サイト内検索

詳細検索

ヘルプ

セーフサーチについて

性的・暴力的に過激な表現が含まれる作品の表示を調整できる機能です。
ご利用当初は「セーフサーチ」が「ON」に設定されており、性的・暴力的に過激な表現が含まれる作品の表示が制限されています。
全ての作品を表示するためには「OFF」にしてご覧ください。
※セーフサーチを「OFF」にすると、アダルト認証ページで「はい」を選択した状態になります。
※セーフサーチを「OFF」から「ON」に戻すと、次ページの表示もしくはページ更新後に認証が入ります。

  1. hontoトップ
  2. レビュー
  3. せいじろうずさんのレビュー一覧

せいじろうずさんのレビュー一覧

投稿者:せいじろうず

56 件中 1 件~ 15 件を表示

紙の本海馬 脳は疲れない

2002/07/09 21:25

やる気を起こすのは、ちょっとしたコツの問題

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

 何かをしようと思ってもやる気がおきないのは、その仕事をやりはじめていないからだ。脳の仕組みは、仕事をしてしばらくしたら、やる気が起きてくるようになっているのだ。というくだりに一番納得しました。経験的に知っていることではありましたが、その理由がわかれば、やる気を起こすのは気合いの問題じゃなくて、コツの問題なのだということがわかって、とても気が楽になりました。
 脳の仕組みについてシンプルな実験がいくつか載っていて、これがいずれもインパクト抜群のおもしろいものばかりでした。この本を読めば、きっと頭がよくなる、きっと頭をよりよく使えるようになる、とてもコーフンする本でした。
 

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

読んでいて力が入ってしまいます

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

 読んでいると背中のあたりの筋肉が盛り上がってくるような錯覚のする本でした。どんな職業、どんなポジションであれ、プロとして戦うことが求められることの多い現代。前線で戦い続けている人が、どのような姿勢で、何をどのように見ているのか、見てきたのか。簡単なわかりやすい言葉だけれど、密度の濃い言葉に満ちています。あまりに濃すぎて今の僕のキャパシティでは捉えきれていない感覚が身体に残っているので、きっとまた時間をおいて読み返すことになるだろうという予感がしました。
 本文中で紹介されている本「料理人と仕事」。読みたくなってbk1で注文しようと思ったらなんと一万六千円……こつこつお金を貯めて買いたいと思います。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

一流の迫力が行間からにじみ出てくる

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

 同じ著者の「調理場という戦場」を読んで、とてもおもしろかったのでこちらも買ってみました。オリジナルはいまからちょうど10年前の本で、著者がフランスで12年の修行を積んでしかも自分のレストランでミシュランの2つ星を獲ってから帰国し、日本でレストランを開業してしばらくたったころに書かれた本です。
 「調理場〜」とは少しトーンが違いますが、十皿の料理にこめられた想いと、あくなきチャレンジを進めていく決意にやはり心を動かされました。「大切なのは技術よりも誠実であること」という言葉は10年経っても色あせることはないです。まだ未熟で若い僕を応援してくれているような気さえしました。一流の凄み。感動です。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

紙の本ヒカルの碁勝利学

2002/07/09 21:13

ヒカルの碁と一緒にぜひ

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

 ヒカルの碁がおもしろかったので、この本を買ってみました(筆者はマンガの登場人物のモデルになっているそうです!)。かなーりおもしろかったです。「ヒカルの碁」ではちょっとわかりにくい、碁の勝負の勘所、プロの仕組みや年収、それから初心者がどうやって碁を始めるのがオススメか、など内容も充実しています。著者の碁への熱意と愛情に染められて、僕も明日にでも囲碁を始めようかという気になってしまいました。
 囲碁ではふつう10代でプロデビューするそうですが、筆者は就職後にプロ転向して、トッププロまで登りつめた人なんだそうです。少し遠回りした人生を歩まれたからでしょうか、地に足が着いていて、僕の心にはすっと届きました。小中学生よりは、人生の選択について考えたことのある、高校生、大学生、社会人のほうが話が素直にわかるかもしれません。ヒカルの碁の漫画を読んでみて、おもしろかった人はこちらもかなりお勧めです。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

紙の本学歴無用論

2002/06/23 23:57

いまだ古びないところも多々あり

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

 もう30年ほど前に書かれた本なのに、問題提起も古くなっていないし、書かれている哲学(?)もちっとも古びていません。今読んでなお感心するし、考えを新たにさせられるところがいくつもありました。
 ソニーという会社は、適当にやって立派な会社に育ったわけじゃなく、卓越した先見の明を持った指導者の哲学に支えられていたのだということを、遅ればせながら改めて確認しました。たまには昔の著書を読むのもいろいろと発見があって楽しいものですね。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

紙の本米朝ばなし 上方落語地図

2002/06/23 23:56

キジも鳴かずば撃たれまいから、イカあげまで

4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

 上方の古典落語に出てくる「場所」をキーワードにして、その場所の歴史をひも解くおもしろい本です。たとえば「キジも鳴かずば撃たれまい」という言葉の由来となった、淀川にかかる長柄橋の人柱のエピソードであるとか、地元の人だって(きっと)知らないですよね。さすがは米朝師匠ならではの無尽蔵とも思える知識で、意外な発見でいっぱいです。
 関西一円、あらゆる場所の古くて新しい話で充ち満ちたこの本、関西に住んでいる人は親しみやすいしめちゃめちゃおもしろく読めるんではないでしょうか。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

シレンジャー、変

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

 ゲームにはまって仕事そっちのけ、「ますます仕事せん隊・シレンジャー」の5人が導く「風来のシレン」の世界。ちょっと壊れたおバカさんノリが全編を通じて流れていて、攻略本としてはちょっと変わっているけれど、またそれがいい味を出していておもしろいです。
 なによりも製作者たちの愛がすみずみから伝わってくるのがいい。自分が好きなものを他人にイヤミなく伝えるのはむつかしいものですが、さすがはファミ通、楽しい本に仕上がっています。こういう攻略本ならいつでも読みたい、と思いました。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

これを読んでゲームがしたくなった

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

 ゲームをしたいけれどちょっと時間ないし、とりあえずは公式ファンブックでも読んで気持ちを紛らわせようと思って買ってきました。うーむ。けっきょく我慢できなくなくなってダッシュでゲームを買いに行ってしまうハメに。
 ゲームをしていないときに読んでいても楽しい、さらにはゲームに飽きた・やる気が減っている時に読むと、ゲームがやりたくなってムラムラしちゃうような攻略本というのは、攻略本のあるべき姿の1つかと思います。そんな攻略本こそを買いたいと思っています。そういう意味ではこれは(少なくとも僕にとって)素晴らしい1冊でした。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

紙の本半径500mの日常

2002/06/23 23:48

群ようこのエッセイ恐るべし

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

 世にも珍しい体験談を読むより、群ようこの日常生活を読むほうが何百倍もおもしろいと誰かが言っていました。まさにその通りです。地下鉄で揺られてコケただけの話がなんでこんなにおもしろいのか。腹をよじって笑って椅子から転げ落ちてしまいました。
 ネタのつかみはいいし、オチはしまってるし、文章に勢いとリズムがあって。一編一編は短いのでやめどころがなく、イッキに260ページを読んでしまいました。オリジナルは10年以上前の本なのにネタは古びておらず違和感なく笑えて、群ようこ恐るべしと再確認いたしました。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

紙の本すべての男は消耗品である

2002/06/23 23:46

今読んでも、おもしろい

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

 村上竜がイライラしてます。おもしろい。もちろん今の村上竜もイライラしてるんですが、仕事としてうまく解消されている印象が強いのに比べて、このころの彼は露骨にイライラしているような気がします。
 とはいえオリジナルはもう20年近く前に書かれたものなのに、現在の村上竜がテーマとして掲げているものと共通していて(もちろん今の方がよりテーマがクリアになっていると思いますが)、読み物としてあまり古臭くなってしまっていない、いやむしろ今読んだほうがよりよくわかるのではないかという気さえします。そのあたりはさすがは第一線で10年20年と活躍している作家だと思って感心して読みました。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

紙の本定本頼藤和寛の人生応援団

2002/06/23 23:43

だんだんと著者の暖かみに気づきました

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

 筆者が何でもすぱすぱとあっさりと切り捨てて極端なことをおっしゃるので、本当のところを言うと最初の数十ページは「なんじゃこの本は。なんじゃこのおっさんは」と思ってました。けれど、自分に関わりのあるような悩み相談の箇所にたどりつくと、読むと気が晴れている自分に気がついて、びっくり。これはおもしろいぞと。
 そう思って読んでいるとだんだん著者の暖かさもわかってくるように。無難な回答ではなく、極端な回答を言うことで、著者自信もリスクを負う覚悟をしているところが凡百の人生相談とは違うのかな、などと思いました。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

紙の本若い読者のための短編小説案内

2002/06/23 23:41

ビールを飲みたくなるように、短編小説も読みたくなった

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

 村上春樹の小説を読めばビールを飲みたくなる。旅行記を読めば讃岐うどんが食べたくなる。そういう文脈で言えば、この短編小説案内を読んで僕は、いくつかの短編小説をぜひ読みたいという強い衝動にかられました。
 現在第一線で活躍し続けている小説家が、どのような方法で小説を読み込んで、何を思い何を考えるのかを垣間見ることができる、スリリングな本でした。ただ、作家と作家(村上春樹と短編小説の作者)がタイマンで語り合っているような真剣さがあって、面白い反面、単なる平凡な読者としてはわかりづらいところもありました。専門家同士の話を横で聞いていてもわからないところがあるような感じといいましょうか。まあこれは、短編小説をちゃんと読んでからこの本を読み返したら、するするとわかるのかもしれないですね。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

ラリー自体の解説もおもしろい

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

 ゲームのシステム解説やコース攻略に加えて、ラリーという競技そのものにもスポットライトをあててページを割いているのが魅力の一冊でした。世界で活躍しているラリードライバーのインタビュー、ラリーというレースの特徴、ゲームに登場する名ラリーカーの解説。写真もかっこいいものがたくさん使われています。
 セガラリーは、ラリーのリアルさと、ゲームのおもしろさの両方をバランスよく兼備えた傑作です。さらにこの本を読めばよりしっくりゲームが楽しめるんじゃないかと思います。薄手の攻略本ですが、良心的な本だと思いました。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

篠山紀信さんの写真も好きです

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

 ここ最近、志村けんを、よりいっそうテレビで見かけるような気がします。鋭い現代感覚と、やわらかさが僕は好きだなあと思っていたので、この本を買ってみることに。人生を24時間で考えてみるというところは特におもしろくて深く納得しました。篠山紀信の写真も志村けんの強さと弱さが写しだされていて、いい写真だと思いました。
 ただ、本のねらいが「おっさんむけビジネス書」だからでしょうか、スポーツ新聞か週刊誌のコラムかと思うぐらい、粗い文章が混じっていたのが少しだけ残念です。次回は「ビジネス書」を意識せずに、本気で語ってほしいし、そういうもののほうが読みたいような気がしました。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

紙の本文体とパスの精度

2002/06/18 13:23

順風満帆の時などなかった、そうです

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

 テレビではトーク番組が好きだし、活字では対談というのがけっこう僕は好きです。出演者の人柄がわかるような気がするのがいいですよね。対談とメールを集めたこの本も、とてもとても楽しんで読みました。「中田英寿はサッカー選手として最初から特別だったわけではなかったし、これまでも順風満帆の時などなかった」というあたりは、中田のことをあまり知らなかった僕にとっては意外でとてもおもしろかったし、さらには生きることに勇気づけらさえしました。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

56 件中 1 件~ 15 件を表示
×

hontoからおトクな情報をお届けします!

割引きクーポンや人気の特集ページ、ほしい本の値下げ情報などをプッシュ通知でいち早くお届けします。