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とりまるさんのレビュー一覧

投稿者:とりまる

663 件中 1 件~ 15 件を表示

電子書籍

基本的にはほっこり系のお話ですが

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

一年の寿命と引き換えに10年間預かりものをする「十年屋」と
預けたい、隠したいものがある人々の物語。
基本的にはほっこりして終わるお話が多いのですが、アナのお話は自業自得とはいえ後味悪かったですね。
十年屋の店長やカラシもアナには辛辣な対応でした。(同じ客商売でも銭天堂の紅子さんの方が客の好き嫌いを表に出さなそうですが)
あと、「一年の寿命と引き換え」という契約が地味に怖いです。
もし寿命がちょうど一年後だったらどうなるんでしょう。そこを十年屋は把握してるのでしょうか?
この作者さんはどんな子どもむけの物語でも、何かしらの「闇」を物語に入れたいように感じます。
まあ個人的には「ほっこり」だけの物語よりは好きですが。

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電子書籍

電子書籍銀獣の集い 廣嶋玲子短編集

2024/05/12 15:15

短編3つ

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廣嶋玲子さんの短編集。
表題作はダークエンド、残り2編はやや希望のあるエンドでした。
バッドエンドの銀獣編の中では輝久氏が一番マシな結果でしたが、それでも妻が亡くなってしまったので気の毒でした。
個人的には咎人の灯台が1番好きです。
ヨキとヒナが心を通わせていく様子が好ましかった。
彼らが幸せになれるといいな。

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電子書籍

電子書籍ふしぎ駄菓子屋 銭天堂17

2024/05/10 23:02

紅子さんも売り方もう少し考えた方が

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不思議な駄菓子屋銭天堂。
そこのお菓子を食べたら不思議な力が身につくけれど、注意事項をよく読まずに食べると却って不幸になる可能性も?

今回も色んなシチュエーションの駄菓子や人物が出てきます。
ちょっと面白いのは、注意事項を読まずにルールを無視した食べ方をした結果、必ずしも不幸になるとは限らないという点ですね。何事も見方次第というか。
そういう意味で「いた板チョコ」のお話はわりと面白かったです。

しかし、紅子さんもお菓子の勧め方、もう少し工夫したほうが良いのでは?と時々思います。
大体の人はお菓子を見た途端に夢中になってしまって注意事項なんか聞いちゃいねーので、現物を見せる前に品名と注意含む説明をじっくり読み上げるとか。
説明書をもう少し字を大きくして、子どもでも読めるひらがなと大人用のバージョン両方載せるとか。
ダメですかね、そこまでカスタマーファーストにするのは。

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電子書籍

電子書籍ふしぎ駄菓子屋 銭天堂18

2024/05/10 13:31

謎はまだある

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今回は「銭天堂」を開くまで紅子がどうしていたかのお話。
江戸時代くらいの古い時代の方がこの作者さんの書くものの中では好みかも。
店は構えてなくても、行商で売り歩いていたんですね。
ただ、「何故幸運や場合によっては不運を招くお菓子やおもちゃを売ろうと思ったのか」という動機は明かされていません。
個人的にはそこが気になります。
いつか明かされる時が来るのでしょうか?

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電子書籍

電子書籍ふしぎ駄菓子屋銭天堂16

2024/05/09 23:55

罠の向こうにさらに罠?

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教授と紅子の直接対決が描かれています。
なるほど、教授は銭天堂のお菓子の間接的な「被害者」だったんですね。そう考えると同情できる余地がありそうな。
道具は使いようと言うけれど、銭天堂の魔法のお菓子は結構使い加減が難しそうですから。極端というか。
元研究員の関ノ瀬さんが勧められた菓子を断るのも分かる気がします(しかし、自分にあった菓子ならどうしても欲しくなる筈なので、結局彼に合ってなかったのでは?と言う気もしますが)。
教授は罠を二重にかけていたらしく、気になります。誰かを人質にする感じなのかな…。

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電子書籍

電子書籍ふしぎ駄菓子屋銭天堂14

2024/05/09 21:51

大人の描写が怖い

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基本的には子ども向けなのですが、大人が菓子を買う話や、銭天堂について調べている研究所の場面は
「これは子ども向けにしては人間の暗部を描き過ぎてるのでは?」というような描写もあり、ゾワっとします。
またそういう描写が上手いんですよね、この作者さんは。
教授に進言したために冷遇されるようになってしまった関ノ瀬氏を他の研究員がぞんざいに扱うようになり、
しかもその事に喜びを感じているように見える、というシーンがとても怖かった。
お話では、「プレゼント扇子」がめっちゃ欲しいと思ってしまった。贈り物センスが壊滅的に無いから。なんで夏しか使えないのかわかりませんが。
1番ほっこりしたのは「チリチリチェリー」。兄弟が仲直りしてよかった。
次巻は紅子さんの反撃かな?

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電子書籍

電子書籍ブランチライン(6)

2024/05/09 00:32

変わっていくもの

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仁衣が風邪で休み、山田は取引先のブランドのクレームに対応することに。

相変わらず姉妹の描写もありますが、この巻は主に山田くんにスポットがあたってました。あと新しく出てきたデザイナーの男性。彼を見てると「繕い裁つ人」の市江を思い出します。市江がチラッと出てきたら嬉しいのですが。
山田くんと仁衣、ミリ単位だけど進展してるのでしょうか。仁衣が自分の気持ちにも鈍感で手強そうです。
池辺さんは恋愛の描写を描くのが得意ではなさそうですし、この2人はくっつくにしてもイチ姉や茉子ら姉妹の会話で「一緒に住むことにしたらしい」というふわっと匂わせ描写をしそうかなと思います。
あと話は飛びますが、姉妹の会話で「休日でも朝イチでちゃんと着替えたり化粧したり掃除したりするお母さんやイチ姉ってすごい」に激しく頷きました。
いますよね、誰に見せるわけでなくてもきちんとしてる人。
姉妹の母の千さん、あんまり身なりを構う感じしなかったけど実は美意識高い人だったんですね。

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紙の本

紙の本ふしぎ駄菓子屋銭天堂 12

2024/05/08 13:22

紅子さんの目的が気になる

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子ども向けなので軽く読みたい時に読んでます。
一編が短いのと、バッドエンドのは読まないように読み進めていたらあっという間に12巻。
この巻では「お仲間まんじゅう」が好きでした。
紅子さんは「正義の味方」ってわけじゃないんですよね。
泥棒にも盗みの手助けになるようなものを、多分分かってて売ってるし。
注意はするけれど、それ以降は自分のミスでない限り手は出さない。
確か最初の頃の話で缶に閉じ込められて行方不明になった女の子がいて、
「え、これこのまま?児童書なのに?」とびっくりしました。
(大分後の巻で缶から出られましたが…)
駄菓子の力で幸運をつかむかどうかは本人次第。
結果があまり良くなくても、自己責任。
児童書にしては珍しいキャラクターかなと思います。
幸運をつかんだら喜んではいるようですが。
なんか、「神さま」っぽいなと思います。
昔話だと神さまはよく人間を試しますから。

さて、この巻では銭天堂の事を調べる怪しい教授が出てきました。
よどみは妖怪(神?)仲間っぽかったですが、こちらは人間のようです。
何か企んでいるようですが、どうするつもりか気になります。

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電子書籍

電子書籍猫が足りない

2024/05/07 22:34

共感出来ず

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猫の幸せのためなら無謀な行動に出る転勤族主婦の四元さん。
図らずも彼女に振り回されることになった就職浪人中の古賀くんは彼女の無茶苦茶な行動を見過ごせず止めようとするが、何故か四元さんに関わると事件にも関わることになってしまい…。

四元さん独自の理論がめちゃくちゃ過ぎるのと、旦那さんを「ダーリン」呼びしてるのがどうにも受け付けられず。
読み進めるのがしんどかった。
猫を犬に置き換えた例え話に「犬ごときのために」って言うのがどうにも、性格がエキセントリックすぎて。
転勤族の設定も甘い気がしましたし、最後トレーラーハウスを買ったのも現実離れしてる気がします。
監禁された時、主人公の古賀くんと四元さんが2人で行動してた事について旦那さんは何も聞かなかったのかとか、監禁開放時に警察署で古賀くんと四元さんを迎えに来た旦那さんが普通顔を合わせると思うんだけどとか、細かい所ですが気になりました。

沢村さんの「旅する通り雨」や「記憶の果ての旅」が面白かったので読んだのですが、残念ながらこちらはいまいち入りこめませんでした。

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紙の本

紙の本白の王

2024/05/01 12:28

面白かった

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塔の森の「灰の雛」の1人、少女アイシャはウーグラの巣から物を獲る事で生活していたが、異相の男の「緑の石を探して欲しい」という依頼で森を出ることになり…。

「赤の王」を先に読んだのですが、やはり順番通りに読んだほうが楽しめると思いました。
「赤の王」にはタスラン、アイシャ、イルミンが出てきますし、悪役も「白の王」の登場人物を引き継いでいます。
また「白の王」には前作「青の王」の主人公のハルーンやアバンザの名前が出てくるので、やはり青→白→赤と読むのがお勧めです。
ハルーンがどうなったのかと思っていたので、思い出話とは言え名前が出てきて嬉しかったです。
できれば外伝で船長になったハルーンの話も読みたいです。
口コミで「青の王」よりエグい場面が多いと聞いていましたが、確かにちょっときつい描写があります(以下一部を書くので閲覧注意)。
アイシャが囚われて運ばれる際にトイレもないので汚物まみれになるくだりとか。タスランにナナイアが子どもを作りましょうと迫る場面とか。
あとサルジーンの腐りかけた腕を治すシーンとか。
結構食事中は閲覧注意かなと思います。
ただ、茶々入れ役としてわがままなイルミンがいたので、その分「赤の王」よりは明るめのお話になっている気がします。
また赤の王のタスランのくだりを読んでみたくなりました。

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紙の本

紙の本狐霊の檻

2024/04/30 11:01

平八郎が哀しい

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守り神としてある家に囚われた狐霊の神、あぐりこ。
話し相手として買われてきた娘千代はあぐりこを気の毒に思い助けようとするが…。

同じ作者さんの「鵺の家」を思い出しました。時代と「家」を守るためにはなんでもするという一族が似てるのかも。
あぐりこと千代がどうやって阿豪から逃げられるのかにもハラハラしましたが、
私は彼女達よりも、優しい心も持っていたのに、暗い方向へ向かってしまった平八郎が心に残りました。
彼の方が純粋なあぐりこ達より自分に近い気がしたので。
彼も救われて欲しかった。
お話自体はとても面白いです。表紙のあぐりこがちょっと怖いけれど、ホラーな場面はありません。

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紙の本

面白かったです

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前作の主人公が出てくるのかと思っていたら今回は違う主人公だったのでちょっとがっかりしましたが、これはこれで面白かったです。
今回の主人公は過ちを認められず謝れないというあまり好ましくない面がある子で、旅行先である事をやらかした後に随分重い決断をして自分を変えます。一作目よりヘビーな展開だと思いましたがその分面白かったです。子ども向けですが、大人が読んでも面白いと思います。
この作者さんは時々こういう「自分や自分の1番大事なものを犠牲にする」という展開を入れてくるような気がします。
昔の説話というか、仏教っぽいなと感じました。

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紙の本

楽しく読めました

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「家族で一緒に飲もう」とあったジュースを飲み干してしまった大悟。
食い意地のはった姉に責められる!
慌てて同じものを買いに出たものの、どこにも見つからない。
そんな時フクロウに出くわし、飛んで行く先についていくと「トラブル旅行社」という会社が。
そこで大悟は不思議な旅行に行く事になるのだが…。

なんも考えず読めて良かったです。
子ども向けなので話のクライマックスは単純でしたが、よく出来たお話でした。
大悟が料理男子なのは今風ですね。
続編もあるようですが、今度も彼が主人公なのかな?読んでみようと思い思います。

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紙の本

紙の本妖たちの四季

2024/04/27 10:50

短編集の方が好き

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本編よりこちらの短編集の方が好きです。千弥が苦手だからかもしれません。
ただ、千弥の昔の話を読んで少し苦手意識が薄れました。昔の方がまともに見える…。
逆に月夜公がヤバすぎました。彼は本編では役職柄「正しい」側に一応いるけれど、溺愛する姉に恋人が出来たからって恋人を殺そうと画策するなんて、普通にサイコパスです。千弥より月夜公の方が異常かもと認識を改めました。
ほかのお話では初音姫が恋をする話も良かったけれど、玉雪の栗林のお話が切なくて好きです。
彼女がこの物語の中では1番まともな常識人のような気がします。

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紙の本

紙の本火鍛冶の娘

2024/04/26 18:40

結構ライトノベル的な描写

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おそらく弥生時代のお話。
鍛冶の匠の娘として生まれ、「女は鉄に触ってはいけない」と言われたが、どうしても鍛冶を覚えたい沙耶。
「女になったら止める」と約束し、男としてふるまい父から技を習う。
16歳になり女に成らないまま技を磨いていた沙耶だったが、父を亡くした後、王の武人の護足がやってきて王子に捧げる剣を鍛えて欲しいと依頼する。

護足さんも、もう一人の皇子もえらい良い人だなぁと思いました。
こう言うお話の流れでは身分の高い人は阿古矢が魔剣に囚われた後、それを鍛えた沙耶を原因とみなして捕えるとかしそうですが、
2人とも沙耶を全く責めないのは少し驚きました。武人よりの人達だからでしょうか。
加津稚王子と護足は剣に囚われなかったのに、阿古矢皇子は何故囚われたのだろうと思っていましたが、
心理的な状況は違うけれど剣を鍛えた沙耶とは「女だが男のふりをしている」という共通点があったから、
その上阿古矢皇子は望んで男装しているわけではなく、母親の呪縛で本来の自分を押し殺して生きてきたという歪みが強かったからかなと
なんとなく腑に落ちるものがありました。こういう流れ、この作者さんは上手いなぁと思います。
この物語の中でハッとしたくだりは、大巫女羽津奈が「掟というものは、誰かが作りだしたもの」という台詞です。
色々儀式はあるけれど、それを「しなきゃいけない」と勝手に決めたのは人間であって、実は意味のない縛りもあるのではないかと常々思っていましたから。(ちゃんと理由があるものもあるのでしょうけれど)
全体的には、児童書にしてはライトノベルみたいなくだりも時々あり、そこが少し気になりましたが、おおむね面白く読めました。
(加津稚王子が沙耶に結婚を申し込む流れとか。気に入ってはいたけれど、好きになるエピソードがあったっけと…)。

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