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ISHさんのレビュー一覧

投稿者:ISH

115 件中 1 件~ 15 件を表示

安全・良識でなく責任回避?

6人中、6人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

「なんだか有益なことしてくれる人がいるらしいよー」「ふーん」書店で立ち読み…。
「投薬治療を受けている子供には決してやりません」。
その辺は安全なのか…大抵は投薬以上のことできるような場じゃないから生身の人間に頼るしかないもんなー。
で、終わるはずだったけれど活動現場をテレビで目にしちょっと気がかりに。
相手は重度神経症では?早く心療に連れて行かなければ危険というレベルに見えるがただ説教。
テレビではなく医療行為を勧めるべきでは。
「投薬治療を受けている子供には決してやりません」。
自分が負うことになる責任以外の何か考えているのかな。
精神医療や宗教の現場でよく言いたくなることがあるが、これも同じことかな。
『ただでさえボロボロの中救助を求めている人間が相手の過去の清算などに利用される様はあまりにも無残です』。

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割り込みおばちゃん。

4人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

雑誌の後ろ十ページくらいは通販の広告であることが多い。
で、「その欠点これで治さないとこーんな罵声が浴びせられるよ〜」と、それ自体が罵声であったりする。
で、それから物を購入するということが最大の欠点ではないの。
そんなことを考えさせられる深遠なサブタイトルでした。
「私はよくおばちゃんに割り込みされます…こんな弱い人間がいるからいけないんです!強くなりましょう!」と…かなり追い込まれている方に遭いましたが…。
率直に申しまして、その発想を吹き込んだ人間も立派な割り込みおばちゃんです。
それから、追い込まれているのは何故ですか。内心怒りに満ちているからでしょう。
そして、私は割り込みおばちゃんが死ぬほど嫌いなので、それに腹を立てる人は大好きです。
割り込みおばちゃん二人の板ばさみのその方…。
相手の主張が何だろうと行き着く先は同じです。
一休さんと遠山の金さんとソロモン王の審判。
割り込みおばちゃんはお母さんではないので、どっちも離してくれません。真っ二つになって終了、です。
本によると「傷つけられる人は内心自己破壊したがっています」だそうですが、あまり気に留める必要はないと思います。
お店で一億円分くらい窃盗しましょう。警察に捕まったら「監視カメラつけてないから悪い」と申し立てましょう。
…さて、どんな制裁が下って然るべきでしょう。
「弱い自分嫌い。だから強くなる」でなく、「とても大事な自分を守るために強くなる」から始めねば、うまく行かないのではないでしょうか。
自サイトより加筆修正

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紙の本人間失格 グッド・バイ 他一篇

2007/01/20 17:04

難しいことは読み取れませんが…

4人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

「うわあ大失敗したかももうおしまいだぁぁ〜」
「こういうことやっていいのかなどうなのかな…」
「も、もしこれがダメだったら人間おしまいかも〜」
…な時、これを思い浮かべると…。
(…え?そんなことで人間おしまいなの?私だったらなんともないよ?)で、落ち着きます。
まあ何か付け足すとすると、昔の「留守番してる間に『はんこ押してね』で何も分からずやってしまい何百万か騙し取られ小さな子供が自殺した」という事件を思い出しました。
何がどれくらい大変かうまく分からない時期ですから世界を壊したくらいだと思ったのでしょう。
仮にそれくらいのことやった場合、死を考えない方がどうかしている。
人に説教する時は相手がまずどういう状況か理解してくださいね。
で、この人常にそんな不安の渦の中にいたのかな、と思いました。何がどれくらい安全・危険かうまく理解できない子供のまま。

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紙の本君が愛をくれたから

2006/05/13 04:50

マニュアル教育は親から引き離すという意味ではスパルタと変わらん。

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

これは読み違えるとな…。子供の頃折原さん好きだった母子家庭の全然しゃべれん子…辛いかも…。
けれど創り手も真剣。あえて書こうと決断。
相手は責任持って書いてるんだからこちらもよーく読まなきゃならない。
この子は自分で決断したのです。「なんの取り柄もないつまらない子」と思い込んでいたけど…「普通ならなんじゃこいつー!な子も『自分よりいいとこあるね』」と愛せる子だった、そして同調しているわけでない、弱い生き物助けてる。どこにもないほどすごい子、それまでの苦労を軽んじてるんじゃなくて、その分強くなれたんだよ、と。
読者全員に責任取れる人なんていないからな…。
で…育児書が参考でなく聖典と化しつつあるのに微かに警鐘発してんのかも。
教えてくれた、心に留めとこう、でなくこれが責任取ってくれる!これが言うならできる!となると…もう大人じゃない。
現に「無理やり理由つけて誉めてばっかりじゃないいい加減にして!」と悲鳴上げ出してるから子供。
毒も与えるけど…愛情も与えるからね。マニュアル教育は親が背負ってる物を乗り越えるパワーも愛情パワーも奪いかねない。
「兄弟ぶった子を無視してぶたれた方の手だけ引いて歩いてる親見た。なんてひどいことを!」という悲鳴を目にして初めてそのことについてじっくり考えた。
これは…その痛みを知るからこそで。されたことない方が逆にやっちゃうかも。
一方で…「制服校則違反だけど着崩したてへっ」という息子を外国の全寮制の学校に入れた人がいる。「ひどい」と思う人もいるだろうが…「決まり守らん奴放置するのも問題。手をあげてはいない。『もっと厳しい所がある』と分からせている」と言う人もいる。
優柔不断なのであれこれ考えるが…。言っちゃう。
私ぁ弱い親と傷つききった親に育てられてボロボロになった。うまく行かなかったけど連中は必死に乗り越えようとしていた。どんな努力も深い愛も捻じ曲げるほどひどいことがあるんだ、ということを知った。
連鎖している。しかし…それを知ることができたことと、それを乗り越えるために奮闘できることを楽しんでいます。そのことについて考えるのも楽しいし。「人生短けえんだから全力で格闘できるもんある方が幸せ」、と思うことに。
これも「私が決断したこと」「ちょっと心に留めておいてね」です。
他人には同じこと課さない。
自サイトより加筆修正

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本当は怖いもへったくれもねえって

6人中、6人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

「もしシンデレラがブスだったら…うう…(ToT)」
「もし眠れる森の…が男だったら…うう…(ToT)」
と考えるとやるせないが、学校の先生が「あのお姫様かわいかったでしょ?でも悲しい場面を見ているとあの子を思い出しませんか?これからはあの子をあのお姫様みたいに大事に思いましょうね」と教え説いたおかげで救われたという人の話を聞いて「有益かどうかは読者の感性次第」と思った。
助かったの「世界一の美女」とかでない普通の人だから。
目的が何であれ、どれだけ大真面目にドラマで語っても、どれだけ臓腑を抉るほどリアルにマンガで語っても、まず美しく優しくなければ受け手がどんな風に使ってしまうか分かったもんじゃありません。
「あー取りあえず殴ることになってるのはこんな奴かー」
「あーこんないたぶり方があるんだー」
それだけに終わることも多いような。
そういうことが起こらぬよう「美しく優しく」形を変えて語っているだけのこと。
「本当は怖い」も「本当は病んでる」も何もねえって!
昔の人の勘で知ってる知恵を読み取れなくなって今頃勉強始めてるだけのこと。
読み取る感性以前に語る品性が「…」極まりなく、「もうこの世の益になる書物消えてなくなる〜あっても読者いなくなる助けてくれ〜」と思いました。
芸術系統の学校に医療関係の人いるとたまに「学校の存在価値さえ潰される…」という状態になります。
専門分野で真面目な職務やってください。

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苦しんでいるなら簡単なこと治療に行けばいい。

32人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

内容については触れるだけ無駄。
タイトル、有名な女性向けコミックが思い浮かびませんかね。
どこにターゲットがいるかなって、外れた読みでいろんな場所へ闖入。文化も社会も世界も汚染。
世の中を不安にする。いろんな人の心を逆撫でする。
それが精神科医のお仕事でしょうか。
これらと同程度の物かなあって、コミックやら、ブームやら、それまでくだらないものだと思い込んでしまうことがたまに。
『ブーム?金が回るように作ってるんでしょ』
『変化?いろんな製品が次々出るので合わせるの大変です』
『何が起きても病理になります。日本は常に天変地異です』
『毒以外はなんでも栄養になる健康番組のお野菜』
『医療行為をやっている人達がこの類を読んでやって来た人達に頭を抱えてしまいますなぜでしょう』
内容については、まともに考えた分だけ心がおかしくなって行くよ、とだけ。

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紙の本光あるうちに 改版

2007/12/29 20:05

内容だけで判断してみた

8人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

信仰熱心な作家さんだが、著作物はそれがために『様々な教団が信者の作品を看板扱いする』という闇に巻き込まれている。
キリスト教は日本人にとってあんまり身近なものではないので、その中の一部がどれほど厄介なものか知らずに『聖書or信者の著作物に惹かれたから』と近くの教会にお邪魔したりする。
つきあい等で何種類かの教団と関わってみたが、不思議なことに『私達の子供を返してください』等困ったことを起こしてくれる所ほど『遠藤周作を忌み嫌い三浦綾子を薦める』という傾向があった。
(書棚でふと見つけたこのエッセイも『心に響いたらいらっしゃい』贈答品である。)
こういう者どもへの不満が取りあえず目立つマザー・テレサだの教会から慈善を受けている者だのへの攻撃に変質してしまうことが多いようだ。
考えた末『ネームバリューも周囲の事情も無視し中身だけで判断しよう』と、最初から最後まで目を通してみた。
残念ながら『創作家の個人的活動や日常会話は作品ほど有益ではない』の典型例だな、という感想が残った。

『非科学的なことを信じ込まされている。それを正しいと言い張ることで教条や自分の真剣さまで肯定できるという思考パターンに陥っている』
『他教のことは非難するという前提のもとに軽く教わるのみ。浅はかな上蔑視・攻撃の無礼さは「迷惑です・失礼じゃありませんか」といくら言っても分からない』

困った教団でよくあることなのだが、そういう要素が含まれていた。
それでもあくまで小説は楽しく、時には有益ですらある。
『どれほど良心的で立派なことをしてくださる人でもおかあさんのおなかの中ではないのですから全て受け容れるわけには行かないのですよ』。
これを理解できぬ者どもが引っかける&引っかかるという事態に思えた。

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いつまで昔の能で生きて行くんでしょうか。

5人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

連載始まったばかりの頃・それ以前の読み切りは「おもしれえけど良い子には読ませられないかも」で、でも面白かった。
ビッグになって行くにつれて、なぜか毒が隠蔽されて行き。
そりゃ結構なんだけど、面白さも毒と一緒に消えて行き。
末期は見る影もないんですが、ファン層が変わっただけなんでしょうか。

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怖い。

4人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

サブタイトル失われていく共感性…。
この方の本は何冊か読んだことがありますが何か不穏な雰囲気が。
最近知ったのですがランチメイト(ランチタイム)症候群というのはこの方が作った言葉とか。
けれど、現代病でも日本病でもない。
アメリカでも一人で飯喰ってたらものすごい笑われ者で辛いことだそうですから。
そんなデータがなくても「当たり前だ」と普通気づきます。
それにまったく気づかないというのだから…共感性が足りないのは誰。
ただの不遇な人に○○症とかつけるの人権侵害。
偉い人が何かに失敗作レッテルつけると、よくよく考えずそこにうわーっと攻撃が集中するものです。
慈善的な職の方にたまに会ったことがありますが、ひたすら昔の自分潰しバイオレンス。
それこそタイトルのそれでは?

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紙の本伊賀野こカバ丸 1

2008/09/29 20:58

そんなん尊重する方がおかしいんかねえ…?

6人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

特に、80年代頃どかーんと人気出た女性向けコミックを読んでいると、温和な内容に心なさが混じっていることが多いので困惑します。
例えば、路上や学校などでセクハラに遭うと、「女で良かった」と思います。理由はこのあたりです。
『BL大好きでそういう内容でロリが人間じゃねえ扱いつうのはどういう価値観よ』。
女どもが異性のあれを好奇の目で見ているんだなあと思うと、男の身でそんな目に遭ったら、言えなくなります。
そーゆー嗜好で実際に事件とか起こす人、何%でしょう。
いくらかあって情けなく思いつつもフツーに結婚して子供を持って…とか、いくらでもいるんです。
逆に創作物のこういうの真に受けて、十代くらいの男の子が「こんな奴になったらどうしよう」とか思い込んで自殺とかあるんす。
個人的には「どっちも過剰に制限するな」だけど、ただの絵を利用した児童ポルノのようなもんを規制するならボーイズラブとかいうのも公平に厳重に取り締まって欲しいです。
要は面白い面白くない以前に人権意識が気になって評価できなかったということです。
内容はヒット作の未来編。二番煎じなのでいまいちです。

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魂感じません

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

魂の詩集と銘打ってありますが。
「簡単に自殺するあなたたちは許せない」という言葉が「?」で。
「簡単に」死ぬ人などいるはずはなく。
死ぬほど苦しい上に罪人扱いされてはたまったものではありません。
自分の親・子・兄弟の葬儀の時に赤の他人がこれ言ったらどうなるか。
お父さんが借金取りからおうちを守るために首をくくる図。
幼い頃から身近な者から暴行を受け続け親のために隠し続け泣けないからと言ってだんだん暴言が多くなり最後は狂死する図。
寄宿学校で輪姦され続け教師からも「ゴミクズだから」と言い放たれ完全意味不明なことを呟きながらいつの間にか死んでいる図。
どれだけでも溢れているのに四、五行の記録として残るだけで明るみに出ないのは…。
隠される、というのもあるけれどせめて亡骸くらいこれらから守らせて下さい、というのもあります。

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紙の本誇大自己症候群

2005/12/26 18:46

誇大自己?自己愛?むしろ日本人は過小自己症候群であろう

10人中、7人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

何百万という人類の滅亡よりも自分の小指のけちな痛みのほうが心配なものだ。(ウィリアム・ハズリット)
それが人間である。けちな痛みどころか瀕死の重傷さえ無視せよと言うのか。
反社会的だから悪とは限るまい。スラムに生まれたというだけでいかに努力しようとも「朝起きたら無一文から始まる」人々はむしろ社会という悪に虐げられているだろう。
フランスでは頻繁にストライキが起こってメトロが止まる。良いことかどうかはともかくそれは「現代の病理」ではなく人間だからだ。
日本はまともな国なので反旗を翻す必要はない?そうだろうか。
破滅的な悪に向かう人間は大抵どこかで虐げられている。原因であれ結果であれ誇大どころか過小自己が問題だ。
未だに「日本の若者は何故こんなに人を殺さずにいられるのか」と研究している国もある。代わりに口を封じられ自分の命を落としているだけであろう。
この本のいい所は犯罪者のありのまましか描かないこと。悲惨な生い立ちは的確に描く。しかし「自分がどうだから赤の他人も巻き込んでいい」という発想は無論許さない。だが犯罪者を過度に擁護する人間を感情的に責めているわけでもない。すべてありのまま。
ただあくまで「この人の中のありのまま」なので全部真に受けないこと。精神科医兼作家なので心理学や精神医学を神の教えのように思っている一般人を惹きつけることはたやすいだろう。
現在少年院勤務。それだけで信用できるだろうか。少年院帰りの真面目な青年が語っていたが。「あそこでは正しいことも教わったが理不尽な洗脳が確かに存在する」と。
親からも社会からも壮絶な虐待を受け続け反旗を翻し暴走族に入ったがそれでも逃れられず一生精神病院暮らしの女性に出会ったことがある。
良いかどうかは別としてそれでも「暴走族に入ったのは誇大的で病んでいたから」と言いますか。
反社会的行動を推奨しているのではない。私は10円の菓子一つ盗むことを恥じる。赤の他人の家に火をつける・通りすがりの幼児を傷つける。とんでもない行為だ。害をなした人間にまともなやり方で立ち向かえ。裁判。人権保護団体。あらゆる方法で。
それでも「まともな訴え」が確実に通用するとは思えない。すべての人間が人間に相応しい扱いを受けられる社会というものがかつて存在したことがあっただろうか。
それでも自分に関わりのない人間を傷つけるな。そして「自分を不当に扱う存在であれば神であっても戦う」。それを「誇大自己」などと決して呼ばせるな。尊き誇りだ。
それからもう一つ。犯罪者の厳罰を望む理由として「被害者が無視されているから」というのがある。
日頃無視しているのは我々ではないか?過去を振り返ってみよ。誰かに一生癒えぬ傷を与えたことはないか?
罪を憎んで人を憎むのも大いに結構だ。だがエネルギーを持て余す暇があったら傷ついた人間をその十倍労われ。
※自サイトレビューより加筆修正

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当時のモーツァルト論は今でも通用しているんでしょうか?

11人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

讃えてくれるのは嬉しいんだけど、この人が好きと言う曲一番イヤなもんばっかで複雑です。ひたすら重苦しく。
「モーツァルトただ明るく楽しいだけ何の意味もない」などとのたまう者が身近にいたので日々喧々諤々しておりました(-_-#)。それってこの人の聴き方で聴いているからでは?
例えば同じ「かなしさは疾走する」でも幻想曲ハ短調K.475とかどうでしょう。
好きな所は「素晴らしく悲しいけれど愛らしさが損なわれていない」。
「明るく親しみ易いピアノソナタ11番とそれを比較して聴いてみろ。後者は前者のそれが壊れた感。『存在すること不可能。こうあること不可能』という感でこの人の曲は明るく穏やかなほど悲しく味わい深い」と。
特に晩年の曲は優美なものほど過去の生とこれからの死の陰が色濃く響いていると言い張りますが。

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紙の本ユングの性格分析

2007/10/28 05:49

取りあえず怪談みたいに愉しめます

3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

この新書シリーズで説かれる色々は非常に古いもので、間違い・病の移り変わり等色々ありますので患っている方がこれらで「自分はこうなんだ、重いんだ、軽いんだ」等判断すると大変なことになります。
思考型の人は反対の感情が疎かで感覚直観どうたら…とかいうのは「感情領域の発達の遅れ」で片付けられるかも。
学者様自身のこの世界での立場・正確にそれを伝えているかとかは専門家じゃないので分かりません。
ただ、この方が取り扱うユング心理学というのは愉快なものです。
心理学者兼霊媒体質のユングですから摩訶不思議愉快でぞっとする鋭さもあります。
『大脳生理学がもっと発展したら心理学は消える』なんて言われたりしますが、一人の人のあり方と病の関連性等、そういうものが「味気なく」はなるでしょう(患っている人間と接すると発見が多く、また味わい深い方が多いので楽しい)。
「真に受けていい部分はどれくらいかな」ということは忘れずに。

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紙の本完全自殺マニュアル

2007/12/17 14:25

タイトル通りの内容なら歓迎するが

12人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

昔なんとなく読んでみたことがある。
単純明快な「やり方」のマニュアルを期待していたのでちょっとがっかりだった。
最初から最後まで車の操作方法のような感情ゼロ理路整然無味乾燥貫いてたら逆に笑える破壊感が…と。
「死に方」ではなく「死にたくなるようないろんなこと」の書き方がどうにも。
「なんかぶち殺してえ」ぽい筆力でズドン、だと自殺ではなく他殺なのでくやしい。
大昔は「私は私の物よぉぉ~」が単純に「生き永らえる」という手段で表現できたのかな。人間としての生と生物としての生が一致していて…。
今現在「心正しき者の掟」として「生存を強く望むこと」が含まれているので「制限する物・自分の存在を脅かす危険な物」が「生存」という矛盾発生。まともな人間ならそりゃぶち壊れるわな。
そんな感じのイライラ発砲に思えた。

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