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くもさんのレビュー一覧

投稿者:くも

23 件中 16 件~ 23 件を表示

放浪?

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 本書は著者のアジア放浪記であるが、単なる放浪記に収まらないスケールを感じる。
 この手のはしりとしては沢木耕太郎の「深夜特急」がある。旅のバイブルとも言える存在だが、本書はその腫の旅本とは一線を画している。思うにフィールドワーク(目的的)と放浪(無目的的)が不思議にブレンドされているのだ。
 読み進めるうちに、驚きよりも嫉妬を感じた。こんな凄い体験をしている著者が心底羨ましいと思ったのだ。自分がこんな世界を体験したら、一体どんな変化があるのだろう? そんな気持ちになった。

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紙の本考える力、やり抜く力私の方法

2002/05/19 01:55

非常識人の思うこと

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 今、最もノーベル賞に近いと言われ、世界的に声価も高い中村
氏の自伝的書。世界初の青色LED開発を成し遂げた軌跡や、そ
の過程で直面した日本社会の問題点などを辛らつに語っている。

 当初は典型的な会社人間で、いわゆる優等生タイプだった中
村氏が如何にして「非常識社員」に変身したのか? 会社の言う
ことに耳を貸さず、ひたすらに自分を信じ、研究に邁進したそ
の姿勢には頭が下がる。従来の価値観からすれば、「わがまま
」と受け取られかねない危険もあるが、誰も無視できない、堂
々たる結果を残したことが、非常識を貫く支えになったのでは
ないか。

 現在、中村氏はアメリカの大学で研究の傍ら、教壇に立ち、
学生達を指導している。が、大学、特に大学院の日米格差にも
その批判は及んでいる。閉鎖的な日本の大学。人材を育成する
という本来の目的は迷走してしまったかのようだ。中村氏の指
摘は切実な想いが含まれており、厳しい指摘も、日本に対する
愛情の裏返しに思えてならない。

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うひゃひゃひゃ!

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 エッセイと言えばこの人、と言いきってもいいような著者の
ベストエッセイ集。エッセイ本をこれまで両手両足でも足りない
くらい出している著者が、選りすぐって、まとめたのが本書。
それが面白くない訳がない。

 しかし、とにかくこの人はいつも不思議な出来事に巻き込まれ
る。はっきりいうと、面白い経験。まるでエッセイのネタのため
に人生を送っているかのようだ。

 身長は180を超える著者が、その外見とは裏腹に気が弱く
恥ずかしがり屋なところが笑える。「外人コワイ」と言い切る
あたりは、まるで小心なイナカッペのようだ(笑)。

 何にしろ、著者のドジ体験は読んでいるうちに、心を和ませ
いつのまにか嫌なことを忘れさせてくれる効果がある。いい
大人になっても、こんな人がいるんだなーと思うと、良い意味
でほっとして、ニヤリとしてしまうのだ。

 

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紙の本浦安鉄筋家族 27

2002/05/13 23:24

アホがいい

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 これまで読んだ漫画の中で、最もアホらしい漫画かもしれな
い(笑)。けなしているのではなく、誉めているつもり。
 主人公の小学生子鉄を始め、その家族や友達、学校の先生、
はたまた近所の住人など、とにかくキャラが濃すぎるくらいに
濃い。
 実在の有名人をモデルにして、それを間抜けな役回りを演じ
させているケースも多々あるが、あまりに馬鹿馬鹿しいので
クレームもこないだろう。。
 とにかくアホらしいと思いながらも、ついつい読んでしまうの
がこの漫画。気がつけば相当な長寿作になってしまった。アニメ
化もされており、人気の高さも十分に伺われる。
 この漫画を読むと、小さなことでくよくよ悩んでいるのが
馬鹿馬鹿しくなる。

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紙の本村上竜映画小説集

2002/04/30 23:32

普通でいて普通でない

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 一つの人生を色々な角度から眺めたような不思議な小説。おそ
らくは著者の実体験をもとに書かれていると思うが、全てが事実
なのか、それともある程度はフィクションなのか、その境界線
が見えない印象を受ける。
 著者独特の退廃的な雰囲気が漂っており、もはやキーワード
とも言えるSEXや暴力性も頻繁に登場する。そして映画は小説の
中でスパイス的な役割を果たしている。
 文体は極めて平凡だが、それだけに著者の書き手としての
パワーを感じさせる作品である。読み終わった後、無性に
映画が見たくなった。

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正に実践向け

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 数あるTOEIC対策本の中でも最高の出来だと思う。信頼性の
あるデータをもとに、実践向けの問題や傾向を示してくれるのは
有り難い。
 また、本書を読んでいて、世にあるTOEIC対策本と呼ばれる
ものの多くが、如何に現実とかけ離れた対策を強要しているの
かが分かり軽いショックを受けた。これまで躍起になって解いて
いた「典型問題」が、実際の試験では殆ど出題されていなかった
りして…。
 加えて本書の各章末に掲載されている小話はとても面白く興味
が持てた。世間一般で言われているほどキャリア志向の女性は
多くないなど、現実にTOEIC専門学校で数多くの生徒に接して
きた著者の指摘にはなるほどと納得させるものであった。
 とにかくTOEIC初心者にうってつけの本である。

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紙の本はたらく青年

2002/04/29 01:12

分かる分かる

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 家庭の事情もあり、授業そっちのけでアルバイトに精を出す
原田青年の面白おかしい体験談。まあ実に様々なアルバイトに
手を出していたのだと感心する。
 しかも著者の場合、どんな仕事をするにしても、必ず何らか
のアクシデントが起こり、読者を楽しませてくれる。個人的に
好きなのは、ガソリンスタンドでバイト仲間が嫌われ者の
副所長を騙して洗車機の中に誘い込み、回転ブラシできりきり
舞いさせるところだ。読みながらその時の情景が頭に浮かび、
思わず顔がにやける。
 そして何より感じたのが、本書にあるような著者のアルバイト
体験が、現在の作家原田宗典の形成に重要な役割を果たしている
ということだ。原田氏の原点が垣間見える本である。  

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紙の本コンセント

2002/05/12 23:04

いまいちかも

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 人気インターネットコラムニストである著者の初めての
長編小説ということで、試しに読んでみた。が、思ったのは
「コラム」と「小説」は全く違うものなのだということだった。
 
 読み進む中でまず気になったのは、文章の稚拙さだった。何と
なく違和感を覚える箇所が頻繁に出てくる。文法的に間違ってい
るわけではないが、微妙な語尾の使い方など、自然な感じがしな
いのである。コラムであれば単純に自分の言葉で語ればいいが
小説は様々な設定のもと、複数の人物が登場する。そしてそれ
ぞれのキャラにあった言葉を与えなければいけないと思うが、
その点が洗練されていなかった。例えば「〜だった」というよ
うな言い切りが会話の中で連続して登場する。これはかなり
読みづらい。その場で赤ペンを入れたい気分だった。

 あと、ストーリーの進め方も強引というか不自然な気がした。
特にラストは「?」という気分。きっちり問題提起をし、それに
沿って自然な流れを造れていない。無意味な描写が多いとも感
じた。必要があって書いているのではなく、何となくその言葉を
使いたいから、といったような、単に知っている言葉の羅列の
ような印象を受けた。

 以上の理由で評価はいまいち。。もちろん今回の作品で著者の
作家としての才能を断ずるのは早計過ぎるとは思うが、正直この
作品について言えば、失敗作だと思う。

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