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ぶたころちゃんさんのレビュー一覧

投稿者:ぶたころちゃん

27 件中 16 件~ 27 件を表示

危機管理の教科書に

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 どこで災害にあうか分からないので、幾つかのケースでどう対処するか家族と打ち合わせておかなければならない。この本はさまざまな自然災害に関してまとめられているし、持ち運びにも都合の良い大きさ、薄さなので、早速息子のぶんも購入し、最後のページにA4で家族のデータや災害にあって避難するときの手順、連絡要領や打ち合わせ方法などをまとめて貼り付けた。たとえば避難するときは玄関付近にメモを残すとか、私も息子もアマチュア無線局の免許を持っているので、打ち合わせに使う周波数、出先であった時の手順などをまとめた。我が家はアウトドアが趣味なので、消失しなければ避難で利用できる装備も、食料もそれなりにあるが、家族の合流手順だけは打ち合わせておかないと余計な心配をする事になる。
 地震の項目の最後に「ペットはどうすればいいのか」という項目もあった。我が家にはネコがいるが今までそこまで考えていなかった。そのほかにも知っておいたほうが良い知識があるので、家族で災害についての手順を話し合う教科書として備えると良い。できれば我が家のように住所氏名連絡先、連絡手順などを記入して認識票がわりに各自が持ち歩けば防災の意識も高くなると思う。

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心が疲れる現代

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 戦後の平和教育は開国以降の日本の歴史を否定し、日本は悪い国だというところから始まった。愛国心など生むわけは無い、それだけでなく利己的な個人主義。他人のことを考えない人間を大量に生産し、人のことを慮る人たちは疲れていく。
 仕事でも趣味でも、自分を利用できる間はいい顔をして、軒先を貸すと母屋を取ってしまうやからばかりである。
 高校時代「規則を守ること校内随一」と言う評価を受けた私は、周囲に嫌われることを恐れ、自分を殺し続け我慢に我慢し、我慢できずに何か一つ否定すると極悪非道の大悪人にされてしまう。
 しかし、これも自分の心のうちだけで、そういう生き方をするうちに外部に対する恨みが厚く沈殿し、心が疲れていることがわかる。
 休む事だとこの本は教える。何か悩むことがあると神様が「お前の望む道を歩む為、この試練に耐えなさい」と言ってくれているのだと、とても大変な時代を過ごしたときに思うようにした。その後もその連続だが、とにかく少し休もう。この本を読んでそう思った。過去を悔いても変わるわけは無く、未来を心配しても、次の瞬間死んでしまうかも知れないのに無駄ではないのか。大切なのは今、少し休んで体制を立て直そう。

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紙の本用心棒日月抄 改版

2004/04/03 09:30

現代に重なる浪人(フリーター)

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 用心棒シリーズの一冊目。我々団塊世代もそろそろリタイア準備。暇が増えていくので読書三昧である。江戸時代の浪人生活(フリーター)生きていければ良いではないか。そう開き直って自分に重ねる。
 長屋の人情、食べる為になりふりかまわず働く、過酷な現実。あるときは人を守る為に戦い、またあるときは自分を守る為に戦う。今だからこそ用心棒青江又八郎が心に染みる。本は読む時期によって表情が変わる。
 

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毎日がアウトドア

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 様々なアウトドアは数十年やっているが、若い頃は料理よりも行動で、いつも決まった簡単なものばかり食べていた。
 人間も人生の半分を過ぎると、次第に時間もできるだろうし、若い頃のようにあくせくと動き回るだけでなく、同じことでも若い頃の倍以上の時間をかけてじっくり楽しむのが正しいと思った。
 デイキャンプでも普通のキャンプでも、何日もかかる縦走でも、食べることは楽しいに決まっている。最近は調理用具も安くて良いものがたくさん出ていて、作る料理の幅も広がっている。
 この本には難しい食材やテクニックを酷使して作る料理ではなく、ちょっとした工夫でおいしいものがたくさん紹介されている。アウトドアだけでなく、学生など単身者の生活にも生かせるたくさんの料理である。
 私は日夜100円ショップで買った愛用のスキレットと卓上コンロ用のガスが使えるストーブを使って、フィールドで仲間を楽しませようと練習に励んでいる。これらの道具でこの本に出ている料理を練習していると毎日がアウトドア気分で楽しい。

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紙の本ホームレスさんこんにちは

2004/03/29 09:10

ホームレスさん頑張って

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 松島さんの勇気に脱帽。私の家の近くに多摩川が流れている。そこも散歩するたび確実にブルーシートのテントが増えている。孤立しているもの、集落の形態をとっているものなど様々。ホームレスはアーバン派、アウトドア派、個と集落様々なタイプに分類できると思う。世代や性別、構成も単身、家族など一概には語れないと思うが、どのタイプでも分析するとこの社会の問題点が浮き彫りにされていくのではないかと思う。
 松島さんの本は前半が日比谷公園で生活している「先生」の仕切っている人たちにインタビュー、後半はニューヨークの人たちへのインタビュー、そして最後に日比谷の「先生」に帰ってくる。
  
 全体に松島さんの優しさを感じる本である。

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紙の本吾輩は猫が好き

2004/03/09 14:38

我輩も猫が好き

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 それまで犬猫に関心なかった私が、息子も大きくなったし、このあたりは野良猫が多いので猫の子でもいたら飼ってみるのも良いなと突然思った。4年前のことだ。
 2週間後、仕事で行った先のそばのゴミ集積場脇の土の上を、雨に打たれながらねずみほどの生き物が這っていた。まだ目も見えないどころか臍ノウのところに血がついていて生まれたての猫の子で2週間前イメージしたそのものであった。早速近くでダンボール箱をもらい、牛乳を買って保護し、連れて帰った。
 猫の育て方などまったく素人の私はすぐ近くのホームセンターのペットグッズ売り場で育て方の本、哺乳瓶と猫用のミルクを買い、夜は布で作った袋に使い捨てカイロを入れて温め、夜も定期的に起きてミルクを与えた。 
 それが我が家の猫で、野坂さんのこの本に出てくる主役の猫と同じチャトラである。
 犬猫に興味の無い人は理解しがたいところがあるかも知れないが、野良から立派に成長した同じ境遇の猫の父親としてはページごとに「そうだそうだ」と共感しながら楽しく一気に読みきった。

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紙の本ユーコン漂流

2004/02/05 09:43

雄大な景色をしみじみと

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 登山、スキー、バイク、ダイビング、ウルトラライトプレーンなどアウトドア系趣味をいろいろやってきた団塊世代の私がカヌーに興味を持って3年。野田さんの本を読み漁っている。
 自分の舟をパドルで漕いだ経験、と言ってもまだやっとはじめたばかりで、静かな湖面を漂う程度だが、経験があると無いとでは臨場感が違う。野田さんの文章の細かい所まで入り込み、一気に読んで寝不足になった。ユーコン川の住民たちとの交流や景色、実際に自分も一緒に流れているようでとても楽しい時間を過ごした。その後、「日本の川を旅する」を読んでいるがユーコンとは雄大さが違う。
 今度、湖に行ったらこれはユーコンなのだと思い込んでしみじみ漂ってみようと思う。

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あこがれの生活

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 戦後団塊の世代あたりまでにアウトドア志向の人が多いように思う。その子供世代や孫世代に部屋にこもってゲームばかりするのではなくて、川遊びの楽しさを教えてあげたい。そう思っているのもこの世代だと思う。そういう私も団塊世代。肥後の守をポケットに、川で遊び山を駆け回った。幸い時間の取れる自営業なので一人息子も山へ連れて行ったり、キャンプをしたりしていたので乗り物より歩くのが大好きな子供になった。
 私も2年前からカヌーに興味を持ちインフレータブルを2艇買ったのだが、その頃から仕事の都合などでなかなか乗りに行けない。この本を読みながら初老の男の夢をたくましくさせ、近いうちに水面を漂いながらしみじみ自然を眺めたり、湖畔のキャンプでやっと成人した息子と酒を酌み交わしたいと思っている。
 野田さんの生活がつくづく羨ましい。

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紙の本洞窟オジさん 荒野の43年

2004/05/15 17:03

超精神力

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 垢抜けしないタイトルであるが、すごい人である。家族のいじめに会い、13歳の子供が家出。二日後に愛犬が縄を噛み切って追いかけてくる。一緒に山の洞窟に住みサバイバル生活が始まる。熱を出したときは愛犬が布切れをくわえて水に浸して来て頭を冷やして看病し、一緒にウサギやいのししを捕まえて食べる。数年して愛犬が死んでしまうところはとてもかわいそう。思い出の詰まった洞窟で暮らすのは辛いのでそこを離れ、各地の山を転々とする。山菜を売ったり、魚を売ったりもするが基本的には人との交流の無いサバイバル。樹海で自殺を試みるが失敗し、また放浪となる。そして……。
 43年間のサバイバル生活は強い精神力と言うだけでは語れない壮絶な人生だと思った。今は内装屋さんの身元引受人のもとで幸せに暮らしていらっしゃるようだ。
 届いた夜、数時間で一気に読みきった。

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年齢を選ばないツーリングカヌー

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 カヌーによる湖のツーリングは幅広い層で楽しめるスポーツである。
 カヌーはそれまで眺めるだけの風景だった水面を自由に移動できる所にしてくれる。そこから眺める自然は普段気がつかない視点から自然や環境、動物や人などさまざまなことを考えさせてくれる。いろいろなカヌーイストの文章には開発という名の環境破壊に対する批判的な文章が見られる。水面から眺める行政のやりかたに対する批判である。
 著者はリタイア直前からカヌー(日本で言う広義のカヌーは簡単に言うと片方だけのパドル(シングルブレードパドル)で漕ぐカナディアンカヌーと両方にブレードのあるパドル(ダブルブレードパドル)で漕ぐカヤックに分けられる)に興味を持ち、リタイア後単独でファルトカヤック(アルミや木製のフレームに防水シート製の皮をかぶせるカヤックで、北方民族の使用するカヤックの原型に近い構造で折りたたむと車はもちろん担いで電車などでも移動可能)で日本各地の湖を巡る。全体に私的な日記的文章で、全体を要約すると前日どこからフネを下ろすか偵察し、コンビニでパン二個とペットボトルのお茶を購入する。朝何かに見送られフネを出し、1時間おきに休息し、携帯電話で家族に無事を何度か報告したり、陸からの視線を気にしたり、生物や環境を考えたり、風波に神経を使い、昼は上陸してシートを敷いてパン二個と飲み物をとり、ライフジャケットを枕に少し休息、午後も漕いで出発地点に帰り、船を畳んで帰る。の繰り返しである。
 しかし、高齢になり単独で遠出する行動力には感心してしまう。特にこの2ではカナダまで一人で出かけ、レンタカーによる移動で幾つかの湖を回る。職場の付き合いしかない男はリタイアすると孤立して外出すらしなくなる人も多い。私もカヌーに乗るが、果たして岡田さんの年齢になった時、単独で出かける気力があるかと思うと疑問である。
 これからの高齢化社会はアウトドアに熱心な団塊の世代の時代となる。ツーリングカヌーは開放的で体力も反射神経もそれほど要求されないので興味を持つ人は確実に増える。その先駆者として岡田さんの本は励みになると思う。

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紙の本ホームレス人生講座

2004/04/08 11:54

戦後平和教育による歴史の空白

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 ホームレスが増えている。50代60代が多く、団塊の世代である私も人事とは思えない。以前は自分とは違う世界だと思っていたが、近くの川原にも都内の公園にも増え続け、問題は身近に迫っているのが解る。
 本は数人へのインタビューをもとにその人たちの時代背景まで分析し、「縁」と[孤独」の問題として捉えている。
 戦後の平和教育は明治以降の日本の歴史を空白にしている。敗戦、占領でそれまでの自分たちの国は悪かったと言うとても愛国心など芽生えようもない教育だったのではないか。戦争により国のすべてを否定され、それでもそれに順応し、国に誇りを持たないまま復興は正しかったのか。周りとのわずらわしい係りを嫌い孤立した個人主義の都会。
 税金を搾取することだけを考える国から搾取されることに麻痺した個人まで、自分だけが良ければ良いという人が多くなっていることは確かだと思う。自分だけがよければ良いという考えの行き着く先は孤独。地縁、血縁などの縁も希薄になり、自殺とホームレスの道が残る。
 私は自殺と言う選択肢を選ばないで路上で生きる人は強い人だと思っていたが、この幾つかのインタビューを見ると境界線は無い。
 ホームレスや自殺には現代の問題点が凝縮されている。リタイア、リストラ、更年期の鬱、年金、保険、熟年離婚、小子化、団塊の世代は戦後の問題点をたくさん背負っている。これから本格的に高齢化するのだからまだまだ自殺、ホームレスは間違いなく増え続ける。汚いものに蓋をするような小手先の対策でなく抜本的にこれらの問題と向き合う姿勢は行政にも国民にも問われるときが来ている。
 孤独と縁というキーワードから、自分だけよければ良いという現代を考えさせられた。

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紙の本ライト兄弟の秘密

2005/03/04 16:45

ライト姑息な人、カーチスいい人

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 ライト兄弟はあまりにも有名である。
 しかしキティホークでの初飛行後はあまり知らなかったので、最近ライト兄弟に関する本を探していた。この本は工学系の著者が書いたライトとカーチスの記録である。全体を読み、一度死んでまたその前に戻ったり、同じ事がまた出てきたり、年代が前後したり、記述がダブっているのでデジャブ?…かと思い、前のページに戻ったことも多々あるが、そこは工学系である。記録に関しては細かい。全体を通じてライト兄弟は科学の発達より特許利益を追求する商売人で当時の業界に嫌われていたという感じを受け、二番手のカーチスは特許問題でライト兄弟に苛められたがみんなに好かれた良い人と言う感じを持った。いわゆる航空界でライト兄弟は負け組、カーチスが勝ち組と言う訳である。
 初飛行前後に関してはあまり知られて無いし、彼らを取り巻く人々が良く分かるので飛行機に興味のある人は読むと良いと思う。

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