kotepさんのレビュー一覧
投稿者:kotep
紙の本朝が来る
2024/05/08 12:41
朝が来る
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子供ができない夫婦が特別養子縁組で男の子を迎え入れた。ある日夫婦の元に生みの母が子供を返して欲しいと訪ねてきた。子供をかえすことを拒否すると金を要求される。ありがちな内容かと思いましたが、全然違いましたね。中学生で子供を産み、両親や同僚たちにことごとく裏切られてきた人生には同情しました。そしてラストもよかったです。辻村さんの作品が好きになってきました。
紙の本ゼロ、ハチ、ゼロ、ナナ。
2024/05/07 17:58
ゼロ、ハチ、ゼロ、ナナ。
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カウントダウンかなと考えていましたが、全然違いましたね。結構ヘビーな内容の割には読みやすく、友情溢れるところが良かったですね。辻村さんを最近知ってちょっと損した気分です。今からですが過去にさかのぼって読みたいと思います。
紙の本異邦人
2024/05/07 17:36
異邦人
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凄い結末でしたね、まさか父親違いの姉妹だったとは。夫や義母も元は他人でしたから菜穂にとって血の繋がりがある樹だけが信じれる存在なんですね。本能で魅かれ合うというのも素敵な話ですね。
紙の本島はぼくらと
2024/05/07 12:27
島はぼくらと
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青春時代真っただ中の17歳の高校生・新、源樹、朱里、衣花の4人。卒業まではみんな一緒にいようと約束していた。その彼らにはどんな未来が待っているのか。それぞれの希望が叶えればいいなとは思いましたね。
2024/05/07 12:15
チョウセンアサガオの咲く夏
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11作の短編から構成された作品で、時代背景や主人公、動物等いろいろあり非常に読みやすかった。柚月さんの作品ではどちらかというと長編作品の方が好きですね。もちろん検事・佐方シリーズのように短編でまとめてあるのも好きです。ペットを飼っていないこともあり、猫の話にはちょっと興味が湧きましたね。
紙の本ヒカルの卵
2024/04/30 11:45
ヒカルの卵
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若者たちが去っていった過疎地域に新たなビジネスを興す。そのビジネスとは珍しい鳥の卵を使った卵かけご飯の専門店だった。正直なところ卵かけご飯が大繁盛とは夢にも思わなかったですね。都会にいるとこのような発想が出てこないですね。
山陰地方の卵かけご飯専門店がモデルなのですかね?「かたつむりがやってくる」も三重県の事業者がモデルだったのでそう思いました。
紙の本君は医者になれない 1 膠原病内科医・漆原光莉と血嫌い医学生
2024/04/30 11:34
君は医者になれない
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「血が怖い」、そんな学生が医者を希望する。それでも医者への想いは強く、本人も頑張るのだが・・・・・。勉強して知識を習得するのもいいのですが、人の話をよく聞かないといけないですね。また、中途半端な見立てや先入観は医者にとっては不必要ですね。人間的にも成長していかないと医者は難しいかもしれないですね。頑張れ、医者の卵たち。
紙の本人斬り美沙の人事査定帳
2024/04/22 12:04
人斬り美沙の人事査定帳
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ハラスメント、コンプライアンス違反等の曲がったことが大嫌いな人事部長の美沙。美沙の対応にスカッとした人が多いのではないでしょうか?私が新人の頃は何も言えない状況で我慢するしかなかったのですが。ただ、作中にも描かれているようなこと(セクハラや苛め)が多々あったような気がします。あと、どこまでが指導でどこからが苛めみたいな線引きがあればもっと良かったかなと思います。
2024/04/22 11:55
銀座「四宝堂」文房具店3
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銀座でひっそり営業を行う文具専門店の四宝堂。商品が店長のこだわりで陳列されているのも面白いですね。一度行ってみたい感じがします。なんといっても店長の硯さんが魅力的ですね。一人一人の想いに寄り添い、的確なアドバイスをする、帰りにはお客さんを笑顔にしている、そんな硯さんがいるのような文具店に行ってみたいですね。
紙の本癒し屋キリコの約束
2024/04/19 15:57
癒し屋キリコの約束
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癒し屋キリコと聞いてキリコに癒されるのかと思いきや全然違いましたね。むしろ逆の性格でしたね。とはいえ訪ねた人たちの悩みを解決できる能力は非凡でしたね。カッキー、入道、涼君、清ちゃんといった脇を固める人物も魅力的でしたね。ただ店の中にある賽銭箱にはちょっとひいてしまいました。
紙の本さいはての彼女
2024/04/18 11:18
さいはての彼女
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さいはてと聞いて最果てをイメージしていました。全然違いましたね、先入観を持って読み始めたのが間違いでしたね。短編四作でしたが、それぞれの女性が旅に出て何かに触れ未来に新たな希望を見出すという内容が良かったですね。登場人物の生き方がみんな魅力のある人だったからそう思えるのでしょうね。原田さんの短編集があれば読んでみたいと思います。
紙の本きよのお江戸料理日記 5
2024/04/18 11:02
きよのお江戸料理日記5
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きよのシリーズも五作目になりましたね。今までの作品と本作は微妙に内容が変わった気がします。今までは料理の内容や企画を中心に話が進んでいたように思いました。本作はどちらかというと人情派時代作という感じがしました。というのも本作では鯛のとろろご飯ぐらいしか料理が頭に残りませんでしたから。酒合戦・攫われっ子騒動では人と人との繋がりを描き、引っ越ししてきた夫婦・主の留守では人がなすべきことを描いていたのでそう思いました。とはいえ、きよや清五郎の今後、千川の従業員の今後と気になることは多いので、次作も楽しみにしております。
紙の本偽鰻
2024/04/17 11:29
偽鰻
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巨大スーパーチェーン店に置かれている鰻にジャーナリストが疑問を呈す!シラスウナギの漁獲高と店頭に並ぶウナギの量があわない。巨大スーパチェーン店にウナギを安定供給できる理由は?新人ジャーナリストがウナギの流通の実態を探り始める。そしてそこにはウナギの流通の闇だけではなく、官民一体となって隠蔽しようとしている大きな闇があった。このような社会派作品は大好きです。作者の他の著書も読んでみようと思います。
紙の本そなたの母
2024/04/17 11:05
そなたの母
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そのたの母という題名をみておけいちゃんの母が生きていたのかと勘違いしてしまいました。結局は孤児に母と名乗り近づいてから盗みを働くという組織犯罪でしたね。現代の犯罪(おれおれ詐欺)をうまく江戸時代に持っていきましたね。興味深く読めたおかげで一気に読んでしまいました。このシリーズは好きなシリーズのうちの一つです。次作も楽しみにしております。