ばんどらいさんのレビュー一覧
投稿者:ばんどらい
紙の本地図帳の深読み
2021/07/03 20:06
地図に親しみが持てるようになる一冊
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世界の地理や日本の地理の概論を理解できるわけではないけれど、雑学を増やせる楽しい一冊。地図を通して世界中ともつながっている感じがしてきます。
2023/01/13 15:20
敬遠している方、もったいないです!
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あらすじを読んだだけでは、題に書いたように、敬遠する方も多いのは無理もないかと思います。ライトノベルですし、塩化病という架空の病が登場するとあっては内容が予想しづらく安物と思われるのもわかります。実際私もそうでした。
しかし読んでみると違いました。病の設定は振り返ってみると副次的なものでしかありませんし、無理のない範囲に抑えられています。読了後はまさに実在する病と錯覚するほどに。
それ以上に、主人公とヒロインの関係性の美が追求されています。お勧めです。
紙の本公務員、中田忍の悪徳 3
2022/09/26 11:52
忍の弱さが窺える
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"2人目の異世界エルフ"をめぐって中田忍がとった行動…我々読者には予測できるものだが、彼の身近の人々に小さな亀裂をもたらす。そんな彼を救うのは——
この巻もアリエルが可愛い。
紙の本公務員、中田忍の悪徳 2
2022/09/26 11:38
主人公がいい
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公務員である設定の必要性を疑問視している投稿が目立つが、公務員であることが中田忍の行動原理に表れているといえる内容だった。
中田忍の人間関係の深掘りによってさらに中田忍のキャラクターがわかる。
とにかくアリエルかわいい(一巻の比ではない)。それがいい
2021/05/28 21:04
ロマンの塊
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これ一冊だけでいいくらいの素晴らしさです。TVアニメを視聴している人なら、必ず買うべきと個人的には思います。挿絵もあのしらびさんが手掛けたとあって、これもまたいい。ストーリーはどんでん返しのバイキング。最高です
紙の本科学者になりたい君へ
2021/03/10 21:18
科学者になりたい全ての人に贈りたい
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あの有名な佐藤勝彦先生の著作と聞き、読むことを即決しました。
先生の研究生活をベースに、科学者になり研究生活を送るための知識が詰まっており、参考になりました。
単純に佐藤先生の研究生活に興味がある人にもオススメできます。
電子書籍ダレン・シャン1 奇怪なサーカス
2021/03/10 20:51
懐かしい小学生生活を思い出します。
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小学校の時、担任の先生に勧められて読んだのがきっかけでのめり込み、その勢いで全巻読破しました。
今改めて読んでみると、ひらがなが多く、ふりがなも多いのですが、次の展開を予想したり物語を考察していたらした当時を思い出せます。
自分にそのような年頃の知り合いがいたなら、間違いなく勧めます。
紙の本君の顔では泣けない
2022/10/05 15:05
新しい
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入れ替わりによってもう一人の自分と呼べるほどに絆を深めた男女の物語。がらりと世界が変わってしまったことを文章力で巧みに表現している。タイトル回収の部分は必読。
紙の本86−エイティシックス− Ep.11 ディエス・パシオニス
2022/09/26 12:06
改めてすごい作品
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軍記物でありながら社会問題やカップリング要素の入った本作品はミリオタではないわたしにも入りやすかったのだが、この巻はまさにそれを思い起こさせる内容だった。目立った戦闘があるわけではないのだが面白い、それが本作品の面白さだなぁと噛み締めています。
紙の本公務員、中田忍の悪徳 4
2022/09/26 11:44
中田忍の物語
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他のレビューでも言及されている通り、エルフとの生活を通じて中田忍の内面が明らかになっていく作品である。その中でこの巻はターニングポイントと言えるだろう。
紙の本公務員、中田忍の悪徳 1
2022/09/26 11:28
見事な異種間コミュニケーション
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言葉も住んでいた環境もわからないエルフとのコミュニケーションはこちらまでハラハラさせる。そのうち中田忍が頼もしいと思えてくる。
いつエルフに遭遇するかわからない現代人におすすめの一冊。
紙の本おまえうまそうだな
2021/03/25 16:38
私、そして我々のギャップ萌えの原点
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キャラクターを強調し、印象付けること。それは、主に創作で、時には我々の暮らす現実世界でも行われることだ。
それに使われる有力な手法の一つが、ギャップ萌えである。強調する存在の第一印象と本質の間に段差をつくり、キャラを立て、意外性をもって見る側の印象に訴えることだ。単純に印象に残るだけでなく、キャラの魅力もぐっと高まり、周囲との関わりも大きく変わってくる。むしろこちらの方が大きな利点であるかもしれない。
ギャップ萌えは多くの人にとって有効であり、かくいう私も大好きなのだが、創作において、意外性が有効性を生み出すはずのギャップ萌えが意外とは真逆、主流になってしまっていることについては正直言っていかがなものかと思う。
さて、話は逸れたが、私が自分の中のギャップ萌えの原点を探してみると、本書ではないかと思い至ったわけである。多くの人がそうなのではないだろうか。
例えば、そもそもティラノサウルスが優しい心を持っていなければ、この物語はすぐに終わっていた。ティラノサウルスが葛藤する姿に我々が感情移入できるのも、我々にとって『優しいティラノサウルス』というキャラクターが魅力的だからだろう。
このように、「おまえうまそうだな」では、ギャップ萌えという手法が活躍していると言える。そして、それが我々のギャップ萌えの原点であろう。
電子書籍舟を編む
2021/03/22 14:15
言葉に真摯に向き合う話
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まじめが奇妙な人物として描かれているのに、共感できる人が多いのは何故だろうか。
実の所、共感できる、というより、その姿に憧れている、というのが本当ではないだろうか、と思う。
言葉に真摯に向き合うまじめの姿には誰しも憧れるところがあると思う。
人類の意思疎通を助け、文化を発展させ、幾多の思想や物語を紡いできた言葉を再定義するという仕事は、普段そのように認識されないからこそ、ふしぎな魅力を持つのだと思う。
紙の本西の魔女が死んだ
2021/03/12 08:47
「アイ・ノウ」がまだ呪文であったころ
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私が本書を初めて読んだのは小学生の時であった。当時英語の授業はあったが、ほんの初歩しか扱っておらず、もちろん「アイ・ノウ」の意味を知る由もなかった。
その、西の魔女の魔法の言葉として登場する、「アイ・ノウ」は、当時の私にとってそのまま呪文として映った。
世界の多くの面を知ってきた今ではもうその体験はできないのだけれども、今でもそのころを思い出させてくれる、私にとって本書はそんな本だ。
2021/03/10 21:22
ページの数だけ世界がある。
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ページごとに描かれている家は、まるでその家で生活をしているかのようなリアルさを持つのみならず、その家を取り囲む世界観の一部も少し覗かせ、その世界に触発されて自分でも世界を想像するきっかけになり、妄想と言っては言葉が悪いかもしれませんが、空想が尽きません。