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井沢ファンさんのレビュー一覧

投稿者:井沢ファン

131 件中 31 件~ 45 件を表示

日本好きのアイルランド

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アイルランドの紀行文。アイルランド人の思想や考え方は歴史に影響を受けており、例えば、、カトリックが入る前の土着の神が妖精になって今でも語り継がれていること、そしてプロテスタントの英国から植民地にさせられ長年ひどい目に遭ったことで英国嫌いが強いこと、そのせいもあって現実離れした空想が豊かで文化的には優れ多くの文学の巨匠を輩出してきたこと、などが語られている。意外だったのは日本人びいきで、ひどい目に遭わされた英国に対して第二次世界大戦で戦った日本には友好的であることを初めて知った。敵の敵は味方ということことだが、それだけではなく、土着の神道と妖精、能や茶道など精神構造を重視した文化と空想の豊かさ、そしてお互いに島国であることなども共通性があり親密度が高くなっているのかもしれない。もっとも、今はアイルランド気質が変化しているかもしれない。

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紙の本俄 浪華遊俠伝 新装版 下

2020/03/28 18:07

とてつもない任侠の人

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下巻は上巻ほど面白くワクワクして読めなかったが、明石家万吉、別称、小林佐兵衛の世間に対する貢献度のすごさを知った。旧長洲系の政官に利用されて全財産を投入、大阪の消防局の走りを作ったり、身体障碍者や貧困層の生活を支え職業訓練を施したりして世間に尽くし余人をもって代えがたい。死を恐れず立ち向かい自分を犠牲にして人助けをするという請負い仕事を生活の糧にしていたが、とても同じようなことをできる人はいない。今回初めて知ったが、もっと評価されて巨匠として歴史上で紹介されてもいいのではないかと思える。

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紙の本俄 浪華遊俠伝 新装版 上

2020/03/26 11:09

面白い

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著者の作品は全部読もうと思って買った一冊。俄という意味も分からずに読んでみた。事前の調べもせず読み込んでいったが、幕末に明石家万吉という義侠人の半生記で史実であることがわかり興味を覚えた。さらに奇妙な人生と義侠の深さでどんどん引き込まれ、気が付いた時には上巻がを読み終わっていた。結構面白い内容だった。

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意外と知られていないモンゴル

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著者が子供の頃からあこがれていたモンゴル。紀行文であるが著者のわくわくした感じや感動が伝わってくる。蒙古斑で知られ日本人のルーツの一つと言われ、成吉思汗という世界覇者の出身地でもあり、また元寇で日本の歴史を騒がせた国でもあり、話題は尽きないところ。私も子供のころに井上靖さんの「蒼き狼」などを読んだ記憶がわずかながらよみがえってきた。モンゴルもそうだが敦煌などのシルクロードもロマンがあって一度は行ってみたいと高校時代に思った場所でもある。著者の解説でモンゴルの歴史観とモンゴル人気質を知ることができた。今は共産圏の中国やロシアがはだかり、あまり行きたくないこの頃だが、高校時代にあこがれていた場所でもあるので、環境がよくなれば行ってみたいと思っている。

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紙の本街道をゆく 40 台湾紀行

2020/02/23 17:58

興味深く読んだ

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台湾の歴史を紀行とともに描いている。台湾の知識は、せいぜい明治時代に外交の対象として利用されていたことや、日本の植民地時代のことぐらいでほとんど知らなかったが、娘が最近結婚してその旦那が台湾に転勤になるため、興味を持って読ませてもらった。先祖に苦難の歴史があったということが理解できたことで、近い将来の台湾旅行は味わい深いものになると確信している。

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本郷の歴史

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本郷界隈の歴史を描いている。太古から太田道灌、戦国時代などの歴史も描いているが、主に江戸時代や明治時代が中心。最後は本郷が舞台となった、夏目漱石の「三四郎」と絡めて取り上げている。夏目漱石ファンだったこともあるのだろう。学生時代に読んだ「三四郎」、忘れていた記憶が何となくよみがえりながら読んだ。小生も東京大学理科一類を受験した経緯もあって興味を覚えた。実際には受験に失敗し文転して早慶を卒業したが、もし受かっていたら当初考えていた研究者の道を進んで全く別な人生があったかもしれないと思いつつ、この内容と離脱した想像をふくらませていた。

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紙の本草原の記

2019/12/07 16:09

戦争は悲惨

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モンゴル系の女性が戦前から戦後にかけて歴史に翻弄される苛烈で奇異な半生記を中心に描かれている。ロシア・中国・日本の植民地だった満州で戦争や侵略によって辛辣な人生を歩まされ、悲しい気持ちと同情する気持ち、そして複雑な気持ちが錯綜する。これは氷山の一角で、帝国主義時代に中国という場所を台風の目とした侵略や戦争によって、被害を受けた人は数えきれないほどいるのだろう。モンゴル人だけではなく、中国人や日本人、ロシア人も含まれる。改めて戦争の悲惨さを感じる。

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紙の本新史太閤記 改版 下

2019/10/26 17:30

魅力的

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下巻は秀吉の中国攻めから本能寺の変、そして徳川家康を攻略し天下を取るまでの話が描かれてある。学校で習ったり、何度もテレビを見たり、歴史書で読んだりしているが飽きない。面白く読める。これが司馬遼太郎、福田定一の魅力なのだろう。忘れかけた記憶をよみがえらせてくれるだけではなく、臨場感をクローズアップさせてくれわくわくさせてくれる魅力的な著者なのだと実感する。

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紙の本新史太閤記 改版 上

2019/09/28 17:02

いまさらだが面白い

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秀吉の幼少期から信長に仕え、竹中半兵衛を抱え美濃を下し、黒田官兵衛と共に毛利と中国覇権を争っているところまでを描いている。黒田官兵衛が摂津の荒木村重に監禁され救助されるところで終盤を迎えている。播磨灘物語を先に読んでしまったので、黒田官兵衛との内容が簡単すぎて物足らないが主人公が違うので仕方がない。いまさら秀吉の半生記を読んでもドラマなどでみて内容が分かっているので陳腐であるが、意外に面白く読めるのは著者の力作に魅かれるということなのだろう。

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紙の本忘れ得ぬ翼

2019/08/17 11:03

航空部隊の戦争物語

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太平洋戦争時の飛行機乗りの物語、短編8作。神々の翼、雲からの生還、死の誘導気、生きている化石、月光荘余聞、脱出、赤い夕日、白い項。実話だと思うだけに悲惨さが伝わってくる。太平洋戦争を起こした軍部、東条英機などを筆頭に幹部の責任は重い。

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勉強になった

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1977年に発刊された古書を読んだ。潟のみち、播州揖保川・室津みち、高野山みち、信州佐久平みち、という4編の紀行歴史を描いている。潟のみちは新潟市近辺。今まで読んだ著者の本ではあまりなじみのない、新潟と信州佐久については勉強になった。特に信州佐久平みちについては、頼朝や義仲の主導権争いは馬を押さえることや歴史的に関東と縁が深いということが印象に残った。潟のみちはもう少し地理や歴史に精通すれば興味が増したのだろうが、今一つ関心がわきにくかった。

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紙の本この国のかたち 5

2019/04/19 16:34

読みやすく興味深い

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過去の作品などをベースにした随筆集。「神道」、「鉄」、「宋学」が中心になっており、その他、「会津」、「「大名と土地」、「室町の世」、「連歌」、「看羊録」、「藤原惺窩」、不定形の江戸学問、人間の魅力、という小編が書かれている。「神道」は、神の国から始まる神社の歴史、「鉄」は、森林と砂鉄が日本を栄えさせたことから始まり近代にいたるまでの鉄の歴史、「宋学」は儒教、特に朱子学を大切にする国、中国を中華として中心に置き、韓国を弟分として小華、そして日本を蛮族の国扱いしていた歴史、を描いている。今まで執筆した歴史小説に出ていることをまとめた内容になっていて面白く読めた。他も同様であるが、全体として、著者の意見や感想を一層強めた内容になっている。大部分は著者の作品に出ているものの、「そうだったんだ」とか、「そう思っていたんだ」ということをあらためて感じ、著者を理解するうえで興味深い内容であった。

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高山に興味を覚えた

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秋田と岐阜高山の紀行文。少しお宅的な部分があって流して読んだが、もう30年位経過して新古典的ではあるが、興味深く読んだ。少しづつ暇を見つけて読んでいるので忘れてしまっている部分もあるが、これを読んでますます小京都、高山に関心が高くなり行ってみたいと思う。

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紙の本日本史真髄

2019/03/11 21:53

記憶の整理になった

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内容としては、今までの『逆説の日本史』の流れになっているが、ややバージョンを変えつつあるような気がする。そこまで言い切ってていてもいいの?というものもあるが、骨太部分は個人的には賛同しているので少し位変なところがあっても愛嬌で読める。AMAZONの評価を見ると、低評価をしている連中がいるが、大方、学者の端くれなのだろう。でもどう考えてもその低評価は正鵠を得ておらず、些末ところを非難しているだけに見える。もう少し著者の意見を参考にした方がいいのではないかと思う。

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紙の本馬上少年過ぐ 改版

2019/02/15 12:05

奇妙な人生

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短編の歴史小説が7編。師弟関係を結んだ鈴木虎太郎から見た師、河合継之助の半生を描いた『英雄児』、英国水兵殺害事件にまきこまれた海援隊士の処分について述べた『慶応長崎事件』、足軽で喧嘩っ早い絵師、田崎草雲を描いた『喧嘩草雲』、伊達政宗の生涯を描いた『馬上少年過ぐ』、牢人で医師の山田重庵の奇妙な人生を描いた『重庵の転々』、兵法を身につけ立身を求めて大阪に出てきた大須賀万左衛門の話『城の怪』、さほど実績もない七本槍の一人、脇坂甚内の半生『貂の皮』。それぞれ面白く読めたが、奇妙か波乱万丈のいづれかあるいは両方の人生を送った人々の話で興味深かった。

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