真相解明顛末…
色々騒動が起きた結果、滞在日数が伸び、かつ、色々事後処理で現地にもう暫く残る壬氏達とは別に、
義兄で従兄な羅半と羅漢の副官陸孫と一緒に先に帰路に就いた猫猫達の光景、
その途中、阿多&里樹妃とも別れ、
立寄った羅半の実家で、「羅の一族」内の確執やごたごたに想定もしていなかった形で巻込まれ…
でもソコで、蝗害対策になる農作物=甘藷に関する情報&希望を得たり、
一方、実母の病死、一連の旅道中で何度も見え隠れする白蛇仙女的何者かの暗躍の影…。
猫猫が都に戻り、緑青館の薬屋としての日々を再開後、
食中毒に見せかけた毒茸入り餡餅騒動があり、その意図を事情聴取する対話の流れで、
人気絵師が昔、西で見て忘れられないという美女…ソレが、白蛇仙女的存在で、「砂欧で見た巫女」だと知り、
ぞっとする猫猫。
更に色々と重要情報が判明し…
詐欺宗教洗脳+麻薬汚染=異国諜報員の陰謀工作活動…という構図がどんどん浮き上がる展開、
あと、前巻第5巻の旅道中の紙の村でも、ロミジュリ的茶番構図があったけど、
この巻では、ロミジュリの翻訳本、
が物語の中の重要アイテムとして登場。

…まぁでも、そんなこんなのあれこれは全て、この第6巻終盤の一大ロマンスクライマックス場面の前の、
前菜のようなモノだったんだな、という感じ。
読み終えてみれば、自分にとっては、あのクライマックス展開を読んで、涙が流れた、
ソレがこの巻の価値を言い表す、端的な全て、かな。


…それはそうと、白蛇仙女こと白娘女で連想したのが、
昔読んだ海外のSPY小説か何かで、Albinoの悪役みたいなのが登場するのを読んだな、と…
ソレは確か男だったと思うけど、アレは何という作品だったかな、Frederick Forsythの作品だったと思うけど、
どうだったかな、思ったり、
他の余談で、「羅の一族」内のごたごたのエピソードを読んでいて思ったのは、
羅漢の養子羅半の実父(羅漢の弟)の声は、興津和幸とか松風雅也がイメージ的にピッタリかな、
と思ったり…まぁ、今決まっているアニメ第2期は、コレの第3巻と第4巻の内容になるだろうから、
第6巻のこの部分がアニメ化されるのは、将来アニメ第3期が制作されるなら、
第5巻第6巻の内容を半年間かけてやるって感じになる筈なんで、まだまだ当分先の話になるんで、
その時には別の適役な声優さんが現れているかも、知れないけれど。

話を戻して、この巻は、勿論メインキャラである猫猫と壬氏の恋愛関係性の少しずつの進展って部分もあるけど、
メインは、この巻の表紙絵に描かれているように、
壬氏の乳兄弟で従者の馬閃と(超不幸薄幸不運体質な)里樹妃との身分違いの一目惚れ純愛の行方に幸あらん事を!
という部分。
その一方で、前巻で、無力化され敗北喫した皇弟壬氏様は、
スーパー侍女水蓮の入知恵+趙迂からの情報提供により、猫猫の弱点を知り逆襲開始?!
傍目には、やっぱ、ただの仲良しカップルだろ!とツッコミたくもなるけど…何だかんだで、この2人の行方を、
今後も見守り見届けたいな、とも思ってしまう濃密な巻だったな、
と。

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電子書籍薬屋のひとりごと 5

2024/04/07 15:40

前半は「花街の薬屋」編という感じで、後半は「皇弟壬氏様の変装お忍び西方旅行に同行」編…という感じ、そして更には、この巻の真の主役は阿多?!ってことで、とある超重大事実も(読者には)明かされる物語第5巻

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やっぱり、猫猫の「観察眼+知識+総合的洞察力」トリプルコンボは凄いな、
と感じるエピソードが色々、かつ、
今巻は、今までで一番、「花街の薬屋」としての場面が多い巻で、今巻の前半は、
一度宮廷側の離宮を訪ねて翠苓に話を聞く場面はあるものの、基本は緑青館の薬屋と実家のあばら屋が、
メインの舞台で、ソコに壬氏がお忍びで訪ねてくる、とか使いで馬閃が来たり、
用事を頼む為に李白を呼んだり…、
でも後半は、詳細を詳しく聞かされないまま、皇弟壬氏様の変装お忍び西方旅行に同行する事になる猫猫。
この巻のキーワードは、
(子翠も予見していた?)蝗害予測と対策検討&奔走、
「天女が織った衣」=「火鼠の皮衣(石綿の布で織られた火浣布)」But浪漫が大切な件、
白蛇仙女の奇術ショーの危険な絡繰り、
紙の村×稲麦二毛作の村の紛争とロミジュリ的茶番と密造酒脱税問題、
旅道中で積み重なる(直ぐには解決不可能な)問題、
西都で羅の一族の姫君として、
襟巻き猫騒動で芽生えた意外な2人の恋心!?、親子故の遺伝、脆過ぎる鉄檻は暗殺陰謀?、
花街仕込みの匠の技で窮地脱出?!、
阿多視点回想胸中と吾子の件(猫猫が考えないようにしていた妄想は当たっていた件)

今巻を読んでて思わず吹き出したのは、
「義兄さんは天子さまのお子を取り上げたほどの名医」という中盤の場面…
噴飯とはこういう事か、と実感する羽目になった。

ラブコメ要素としては、
壬氏がお忍びで緑青館の薬屋を訪ねてくるのは、問題事解決の為の相談というのもあるが当然、
想いを寄せる猫猫に会いたいから、なんだけど、
そうとは気付かぬ、または、気付いていても(面倒事に巻込まれたくないから考えないように)気付かぬ振り
をしている猫猫の壬氏への接待の仕方等で、色々と…
あと、旅道中でも、猫猫が誰かに奪われるかも?!みたいな要素に、軽い冗談対話であっても、
動揺し過敏に反応する壬氏の反応とか、色々と。
そして、
旅先の宴での騒動後の、終話での、あの展開…
…傍目には、両想いでお似合いの2人だと思うんだけど…。

それはそうと、この巻の真の主役は、
序話が、
皇帝の乳姉弟として育った阿多と東宮時代の皇帝…な若かりし頃の光景、
で、
終話の締め括りが、阿多の胸中描写の形で、超重大真実が(読者には)明かされる…
という体裁なんで、メイン主人公の猫猫と比べたら出番は少ないけど、この巻の中心軸にいたのは、
阿多だった、という事かな、
と最後まで読み終えての印象は、そんな感じ…あと、
直接は登場しないけど、子翠の存在感ってのも、色々な場面で言及がされていて、大きかったな、
と。そして、
また何時か再登場して、猫猫と再会を果たす日が来るのかどうか、も今後もこの作品を読み進める上での興味、
または楽しみの1つかもな、と思ったり…
で、何だかんだ、読み応えあって、どんどん次は次は、と読み進めて、
あっという間に読んでしまった印象。

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電子書籍週刊少年チャンピオン2024年18号

2024/04/04 08:31

『クズハナちゃん』第196話はメインヒロイン九頭竜華子が可愛らしく恥じらう桜満開センターカラー絵と文化祭前日各種準備中光景+Team早乙女女子達恋のヤキモキ光景が描かれた回/月イチ電子増刊付計730頁

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2024/04/04発売の今号「週刊少年チャンピオン2024年18号」で印象に残ったのは、
先ずは、
自分にとっての週刊少年チャンピオンで一番のお目当てである
『ヤンキーJKクズハナちゃん』は、今号は第196話「文化祭、前日!」で、
今回は、メインヒロイン九頭竜華子が可愛らしく恥じらう桜満開センターカラー絵と、
文化祭前日各種準備中光景+
主人公早乙女穂高と久雀真琴生徒会長の件でヤキモキする鷹江花澄、鶴橋円佳、華子らTeam早乙女女子達、
が描かれた回…で、鷹江達が色々心配動揺する中で、牛込優菜は?…というのが、
次回の見所になりそうなのかな、
と。

その他の作品で印象に残ったのは、
『フェアウェイの声をきかせて』第33話「日和と冬子」は、
千鶴&衣鈴組とのペアマッチの最終決着の行方と、その後の冬子と日和の和解対話光景が描かれた回、
そして、今まで物語の本筋には絡んで来なかった3年生の先輩五十嵐イスカが、
遂に本格登場?!って感じで次回がまた楽しみだな、
というのと、この作品はキャラ名が鳥の名前に由来するネーミングだから、少し確認したら、
イスカという名前の、スズメ目アトリ科に分類される鳥類の一種…がいるんだな、と、へぇ、と思ったり。
『気絶勇者と暗殺姫』第65話「とっかえひっかえ」は、
1人ずつ勇者と買物デート回…で、3人夫々に気絶勇者との絆が深まった微笑ましい回だったな、
と。
『宝血のロニー』第27話「招かれざる来訪者」は、
平和な幻想郷的村に、最悪の来訪者が侵入し、更にはアンビシアと何か過去に関係が?
ってことで、次回以降の展開がまた楽しみだな、
と。
…ソレ以外の連載作品も、皆それなりに面白く、更には、
マンガクロスからの特別出張版描き下ろし2作品や特別読切作品も掲載され、
かつ、
月イチ【電子増刊】チャンピオンBUZZ Vol.7、
と、通常の巻末のデジタル版限定特典コーナー(アンコール連載)6作品も安定の面白さで…
ってことで、今号は超特盛り730頁満腹号だったんで、
コスパ的には十二分に満足な号だったんで、よかったです。

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電子書籍週刊少年チャンピオン2024年17号

2024/04/01 18:28

『クズハナ』第195話は生徒会を手伝ってくれる烏野凛に心を救われた出会いとその後+去年の文化祭での活躍を見て以降ずっと主人公早乙女穂高に注目していた久雀真琴の感慨胸中が描かれた回/他人気作注目作多数

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2024/03/28発売の今号「週刊少年チャンピオン2024年17号」で印象に残ったのは、
先ずは、
自分にとっての週刊少年チャンピオンで一番のお目当てである
『ヤンキーJKクズハナちゃん』は、今号は第195話「舞い降りるカラスとボッチ男子」で、前々回と前回に引き続き、
現生徒会長久雀真琴のほろ苦い過去回想の続き+回想終了後の帰道光景が描かれた回。
自身が立ち上げた生徒会に来てくれたのは結局、烏野凛だけだった件、
そして2人で文化祭運営のサポート業務をする中で、
去年の文化祭に1人で6着衣装を作り6人のTeam早乙女女子モデル達とファッションショーを成功させた主人公早乙女穂高
…を目撃し感動または興味が湧いて、
その後ずっと穂高の様子を遠巻きに観察していた(…自然に知り合える機会を窺っていたけど、
穂高の周囲に穂高に想いを寄せる女子達が6人以上いて、近づけなかった…)けど、
1年経って今年の文化祭で、有志団体の申請をしにきてくれたから、遂に穂高と絡める接点が生まれた…
そんな生徒会長久雀真琴の感慨や喜びの胸中が、
滲み出て伝わってくる、そんな今回のラストシーンは、いい感じだったな、
と。
で、そろそろ次回は、文化祭開始か開始直前くらいの状況が描かれる感じなのかな、
って感じで、また、続きが、楽しみだな、
と。

…で、その他の連載作品も、
特別読切(20頁)『小野寺くんはかっこよくなりたい!』や、
月例フレッシュまんが賞特別奨励賞受賞作☆電子版限定スペシャル読切(42頁)『雷光スパーク』も、
夫々に見所あり、皆それなりに面白く読めて…
巻末のデジタル版限定特典コーナー(アンコール連載)6作品も安定の面白さで、
ってことで、何だかんだ、時を忘れて、あの作品もこの作品も、どんどん読んでしまう、
そんな約580頁の充実の1冊だったんじゃないかな。
そういう意味では、十二分に満足です。

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初恋って実らないものなんです…と言うレイ(大橋零)の転生前の百合初恋傷心昔話も明かされる「罵声癖持ち暴走シスター」リリィ=リリウム本格登場+α巻…な物語第7巻(第31~35話収録)

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自分は、『コミック百合姫2024年4月号』に掲載されていた第40話「舞う乙女」で初めてこの作品を読み、
少し感動的内容だったんで、第1話から読んでみたいなと思って、
第1~7巻を纏め買いして順次読み進めて…この第7巻まで来たって感じなんで、やっと、
第40話「舞う乙女」に直接繋がっていく一連のエピソードが展開する巻に辿り着いたんだな、という印象。
原作者のあとがきによると、この第7巻の分類は「教会編<1>」で、
漫画本編第31話「リリィ=リリウム」~第35話「勝者は一人」、
あと、おまけイラスト、番外編的おまけ漫画、漫画担当者と原作者夫々のあとがき…が収録されている、
のがこの第7巻の内容。

「夏休み港町ユークレッド帰省バカンス編」的な前巻第6巻での騒動を経験した結果、
平民の貧困を解決する方法を模索しようと色々と勉強し始めたクレア、ソレを傍で支えるレイ…
そんな2人に、第三王子ユーが、「平民の貧困について知りたいなら教会の門を叩くといい」と助言し、
ソレを受けて精霊教会バウアー大聖堂を訪れたクレアとレイは…
話を聞こうと偶然声をかけた修道女が、
バウアー王国宰相サーラスの娘で精霊教会の枢機卿リリィ=リリウムだった、
という出会いから始まり……ひょんな事から、
百合百合三角関係どたばた展開、な感じになり…その流れの中で、
レイの転生前の大橋零としてのほろ苦く叶わなかった中学時代の初恋想い出話が明かされたり、
その後、ひょんな会話の流れで、
王国の中でも限られた者のみが知る秘匿事項発覚?!…で、次巻第8巻へ続く…
というのがこの第7巻で、
来月4月発売の第8巻は遂に、自分がこの作品を第1話から読んでみたいと思ったキッカケな
第40話「舞う乙女」までが収録される巻ってことで、
待ち遠しいです。

それはそうと、この第7巻で一番印象深かった場面は、やっぱり…
第31話終盤で、同性愛に対する嫌悪発言をした修道女を、レイが理詰めで毅然と論破した場面、
「…神の下では人々は平等である――あなたのその価値観は教義に反してはいませんか?
…理解しろとは言いません でもせめて 尊重して否定しないでください」
と論破しつつも頭を下げたレイ…そんな光景を見たら、リリィがレイに惚れてしまうのも当然かな、
というカッコイイかつ感涙の場面だったね。
っていうか、漫画本編では年齢の言及がないから分からなかったけど、
おまけイラストのプロフィール表記を見ると、13歳なんだね、リリィって…
能力高ければ別に年齢関係ないのかも知れないけど、13歳で枢機卿って何か凄いな、
と思ったりも…でも、原作者の表記によると「罵声癖持ち暴走シスター」…二重人格か何かか、
または精神的に色々自分自身を抑圧する生活を送った結果で、
そんな感じになっちゃったのか…何にしても、インパクトあるキャラ設定だよな、
と。

今月3月下旬、縁があって、この作品の既刊第1~7巻を纏め買いして、読み終えて、
涙出るエピソードも色々あったりで、買って読んだ甲斐はあったと、十二分に満足出来ているし、
第8巻は絶対買って読むと自分の中では確定しているけど、それ以降の巻も、
もう暫くは、この物語の行方を見届ける方向性で、読み続けたいな、と今はそんな感じです。

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魔法力勝負では勝てなくともクレア様への想いなら負けない!…恋愛に転生の知識を持込むのは卑怯だと思っていたレイが形振り構わず挑み想いの強さを証明し初めて名前を呼んで貰えた感涙の「恋の天秤編」巻…な第5巻

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クレアが姉のように慕い懐いている幼馴染で初恋の人…な隣国の第一王女マナリア=スース(17)が、
バウアー王国王立学院へ留学して(という体で国外追放されて)きてから、
母国事情で帰国の途に就くまで…嵐のようにやって来て去って行った1ヶ月間の顛末
…を描いた漫画本編第21話「アモルの詩」~第25話「物語でなくとも」、
あと、おまけイラスト、番外編的おまけ漫画、原作者のあとがき…が収録されている、のがこの第5巻の内容。

主人公のレイ(零)以外の同性愛者キャラが初めて本格登場した今巻での一連のエピソード、
マナリアに色々と心を掻き乱されたドタバタ騒動の末に、
レイとクレアの関係が明確に一歩前進…な感涙必至な顛末が、この第5巻1冊で、
きっちりと濃密に完結されている、のが完成度高くて秀逸だな、
と。
今回、偶々縁があって、第1~7巻を纏め買いして順次読み進めている状況なんだけど、
前巻第4巻と今巻第5巻は、読んでいて、涙が出たり、
鼻水でぐじゅぐじゅってなるような心に響く場面が色々と描かれていて、
買って読んだ甲斐があったな、
と強く実感しています。

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敵国の陰謀に利用された禁断の兄妹愛、乙女ゲームには出てこなかった謎の敵国人物の出現、助命嘆願、レーネ視点幼少期クレア、私の生涯の主…大河ドラマ的激動展開だった物語第4巻…そして次巻から新キャラ襲来?

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この第4巻は、前巻第3巻後半で描かれた創立記念祭が終了後、
国内の平民と貴族の対立を煽るような不穏な空気感がどんどん膨れ上がり…
という重苦しい陰謀事件の顛末が描かれた漫画本編第16話「平民運動」~第20話「さよならは言わないで」、
あと、おまけイラスト、番外編的おまけ漫画、原作者のあとがき…が収録されている、のがこの第4巻の内容。
この巻はシリアス成分多めな巻で、かつ漫画本編の頁数も少し多めだったからか…
前巻までは巻末に付いていた原作者の書き下ろし掌編小説と、
メタでコミカル調な漫画担当者のあとがきは、なし、な巻だったね。

ともかく、敵国の陰謀に利用された禁断の兄妹愛…という騒動の顛末、
事件後の光景描写では、
レーネとクレアの過去経緯も描かれたりで、うるうるっと来る場面も幾つかあったり。
平民学生の病室に、貴族学生が見舞に訪れて…という描写もよかったね。
今回の騒動では、
乙女ゲームには出てこなかった謎の敵国人物の出現…ってことで、レイが困惑したり…な謎要素も今後に残しつつも、
騒動は最悪の展開は回避して一旦収束、
で、巻末の、原作者のあとがきによると、次巻第5巻からは「恋の天秤編」というのが始まる、
んだとか…レイにとって、クレアを巡る百合恋のライバルが現れるとか、
そういう感じなのかな…ともかく、引続き、この作品世界を、少なくとも第40話「舞う乙女」までは、
読み続けたいな、と今は、そんな感じです。

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電子書籍コミック百合姫 2024年4月号

2024/03/23 05:37

新連載『崖っぷち令嬢は黒騎士様を惚れさせたい!』がお目当てで初めてこの雑誌を買って読んだけど他にも…連載作でも読切作でも…初めて読む面白い作品に沢山出会えた…約690頁ボリューム満点大満腹な1冊でした

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2024/02/17発売の『コミック百合姫2024年4月号』…自分は、
この雑誌名は耳にした事はあったけど、実際に読む機会は今までなくて、
でも、そめちめの新連載『崖っぷち令嬢は黒騎士様を惚れさせたい!』がこの号から開始、
ってことで興味を持って…でもその第1話はWEBで無料公開していたのを読めて、ソレで十分だったんだけど、
今月発売の5月号で第2話っていう時に、
この4月号が、【期間限定76%OFF】165円、という超特価だったんで、
あと通常価格の5月号も25%引きクーポンとか使えたんで、この機会にちょっと買って読んでみようかな、
と思って、ただ、この雑誌の売り文句が「世界で唯一の百合専門誌」ってことで、
多少身構えもしたけど、でもまぁ、この雑誌読むのは初めてだけど、自分はこの1年間は、
(百合系要素ある作品多めの)「まんがタイムきららフォワード」を何度か買って読んで、そっちには馴染んでいたので、
この「コミック百合姫」は、読んでみれば、違和感なく普通に、楽しめたな、
という印象。
掲載作品の中で、アニメ化されたのを視た事があって知っている作品が3作品あったけど、
ソレ以外は全く初めて知る初めて読む作品ばかりだったけど、
どの連載作品も、読切作品も、読み応えありインパクトもあったというか、
読んでてうるうるっとなる心に響く系の内容の作品も、想像以上に多かったし…で、1冊の頁数も約690頁と
ボリュームたっぷりで、かつ、超特価の165円で購入出来た事を考慮すれば、
コスパ最強的な1冊だったと思える満足度です。

元々は、新連載の『崖っぷち令嬢は黒騎士様を惚れさせたい!』がキッカケで購入したこの2024年4月号だけど、
ソレ以外にも印象に残った作品は色々あって、
特に印象に残った作品は、
連載作品では、
『サルビアのブーケ』
『嫌われ魔女令嬢と男装皇子の婚約』
『踊り場にスカートが鳴る』
『私の推しは悪役令嬢。』
『私の百合はお仕事です』
あと、読切作品は、掲載されていた3作品
『残存の竜』
『凪の果てにて』
『アダとエイヴァ』
夫々全く違う毛色の作品だったけど、
ファンタジー物語系だったり、現実社会での重めのテーマのモノだったり、
マフィア世界の百合版ロミオとジュリエット的だったり、
読み応えあって、切なかったり、カッコよかったり…色々心に響いて、夫々に十分インパクトあったな、
と。
そんなこんなで、偶然機会が巡ってきて、買って読んだ甲斐は十二分にあって大満足で、
引続き、5月号も読み進めようかな、
と。

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幾つかのアニメ版独自演出的例外場面描写を除けば、この漫画版第1巻は、ほぼ、アニメ版第1期第1話<Plan-01「信用の報酬」>~第5話<Plan-05「暗殺者の資格」>に相当する内容の物語開幕巻。

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2021年10~12月の3ヶ月間アニメ化作品が放送されていた(で、今はアニメ第2期制作が決定している)原作小説の漫画版第1巻。
偶々この作品の商品ページが目に入った時に、
【期間限定83%OFF】な110円で買える特売セール中だったんで、購入し読んでみて…
放送されていたアニメ化作品では、
アニメ版独自の構成演出で、アニメ版第1話の冒頭場面で、物語の少し先の、
主要キャラ達が全員登場する場面を少し見せて…その後、物語の最初の主人公が転生する前からの経緯が順次描かれる
…という形だったけれど、そういう幾つかのアニメ版独自演出的例外場面描写を除けば、
この漫画版第1巻は、ほぼ、
アニメ版第1期第1話<Plan-01「信用の報酬」>~第5話<Plan-05「暗殺者の資格」>に相当する内容。
ただ、秘伝の魔眼手術、が行われるタイミングがアニメ版では7歳時、ディアと邂逅する前だったけど、この漫画版を読んだら、
12歳時の、暗殺貴族修行卒業試験的な、父との父子対決の直前だったり、
という違いもあったけど。
ともかく、
主人公が転生する前から、女神との取引問答後、ルーグ・トウアハーデとして転生後の12歳時に、
父からも暗殺貴族としての実力を認められ、次に課された最終試験として商業都市へ商人修業に出る事になる
…までが描かれた漫画版物語開幕巻。
個人的には、アニメ版との細々した部分の違いとかに読んでいて気付いたり、
ってのも1つの楽しみだったり、
あとは、絵的に、
10歳時にタルトを発見した時の出会いは餓死寸前の骨と皮だけ、みたいなガリガリ行き倒れ状態だったのが、
その直後の2年後の場面光景では、オッパイも大きく豊満で可愛い姿になってて、
かつ、暗殺術の修行もしていて凜々しくもあり、そういう部分も、いい感じに描かれていたんじゃないかな、
と思ったりで、
超特売価格で購入した事を思えば、コスパ的には十二分な満足度だったな、
という印象。
ただ何というか、この漫画版は漫画版で面白いけど、貧乏人的感覚では、明らかに原作小説の方が安上がりだから、
この先は、原作小説版を買って読み進める方向性にして、
余力あれば漫画版も…という、個人的には、そんな感じです。

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紙の本貴方がとろけおちるまで TENMA COMICS G4M (TENMA COMICS)

2024/03/19 16:15

後続作のSMラブコメ『あなたが甘くねだるまで』全4巻の原点または原型が、この射精管理&前立腺快楽刺激開発開花系メインのファンタジー系官能小説風SM娯楽作品集…ある意味、名著だな、と再実感

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この作者ディビの作品集は過去に『その指先でころがして』と『甘く奏でて』を
購入して読んでいて、で、それらに続いて、
この作品集『貴方がとろけおちるまで』は、2019/09/02発売で、自分は近所の本屋で2019/11/25に購入して、
その後すぐ読んではいたんだけど、時間が無くてレビュー投稿はしてなかったんだけど…
ついこの間、
この作者の、この作品集よりも後に出た、
18禁成年コミックじゃない全年齢版のSMラブコメ『あなたが甘くねだるまで』全4巻(第1巻2020/10/29発売~第4巻2022/07/29発売)
を…そっちは購入後暫く積ん読状態だったんだけど、
最近やっと読んでみたら、面白かったので、
久々にこっちのファンタジー系官能小説風18禁成年コミックの作品集を読み返してみたくなって、
実際に読んでみたら…

収録作等の情報としては、
・「約束の日」(冴と葉)
・「躾」(サチとジュン)
・「はじまりの日」(なっちゃんとハル)
・「終わらない日々」(なっちゃんとハルその後)
・「プレゼント」(桜と海)
・「戦姫の娯楽室」(帝国陸軍リリアナ少尉と王国からの刺客男)
・「ねえ…おしり開発させてくれない?」(咲と薫)
・「ご褒美はおしりに」(神谷春子とひろくん)
・「ふたばクリニック搾精研修」(新人ナース若葉さんが精液過多患者光くんを練習台にして実習中)
という9つの収録作品と、カラーカバーを取り外した本体表紙前面後面部分には、
<射精管理局職員の訪問搾精光景>的な2頁のおまけ漫画付き。

…久々に読み返してみて、あぁ、これこれ、この作者の作品は、こうだよな、と思いながら、
S女とM男のSM系情事光景が描かれた各作品を堪能した感じだけど、
現時点で新たに思う事は、
別々の男女カップル等の9作品を収録したこの18禁成年コミックの作品集の内容を、
「可愛いものを優しくいたぶるのが好き」な雪と「雪さんにえっちに苛められるのが好き」な春のSMラブコメ
って形で全年齢版の作品として再構成+αしたのが、
後続作『あなたが甘くねだるまで』全4巻なんだな、と確認&実感出来た…
というか逆にソレを確認しようと思ったから、今回読み返そうと思ったって面もあるんだけど。

収録作の中で自分が一番好きなのは、作中で唯一ふたなり女性キャラが登場する「ご褒美はおしりに」
かな、あと、
「ねえ…おしり開発させてくれない?」のラスト場面のオチ的なエロ光景描写や、
同じく「戦姫の娯楽室」のラストも、エロくかつ爆笑出来る、
その辺が秀逸だな、
やはりこの作者は、ファンタジー系官能小説風18禁成年コミック、
なジャンルでの九井諒子、みたいな才能の持ち主だな、
と。

…そんなこんなで、何だかんだと楽しめる、
射精管理&前立腺快楽刺激開発開花系メインのSM娯楽作品集…ある意味、名著だな、
と、そんな感じです。

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