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みやぎあやさんのレビュー一覧

投稿者:みやぎあや

295 件中 16 件~ 30 件を表示

紙の本

ロード・オブ・ザ・リング公式ガイドブック

紙の本ロード・オブ・ザ・リング公式ガイドブック

2002/03/07 11:21

舞台裏を知りたい人向け。

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 ガイドブックといっても、作品そのものよりもメイキングに力を入れている感じだった。登場人物やストーリーの紹介もあるが、どちらかというと監督をはじめとする製作者たちの語りや裏話が中心。原作を読んで映画も観たけどまだ物足りない! というファンのためのものといえるかも。
 本は大判で写真も美しく、ページ数もあるのでこの価格はそこそこ納得がいく。映画の舞台裏を知りたい人向けです。

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紙の本

スーパーヒーローのなり方

紙の本スーパーヒーローのなり方

2001/11/18 00:54

ヒーローの法則!?

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 ジェームズ・ボンドは「セクハラ許可証」を持つ男。インディ・ジョーンズの命はアノ帽子。セーラームーンの最強武器は「一生懸命やればきっと誰かが助けてくれる攻撃」。バットマンから仮面ライダーまで、言ってしまえば身も蓋もないようなヒーローたちの法則がずらり。確かにその通り、と思われるネタも多く、思わずクスリと笑ってしまう人も多いはず(笑)。

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紙の本

王家の紋章 1 (Princess comics)

紙の本王家の紋章 1 (Princess comics)

2001/10/25 13:53

読み始めると止まらない。

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 まぁ…だいたい話の展開は見えているし、いつになっても終わりは見えないし、なんて思いつつ、新作が出るとつい手を出してしまうのがこの漫画。惰性というよりは、主人公のキャロルと彼女を取り巻く人々のお決まりのドラマ(彼女がさらわれて危険な目に遭って、けれどギリギリで何とか助かる、というやつ。どこの巻でもそんな感じなので10冊くらい飛ばしてもあまり違和感を覚えなかったり/笑)を見たくて結局また買ってしまう、といった感じでしょうか。ここまで長く人を飽きさせずに話を続けられるというのはすごい才能だなぁ…とも思います。

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紙の本

メルカトルと美袋のための殺人

紙の本メルカトルと美袋のための殺人

2001/09/05 21:44

おそろしく険悪な探偵と助手。

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 短編集。名探偵メルカトル鮎と、その友人の美袋とが遭遇する7つの事件について収録されています。推理ものとしては奇抜なというか、なかなか面白いのですが、それより気になるのはメルカトルの性格の半端じゃない歪みっぷり。そして、そんな彼に嫌々つきあわされひどい目に遭いつつも何故だか友達をやめられず、果ては「いつか殺してやる」とまで考えているワトソン役の美袋さん。なぜここまで…と思うくらい険悪な二人が何とも。

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紙の本

紫の悪魔

紙の本紫の悪魔

2001/09/04 13:01

ホラー?ミステリー?

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 前半の、ボルネオの奥地を探索する場面は読んでいてドキドキさせられた。ただ研究室の場面に入ると、専門色が強すぎで興味を感じるよりも読むのがめんどくさい方が先に来てしまった。内容的には良く出来ていると思うけれど、登場人物が魅力に乏しいのがネックかもしれない。

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紙の本

蠱

紙の本

2001/09/04 12:48

おそろしくキモチワルイ。

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 なにやら胡散臭い民俗学の教授が出てくる短編集。カマキリを体内に飼う女子大生。自分の邪眼ではないかと疑い友人の眼と交換したいと思う話などなど。あらすじはどれも興味を引かれる設定だが、実際読むとコワイというよりキモチワルイ。正直いやなもん書くなぁ…と思ってしまったほど。虫の話などは生理的に耐えられない。この本はかなり読む人を選ぶのでは…。

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紙の本

ますの。 枡野浩一短歌集

紙の本ますの。 枡野浩一短歌集

2001/09/02 15:15

強烈な個性が短い文章の中に。

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 裏も表も真っ白な装丁がまず目につく。中を開いて、見開き一杯に書かれた黒い文字がまたインパクトがある。揚げ足を取るような言いまわしの皮肉の奥に独特の感性がチラチラする枡野浩一の短歌は、見ている方を微妙に落ち着かない気持ちにさせる。処女作の「てのりくじら」に比べると少々毒がまわりすぎているような気がするのが気になるが、その毒こそが彼の書く文章の魅力でもある。

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紙の本

本当は知らない

紙の本本当は知らない

2001/08/21 14:18

『共に、映画のような人生を』

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 ネット上の不気味なサイトにアクセスした人間が次々と消えている事件を調べる車谷エリカと道長円。大病院から失踪した人間を調べる座木とリベザル。内臓だけが屋外に放置されるという惨殺事件を調べる高遠と葉山。事件はやがて次々に繋がってゆく…。

 薬屋妖怪探偵シリーズ第七弾。今回もお馴染みの、漫画ちっくなキャラクター達が活躍し、事件を解決していきます。しかしどうも、シリーズものも良し悪しだなぁ、という印象を受けました。
 前作までに主要人物として登場していたキャラが簡単な説明と共にちょこちょこ顔を出したり、何気なく前作での出来事の話題(本編に関係なし)が挟まったりで、一冊で読み切りというよりも続き物のイメージが強かったです。初めて読む人にはオススメできない感じ。もうちょっと登場人物を絞ってシンプルに仕上げてくれた方が読み手としては嬉しいかな、と思ってしまいました。

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紙の本

ラブリー

紙の本ラブリー

2001/06/20 12:27

『世界はとっくに滅んでいる』

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 クラスメイトたちとは何となく馴染まず、サボリもすればカツアゲにも手を出す俊平と、マジメな優等生の長谷川。一見なんの共通点もない二人は席が近くなった折にしたちょっとした会話がきっかけで、そこそこのつきあいが続いている。
 阪神大震災が起こったとき、二人はその悲惨さに驚いたのではなかった。メディアが次々と送り出す刺激によって、そんなものにはとっくに慣れていた。彼らが唖然としたのは、自分達が今までテレビやゲームの中でのみ見ていた仮想現実がこうもあっさりひっくり返って現実になったことだった。「スゴイ…」とニュースを見た二人は呟く。二人は明確な理由を見出せないまま引き寄せられるように現地に向かい、そこで初めて自分達が人間として生きていることを実感する。そして…。
 今時のドライな中学生を主人公にして書くと青春小説ってこういう感じになるのかもしれない。サワヤカじゃない。どこか機械っぽく非現実的で、なのに一方ではなまなましい。その思考はつかめそうでつかめず、皆がどこかしら壊れかかっている。ただ、震災後の神戸でのボランティアで自分の中に何かを見出した俊平と長谷川の未来が明るいものであることを願いたい。

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紙の本

大好き!ハリー・ポッター そのわけを教えてあげる

紙の本大好き!ハリー・ポッター そのわけを教えてあげる

2001/06/19 21:10

気になる、知りたい、だけどそれは反則。

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 世界的なベストセラーになったハリーポッターシリーズのファンブック。作中の料理のレシピが載っていたりファンの手紙が紹介されていたりまた、作者のローリングの経歴に触れられていたりと、いかにもそれらしい作りです。
 ただし一つだけどうしても気になることがある。それは、まだ未発売の3巻4巻についてのあらすじをほとんど全部載せてしまっていること。英語版の発売日には、決して事前に内容が洩れないよう時間まで合わせるほどの気の遣いようだったというこの本の内容が、いともあっさりばらされていること。ファンとしてはもちろん知りたい所ですが、さわりだけ少しというのならともかく1冊そのものの内容を日本語版の発売前に伝えてしまうのは反則だと思うし、作者にも失礼な行為です。
 内容は気になる、とっても知りたい、でもそこはぐっとこらえて、最後の数ページは見ないで本を閉じました。

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紙の本

李欧

紙の本李欧

2001/06/17 21:26

狂おしいほどの憧れの行方。

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 高村薫が『わが手に拳銃を』の文庫化として書き下ろした『李歐』。内容も全く異なり、前者がハードボイルドならば後者は青春小説、といった具合。まあ、どちらも“ミステリー”で括ればひとつなのだが。

 君は大陸の覇者になれ。ぼくは君の夢を見るから…。

 帯にあるこの一文が、この小説を何よりもよく物語っていると思う。『わが手〜』ではリ・オウと対等で共犯者のような関係になる一彰が、この小説では完全に待つ側に回り、李歐のことを見守って彼を迎える家族の役割を担う。その他の登場人物も名前こを同じものの、微妙に果たす役割は違う。
 何より読後感がまるで違う。ラストが変わったのだから当然といえば当然ながら、読み終わって想像してみる彼らの未来がまるで違う。前作ではこれからも危ない橋を渡りながら世界中飛びまわるのだろうなと思った二人が、今作では地に足のついた穏やかな暮らしを手に入れている。どちらが良い悪いではないものの正直、落ち着いてしまった二人にどこか物足りないような印象を受けた。
 余談ですが。組長…彼は一体どうしてあんなことに。。。

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紙の本

シン・レッド・ライン 上

紙の本シン・レッド・ライン 上

2001/06/17 00:40

人の弱さ、醜さを抉り出す。

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 人間の感情描写がものすごく生々しい。それだけならプラス要素だが、人間の弱い部分や醜い部分ばかりが描かれていて、主役のスタインからしてそうなので登場人物に感情移入することができなかった。戦争の過酷な状況を思えば彼らの行動は当然で、しかし皆が妙に小ズルくて好きになれない。
 それと、普通に読んでいて軍の形とか階級とかシステムとか、よく分からない部分が多い。早い話知識不足なのだが、でも多分C携帯食糧とだけ書かれて分かる人間の方が少ないのではないかと。。。翻訳時にそのあたりの説明を少し入れてくれると有難かった。

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紙の本

黒猫の三角

紙の本黒猫の三角

2001/06/16 00:25

新シリーズスタート!!

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 「すべてはFになる」シリーズの森博嗣先生の新シリーズ。文章は以前より更に読みやすくなり、ライトのベル感覚であっさり読めました。
 そう、何よりもまずこの本は読みやすいし面白い。しかし森先生の最大のウリ(?)の、あの数学的美しさが見当たらない!!
 登場人物も、わりと作っている感じが外から透けて見えてしまうと言いましょうか。犀川助教授は天然で、保呂草氏は何というか…少々うそ臭い。理論としてはOKなものの人間的にどうかなと。ただし彼の「本物」についてはまだ分かりませんが。
 色モノキャラが多すぎるのが、かえって雰囲気を悪くしているような気もする。どうでしょう??とりあえず1冊目で主要人物が揃ったようなので、次回を楽しみにしておきます。

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紙の本

碧空

紙の本碧空

2001/06/15 21:12

緩やかに進んでいく物語。

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 落ち着いた文章や主人公の大人しい性格が、どこか浮世離れしたしっとりとした雰囲気を作っている。好きです。ただし、お話が緩やかに進んでいくのは分かるけれどあまり大きな変化がないので、物語としての起承転結は掴みにくい。登場人物同士の心理的な位置関係がどうなっているのかも何とも。

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紙の本

冬の少年

紙の本冬の少年

2001/05/26 21:41

無邪気で恐ろしい子供の願望。

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 あらすじから、9才の少年が学校のスキー旅行で事件に巻き込まれた話かと思っていましたが、悪夢のような彼の妄想こそが物語の鍵になっています。
 確かに子供というのは無邪気であると同時に自己中心的な存在ですが、それにしてもあまりにリアルな白昼夢…彼が自分のために用意した願望に、空恐ろしい感じがしました。
 そしてあの結末をどう解釈したら良いのか。父親のその後。ニコラの妄想に巻き込まれた形で(?)人生を狂わせたホトカンの存在をどう位置付ければいいのか?
 感動する作品として絶賛されているようですが、私は正直なところ怖い小説という印象が強かったです。

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