名無しさんのレビュー一覧
投稿者：名無し
電子書籍
電子書籍竜人と運命の対【イラスト入り】
2023/08/15 14:18
竜というより爬虫類萌え
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シリーズものだけあってちゃんとファンタジーとしてもストーリーがあって面白かったです。続きはまだ読んでないのでこれから楽しみ。
受けは前向きで、開けっ広げで、素直で、健気で、いわゆる主人公的な良い子(しかも時々天然)なのに嫌味がなかったです。異世界から飛ばされてきた先で突然ドン底に落とされるのに折れずに事態を打開していこうとする強さが良いですね。
攻めはクールそうなのに一度決めたら愛情表現に躊躇いがない。イチャイチャしたくてもあくまで受けの意思を尊重しようとする紳士な姿勢が好ましいです。武骨な武人イメージがあったためギャップが良かったのかな？我慢してるのも分かりやすくて可愛い。
イラスト素敵でした(挿し絵あり)。人の体に竜の頭がついてるのに違和感ないの凄い。受けと攻めのサイズ差良いですね。表紙も勇ましくていいですが、口絵や白黒の挿し絵の方が砂漠の空気感あって好きでした。
ネタバレ
王弟殿下と～(櫛野先生のタイムスリップもの)が『もとの世界(時代)に戻りたい問題』をちゃんと重く扱ってるのに好感を抱いてたので、本作はどうなるんだと注目してました。いざ比べると結構違うのに、何故か焼き直し感拭えなかったです(期待しすぎた？)。とは言え『悲惨な元の世界から別の世界に来て幸せになれました(未練皆無)』じゃないのは良いですね。あれはあれでハピエン感がいや増すので好きなんですが色んなの読みたいので。
下世話&無粋ですが、『攻めのあの長い口吻でどうやってキスするんだろう、攻めが口開くと牙が受けの顔やら頭に刺さるよな』というのを凄く気にしながら読んでたのですが、特に触れられずキスしてた(と思う)ので、どうやってんだろうと今でも疑問です。攻めが堪えて口はあまり開かないようにして口吻の先っぽでちゅっちゅしてるのかなとか、舌だけはめちゃくちゃ伸びてるぽいよな(蜥蜴系だし)とか考えて勝手に萌えてます。
電子書籍
電子書籍2gether (1)
2023/08/13 12:47
小説版だけ３巻まで読了
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一途で独占欲つよつよ俺様 VS ちょい天然意地っ張りナルシスト の攻防戦。
大学一番のイケメンが好きな子イジメながらグイグイ迫る感じで、受けは受けでよく喋る子なのでしょっちゅう言い合いしてる喧嘩ップルです。
女の子好きで攻められるのに慣れてない受けが構い倒されて赤面したり身悶えしながら抵抗虚しく籠絡されていくのを楽しむ作品。異様にモテる攻めにライバル心燃やしつつ口説かれてキュンとしちゃってるのアホかわいい。
全編、作者さんの好きな実在のバンドの曲に準えているらしく、ちょいちょい歌詞も曲名も出てきます(著作権どうなってんだろ…)。ググったら出てくるので、聞いてみたらまた違った楽しみができるかも。
志村先生の表紙イラスト優しくて可愛い感じですが内容にはちょっとあってないかな。
漫画化されてる方の奥嶋先生も表紙みた感じ攻めはそれっぽいけど受けがちょっとイメージ違う？大学生らしさはでてるのであれはあれで。
こちらの小説シリーズ３冊目(短編集)の巻末にあるインスタ画面風のギャラリーが一番それっぽかった気がします。いかにもBLで。
本筋とは関係ないですが。。。
hontoにあがってるタイBL何作か読みましたが程度の差こそあれどれも読みにくいなぁと思うのでタイ語の翻訳難しいのかな。でもこれはとびきり読みにくい。訳文でもかなり癖強いなって思うので原作者の個性尊重した結果なのかもしれない…(好意的解釈)。せめて主語を略さないでくれ(元からないなら補ってくれくれ)
電子書籍
2023/07/20 22:00
相変わらずの感じ
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積読消化。宮緒先生３作目。
ストーリー：
閉鎖的＆文明から取り残されたような村が舞台。神隠しやら妖しい花やら異様な宗教やらおどろおどろしいお約束が沢山でした。そういうのが読みたくて買ったので良かったです。
話の運びや結末は予定調和な感じですが、様式美という言葉もありますし、ストーリーがしっかりしててきれいに纏まってるので楽しく読めました。
題名は『あの夏から』戻れない、ですが、問題の『夏』からは時間経過してるので『あの村から』なのかな。まぁ、題名としては夏からの方が雰囲気いいですね。
宮緒先生の濡れ場は作品変えても苦手だなとようやく悟りました。受けの子が人が変わったみたいに雌犬化する感じがね……ストーリーの必要性も萌えも感じられないのでげんなりしてしまう。飛ばせばいいだけの話ですし実際飛ばしましたが、話が面白かったことよりもエロにげんなりしたことの方が印象に残ってしまってるので読み直すことはなさそう…
あとがきのあとに入ってるおまけストーリーは良かったです。
イラスト：
表紙だけじゃなくて挿絵も入ってました。白黒もきれいですね。
笠井先生の画風は夢みさしゃんせとか霊感探偵倶楽部(無印と新。真は微妙)あたりが好きなのですが、この作品もあの頃の画風で見てみたかったです。ノスタルジックでちょっとおどろおどろしいのが合うと思うんです……
電子書籍
電子書籍【電子限定おまけ付き】 春になるまで待っててね 【イラスト付き】
2023/07/20 00:48
ぬくぬく
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伊達先生の作品はこれを含めて3作しか読んでないのですが、どれも設定やエピソードはあるけどストーリーはないように感じてしまう。いや、ストーリーもあるにはあるのだけど印象に残らないというか……とはいえ、設定とエピソードに萌えが詰まってる感じなので、そういうものとして読む分にはとても楽しめます。冬眠の話なのでふかふかぬくぬくのあったかくてかわいい作品でした。
少し気になったのが、思いが通じた後のBLらしい濡れ場が妙に浮いていた……そこまで過激な描写ではないのだけど、『くっつきあってすうすうと眠って起きて半分寝ぼけたまま食べて又くっついて眠って』というようなほっこり健やかな感じが続いたのでいささか生々しい描写は違和感がありました。この内容とこの挿し絵ならもう少しエロさ抑えても……いっそ朝チュンでもよかったのでは？と思わないでもないですが、商業的には無理なんだろうな。
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電子書籍セカンドクライ
2023/07/05 09:08
作家買い
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尾上先生は花降る王子シリーズ→アヴァロンの泉から入ってるのもあってかファンタジー系のイメージが強いんですが、現代ものもとてもいい。
ストーリーはあらすじの通りですかね。
その日暮らしで画家をしている主人公(攻め)は裕福な実家とほとんど没交渉だったのが、次期社長だった兄が病で早世したのをきっかけに実家に顔を出し、兄が世話していた(←いやらしい意味ではない)青年と暮らすようになる。
主人公のお兄さんが金持ち喧嘩せず的な独特の余裕がある人格者で、生前から気にかけていて心残りな2人のために互いを引き合わせたって感じ。
攻めが受けのために色々手を尽くしていて、その過程で受けに惹かれていくのは分かるのですが、受けが主人公を好きになるきっかけとか過程が分かりにくかったです。もともと感情が表に出にくい子なので仕方ないのかな？BLなので両思いになるのは当然なのですがちょっと唐突な感じがありました。一冊まるまるかけてくっつくんじゃなくて、1つ目の中編で両思いになるからかな。
二人の『今』のやりとりよりもお兄さんの存在感が強くて、持ってかれた感が少しあります。
草間先生の描く喪服美人の色気が……
スーツ着てても普段着でも、さっくりした線なのに、慧の初々しくて脆そうな感じでててとてもいい。
草間先生はすごく素敵なスーツ男性を描かれるので、緒川さんも見てみたかったです。
電子書籍
電子書籍愛を誓って転生しました
2023/07/03 20:23
いつもの火崎先生
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なんだろう、火崎先生の書く受けも攻めも割りと性格が何種類かにパターン化されてて、どれも同じような感じなのに、それでも買っちゃう……主人公も攻めも好きです。
転生なんて言って前世に縛られるのはおかしい、今を生きてるんだから、っていうのがテーマ？
転生ものというと、前世と今をリンクさせてやっぱり運命なんだねってキュンキュンしたりすることが多いですが、そうじゃなくて寧ろ前世の記憶は雑音扱いってのは火崎先生らしいですね。
ネタバレ含みます
『前世なんて関係ない、今の君を好きなんだ(攻め)』VS『前世で約束した通り俺と幸せになろう(当て馬)』
二人に挟まれて、受けは今の気持ちを選んだのに、結果的に実は今も昔も同じ人を好きになってたっていうのは、どうかな……
運命ってことなんでしょうけど、後書きで『攻めが生まれ変わりなのか結局解らない』パターンとか『やっぱり別の人だった』パターンも検討されたということだったので、個人的にはそっちが読みたかったかな……
電子書籍
電子書籍竜は将軍に愛でられる
2023/06/27 00:53
溺愛もの
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本編3本のみ読了。番外編未読です。
イラストの雰囲気から、結構シリアス目なのかな？と思ってましたが、だいぶライトなファンタジーでした。
名倉先生の作品は、どれも重くなりすぎない&溺愛攻めの約束された作品なので安心&気軽に読めていいですね。
１巻である本作は、題名の通り、いかつめの将軍(←小動物好き)が竜の愛らしさにめろめろになって普段の冷静さをかなぐり捨てて愛でまくりなのを楽しむ話。
竜は相当レアな希少種でしかも美形ということだったので、竜である受けを巡る争いとか、攻めと二人で国内外で追われたりするのでは？とお約束な波瀾万丈を危惧しましたが、少なくとも国内は優しい世界でした。。
受けの生い立ちは可哀想だし、受けがピンチに陥ったり隣国との間のいざこざで戦闘シーンもありますが、深刻になりすぎずにさくさく読めます。世界観造り込みが凄いドラマチックなファンタジーを期待すると物足りなく感じるかもしれません。
個人的にはそういうガッツリ系の作品も好きですが、このシリーズは、読み口はライトながらもちゃんとストーリーがあるので、その塩梅がいいなーと思いました。
電子書籍
電子書籍ソロ活男子の日常からお伝えします
2023/06/27 00:19
、
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川琴先生の作品はまだそれ程読んでないのですが、どの作品に出てくる人物も前向きで軽やかな印象があります。
別に能天気とかではなく、過去があったり今現在に悩んだりするものですが、ジメジメベタベタしてなくてさらっとしてるというか……
気持ちのいい人物たちが日常の中で普通に恋愛しているのがすごくいい。
本作も、攻めがアナウンサーという煌びやかな職業ながらもスパダリとか天才的な才能があるとかそういうんじゃなく、失敗して叱られたりもする普通の若手。
受けはブラック企業を辞めて帰ってきた故郷のために日々こつこつと努力している。
仕事のことで互いに相談にのったり励ましたりしながら距離をつめてくの自然でよかったです。
電子書籍
2023/05/21 22:14
本編後半とおまけの短編集
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半分くらいまでが本編。残り半分はおまけの短編がたくさん。
以下ネタバレになるかも
腐女子腐男子しかいないんじゃないかっていうくらいの大学で皆に冷やかされながらイチャイチャと恋を育んでいた上巻に対して、下巻は過去が明らかになって暗転していく。現在にも影響する記憶に苦しみ追い詰められ周囲も巻き込みますが、その出来事を通して関係者皆がそれぞれに過去を清算昇華できたので結果良かったかと。人間関係狭いし展開が急だしちょっと都合良すぎ感はありますがきれいに着地してます。
後半ちょい暗めだったので、短編の軽さが良かったです。好きな子いじめちゃう構いたがりに拍車がかかってるディーンといつまで経っても恥ずかしがりのパームはキャッキャウフフしてるし、上巻で思わせぶりだったティームとウィルの関係が垣間見えたり、マナウにも良い人がでてきたりと、同人誌的なファンサービスっぽい話が多かったです。
電子書籍
電子書籍オオカミの言い分
2023/05/14 21:39
ライトなかわい先生
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オオカミとウサギかと思ったらオオカミと赤ずきんでした。純で疑うこと知らなくて、オオカミにぱっくり美味しく頂かれてしまうあたりは確かに赤ずきん……
事務所の違う二人ですが、攻めは下心ありで構いつけてて、鈍感な受けはそれに気づかず、ただ親しい年輩の友人として生意気言ったりしながら後輩らしく甘えてる。弁の立つ二人のやり取りが小気味良くて、仲良しさんだなぁとニマニマしてしまう。
二人の所属する事務所の方針の違いなどきちんと設定が作り込んであるのに深く仕事に突っ込んだ話がなかったのはちょっと残念。
法曹界の話だと『光の雨』が凄くよかったので期待しすぎたのかもですが、これはこれでライトに読めていいのかも。
『なんだか攻めの喋り方が峯神さん(天使のささやき)と似てるなぁ』と思ってたら、後書きでテイストが似てるというようなことが書かれていたのでちょっと面白かったです。後書きは結構ページ数があったのですが、締切ギリギリだったらしく？ちょっととりとめなくバタバタした感じの文章なのがかわいらしかったです。佐々木検事のスピンオフ読みたい
電子書籍
2023/05/14 20:26
表紙買い
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タイBLというジャンルを初めて知りました。文章がだいぶ微妙。和訳のせいなのか？もう少しなんとかならなかったのか……
細やかな描写で読ませるというよりセリフが中心なので、小説より漫画にした方がよさそうだなと思ったら漫画になってました。皆考えることは同じですね。
現代パートはとにかく古き良き少女漫画のような甘酸っぱい系イベントをこれでもかと畳み掛けてきます。過去パートは一転して常に不穏。上巻の現代パートはパーム(受け)とディーン(攻め)が互いに少しずつ距離を詰めていくのですが、2人とも『貴方が好き』って気持ちが全面に出てて基本的に嬉し恥ずかしな感じなので、不意に挟まる過去パートがほんとに不穏。案の定下巻で不穏爆発して回収されます。
同性愛が今以上に禁忌だった過去と、だいぶ認められるようになった現代とが対照的で、輪廻転生絡めたドラマチックな筋立てなので、韓流とか好きな方には刺さるんじゃないかと思います(偏見？)。
タイと日本の文化の違いも興味深かった。意外と仏教色や家長制度の色が濃いかも。貞操観念もかなりかたく、婚前交渉なんてあり得なさそうな感じでした。BLなのでそんなシーンもありましたが、日本BLみたいに多くはなかったです。基本的には手つなぎとかハグで互いにキュンキュンドキドキ楽しんでる感じ。
久々に少女漫画を読んだような新鮮な感じで楽しめました。
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電子書籍手をつないでキスをして
2023/09/04 19:12
攻めも受けものほほんとしてるほのぼのストーリー
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ネタバレあり？
あらすじは書いてある通り。
甥っ子の世話を頑張ってて中々掃除まで手が回らない受けですが、苦手だからつい後回しにしてて、という感じなので、育児疲れでぐったりしてるとか悲愴な感じはなく、日々可愛い甥っ子とお互いの愛情たっぷりに生活してます。
その二人の生活に攻めがひょいっと入ってきて、たちまち馴染んでそのまま仲を深めて…という感じ。
攻めとの距離の縮まるきっかけ(付け入る隙)が掃除だというのがちょっと斬新ですが、そこを除けば鉄板ストーリー。遺児子育てお約束の親権問題なども出てくるものの基本的に安心して読めます。
受けは、甥っ子を自分がちゃんと育ててあげたい、と強く思ってますが、変に意固地になったりもせず攻めの助けを受け入れて感謝もできる素直ないいこ。
攻めは、仕事は弟に任せて恋に注力してる自由人でした。元モデルなのですがこの設定必要だったかな？と思ってしまった……顔が売れてることも話に影響はしてるので無駄ではないですが、性格的にモデルするタイプかな？とちょっと疑問だったので。ですが、後書きで『折角Ciel先生だから美形にした』みたいに書かれてて納得。モデルで正解ですね……美しかったです。
口絵も挿絵もありでした。
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電子書籍王弟殿下の甘い執心【特典付き】
2023/08/28 14:31
題名通り
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ネタバレありです
傍から見てて頭おかしいくらいに溺愛ハッピーなものを読みたい時に名倉先生の作品を読みます。
今回の受けはとても気持ちのいい子でした。特に食いっぷりが。色気より食い気を地でいく子で、でも意地汚い感じはなかったです。遠慮せず素直に甘えてぱくぱくと嬉しそうによく食べよく飲むのを攻めも嬉しそうに餌付けしてるのでほっこりします。
攻めが自分を狙ってるとわかった上でも食い気に負けてデートしちゃうチョロい受けですが、それも攻めが紳士な対応を心掛けてることへの安心信頼があるのかと。
でも、攻めは育ちで苦労してる割りに慎重さが足りない気がしました。恋に浮かれてるにしてもお花畑がすぎる。この失敗に懲りて落ち着いて頂きたい。
全体的に攻めが(やらかしながらも)受けを愛でて受けも上手に甘えてたので溺愛を読みたい欲は満たされました。
ただ、終わり方が急に切り上げたようなちょっと唐突な印象でした。落としどころとして不満はないのですが、結末は同じでももう少し丁寧に書けたんじゃないかと思います。もし続くんならそっから深掘りするだろうからこんなものなのかな。続かないんだったら少し消化不良な終わり方でした。
おまけストーリー含め、普段とても朗らかな受けが泣いちゃうのが印象的でした。
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電子書籍異世界のおいしい下宿屋さん
2023/08/15 14:29
ゆるふわまったり
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小中先生は重いのも軽いのも楽しく読ませて頂いてますが、これはほんとにゆるふわでまったりが徹底してました。異世界でエルフと子育てするやつなんかはゆるふわの中に残酷描写が入ってきたりしたけど、これはほんとに優しい話。
下宿先でごはんやおやつをつくったり同居人と恋バナしたりじれじれのアプローチしたりと、始終穏やかなスローライフ描写がメイン。
受けの生い立ちはつらめだし、異世界にも悪者(悪役というより悪者)もでてくるしで暗くしようと思えばどんどん盛れる設定なんですが、きついつらい描写は極力抑え目で、ピンチや真剣な場面も深刻になりすぎないようゆるっと緩める一コマが挟んであったりでした。その力の抜き加減とかがさすがだなーと思いながらゆるふわで初々しいお話を堪能。癒されました。
主人公が割りと乙女なので、果たしてこれはBLである必要はあるのか？という感じではありましたが、BLじゃなかったら手に取らなかったし、癒されたんだから良し。
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電子書籍俺の理解者でいてくれ
2023/08/14 17:07
うーん……
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試し読みで気になって買ったけど、一読した感じではあまり楽しめなかったです。なんだかとっちらかって見えた……
フラットと言えば聞こえがいいが、描写にメリハリがないのかな？色々設定イベントありましたが、何をどう読ませたいのかどの辺りを楽しめばいいのか分からず終わってしまいました。鈍感なので、分かりやすく主張して頂けないと読み取れない……一度話を理解して二回目の方が楽しめそうな気がする。
前に別の作品を読んだ時も似た感想を持ったので、作者様と合わないということなんだと思います。
私の読解力の問題のような気もするので点数下げるのも忍びないのですが★3です
