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こゆきさんのレビュー一覧

投稿者:こゆき

1,013 件中 31 件~ 45 件を表示

スーパー巡りの旅に出たくなる

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

地元の人にはお馴染みで、そこ以外では知られていない、隠れた名物を全都道府県×複数、掲載。
「これは知ってる」というものもあるし(愛知の「つけてみそかけてみそ」はなぜか遠く離れたわが地元スーパーでも売られている。また、「旅の友」ふりかけは地元には大袋があるらしい!)、「噂にしか聞いたことが無い」ものもあるし(「オキュート」は漫画「おたんこナース」で大活躍していた。本書では福岡県の「おきゅうと」がとりあげられていた!)、「存在すら知らなかったが激しく気になる、食べに行きたい!!」というものもあり、いてもたってもいられなくなるというミラクルブック。

「全国展開のメジャーフードかと思っていたが地方限定だったのかもしかして」というものも散見され、食文化の奥深さを感じる。
うちの地元のものはあまりマニアックではなくて、ちょっとネット検索したらトップに出てくるような「地元ネタあるある」だったので、ぜひこの本を手に他府県に遠征したい!!
遠征せずとも連絡先は巻末に載っているけれど、生ものだ(または生産数が少ない)から絶対地元オンリーだよね、というものも当然あるわけで、それが尊く見える。

そういえば、熊本県のヨーグルト「球磨の恵み」が紹介されていたが、ヨーグルトは食べたことはないけれど絶対美味しいはず。熊本豪雨前に、わざわざ球磨の牛乳を買っていたのだから間違いない。豪雨で牧場が浸水したらしく、その後入手できなくなってしまったので、今は別の牛乳で我慢している。ついでに鳥取県の「かにみそバーニャカウダ」も美味しいはず。鳥取県の「白バラ牛乳」の生クリーム使用ということなので。白バラ牛乳の生クリームをお菓子に使うとコクがでて美味しいから、きっとこのかにみそバーニャカウダもコクがありまったりとして絶品であろう。
乳製品のチョイスを見る限り、著者の地元グルメ度はかなり高く、その審美眼いや審味舌は信用できる。

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クッキーが刺さっているケーキが素敵

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

オレオが好きで、チーズケーキの台はいつもオレオクッキーで作っているので、この、オレオが突き刺さっているチーズケーキは見逃せない!!(裏表紙の写真)ロータスクッキーも刺さってるし(表紙写真)
チーズケーキを土台にしてデコレーションケーキにする発想が素晴らしい!!
真っ先に作ったのはオレオチーズケーキではなく、イチゴケーキだったけど、イチゴをまぜるチーズケーキではなくてチーズケーキでイチゴとクリームを挟むというのがリッチで好評!

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華麗な銘仙の世界を、深いところまで!

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

着物などには興味が無かった……桁違いに高価な上にパッとしなくて(すみません)着たら苦しくて全く魅力が無い、冠婚葬祭稽古事以外に着る意味を見いだせない…………
そんな私の意識を180度変えた、素敵な柄の着物、着たくなる着物、それが銘仙!

大正から昭和時代に織られた銘仙の中でも選りすぐりの素晴らしい柄(高価なコレクターズアイテムレベル)を一挙公開!という画集のような意義もありますが、更に、
「銘仙(着物)を着たくなる」「来たくなった人向け」という勧誘書でもありますし(コーディネイトアイディアあり)、更に、
銘仙の歴史
銘仙の産地、時代の見分け方
織り方
も簡単に解説してくれています。
好みの銘仙がいつどこで織られたものか気になるのはファン心理でもあり、時代が分かれば着用に耐えるかどうかの判断もしやすいので購入の基準にもなります。(あまり古いと破れそうなので着られない)
織り方でだいたいの時代や産地の見当を付けられるようですが、銘仙は大量生産の庶民的織物というイメージでしたが、手織されていたものもあるということです。
好きな銘仙の産地が分かれば聖地めぐりもしたくなるでしょう。
なかなか実用的です。この見分け方が分かりやすいのでこれから使われそう。

大胆なデザインの多い銘仙ですが、その着想はどこから来たのか、デザインの源流にも触れられています。アールヌーボー、アールデコが影響したとはよく言われていますが、ロシアアバンギャルド、シュールレアリスム、アメリカンファッションなども。全てに実例が挙げられています。
個人的に好きな物ばかりなので、「道理で銘仙とは趣味が合うはずだ」と妙に納得。

そのような点のみにとどまらず、更に、
「(当時としても、現代においても大胆な柄の)銘仙を着るとはどのようなことなのか」という銘仙と着用者にこめられた精神までにも踏み込まれています。
銘仙紹介本にとどまらずなかなか鋭い本です。
21世紀にアンティーク着物を着て街を闊歩するような人には、まさにそれ!と思える事でしょう。

一番新鮮だった記事は大正天皇の優しい庶民的な性格が大正デモクラシー、自由な柄の銘仙を生んだのではないか?という寄稿。
大正時代は15年しかなく、その後半は実質のちの昭和天皇が摂政として仕事を引き継いでいたので大正天皇はかすみがちな存在なのですが、子供たちを可愛がり、庶民に気さくに話しかけるなど、普通に優しい人らしいのは伝えられています。(大正天皇は色々言われているけれど、和歌より漢詩が得意で御製が残っており、漢詩を作るには押韻、平仄、引用などの知識が必要であり、文字数も多くて言いたいことも沢山盛り込まなくてはならないので、感情豊かで思想豊富と推測でき、大変聡明な人ではなかったかと私などは拝察しております)
その執政者の人柄と自由な時代の空気を関連付けて評価しています。
大正天皇の人柄が自由な柄ゆきの銘仙を生んだとは素敵な説で、ちょっとファンになりそう。

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紙の本僕は美しいひとを食べた

2022/04/25 23:16

エログロナンセンスものではありません

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

猟奇殺人犯の告白でもなければ人肉食思考の変態小説でもなく、なぜか気品漂うカニバリズム研究文学になっているのがスゴい。
(当時はセンセーショナルな背徳小説だったのかもしれないけど)

主人公は穏やかで優しく、被食者(美しいひと)も食べられることに愛情を感じており、つまりはこれはロマンス小説という感じ。怖くないし、気持ち悪くもない。訳文も綺麗。

漫画ファンとしては、藤子・F・不二雄「ミノタウロスの皿」、諸星大二郎「美少女を食べる」、また大和和紀「レディー・ミツコ」のファンにオススメしたい。

後ろ三分の一は著者とその一族の解説。著者の母親は日本人で、オーストリア貴族と明治時代に結婚して渡欧したミツコ・クーデンホーフ=カレルギー。ミツコ伝説は知っている物の、その前の家系やその子孫の事は知らなかったので、ここにまとめて下さっていて嬉しい。(がまさかハンスがカニバリズム小説を書いていたとは。しかも面白い!)

表紙のイラストもちょっと病的な書き込みで品があってぴったり。と思ったらヒグチユウコさんで納得。

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本当に日記なのか?!という面白さ

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

本屋さんの日記形式で綴られた本。
分厚い上に二段組みなので読み応え充分。
本屋さんってこんなに個性的なお客さんがわんさか来る物なのだろうか?!それとも自分も「お馴染みの奇妙な客」にランク付けされているのだろうか(笑)と悩んでしまう。
また、面白そうな本が次々登場するので、読みたくなって困ってしまう!!

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建築家じゃないけどスケッチ用に……

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

この本を手に取って、ずっとトラウマだった建築物を描くということを克服できるのではないかとピンときました。
全然基礎がないので(義務教育終了後はできるだけ美術の授業は避けてきた)サッパリ知らなかった、所々の「コツ」が明解に記されていて、ページをめくるごとに目から鱗が落ちるよう。
パースをとるということだけではなく、建築物にはカーブしているところもあるし、引っ込んだり出っ張ったりしているところもあるので、そういうところを描くためには……とか、「おおー、こうするのか!」という話ばかり。
建築のプレゼンテーションに役立つよう、人物やインテリア、周囲の景色や着色までフォローされているのも凄い。

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まさに初心者向け

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

コーヒーメーカーが壊れたのでドリッパーを買いにいったら、何種類もあって何を買えば良いのか分からない……紅茶はポットがあれば良いのにコーヒーはなんて複雑なんだ!と思って縋ったのがこの初心者向けの手引書。
本相手なら「こんなことも知らないとは…」と呆れられずに何でも聞ける。ドリッパーの選定だけではなく、本当に手を引くようにして、豆の選び方、焙煎の方法(マニア向けか?!)、コーヒーミルの掃除方法(掃除できたの?!)……最初から教えてくれました。
インスタントコーヒーは邪道と切り捨てるどころか、おいしい入れ方のページもあり。一杯分ずつ個包装されているドリップバッグの入れ方も。なんて懐が広いのか!!
反対に「コーヒー粉の微塵を取り除く」とか細かいところも……。贅沢を言うときりが無いコーヒーの奥深さを知りました。
結局ドリッパーを買わないまま、家にあった「フレンチプレス」がコーヒーを淹れる器具ということが分かったので(紅茶用に確保していた)それを使うことにしました。ありがとうこの本!!

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おしゃれな着付け

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

以前より着付け講師のすなおさんのブログを読んでいたのでしたが、着付けの説明が分かりやすくて、動画もあるけれど文章と写真でもよく分かると思っていました。
特に気に入っていたのは、戦前のようにたっぷり半襟を出す着付け。
半襟を出して見せびらかすというだけでなく、裄の短い着物(アンティーク着物によくある)を着るためには必須テクニックなのです。
こうして本にまとまると簡単に見たいところを見られるので分かりやすいし、見ながら着付けをためしやすいと感じました。
この本をテキストとしつつ、動画でより詳しく秘伝を学ぶというのが最高の独学法かも。

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紙の本新訳ペスト

2020/12/27 00:02

現在に通用する感染症対策。今読むべし

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「ロビンソン・クルーソー」の著者が感染症(この本ではペスト)対策マニュアルを著していたとは!?
まだ、細菌だの、ウイルスだのというものも発見されていなかったにもかかわらず、21世紀の今、新型コロナウイルスの蔓延に世界中が脅かされている中で、結構通用する!!今もやってる!という話が多くて驚きます。

語り手が過去を振り返る形で、ペストの流行の記録から、人々の対処法とその成否、政府や自治体の対応はどのようだったかということまで述べてあります。興味を引くような挿話を入れつつ、具体的な予防対策などを書き留めてあり、後世の人に「今度ペストが流行したら参考にして予防し、生き残って欲しい」という熱意が伝わってきます。

今で言うソーシャルディスタンスをとる、三密を避ける、なんてこともすでになされていますが、結局、「感染症が蔓延している所から逃げられる場合は逃げる!(グローバル化が進みすぎて今は難しいけど)」「逃げられなければ外出を極限まで控えて立て籠もる!」というのが著者オススメの対策。

感染症の蔓延する都市から逃げて空いている土地で暮らすエピソードを挿入したり、自宅で立て籠もる場合の綿密に貯蔵物品を考えたり買い物に行かずに自宅で作れるものは作ろうとするところは、さすが「ロビンソン・クルーソー」の作者だと感心しました。むしろペストの蔓延から、無人島で自活する「ロビンソン・クルーソー」はうまれたのかも……

本が新書より大きいソフトカバーで持ちやすく、字もほどほどに大きくて読みやすいのもポイント高いです。

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すでに歴史ものの風格あり

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

漫画通の漫画友だちがこぞって絶賛しているノンフィクション漫画です。
「ガラスの仮面」「はみだしっ子」「天人唐草」…など、21世紀において古典的名作とされる作品がまさに描かれている現場に立ち会っていたアシスタントさんが、克明に残していた自分のメモや先生方への問合せによって再構築したというこの漫画は、もはや歴史書といって良いのではないでしょうか。
漫画家さんのファンの方、作品ファンの方にはたまらない貴重な資料と思われます。

紹介されている作品全部は知らなかったのですが、「ガラスの仮面」の美内すずえさんがメインだったので、現場が分かって面白かったです。「ガラスの仮面」の続きが出ないのは、もはやこのようなパワーがでないからかも?!(涙)
山岸凉子さんのとても怖い漫画「押し入れ」の裏話も、嬉しいエピソード。しかし「青春物」を依頼されて「天人唐草」になるところが凄いのか何だかよく分からない山岸凉子先生です。(そのインパクトは21世紀になっても衰えない作品ですが)
木原敏江さんのことを占い師さんが前世はお姫様だったというエピソードはなんだかそうかもなぁという感じです。作品が品が良いので。これはどこかの対談で本人さんも語られていたような。

全部の作品を知らなくてもなかなか楽しめたのですが、自分が楽しんだというよりは歴史的価値があり描き残されて良かったと思う作品です。

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フラダンスパントマイムの本ではありませんでした

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

フランス語の棚にあったので、もちろんフランス語の手引き書でした。フラダンスのパントマイムの解説ではありません。フランス語学習者はフランス語を略してフラ語というのでしょうか。入門者すぎて知りませんでした。それが一番初めに学習したこと(フランス語じゃなくて日本語を学んだんですね)。
ひょうきんなフランス語の先生に遠隔授業を受けている感じでのびのびと読めます。初心者向けに、とりあえず必要なことだけしっかり教えるという姿勢が、「かいつまんでぱーっと学びたい」自分には合っていました。
次は同シリーズの問題集に挑戦するつもり。

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紙の本昭和インテリアスタイル

2020/02/08 01:32

楽しそう!

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

元号が変わり、ますます昭和は遠くになりにけり(二つ前ならすでに歴史上の出来事……)、と思っていたら、昭和リターンズ!!昭和リボーン!!今に生きる昭和の家!!
昭和から継して昭和インテリアで暮らされている人はいるかもしれません。が、ここに紹介されている昭和ニストの方々は、徹底ぶりが凄い!!普通に昭和から令和まで暮らしていれば、平成の家具、平成のインテリア、令和の最新家電などが家に入ってくるはずです。しかし、この昭和ラブの方々のなかには、昭和家電や昭和食器を現役で、わざわざ買い集めて、使っているという方もいるのです。
昔のインテリアを生き生きと楽しまれている事が伝わってきて、眺めているだけで楽しい気分になってきます。

そしてどのお宅も美しい!厳選アイテムをシンプルに配置しているお宅はもちろんのこと、愛する昭和グッズのコレクションが所狭しと置かれていても、雑然とならず、楽しそうなのです。卓越したセンスが羨ましい!!
昔の邦画、洋画に出てきそうなアイテムがどっさり。夢のインテリアです。
おそらく昔はごくありふれた昭和(戦後から高度成長期)のインテリアだったのかもしれませんが、今見ると懐かしくも新鮮な感動があります。
1950s~70sのインテリアは昔のアメリカのドラマやフランス映画のようです。宇宙的、近未来的(今がその近未来なのかもしれませんが…)、サイケデリック、ポップ……。アンティークにはまだならず、ビンテージという絶妙な憧れをかき立てる時代感。

ノスタルジックな未来人みたいな気持ちになりました。
自宅を昭和インテリアにしなくても、自分で昭和グッズをコレクションしなくても、この本一冊で充分楽しめました。(というものの、中で紹介されていたフランスの百科事典「アシェット」は愛読しているので、もともとその時代感が好きなのかも)

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明るいエドワード・ゴーリー!?

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

おとぼけ風味の坂田節が漂っている、ほのぼのコミックです。
父親の遺言によって、しょうもないもの、箸にも棒にも引っかからないもの、をコレクションして博物館を作るはめに陥った主人公。変な遺言に加えて、父親に忠義立てする家令とその家族、突然押しかけてきた弟。主人公の苦労が楽しいタッチで描かれます。

変なものをコレクションして博物館にする、といういかにもイギリスにありそうなシチュエーションがリアリティ(?)をかもしだし、舞台が崩れかけたお城というのもイギリス風味で大変結構です。

さらに個人的には坂田靖子ファンであると同時にエドワード・ゴーリーファンでもあるのですっかりハマってしまいました。(兼ねている人は結構いそうですね)

いったい、コレクションと弟?はどうなるのか?首を長くして続刊を待ちます。

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少女漫画を超越

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

レーベルからすると少女漫画というジャンルに入るとだろうけれど、このケルン市警オドシリーズはミステリである。ミステリファンを自称していたがもう21世紀にもなればミステリジャンルにも飽きてきたなあと思っていたが、まだまだミステリ、いや少女漫画の奥は深かった。
「少女漫画」で「ドイツが舞台」で「歴史もの」のしっかりした「ミステリ」という希少、というかこの人しか書いていないだろうジャンル。
ウンベルト・エーコ(この人も別にミステリ作家ではなかったはず)の「薔薇の名前」以来の衝撃。「薔薇の名前」くらいブレイクしてほしい。(ショーン・コネリー似の修道士がちゃんと出てくるし)

オドシリーズの姉妹編である「修道士ファルコ」シリーズも少女漫画でドイツの歴史物で修道士ものであるという異色のジャンルだったけれど、どこまで続けてくれるのか、74年組の作者のバイタリティとオリジナリティには感服するばかり。二つとも新作が楽しみなシリーズ。
この作者を知らずにいて、これから読む漫画ファン、ミステリファンの人が心底羨ましい。

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ついに出たか!!

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

同著者の「ボウルひとつでできるこねないパン」をバイブルとしていますが、ついにその本を越える新作が。
タイトルにあるバゲットが三分の一くらいを占めていて、さらに「ボウル~」でもでていた食パンや野菜入りのねじりパン、カンパーニュなどがさらにバリエーションを増やして登場しています。
バゲットは材料を減らして家庭で作りやすいレシピにしてあり、バゲットもカンパーニュも、プレーンの他に具入りのものが沢山提案されています。家庭で作る以上、変わった物を次々と出してあげたいので非常に助かります。
大好きなブリオッシュもあんこを練り込んだパンもこねないで出来るとは…どれから作ろうかと迷うほど素晴らしいラインナップです。この本もわが家のバイブルとなるでしょう。

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