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とりまるさんのレビュー一覧

投稿者:とりまる

672 件中 16 件~ 30 件を表示

電子書籍

電子書籍ブランチライン(6)

2024/05/09 00:32

変わっていくもの

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仁衣が風邪で休み、山田は取引先のブランドのクレームに対応することに。

相変わらず姉妹の描写もありますが、この巻は主に山田くんにスポットがあたってました。あと新しく出てきたデザイナーの男性。彼を見てると「繕い裁つ人」の市江を思い出します。市江がチラッと出てきたら嬉しいのですが。
山田くんと仁衣、ミリ単位だけど進展してるのでしょうか。仁衣が自分の気持ちにも鈍感で手強そうです。
池辺さんは恋愛の描写を描くのが得意ではなさそうですし、この2人はくっつくにしてもイチ姉や茉子ら姉妹の会話で「一緒に住むことにしたらしい」というふわっと匂わせ描写をしそうかなと思います。
あと話は飛びますが、姉妹の会話で「休日でも朝イチでちゃんと着替えたり化粧したり掃除したりするお母さんやイチ姉ってすごい」に激しく頷きました。
いますよね、誰に見せるわけでなくてもきちんとしてる人。
姉妹の母の千さん、あんまり身なりを構う感じしなかったけど実は美意識高い人だったんですね。

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紙の本

紙の本ふしぎ駄菓子屋銭天堂 12

2024/05/08 13:22

紅子さんの目的が気になる

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子ども向けなので軽く読みたい時に読んでます。
一編が短いのと、バッドエンドのは読まないように読み進めていたらあっという間に12巻。
この巻では「お仲間まんじゅう」が好きでした。
紅子さんは「正義の味方」ってわけじゃないんですよね。
泥棒にも盗みの手助けになるようなものを、多分分かってて売ってるし。
注意はするけれど、それ以降は自分のミスでない限り手は出さない。
確か最初の頃の話で缶に閉じ込められて行方不明になった女の子がいて、
「え、これこのまま?児童書なのに?」とびっくりしました。
(大分後の巻で缶から出られましたが…)
駄菓子の力で幸運をつかむかどうかは本人次第。
結果があまり良くなくても、自己責任。
児童書にしては珍しいキャラクターかなと思います。
幸運をつかんだら喜んではいるようですが。
なんか、「神さま」っぽいなと思います。
昔話だと神さまはよく人間を試しますから。

さて、この巻では銭天堂の事を調べる怪しい教授が出てきました。
よどみは妖怪(神?)仲間っぽかったですが、こちらは人間のようです。
何か企んでいるようですが、どうするつもりか気になります。

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電子書籍

電子書籍猫が足りない

2024/05/07 22:34

共感出来ず

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猫の幸せのためなら無謀な行動に出る転勤族主婦の四元さん。
図らずも彼女に振り回されることになった就職浪人中の古賀くんは彼女の無茶苦茶な行動を見過ごせず止めようとするが、何故か四元さんに関わると事件にも関わることになってしまい…。

四元さん独自の理論がめちゃくちゃ過ぎるのと、旦那さんを「ダーリン」呼びしてるのがどうにも受け付けられず。
読み進めるのがしんどかった。
猫を犬に置き換えた例え話に「犬ごときのために」って言うのがどうにも、性格がエキセントリックすぎて。
転勤族の設定も甘い気がしましたし、最後トレーラーハウスを買ったのも現実離れしてる気がします。
監禁された時、主人公の古賀くんと四元さんが2人で行動してた事について旦那さんは何も聞かなかったのかとか、監禁開放時に警察署で古賀くんと四元さんを迎えに来た旦那さんが普通顔を合わせると思うんだけどとか、細かい所ですが気になりました。

沢村さんの「旅する通り雨」や「記憶の果ての旅」が面白かったので読んだのですが、残念ながらこちらはいまいち入りこめませんでした。

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紙の本

紙の本白の王

2024/05/01 12:28

面白かった

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塔の森の「灰の雛」の1人、少女アイシャはウーグラの巣から物を獲る事で生活していたが、異相の男の「緑の石を探して欲しい」という依頼で森を出ることになり…。

「赤の王」を先に読んだのですが、やはり順番通りに読んだほうが楽しめると思いました。
「赤の王」にはタスラン、アイシャ、イルミンが出てきますし、悪役も「白の王」の登場人物を引き継いでいます。
また「白の王」には前作「青の王」の主人公のハルーンやアバンザの名前が出てくるので、やはり青→白→赤と読むのがお勧めです。
ハルーンがどうなったのかと思っていたので、思い出話とは言え名前が出てきて嬉しかったです。
できれば外伝で船長になったハルーンの話も読みたいです。
口コミで「青の王」よりエグい場面が多いと聞いていましたが、確かにちょっときつい描写があります(以下一部を書くので閲覧注意)。
アイシャが囚われて運ばれる際にトイレもないので汚物まみれになるくだりとか。タスランにナナイアが子どもを作りましょうと迫る場面とか。
あとサルジーンの腐りかけた腕を治すシーンとか。
結構食事中は閲覧注意かなと思います。
ただ、茶々入れ役としてわがままなイルミンがいたので、その分「赤の王」よりは明るめのお話になっている気がします。
また赤の王のタスランのくだりを読んでみたくなりました。

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紙の本

紙の本狐霊の檻

2024/04/30 11:01

平八郎が哀しい

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守り神としてある家に囚われた狐霊の神、あぐりこ。
話し相手として買われてきた娘千代はあぐりこを気の毒に思い助けようとするが…。

同じ作者さんの「鵺の家」を思い出しました。時代と「家」を守るためにはなんでもするという一族が似てるのかも。
あぐりこと千代がどうやって阿豪から逃げられるのかにもハラハラしましたが、
私は彼女達よりも、優しい心も持っていたのに、暗い方向へ向かってしまった平八郎が心に残りました。
彼の方が純粋なあぐりこ達より自分に近い気がしたので。
彼も救われて欲しかった。
お話自体はとても面白いです。表紙のあぐりこがちょっと怖いけれど、ホラーな場面はありません。

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紙の本

面白かったです

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前作の主人公が出てくるのかと思っていたら今回は違う主人公だったのでちょっとがっかりしましたが、これはこれで面白かったです。
今回の主人公は過ちを認められず謝れないというあまり好ましくない面がある子で、旅行先である事をやらかした後に随分重い決断をして自分を変えます。一作目よりヘビーな展開だと思いましたがその分面白かったです。子ども向けですが、大人が読んでも面白いと思います。
この作者さんは時々こういう「自分や自分の1番大事なものを犠牲にする」という展開を入れてくるような気がします。
昔の説話というか、仏教っぽいなと感じました。

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紙の本

楽しく読めました

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「家族で一緒に飲もう」とあったジュースを飲み干してしまった大悟。
食い意地のはった姉に責められる!
慌てて同じものを買いに出たものの、どこにも見つからない。
そんな時フクロウに出くわし、飛んで行く先についていくと「トラブル旅行社」という会社が。
そこで大悟は不思議な旅行に行く事になるのだが…。

なんも考えず読めて良かったです。
子ども向けなので話のクライマックスは単純でしたが、よく出来たお話でした。
大悟が料理男子なのは今風ですね。
続編もあるようですが、今度も彼が主人公なのかな?読んでみようと思い思います。

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紙の本

紙の本妖たちの四季

2024/04/27 10:50

短編集の方が好き

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本編よりこちらの短編集の方が好きです。千弥が苦手だからかもしれません。
ただ、千弥の昔の話を読んで少し苦手意識が薄れました。昔の方がまともに見える…。
逆に月夜公がヤバすぎました。彼は本編では役職柄「正しい」側に一応いるけれど、溺愛する姉に恋人が出来たからって恋人を殺そうと画策するなんて、普通にサイコパスです。千弥より月夜公の方が異常かもと認識を改めました。
ほかのお話では初音姫が恋をする話も良かったけれど、玉雪の栗林のお話が切なくて好きです。
彼女がこの物語の中では1番まともな常識人のような気がします。

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紙の本

紙の本火鍛冶の娘

2024/04/26 18:40

結構ライトノベル的な描写

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おそらく弥生時代のお話。
鍛冶の匠の娘として生まれ、「女は鉄に触ってはいけない」と言われたが、どうしても鍛冶を覚えたい沙耶。
「女になったら止める」と約束し、男としてふるまい父から技を習う。
16歳になり女に成らないまま技を磨いていた沙耶だったが、父を亡くした後、王の武人の護足がやってきて王子に捧げる剣を鍛えて欲しいと依頼する。

護足さんも、もう一人の皇子もえらい良い人だなぁと思いました。
こう言うお話の流れでは身分の高い人は阿古矢が魔剣に囚われた後、それを鍛えた沙耶を原因とみなして捕えるとかしそうですが、
2人とも沙耶を全く責めないのは少し驚きました。武人よりの人達だからでしょうか。
加津稚王子と護足は剣に囚われなかったのに、阿古矢皇子は何故囚われたのだろうと思っていましたが、
心理的な状況は違うけれど剣を鍛えた沙耶とは「女だが男のふりをしている」という共通点があったから、
その上阿古矢皇子は望んで男装しているわけではなく、母親の呪縛で本来の自分を押し殺して生きてきたという歪みが強かったからかなと
なんとなく腑に落ちるものがありました。こういう流れ、この作者さんは上手いなぁと思います。
この物語の中でハッとしたくだりは、大巫女羽津奈が「掟というものは、誰かが作りだしたもの」という台詞です。
色々儀式はあるけれど、それを「しなきゃいけない」と勝手に決めたのは人間であって、実は意味のない縛りもあるのではないかと常々思っていましたから。(ちゃんと理由があるものもあるのでしょうけれど)
全体的には、児童書にしてはライトノベルみたいなくだりも時々あり、そこが少し気になりましたが、おおむね面白く読めました。
(加津稚王子が沙耶に結婚を申し込む流れとか。気に入ってはいたけれど、好きになるエピソードがあったっけと…)。

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紙の本

紙の本旅する通り雨

2024/04/24 21:10

タネ明かしまでが肝

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「カオア界」にやってきた謎の旅人スオウと、彼の目的を懸念する花園家の人達の心情を交互に描く。
スオウの目的とは何か。

「記憶のはての旅」もそうでしたが、最後の章でスオウの目的がわかるまでがクライマックスという感じでした。
読み進めながら、「カウア界」や時々出てくるジュイヘイ界、その他の世界の名前はなんだろう?
全くの異世界の話にしては副題が「花園家の人々」だったりするし、日本に関係しているのか?などなど謎について考えました。その時間が楽しかったです。
(ちなみに花園家の人が苗字で呼ばれている場面はなかったので、この苗字についてはぴんと来ないまま終わりました)
「雨」を恐れているような描写もあったのですが、ミスリードだったのでしょうか、平和な世界でした。
世界の謎が明かされてしまえば、その後のお話は消化試合という感じです。
でも、細かい設定までは出てこなかったので、世界がそれぞれの国で分断されたなら、カウア界は日本のどこなんだろうとか少し考えました。

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紙の本

紙の本妖たちの祝いの品は

2024/04/22 12:06

短編集

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妖怪の子預かりますシリーズの短編集。
個人的には本編より好きです。
細雪丸と玉雪の話と、うぶめの話が好きでした。
本編だけ読んでいたので久蔵の娘たちがそういう縁の子どもたちだった事は初めて知りました。
この作者さんは繋がりを作るのが上手いなぁと思います。

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紙の本

紙の本赤の王

2024/04/20 18:48

結構厳しめのシーン多かった

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兵隊の落し胤の子のマハーンは、混血であることや母親の偏愛によって町に馴染めず閉塞感を感じる毎日だった。
ある日町の子どもに絡まれた彼は不思議な力で髪と目の赤い少年に助けられる。
それをきっかけに少年シャンとマハーンは仲良くなるが…。

青の王を読んで面白かったので、こちらを読んでみました。
色んな意味で結構残酷で、青の王よりは読み進めるのがちょっとしんどかったです。
軽めのものが読みたい人は青の王がいいかもしれません。
最後、少年達の友情が守られて良かったです。
最後の歴史書に伝わる話ではカーンは王となったあと善政をしいたとの事ですが、マハーンの扱いを見るとホントかな?と思ってしまいます。権力者は美辞麗句で飾られるものですし。
三部作ということでこれで終わりなんですね。
まだまだ続けられそうな気がしますのでちょっと残念です。

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紙の本

紙の本妖たちの気ままな日常

2024/04/20 12:57

一編が短くて読みやすい

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「妖怪の子、育てます」の短編集。
ほのぼのとした結末のものがほとんどで、また一話が短くて読みやすいです。
個人的には「冬の訪れ」と「迷子のへちま」が好きでした。
千吉が苦手なので彼以外が主人公の方が読みやすいのかしれません。

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紙の本

紙の本魔法使いと副店長

2024/04/18 13:19

ファンタジー

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スーパーの副店長藤沢のアパートに飛び込んできた魔法使いの見習い少女アリス。
修行のため、次の満月までおいて欲しいと言われるが…。

まるるんが「一回生なんて入ってこなきゃいい」と言ったあたりから、アリスがどういう子なのかはなんとなく分かりました。
色々エピソードはあったけれど、アリスや魔法に関わることは正直あまり響きませんでした。私が歳をとってファンタジー設定をあまり受け付けなくなったのかもしれません。
副店長と店長のちょっとした和解?の方が印象に残りました。
それにしても、副店長は40歳という事ですが、年上の私よりよほど精神年齢が高いなぁと思います。

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紙の本

紙の本青の王

2024/04/17 20:14

挿絵がとてもいい

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アラビアンナイト風ファンタジー。
魔族と魔術が普通に存在する世界。
浮浪者の少年ハルーンはある時塔に閉じ込められた少女と出会い…。

読み進めていくうちに、今まで見たジブリ映画やファンタジー映画を思い出しました。
ハルーンとファラの関係がボーイミーツガール的な感じなので(厳密には違いましたが)ラピュタを思い出したり、
アバンザの船はこれまたラピュタのドーラの船を思い出したり。
幸いの虫が成虫になった姿はネバーエンディングストーリーのファルコンを想像してみたり(龍とはまた違う?)。
ツッコミどころも少し。
王の指輪が人間を王と勘違いしたんじゃないか、というのは少し無理があるような。
あと、アバンザはモーティマの事を「仲間という感じではない」と思っていたのに、彼女が自由になると「友を自由にしていただいて」と言っててえっ??となりました。ちょっとブレているような。
と少しケチはつけつつも全体としてはとても面白かったです。
ファラには今後もハルーンと一緒にアバンザの船に乗っててほしいなーと思っていたので、王の職務優先になったのは残念。
ハルーンはもしかして悲しい最後になったりするのかなと心配していたので、めでたしめでたしになって良かったです。

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