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日経コンピュータさんのレビュー一覧

投稿者:日経コンピュータ

143 件中 16 件~ 30 件を表示

紙の本

日経コンピュータ書評

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 その時代にはありえないはずの高度な技術や知識が使われている遺跡・遺物を、オーパーツ(ooparts:Out of Place artifacts)と呼ぶそうである。80年代初頭、パソコンの黎明期に情報工学を志した者にとって、論文や雑誌で見る「Alto」は、まさにオーパーツだった。70年代半ばに米ゼロックスが開発したAltoは、マルチウインドウ、GUI、マウス、LANを装備。当時のパソコンを超越した存在だった。Altoの製品版「Star」に初めて触れた時の興奮は忘れられない。

 本書はAltoのみならず、レーザー・プリンタやイーサネット、Smalltalkを生んだ、ゼロックス・パロアルト研究所(PARC)に焦点を当てながら、「夢の研究所を持ちながら、大儲けできなかった企業」の歴史をひもとく。過去の成功、思考停止、個人の反目や派閥争い、営業や開発現場の無視と失望。企業経営の失敗が多くの証言から明らかにされる。IT技術者から最大級のリスペクト(尊敬)を受けていたPARCが、迷走し離散していく結末は切ない。

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日経コンピュータ書評

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 エンロン事件を機に米国で成立した「企業改革法(サーベンス・オクスレー法)」が、なぜ日本企業にも重要なのか、日本企業はどのように対応すべきかを説明した。企業改革法は経営の側面から語られることが多いが、システム面での対応策にも言及している。IT関係者が企業改革法の全体像をつかむのに役に立つ。それぞれの話題が2〜4ページと短く、図による解説が豊富なので手軽に読める。企業改革法の入門書として推薦する。

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日経コンピュータ書評

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 膨大なIT投資をしているにもかかわらず、なぜ日本経済は低迷しを続けてきたのか。経済学と社会学を専門とする研究者が、この難問に正面から取り組んだ。著者によると、企業のIT投資は1995年から2001年にかけて倍増した。だが、GDP(国内総生産)の伸び率をはじめとするマクロ経済指標との間に「正の相関関係を見出せない」と指摘する。

 一方で、「IT投資が個々の企業経営に役立たない」と言う見方を、著者は明確に否定する。投資効果が経済指標に現れない理由を、「3つのジレンマ」に求める。(1)IT産業の成長が製造業の空洞化を埋め切れないこと、(2)IT導入による競争激化が企業内に負け組を生むこと、(3)IT投資と経営課題とのミスマッチ——の三つだ。

 著者は、IT産業は近い将来、ソフト価格の下落などで成長の限界を迎えると予測する。そして、従来型産業でのIT活用が日本の経済成長のカギを握ると説く。読みこなすには経済学の素養が必要だが、産業的な視点でITの意味を見直すのに役立つ。

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 プログラマは徹夜作業の連続に耐えられる35歳まで、その後は予算や進行を管理していればよい−−。本書はこうした「プログラマ35歳定年説」に異議を唱え、プロジェクト・マネジャに代わる新たなキャリアパス「アーキテクト」を提案する。システム全体を俯瞰し、アーキテクチャの構築やドキュメントの定義に携わる技術職だ。技術を愛するプログラマを対象としているが、今の仕事内容に物足りなさを感じているプロマネにも薦める。

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 架空のIT企業を舞台に、システム開発の失敗を物語仕立てで紹介した。大手流通企業やシステム構築事業者で数多くのプロジェクトに携わった著者が、自らの体験を下敷きに書き起こした。
 本書は33種類の失敗パターンを、企業体質、組織構造、プロジェクト・マネジャやSE、営業担当者の行動などの原因ごとに分類して紹介している。「プロジェクトをダメにする企業体質」の章では、「転職組に失敗プロジェクトを押し付ける」、「赤字救済のためにムダなお金を注ぎ込む」といった例を挙げている。
 このほかにも、「プロジェクトをダメにする末期症状」の章を設け、「貸し借りや人間関係を優先するベンダー選定」を紹介している。公正なコンペを装いつつ、実際は事業部長のコネで発注先が決まるといったケースだ。
 各失敗パターンは6ページにまとまっており、読みやすい。ベテランのシステム担当者は、一つや二つは心あたりがある失敗パターンを見つけられるだろう。

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 世の中は平均5.5人の知り合いでつながっている——。今ブームのソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)は、米ハーバード大学のミルグラム教授が1967年に発表した「六次の隔たり理論」を基に生まれた。本書はSNSを「信頼のコミュニティ」と位置付け、誕生の経緯と12のサービスの特徴を紹介する。全日本空輸、楽天、ヤマハなど、企業での活用事例も登場する。社内ネットで「居酒屋文化」を再現したキューピーの事例は興味深い。

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紙の本ソフトウエア企業の競争戦略

2005/01/05 17:22

日経コンピュータ書評

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 「米国企業にとって良いニュースは、日本人がソフトで儲けたり、国外で競争する方法を知らないように見える点だ」。米マサチューセッツ工科大学(MIT)教授を務める著者は、米国で日本脅威論が高まっていた1990年代初頭、日米のソフト産業を詳細に分析した。本書はこの研究を発展させ、より幅広い観点で持論を展開する。
 単なるマーケティング戦略の巧拙に結論を求めていない点はさすがと思わせる。例えば80年代、製品のバグに悩まされたマイクロソフトは、プログラミングと統合テストを毎日繰り返す「デイリー・ビルド」手法を導入。機動的な仕様変更の余地を残しつつ、一定の品質を確保した。ところが日本企業は従来型の開発手法にこだわり、変化に即応できなかった。
 著者は、パッケージ販売からサポートに収益源を移行できるかがソフト・ベンダーの将来を左右するとも指摘する。教鞭を執る一方、コンサルタントとして数々の企業経営に関わった経験が説得力を生んでいる。

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 個人情報保護の認定制度である「プライバシーマーク」の取得準備から、取得後の運用体制までを解説した。現状調査に使うテンプレートの内容なども分かりやすく説明している。著者が経営コンサルタントということもあり、ハウツーだけでなく、経営へのインパクトに関する話題も多い。ユニークなのは読者限定のWebサイトと連動していること。サイトでは個人情報保護に関する毎月のニュースやQ&A集、用語集を閲覧できる。

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セマンティックWebとは、インターネット上に分散した膨大な情報を効率よく収集・検索するための技術。本書はその基盤となるRDFやオントロジなどを解説した論文集である。WWWの創始者で、セマンティックWebの標準化活動をリードするティム・バーナーズ・リー氏は「Webは、元々のプランのほんの一部でしかない」と序文で記す。ブログなどで応用が進む同技術本来の奥深さ、用途の広さに改めて気付かされる。

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エンタープライズ・アーキテクチャ(EA)の解説書。EAの成り立ちや重要性を説明した後、国内外の企業による先進事例や政府の取り組みを題材にしたEAの実践手法や、効果を上げるためのポイントを提示する。事例は米ロッキード・マーチンやKDDIを取り上げる前半はEAになじみのない読者にもわかりやすいが、中盤で登場するフレームワークの解説はやや難解。後半で説明している成功・失敗要因は具体的で参考になる。

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「トータル・パフォーマンス・スコアカード」とは、企業のビジョンと、従業員個々の志や目標を結びつけ、企業競争力を強化するための方法論。組織の業績評価モデルとして最近多くの企業が着目する手法「バランス・スコアカード」だけでなく、従業員の学習・成長を促す手法を取り込まなければ、企業を変革させることは困難である、と著者は主張する。重厚な内容ながらも、図表や事例、演習が豊富で読みやすい。職種や立場を問わず一読を勧める。

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 ナレッジ・マネジメント(KM)を推進中の企業、または一度失敗した企業に向けて、成功のための方法論を説く。ナレッジ・マネジメントは「社内の情報収集を中心とした時代」から、「社員の働き方を変革する人中心の時代」へ移行すべきと著者は主張する。

 「目的を問われて『情報の共有』と回答する企業はナレッジ・マネジメントに失敗する」。筆者は本書の冒頭でこう喝破する。情報を集めることが自己目的化して失敗する企業が後を絶たないのは、「情報共有を経営課題の解決や改善に役立てるという、一見当たり前の考え方が浸透していないため」と分析する。

 ある部門の革新を他部門に迅速に横展開するといった、いくつかの方法論を紹介する。東京三菱銀行、戸田建設、ららぽーと、日本ロシュなどの事例も紹介している。読み進めるうちに、単なる情報共有と、真のナレッジ・マネジメントの違いがはっきり分かってくる。考えを整理するのに役立つ一冊である。

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 パソコンとIT関連で使われる言い回しを取り上げた英会話の教本。普段からIT分野のカタカナ用語に慣れ親しんだ人でも、いざ英語で表現するとなると、戸惑う人は多いはず。本書は「ウイルスに感染した」、「パソコンが固まった」といった表現を多数紹介しており、海外出張などで役立つ。海外で電子メールを使用したり、英文サイトでオンライン・ショッピングする方法なども英語で紹介してある。2枚組のレッスンCD付き。

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日経コンピュータ書評

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 国産OS「TRON」生みの親であり、ICタグ研究の第一人者でもある著者が、ユビキタス・コンピューティングについて語った。「TRONの20年」、「ICタグと国際標準」、「日本の産業政策」の各テーマに関して持論を展開する。歯に衣着せぬ発言で周囲の誤解を招くことも多い著者だが、本書からは内なる思いが伝わってくる。

 なかでもICタグを扱った章は、一通りの知識を持った人にも、新たな発見をもたらす。標準化団体「EPCグローバル」を主導する米ウォルマート・ストアーズと米国防総省の思惑のズレや、日米の市場の違いについての分析を提示する。さらに「UHFタグ万能論」や「5円タグ待望論」など、ちまたにあふれる“誤解”を解くべく、技術的に反論する。

 日本の産業政策については、従来の国家プロジェクトを「ソフト、サービス寄りの球筋になるとうまく打てない」と断じた。その上で、成果をオープンにし世界標準を目指す戦略への転換と、官民の責任区分の明確化を主張する。

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日経コンピュータ書評

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 プログラム言語、オブジェクト指向、キーボード、ソフトウエア特許など、各分野の第一線で活躍する専門家たちが、コンピュータ技術の歴史とその設計思想を語る。「Happy Hacking Keyboard」開発者の八幡勇一氏は、同時打鍵数や接点方式へのこだわりを披露。中央大学の今野浩教授は「特許取得費の増大が、本来の研究開発予算を圧迫している」と指摘する。話題は幅広く、「技術オタク」と初心者の両方が興味を持てる内容になっている。

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