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ホンの無視さんのレビュー一覧

投稿者:ホンの無視

98 件中 31 件~ 45 件を表示

開発援助の変遷

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かつての日本のODAがひも付き援助と言われ、
現在でも援助資金の割合的に借款が多い事が方々で議論されているが、
援助そのものの姿は一昔前とはだいぶ様変わりしている事をうかがわせる内容である。

援助も現地の開発ニーズに焦点を当てる様になって来たり、
支援事業などもプロとアマのセクターを分けて効率よく行うようになってきたりするなど、
援助の現場で活動してきた人達の試行錯誤が形になってきているのかな、
と感じさせられた。

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リサイクル制度の機能不全

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本書は「リサイクルアンダーワールド」という表題ではあるが、
前著とは違い、不法投棄ではなく、実体経済と産業廃棄物のつながりにより焦点があてられている。

海外への廃棄物の輸出が再利用の仕組みとして組み込まれた経済、複数のリサイクル技術が同じ分野の廃棄物を取り合ってしまう問題、
関係省庁ごとの連携が取れておらず制度が一本化されていないために起こる制度的不整合など、
現在読んでも考えさせられる内容が多い。

最近の例を挙げるなら、(執筆時点でこれを予期していたとは思えないが)地上波の完全デジタル化を推進した結果として、
大量のブラウン管テレビが不法投棄されてしまった問題などは、
制度が意味をなしていない事を如実に表している例と言えるだろう。

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真の意味での「Think Globally Act Locally」

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この本の主張を今の社会に当てはめて考えてみると、
セミ・グローバリゼーションは新たな段階に移行していると感じる。

本書で取り上げられているコカコーラの缶コーヒー「ジョージア」は、
今では韓国、中国などのアジアに広まり、
日本限定ブランドではなくなった。

1990年代にはタイでしか流通していなかった日清食品の現地向け商品である「トムヤムクン風味のカップ麺」が2010年中頃に日本に逆上陸している。

このように、今では地域に合わせて現地展開された商品が周辺国に広まったり本国に逆輸入されたりするケースが増えており、
著者には是非新しいセミ・グローバリゼーションについての本を執筆してほしいと強く思う。

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ポジショニングとコアコンピタンスが重要

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ざっくりいうなら自分が強みを発揮できる場所を見つけて(ポジショニング)、そこで一転集中を図って他社を寄せ付けない(コアコンピタンス)のが肝要なのだと感じる内容。

ポーターの「競争の戦略」や、CKプラハラードの「コアコンピタンス経営」と合わせて読むと興味深い。

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金融危機が起こった後の現代でも読む価値がある

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というよりも、金融危機が起こった後だからこそ読む価値があると言えるかもしれない。

金融の技術を発展させるため、金融業界が学者を積極的に取り込もうとする動きなど、
金融危機の原因とも言える事象は本書が記載された時点で既に発生しており、
この時点でさえ、金融工学の導入や資産運用における経済理論の応用などは相当活発に行われていた事が本書からうかがえる。

現在では、ITの技術も絡んで金融業界はより進化しており(それが良いか悪いかは別にして)、今やこの本に書かれている理論や情報は使い物にならなくなっているだろう。
だが、現在では本書の様な書籍は、金融工学の発展をたどる歴史資料として、
貴重な存在として残るのだろうと思う。

上記の所感とは別に、本書にも登場していたマイロン・ショールズが今どのような状況に置かれているのか気になる所だ。
マイロン・ショールズはLTCMに続き金融危機で2度目のファンド運用を失敗した後、再び資産運用ファンドにおけるアドバイザーをやっているそうだが果たして3度目の正直となるだろうか。

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今こそ読み直しておきたい本

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大抵の本は、出版されてから年月が経てば、
書かれている内容が「現在の社会情勢から考えれば的外れ」なものとなってしまい、
読む気が失せてしまうものだ。

だが、本書は違う。
人工知能や機械化技術が実用可能なレベルに到達し、
IoTの様にこの本が書かれた時点では想像さえされなかったであろう情報技術が現実のものとなっている今こそ読まれるべき本であると感じる。

人間は文明の変化を求めてはいるが、人間はその変化に耐えられないだろう、
という主張はもっともである。

情報技術の発展により、効率的に情報を入手・共有できるようになる事は人間性の回復につながることはない、
という主張も、今こうして本書のレビューを書いている身としては考えさせられるものがある。

今後もテクノロジーが発展するにつれ、人間の要素はさらにあいまいになっていくだろう。
本書はこの哲学的問題に対する解決策そのものは提示していないが、
考えるきっかけを与えてくれる。
変化する社会の中でどのようにして生きていくかを考える事こそ人間のやるべきことなのだと思う。

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紙の本帳簿の世界史

2015/12/28 18:47

帳簿は誰のためのものなのか

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国の興亡について書かれていること等から、当初は「管理会計」に焦点を当てたものだと思っていたが、後半になるにつれ、財務会計の要素も現れ始める。
本書を読み進めるうえでは、帳簿は「誰が管理するもの」なのかを考えることも重要だが、それ以上に、そもそも帳簿は「誰のためのもの」なのか、もしくは、今後は何のためのものになっていくのか、を考えなければならないと思う。

本書は、最初はミクロな存在である商人などが個人や仲間内のレベルで使用していた帳簿が、後に植民地運営を行う国家等より大きな組織が財政を管理するために使用するようになり、さらにはステークホルダー(国にとっては納税者である国民、企業にとっては投資家や銀行)の様な外部の人間にも見せるものへと姿を変えてきた歴史を記しており、帳簿が特定の人間や組織だけのものではなくなっていく過程を書き表している。
その一方で「富とは気をつけて付き合っていかなければならない」など、帳簿について考える上で本質的な問題は大昔から全く変わっておらず、歴史は(不況や金融危機などの形で)繰り返される事を示唆した終わり方となっている。

他のレビューでも言われている通り、確かに本書は帳簿の歴史をたどる上で、主に欧米諸国(というよりはキリスト教の国?)に焦点を当てており、「帳簿の世界史」という題名の割にはそれ以外の国と地域の会計文化について触れられていないと思う。
しかし、IFRSなどの会計基準、報告基準などで欧米諸国がイニシアチブを取っている現代の世界の事を考えると、恐らく本書の趣旨としては矛盾したものではないのではないか、とも感じている。
そもそも英語の原題の意味が邦訳本の題名と全く違うのだから、多くの読者が矛盾を感じるのは当然と言えば当然なのかもしれないが。

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紙の本社会的共通資本

2016/01/25 23:39

独占されるべきではないみんなの資産

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社会において国民が共有する資本(インフラ、制度、自然環境)として、農村、都市、教育、医療、金融、環境が挙げられており、経済的な分析がなされている。

分析が1つの題材ごとに個別に完結しており、一見主張に統一感が無い様に感じるが、
重要なのは「みんな」がこれらの資本を利用しているという点である。

「社会的共通資本」について考える際だけでなく、「社会資本」は「不特定多数の市民が共用する」という点や、「誰が資産を利用するのか」を常に意識した上で経済について考えるのが重要な事なのだと感じる。

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責任と成果は誰のものなのか

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研究の最前線というよりは、現在人工知能はどのような使われ方をしているのか、どのような分野で使われているのか、などの実用例やそれらに基づいた展望などが主な内容である。
「この1冊でまるごとわかる!」と題名にはあるが、これだけでは「まるごとわかる」までは行くことはまずない。
その代り、基本的な情報は豊富なので、ざっと見て情報を収集する材料に使う分には申し分ない。

この分野でたまに起こる議論として「機械が人間に置き換わるのではないか」や「人間が機械に支配されるのではないか」という内容にはあまり触れられていないが、本誌でわずかに触れられていた「責任はだれが取るのか」についてもっと掘り下げて欲しかったとは思う。
また、仕事を機械(もしくはAI)が担う例を豊富に取り上げている以上、仕事の成果の概念も変わるはずなので、その点についてももっと掘り下げてほしかった。

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紙の本IRの成功戦略

2018/07/31 23:58

読む人を選ぶかもしれません

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この本を読む人が実際にIR関連業務に携わっている人か、投資家・アナリストと直接話し合わなければならない立場の人か、または経営者に質問する投資家・アナリストの立場の人かで、読後感が全く違う本だと思います。
内容は分かりやすくまとめられていますが、IRに関わったことのない人にとっては難しい内容かもしれません。

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必ずしも「きれいごと」とは限らない。理想は高いけど。。。

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自ら企業の開催するイベントに参加したり、仕事の現場に足を運んだりして投資先の事を丁寧に調べるなど、
投資を行う上では、IR資料とにらめっこするよりも重要な事がたくさん書いてあると思う。
社会的な投資などとは関係なしに、ごく一般的に融資を行う上でもこの本に書かれている考え方が普及していけば望ましいと思った。

だが、必ずしも本書に書かれていることだけが全てとは思わない。
本当に本書に書かれていることだけを実践しているのであれば、
現在の様な超低金利の時代、株の乱高下が続いている時代で果たして生き残れるのか、
疑問に思う所もある。
本書が出版された時とは経済の状況も相場の状況も様変わりしており、
マイナス金利導入後も鎌倉投信は「利益率は低いけど確実なリターン」を確保できるのか、注目どころである。

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この本を読んだだけでは本の内容について学んだことにはならない

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この本は過去の賢人たちの言葉を引用しつつ、学ぶことの大切さを説いている内容の本ではあるが、
何よりも著者が主張したいのは「この本を読んだ後は学びに向けたアクションを取れ」という事だろう。

この本を読んだ後に何を思い、何を学ぼうとするかが本当に重要になるだろう。

内容にケチをつけるなら、
著者の言う「バカの土石流」がなぜ発生しているかについての検証が足りていない点と、
この本に記載されている「学ぶ」という行為にどのような姿勢で向き合うべきか、
という論点が現代の社会環境に合っていないと感じる点である。

現代ではとにかく「時間をかけて学ぶ」という事が難しくなっていると同時に、
社会そのものが「徒労に終わるかもしれないけど教養を増やしてくれる学び」をムダなものとして切り捨てる方向に動いており、
社会そのものが「学んでもムダ」だと考えさせる土壌を醸成している点を考慮していないと思う。

それ以外は興味深い内容であり、それこそ「学び」について考え直すきっかけとなる良書だと感じる。

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考え方によってはケインズの理論も充分ゾンビ経済学

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結局のところ、
経済学の流行が市場原理主義と修正資本主義との間を振り子のように揺れ動いているだけのような気もする。

そもそも、
「世の中に求められている思想が時代ごとに変わるため経済学もそれに合わせて変化している」
というだけならゾンビ経済学などという題名にはならないだろう。

この本で問題とされているのは過去に否定されたはずの理論が未だに幅を利かせているという点であり、
世の潮流とはあまり関係なくそれらの理論が死んだり生き返ったりを繰り返しているのがゾンビ経済学の恐ろしいところだろう。

世の潮流と経済学の流行は必ずしも一致していない。

世の中の動きにあっていない経済学の理論に何の意味があるのだろうか。

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不祥事が頻発する昨今の状況を鑑みて再読してみた

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どんなに会計不祥事が騒がれたとしても、不祥事発覚後に企業がどのような対応をしているかについて関心を払っている一般人は多くはないだろう。
この本では、事例は古いが、実際に会計不祥事を起こした企業が不祥事の発覚後にどんな対応をしていたのかなどを具体例や関連のある法令の内容を交えて説明している。

「あの企業は不祥事が発覚した後に何をしていたのか?」という疑問に答えてくれると同時に、不祥事発覚後の対応は具体的にどんな法令に則って行われているかということが分かる。

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法の視点にも会計の視点にも立っていない人への道標

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適当な事を言うニュースや新聞記事だけを見て何の前提知識もなしに善し悪しを判断するのが如何に危険で無責任かという事が分かったような気がした。また、本書に書かれている事例についても今までモヤモヤしていたところが腑に落ちる思いだった。

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