ミオメロディさんのレビュー一覧
投稿者:ミオメロディ
紙の本かばんうりのガラゴ
2001/04/06 14:14
ガラゴと旅がしたい!
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心やさしき旅するかばんうりガラゴ。何か交換する物さえ持ってくれば、あなたにすてきなすてきなカバンをくれる。次々に出てくる楽しいかばんの数々。続きはあるのかな?他のかばんもぜひ見てみたい…。
2001/03/23 12:15
私の宝物
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勝海舟の嫁クララ?…これには驚かされた。歴史上の有名な人物に、そんな時代に、アメリカ人女性が家族の一員となっていたとは。クーデンホーフ光子やモルガン雪の話同様、ひどく興味をひかれた。読んでみてとにかくおもしろかったのはティーンエイジャーの日記だったからだ。といっても明治時代だし、キリスト教徒として敬虔な心を持った少女だったから、ずっと大人びてはいるけれど。若いまっすぐな視線が明治という特殊な時代をいきいきと描いている。
紙の本800番への旅
2001/03/05 09:07
“大会”のアメリカ
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今まで普通の母親と普通の人生を送って来た少年は、型破りの父親と夏を過ごす間に、型破りの人々に会い、いらいらしたり、驚いたりしながら、世界がひとつの色、ひとつの考え方には到底あてはまらないのを知る。人生経験の夏、なのだ。“大会”ってのがすごくアメリカ的で、そして、そこを漂う不思議な親子が味がある。
紙の本流れる 改版
2001/03/02 09:48
ただただ読み進む
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著者の分身のように感ぜられる主人公、梨花の感ずるままに綴られたような風で、その文体のユニークさをよく評されている作品だが、決して愉快な作品でもスリリングな作品でもないのに、ただただ読み進んでしまう。で、どんどんその世界にはまっていくのだ。本当に不思議な味わいのある作品だと思う。
紙の本ふりだしに戻る 下
2001/02/17 08:26
ため息の出るストーリー
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“プロジェクト”によって1882年のニューヨークに送られ、そこで恋に落ちる主人公サイ。“プロジェクト”はちょっといかにもで新鮮味にはかけるが妥当ではある。それよりジュリアとサイの恋はどうなるのか。サイは過去にとどまれるのか…とドキドキさせてくれる。そして、入念な時代考証がすばらしい。
紙の本エリコの丘から
2001/02/17 05:10
大人が読もう!
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このカニグズバーグという人の着想にはいつも感心させられるのだが、今回はまたぶっ飛ばされた。タルーラ・バンクヘッドなんて名前が出てきたのだから。これは昔の洋画が好きでないと、なかなかピンとこないのだけれど。この名前、知っていなくてもストーリーには関係なし(知っていればかなり楽しいけど)、とにかく読もう!大人が読もう!
2001/02/15 16:17
よくぞここまでお調べになった!
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アメリカって広すぎて人種も色々すぎて、アメリカ人とはどんな人々かなんて一口にはとてもいえない。でも、食べてるものって結構いい見分けになるかも。スシ屋に通うのはユダヤ系が多いとか、やっぱりお国料理が好きな人は多いし…。この本は食べ物、お店、その上民族の歴史まで親切にまとめてくれているのだ。エライ。
紙の本宗教からよむ「アメリカ」
2001/02/14 08:49
アメリカを知る
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アメリカに存在する宗教を大まかに見たかったので、すごく役立った。また、アメリカという国を理解するためにも役立つ。宗教から始まった国であり、それが根底にあるのだから、アメリカにいて、宗教の存在というものは無視できないのだ。
紙の本ザ・フィフティーズ 上
2001/02/03 03:15
アメリカの50年代が知りたい人はよっといで!
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最初の辺りは確かに読みにくい。アメリカの政治に興味がなければ、人の名前がチカチカして頭の周りを回るし…
でも、これは名著です。まちがいなく。中盤のマクドナルドや家を大量生産した男、GMの車などは面白くてたまらない。アメリカの50年代がどんな時代だったかということを各テーマでは微に入り細に入り、そして上下二巻で、その総体を見せてくれる。
紙の本京ことば辞典
2002/10/01 11:59
京のことばを知っとくれやすぅ
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京ことば。はんなり、まろやかなイメージである。しかし中にはお下品な感じのものだってある。たとえば縁起。縁起が悪いは「げんくそ悪い」。関西一円に共通な言葉も多いが、かつての都ならではの言葉もあり、また京都から近郊に拡がった言葉も多い。巻末にはわらべ唄や言い伝え、京ことばの特性についても書いてあり、ことばの解説の上に歴史の紹介も怠りないこの辞典は、ことばだけでなく京都史、日本中世史、近世史をも含む良書である。
紙の本バグダッドの秘密
2002/08/22 03:45
主人公が好き
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「茶色い服の男」同様、若い娘が主人公の冒険&ロマンスものだが、こっちの主人公の方がもっと自分を冷静に見ているような気がして好き。自分がのぼせ上がって男を追いかけている自覚があったりして(非常に主観ですが)。ともかく、知り合ったばかりのハンサムな青年にすっかりまいって、すべてをうっちゃって追いかける若い娘が大変な目に遭うというお話。けっこう好きです。
紙の本蜘蛛の巣
2002/08/22 03:26
はじめての戯曲。そして今でも大好き!
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戯曲には詳しくないから、いまだにこの作品が優れているのかはわからない。でも中学の頃にクリスティを読み出し、ミステリーは全部読み尽くして、気乗りのせぬまま手に取った初めての戯曲だった。ここに出てくる主人公のクラリサがかわいくて…、後からクラシック映画をみるようになり、スクリューボール・コメディというものを知り、まさしくこの戯曲がそうなのだとわかった。今でも好きな作品。
紙の本カロリーヌとおうさまケーキ
2002/07/27 05:16
ゆかいな仲間と子供だけの世界
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6歳の娘はカロリーヌシリーズが大好き。本を開くと、少女カロリーヌと動物たち(みんな子供)のすばらしい世界が待っている。大人は脇役として存在するだけ。いつもトラブルが起こるが、それをみんなでうまく解決してまたハッピーになれる。みんなのいきいきした表情がとてもいい。この回では、フランスで1月に食べる“王様のケーキ(ガレット・ド・ロワ)”が紹介され、フランスらしさがよく出ている。
紙の本カロリーヌのだいパーティー
2002/07/27 04:54
楽しい楽しいおはなし
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カロリーヌにはすてきな仲間が8ひきいる。今日はみんなを招いて大パーティー。案の定、車は故障するし、おなかをこわす人(犬)もいる。でも、いつでもハッピーこのうえなし!いきいきしたイラストがとてもいい。6歳の娘とわたしのお気に入りのシリーズ。
紙の本カロリーヌといなかのべっそう
2002/07/27 04:50
カロリーヌとかわいい仲間たち
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カロリーヌは本当にラッキー。なんといってもかわいいかわいい8ひきの仲間がいるから。6歳になる娘はカロリーヌになりたくてたまらない。ゆかいな仲間たちのお姉さんみたいな存在になって、楽しく暮らしたらどんなにいいでしょう!わたしもカロリーヌになりたいなぁ。毎回みんなの起こす騒動が楽しくて、うちにはたくさんカロリーヌの本がある。今回は、みんなで力を合わせて、手に入れた別荘の修復をする話です。