美以仁さんのレビュー一覧
投稿者:美以仁
紙の本数値計算 新訂版
2006/09/01 10:41
理論中心の応用書
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私は大学で情報工学を専攻していますが、数値計算法の講義で実際にこのテキストを使っていました。内容は応用的で難解な部分が多いため、解析や微分方程式を一通り学んでから取り組むための本だと思います。講義は演習問題を解くのが中心でしたが、加えてコンピュータでプログラムを組んでシミュレーションすると、より実用的な学習が出来ます。
紙の本ニミッツ・クラス
2006/02/27 09:51
空母襲撃犯を掴め!!
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アメリカの巨大空母爆撃事件を期に、軍部・政府が犯人探しに奔走する、迫真のストーリーです。舞台もフィクションとは思えないほど真実味を帯びていて、とても読みごたえがありました。
紙の本官職要解 新訂
2004/04/20 18:12
日本史、古典の勉強のお供に
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日本史を勉強して官職というものに興味を持ち、買ってみた本です。もとが連載記事だっただけあって、辞典というより知的読み物といった感じです。多少表記の古い箇所はあるものの、たくさんの文献や和歌を引用しているので、官職についての知識が確実に深まります。日本史だけでなく、古典の勉強にもなります。
2004/06/20 19:23
三国志ファンにとってはバイブルのような1冊
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北方三国志をより深く知ることが出来るガイドブックです。
北方氏へのインタビューでは、氏が各登場人物に対して違った想いを抱いていることが分かり、とても面白かったです。小説では分からなかった登場人物の人間味に、触れることが出来たような気がします。
巻末に付いていた三国志新聞は読み物というよりも、歴史の勉強に使えそうな感じがしました。
2004/05/23 19:58
自分を高めたい人の必読の書
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自分を磨ける時間の使い方について書かれた本です。
生活パターンの改善方法だけでなく、体力が付く歩き方や挫折を成功に変える生き方にまで触れていて、読むと元気が湧いてきます。
紙の本我が過去を消せ暗殺者
2004/05/17 09:46
心の奥の闇の自分
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個性豊かなキャラクターのやり取りが面白いシリーズです。
今回は、主人公達が町を騒がす暗殺者を追って旅をするというストーリーです。その意外な正体が分かった時には、思わずゾッとしてしまいました。クライマックスの正面衝突のシーンでは、的を得た発言が飛び交います。
誰でも心の奥底に、闇の姿が潜んでいるということに気付かせられる1冊です。
紙の本幸せをつかんだ犬たち
2004/05/03 18:45
犬達の心の叫び
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これは、体も心も疲れ切ったボロボロ犬たちの話です。飼い主の勝手な理由で捨てられ、人への信頼を忘れかけた犬達を著者が救援していく活動を描いたドキュメントなのです。動物を飼うことに最後まで責任を持たない人が多くいるという事実に大変驚いきました。
私は単に犬が好きだからこの本を手に取ってみたのですが、犬だけでなく、全ての動物愛好家達に読んで欲しい本という印象を受けました。
2004/04/09 20:18
時おり見える辛口なコメント
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男女の考え方の違いを分かり易く説き、恋愛する時にぶち当たる様々なすれ違いの解決のヒントが満載されている本。納得させられる部分は多いけど、少し厳しめの意見も書かれていて、恋愛初心者には辛く感じてしまうところも多いかも知れません。
紙の本テクニカルエンジニアデータベース合格教本 平成20年度
2008/05/15 12:29
知識整理におすすめ
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「テクニカルエンジニア」試験にリベンジした時に、この参考書を使って勉強してました。他社から出ている対策本と比べると、非常に解説が豊富です。
ただ本書の場合は構成上、午後試験対策がつい後回しになってしまうので、記述問題に力を入れたい方は、意識して他の参考書にも取り組んでみるのが良いと思います。
付属のCD-ROMに入っている過去問題は、時間を計って挑戦出来て便利でした。
紙の本新視点「台湾人と日本人」 女子留学生が見た“合わせ鏡”の両国
2004/04/16 19:43
日本人も国民としての誇りを
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著者は日本に留学経験のあるの台湾人女性。日本統治時代の台湾のことを、口伝えでしか知らない世代です。彼女は長らく自分は何者なのか悩み続けました。「あなたは何人ですか?」と聞かれた時、答えられなかったといいます。蒋介石による国民党政治が続いていた台湾では独立した国家という物が無く、非統治国民は自らのアイデンティティーを失いかけていました。「走了犬来了豚(犬が去って豚が来た)」という言葉の示す通り、台湾人の中には日本統治時代のことを懐かしむお年寄りが多いそうです。著者はその考えに大きく影響を受け、台湾人が本気で恋をした日本で働く決意をしました。
本書は留学を決意してからの彼女のエピソードに始まり、日本ではあまり知られてない台湾の歴史、また台湾人の愛国心についてが綴られています。
祖国を離れて始めて堂々と「自分は台湾人です。」と言えるようになった著者。このことを聞いて、私は日本人がいかにアイデンティティーを意識して生活していないかを思い知らされました。今後の日台関係をより良い物にしていくためにも、日本人も「自分は日本人である」と言えることにもっと誇りを持つべきだと思います。
紙の本新・初めての憲法
2005/01/06 09:26
憲法は実はとても身近なもの
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日本国憲法の縮小版が付録に付いているので、本を読んでいて「憲法第○条」などと出て来た時に、すぐそれがどういう項目なのかを調べることが出来ます。生きた憲法に触れられることが、この本の最大の特徴だと思います。初めて憲法を学ぶ人でも、内容がすらすら頭に入って来ると思います。ページを開いて左側に本文、右側に解説という構成でとっても分かり易いです。
2004/12/25 08:31
工学部の学生さん、ここにためになる面白い本がありますよ!
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情報工学を専攻してない学生さんでも、現代の通信技術の裏側が分かってちょっと得した気分になること間違いなしの、科学読み物のような教科書です。どうしたら早く、正しく情報が通信出来るか?という疑問に必ず答えてくれます。本当に基礎から書いてあるため、デジタル信号処理や情報通信システムを専門に学びたい方には、より突っ込んだ内容の本で勉強した方が良いかも知れません。難しい用語、難解な数式一切ナシで、情報理論のアウトラインが完全に頭に入ります。
紙の本幽霊暗殺者
2004/04/07 19:40
気楽に読めるミステリー
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私が「幽霊シリーズ」にハマるきっかけとなったのが、この本です。ごく普通の青年が大臣殺しをさせられるというストーリーに惹かれて読みました。
この本は短編集で、全部で4編のお話が入っています。ミステリー特有の複雑なトリックというようなものはなく、気楽に読めてしかも読後感も爽やかです。
紙の本三四郎 改版
2005/01/24 00:31
今も昔も、若者の考えていることは同じ
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今大学生なんですけど、夏目漱石にはまってます!
特に三四郎は主人公が同じ大学生ということもあり、ものすごく共感出来る部分がたくさんありました。講義を聞いてうんうん納得させられたり、退屈な教師の講義は乗り切るのに大変だろうな〜なんて思いながら。放課後どこかに遊びに行ったり、誰かを好きになったりするのも青春時代の特権ですよね。
あと思ったのは、今も昔も若者の考えていることは同じだということ。「自分は誰なのか」という壁にぶつかって、くじけそうになることだってありますよね。つい自分と重ね合わせて読んでしまいました。
また、この本には研究職に就いている人物についてもスポットが当てられていますが、何気にどの人物が言っていることも奥が深い! 何かを追求するって素晴らしいと、しみじみ感じちゃいました。
紙の本English zone 中級以上をめざすあなたの英語メディア #007 今年こそ英語で読む!
2004/12/23 20:08
「今」の英語メディアに触れたいならこれ!
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生きた英語を身に付けたいな〜と思っていた時、大学の生協でこれを見つけて購入しました。授業は時事英語の新聞記事を読むのが中心だったので、それを家で学習するのにとても良い教材だと思いました。時事問題から有名人のインタビューまで、実に多岐に渡る話題が平易な英語で書かれています。ひとつの記事を徹底的に何度も読み、英語で要約文を書いてみるのも良いと思います。