よりさんのレビュー一覧
投稿者:より
2005/09/11 23:09
ありがとう
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本当に、何気に手に取り開いてみると
あら、読みやすそうだ・・・・。レイアウト、行間、私好みだったので、本当に何気に購入。
読み始めると、一気に読みきってしまいました。
本当にハッピーになりました。
この本を並べてくれた書店に感謝。
その日に書店に誘ってくれた旦那に感謝。
ありがとう。
2004/03/08 15:26
ぐっときた。
3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
切ない話でした。
二人の女の子の恋心がいじらしく、主人公の葛藤もよく分かりました。
世の中には知らない大変な病気が沢山有ると思いますが、恋して成長して死んでいく…なんて悲しすぎます。
静流の最後の個展、どんなに思いや願いが詰まっていたのでしょう…。
一枚一枚が彼女の彼へのメッセージなのでしょうね。
うかつにも人の出入りの多い場所で読み始め、読み終えてしまったため涙をこらえるのが辛かった…。
家で読めばよかったです。
素直に受け止めたままに涙が出たでしょうに…。
2006/09/13 15:26
納得!
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ひすいこたろうさんの「名言セラピー」で舛田さんのことを知り、本屋で見つけ購入!
まず読み進めやすい。
文章が軟らかく、具体的で理解しやすい。
ご本人の経験に基づいた話は、自分にも当てはまり本当に納得した。
ずぐに家中ピカピカという訳には行かないが以前よりは気持ちのよい空間を保つことができる様になったと思う。
何故かむしゃくしゃする。とか
気分がおちつかない。とか
不満で爆発しそうな方、是非ご一読を!
2003/11/27 11:59
女ですが…。
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同じだと…思った。
私と同じだと。
恋愛だけは学習機能が働かない。
感情が抑えられないから。
「恋愛に関して、新たに悟ったことは、既にもう、前に一度悟っている」
分かってはいるのだけれど、きっとまた悟り直してしまうんだろう。
イラストも絶妙。
紙の本天の瞳 幼年編1
2003/10/06 16:35
子供にそう
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この本の中で一番好きな言葉
「子供にそう」
なんて柔らかな言葉なのだろうと思いました。
大人の勝手で動かしがちな子供という存在。
そこを曲げない倫太郎にはっとさせられました。
正直、大人にとっての都合の良い子を育てたがっている自分に立ち止まってしまいました。
自分を通すだけならわがままととらわれがちなのですが、そこから先に広がるものを持ち、立ち向かえる強さを持つ倫太郎は大人の私でも憧れてしまう存在となりました。
紙の本兎の眼
2003/10/06 16:24
どうして…?
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どうしてそこまで出来るのだろう?
これが正直な感想です。
お嬢様先生がであった社会は強烈であったはずなのに…。
読者としての立場で全体を見れればこその理解しか私には出来ません。
だから、先生や子供たちに感情移入するというより、保護者の気持ちで読み進めていった気がします。
灰谷作品は、私にいつも違う衝撃を与えてくれます。
この本でも色々勉強させていただきました。
紙の本太陽の子 新装版
2003/10/01 16:09
自分を恥じる。
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戦争を知らない世代に育ち、戦争の話を聞いても同じ位置で聞けなかった自分に大変衝撃を受けた。
戦争の話を聞いても、画像を見ても膜をはられた外の事のようにしか感じられなかった私に「戦争に伴う悲しみ」が膜を剥いだように沁みたのは何故だろう。
自分がふうちゃんと同じところから疑問を持ち、知ったからだとおもう。
自分と関わることではないのは大きな違いではあるが。
戦争の悲惨さを語る人との間に感じていた温度差は
自分の無知の上にあったということ。
しっかりと分かった。
紙の本ぴんぽんぱんふたり話
2003/11/27 11:52
食わず嫌い
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正直、瀬戸内さんがあまり好きではありませんでした。
瀬戸内寂聴=子供を捨てた
ちょっと見のTV番組で得た情報で彼女のイメージを決め付けていたのです。
それなのに、何故かこの本を見つけ読みました。
三輪さんの方は何冊か著書を読んだこともあり、そんな二人が何を話すのかと興味を持ったのだと思います。
二人の話は内容が濃く、文学史にも仏教にも明るくない私にとっては下の用語解説を読んでも理解しがたいものでは有ったのですがどんどん引き込まれていきました。
この本の中で二人を通して出会うことが出来たことが沢山ありました。
三島由紀夫作品にも、これから触れていくでしょう。
瀬戸内寂聴作品も進んで読むことになると思います。
「食わず嫌い」はもったいないことだと実感。
これからは嫌いだと思う前にもう一度出会う機会を持とうと思いました。
紙の本リセット
2004/05/18 12:42
意外な展開
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北村 薫さんとの出会いです。
私の苦手とする戦争分野だったので、第一章もあまり気乗りしないまま読み進みました。
第2章…「ん??」 この語り始めた男性が誰か全くつかめずに探りながら読みました。
そうきたか…という展開。
今までの作品を読んでいれば想像できたかもしれませんがとにかく意外でした。
案外似たようなことが自分が気づかないだけで起こっているのかもしれないわ…と思いをはせました。
紙の本永遠の途中
2004/02/24 16:13
私の話?
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これ、私の話?と思ってしまうことがこの人の本を読むとよく有る。
「女」なのだと感じる。
輝きたくって仕方が無い。
何か出来ると信じたい。
自分は幸せだと思われていたい。
そのあがきが自分と重なって苦笑いでもしなければいられない。
「もっと」と求めるから今に満足できないのか、「もっと」と求めることを諦めたから欲求不満に陥るのか、どちらも当てはまるような気がする。
この話は切る部分によって薫のハッピーエンドになったり乃梨子のハッピーエンドになったりする作品だから、あのくくり方には感心してしまった。
読後感良し!だ。
紙の本ミッドナイト・コール
2004/01/06 12:33
創作なのか…?
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エッセイかと思い読んでいた。
一話終わり、二話目に主人公の名前が違うような気がしてやっと短編集だったのかと分かった。
彼女の作品には彼女自身が強く投影されている気がする。
だから創作なのかエッセイなのかの線引きで戸惑う。
2003/12/15 14:35
類似
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環境が類似していた。
驚いた。
違ったのは、気持ちを言葉に変換できる力だった。
私は自分自身の気持ちを言葉に置き換えることが出来ず解決できずにいた。
この本に出会い、言葉を読むにつれ、自分が整理されていく感覚に陥った。
私の中に沈みこんでいるヘドロのような感情が少し浄化されたような気がした。
紙の本コンセント
2003/12/15 14:29
重い
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重かった…。
エッセイを読んでいたから、逆にどこまでが彼女なのだろうと考えた。
私は精神世界については自分は無縁だと思っている。
そんな私でもなんとなく自然にそんな事も有るのかも…と感じた。
そう来たか…と言う終わり方で少し消化不良気味では有るが、コンセントのコンセントたる所以なのかも、と思う。
紙の本月狂ひ
2003/11/14 15:44
月の光
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題名と表紙に魅かれて手にとりました。
確かに、月の光にはそんな力があるのかもしれませんね。
足を踏み入れていないときにはその辛さも甘美なものに思うかもしれませんが、実際足を踏み入れてしまったものには耐え難い辛さだと思います。
でも、それ以上に魅力的な刹那的な情愛はやはり月狂いでしょうか?
物語の「月狂い」と本編の流れとの絡まり方が、現実的であり非現実的なようななんとも不思議なバランスで私にとって「艶」な一冊です。
紙の本コスメティック
2003/11/10 16:01
対面の世界
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「家庭を築くのが夢」だった私とは対面の世界で生きる女性の話だったので、興味深く読みました。
ここまで夢中になれる仕事を持ったことが羨ましく、またその中で鍛えられていく主人公を応援するような気持ちになりました。
「家庭」と「仕事」はどうしても、対極になりがちでどちらかに重点をおいて、自分自身多少のあきらめと妥協がなければなかなか両立できないですよね。
だから主人公や私のような片方に重点を置きすぎる人間は手に入らないもう一方に諦めと憧れを抱きつつ生きていくのでしょうか?