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井沢ファンさんのレビュー一覧

投稿者:井沢ファン

133 件中 46 件~ 60 件を表示

著者の思いの深い地区

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近江・奈良地区の歴史、この地区に著者の愛着が深いようで、特に東大寺のお水取りと言われる修二会(しゅうにえ)という法会(ほうえ)には思いが強く、1200年以上続いた行事を内容を変えることなくかたくなに守り続けているこに敬意を表している。全体としてややマニア的な面はあるものの興味深く読めたし、旅の参考になる。

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紙の本硫黄島に死す 改版

2018/12/09 21:45

悲しい

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「硫黄島に死す」「基地はるかなり」「草原の敵」「青春の記念の土地」「軍艦旗ははためく丘に」「着陸復航せよ」「断崖」の7編。最初の5編は第二次世界大戦時の内容。「硫黄島に死す」は悲しい史実を殉死する将校の立場から描かれているが、改めて愚かな戦いを行ったものだと感じる。一番印象深いのは、史実としての「軍艦旗ははためく丘に」で、悲しすぎ涙が止まらない。14、5歳の少年兵の末期が悲しすぎる。これを読んで改めて戦犯の東条英機以下の罪は大きく許されない。戦争の悲惨さを訴える名著だと思う。

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ポルトガルの対日貿易の位置

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司馬遼太郎の54歳頃の作品で、元寇時代の唐津、戦国時代から江戸幕府初期までの平戸から長崎に貿易港が変遷する過程を描いている。特に貿易国がポルトガルからオランダに取引相手が変わるまでの状況が興味深く説明されている。当時の状況が浮かんでくるように書いているのはとても感心する。

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紙の本大坂侍

2018/10/18 21:35

面白く読めた

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司馬遼太郎が36歳頃に書いた作品。兄の嫁との不倫「和州長者」、兄の仇討が明治維新になって認められなくなった侍の落ちを描いた「難波村の仇討」、料亭の女将で未亡人の相手が予想外だった「法駕籠のご寮人さん」、大泥棒と長州の間者、そしてその許嫁との関係を書いた「盗賊と間者」、二人の泥棒名人の腕自慢を争った「泥棒名人」の5編、そしてタイトルで「大坂侍」の構成になっている。「大坂侍」は大坂の川同心が幕末に幕府方について彰義隊に入ったが結局は好いた娘の親が経営している商人になるという顛末。主に幕末で男女関係が中心の短編集だが面白く読めた。

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紙の本一夜官女 改版

2018/09/20 07:17

気楽に読めた

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気楽に読める小編歴史小説。その中でも一夜官女、雨おんな、女は遊べ物語、京の剣客、侍大将の胸毛は過去に著者の本で読んだことがあったものの、面白く読めた。伊賀の四鬼は賤ケ岳の戦いで、事前調査のために忍びを送り込んだ両陣営の前哨戦。なるほどこういうことがあったんだろうなと思わせた。

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とてもためになった

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1977年11月、今から41年前の壱岐・対馬を視察して書いた歴史紀行文。太古の昔、弥生時代以降、文明が韓国からかなりの部分伝来してきたことで、その途上にあるこれらの島は当時先進地域だったこと。そして壱岐は古神道の国で、当時の科学であった卜占を行う人が多く、大和朝廷が出身者をその職として起用していた。中臣や伊豆もその流れを汲んでいるのは意外であった。また、農業向きの平地が多い豊かな壱岐と山岳ばかりで農業が向いていない厳しい環境の対馬では島人の人格が違っていることも興味を引いた。さらに唐人など異国の遺体や物が流れ着いたものを有難がって神社にしてしまうことや、神籬を山とする神道そのものの宗教的特徴が中国の殷や周、モンゴル方面にもあり日本独自ではないことも衝撃を受けた。とても勉強になり、司馬遼太郎、福田定一さんのすごさには敬服する。一度は訪問してみたくなる。

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興味深かった

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沖縄、先島諸島の石垣島、波照間島、竹富島、与那国島などの歴史を調べて体験談とともにかいつまんで説明している。この地域の文明の進展は韓国に近い対馬や隠岐に比べて緩やかであったことが対照的に描かれておりとても興味深く読めた。日本史はえてして関西の上方を中心とした朝廷と軍事政権が多いが、こういったところでの土着の文化や文明にも目を向けるのは新鮮味がある。昭和49年頃の体験談なので45年近く経過しておりだいぶ環境や風景も変わっているだろうが、一度訪問してみたいと思う。

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古いといえども

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湖西の道、竹内街道、甲州街道、葛城みち、長洲路の5つに分かれている。湖西は近江、竹内は天理から桜井まで、甲州街道は山梨と八王子の間をメイン、葛城は奈良の葛城山近辺、長洲路は山口県で全体として幕末の歴史を中心に描かれている。いろいろ想像を膨らましてそれらの土地の歴史を説明してくれ、ロマンを感じ興味深い面が多い。機会があれば訪問してみたい。特に役小角と津和野藩の説明が記憶として残る。これが発刊されてすでに40年以上経過しているが、当時よりは状況が変わっているにしても想像力を豊かにしてくれてた。単なる随筆だが楽しく読ませてもらえた。

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面白かった

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面白く読んだ。短編なので時間が空いた時にちょこちょこ読めるのでいい。しかも意外にはまって興味深いところもあった。

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面白かった

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司馬遼太郎が40歳(1964/10)から44歳頃まで(1968/8)のエッセイ。すでに自分がこのころ著者よりも年が上回っている時に、壮年の司馬遼太郎のエッセーを読んでいるが、時代が50年以上経過して変遷する中で読んでみると不思議な気がする。時代の違いを理解しつつ、「そうか司馬遼太郎はこのころこんなことを考えていたんだ」と感じながら読んでみると、著者の理解が進むとともに、ちょっと変人だったのかなと思うこともある。結論としては、比較的面白く興味がわくことが書いていることや、小説で出ていない取材の体験談や経過などが出ていて飽きることなく読めた。

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参考になった

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1961年から1964年までのエッセイ。当時の歴史小説の経緯や回想録、神戸の感想など様々なものを掲載している。昔のことなので当時出ないとわからないこともあるものの、総じて参考になったり、興味深かったりして司馬遼太郎の精神構造が垣間見ることができた。

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紙の本十六の話

2018/03/04 21:34

総じて面白い

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暇を見つけて読んでいたので、読み終えるまでかなりの日数がかかった。そのせいもあり、前半の部分は忘れてしまって覚えてないところもあるものの、後半の部分と前半の部分のかすかな記憶を入れると総じて面白いという印象が残っている。しかし、一部ではあるが、その当時の感覚がつかめないことや哲学的なところで理解しにくいところもあった。

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面白かった

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アイルランドは英国に虐げられたれ歴史だったこと、カトリック系でカトリックとプロテスタントのミックス系の英国国教とは違うこと、国民性が複雑であり自虐性もあるが芸術性もあること、自国民よりも他国に移住した人数の方が10倍近いなどさまざまな情報を得られた上、ところどころとても興味深い場面もあり読者を飽きさせない内容だった。以前アイルランドから日本に国際結婚で永住したプライベートレッスンの女性教師に教わったが、彼女もその多くの移民の一人であることは間違いない。このことを知っていたらいろいろなことを話せたしもっと充実していたかもしれない。

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紙の本逆説の日本史 23 明治揺籃編

2018/02/14 12:21

今までとは違う

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興味深く読んだものの、井沢先生の今までの流れが半分、政治的な話題が半分と言った内容で、憲法9条改正、自衛隊明記などの主張が濃厚に出ている。今まで執筆した本の歴史解釈は鋭い客観的分析だが、今回は主観的な面もかなり出ている。近代史になればなるほど解釈も難しく、今までの怨霊鎮魂や穢れ、言霊論などでは解釈しきれない難しさも出ているような気がする。やはり現代にすぐ通じシンクロする上、資料も豊富で生証人も存在するなどの条件では、今まで通りのクリアな解釈は難しいのかもしれないと思った。

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龍馬暗殺の首謀者

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面白く読んだが、今までよりは少しインパクトはなかったような気がする。坂本龍馬を暗殺したのが、土佐藩の中岡慎太郎、谷干城、板垣退助の3名だというのがミソになっている。今回の内容はオタク系な部分が少しあり理解ができなかった部分があったことやジョークが多いことが目立った。気さくに書きたいということなのだろうが、少し煩わしい。理解ができなかった部分は全体の要旨を把握するのには問題なかった。ほかに感じたことは、比較的歴史好きの読者には理解が進むが、そうでない読者には難解に感じる部分もあるよな気がする。

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