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茶羅 さんのレビュー一覧

投稿者:茶羅 

49 件中 1 件~ 15 件を表示

紙の本真剣師小池重明

2001/11/07 22:14

すごい男の物語です。一ページ目から本を離せなくなります。

5人中、5人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

 ふと気づくと物語にのめり込んでいる自分に気づく。時間を忘れ、自分を忘れてこの小池の生き方に唸ってしまうのである。小池の息吹を感じ、自分もアウトローの端くれの存在であったかのように勘違いしてしまうのである。何しろ小池重明という男は破天荒である。対局(将棋)の寸前まで酒を飲み、そして勝負に挑んでくるのだ。将棋以外には何も出来ない男。生活は果てしないほどにだらしなく、自分をかばってくれる人たちをことごとく裏切ってしまう。だが、そんなだらしなさを差し引いても彼には人を引きつける魅力がある。何しろ勝負師なのである。天才なのである。コンピューター全盛の世の中に血の通った勝負師の姿。これは読む者を引きつけるはずである。かくして私も一気に読み終え、一気に疲れてしまった一人です。

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いやだなぁ寒いのって

2人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

 ロシアって想像を絶する寒さなんです。椎名誠が行ったロシアはソ連の時でした。今はロシアのロシアです。そんな意味で歴史の本でもあります。
 寒いとウンチは凍ります。凍ると匂いはしません。それもこの本で知りました。そして、ロシアではサービスが悪く便座も取れてないそうです。
 椎名誠はそんなチープな旅をしています。果敢にロシアをせめています。日本男児ここにあり、なんていうと言い過ぎかもしれませんが、日本人として同調できる旅をしてくれます。
 今やどこに行っても至れり尽くせりのこのご時世、不満不足だらけのこんな旅に憧れるってのはどうなんでしょう。
 貴方も是非ご一読いただきどう思うのか、どう感じるのか、それが自分という人間を発見する一つの方法でもあります。

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いや、本当に面白い本だ

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

 鈴木輝一郎、この人の本は初めて読んだのですが、いや、本当に面白い本を書く人です。今までこの人の本を読んでいなかった自分を反省します。よくもまぁこんな小説が書けるもんです。感心します。
 主人公咲塚浩一郎は小説家です。その主人公がどんな過程で小説家になるか、そこは本物の小説家が書いているのですから「成る程」と感心します。これだけで終わると何でもないホームドラマ風の物語なのですが、これから話がフクザツになっていきます。ともかく年寄りが多いのです。自分の方、妻の方と合わせるとかなりの数になります。それが、老後の生活から次の死へと向かうわけです。ただ、死といっても暗い話にはなりません。高齢化が進む世の中では当たり前のことなのです。そんな意味で時代に即した小説と言えるのです。その上、主人公の子ども弥勒は生まれつきの遺伝なのかアトピー性のアレルギーが強く、その治療をしたら今度は呼吸器が弱く、何度も緊急で入退院を繰り返すという生活をしています。これまたありそうな話です。そんなこんなの話が全て一つにまとまり話は進んでいきます。ただ、先程も書いたように暗くならないのがこの小説のいいところです。
 人生に役立つ小説、ありそうでなかなかありません。そんな意味では最高の小説です。是非、ご一読をお勧めします。

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本当にのんびりです

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

 1988年の冬からこの本は始まります。最初は日記形式になっています。

 月曜日、週末の遊び疲れで家で休養。
 火曜日、疲れが残っているので休養予備日。水・木曜日、休養疲れと飲み過ぎで終日ボーっと過ごす。
 金曜日、翌日からの遊びに備えてしっかり休養。
 土日曜日、真面目に遊ぶ。

 どうです。この日本にこんな人がいるのです。こんな人の書いた本を読むなんて滅多に経験できません。それだけでも楽しいのです。その上、文章が滅法上手いのです。これを見過ごすって手はありません。彼のフィールドは日本にとどまらす世界にまで及んでいます。もちろん、川のある場所って限定はありますが。現地の人に馴染み、そんなエピソードも読む人間を唸らせてくれます。
 この本はアウトドア雑誌『BE−PAL』に野田知佑が連載している「のんびり行こうぜ」を一冊の本にまとめたものです。帯には第三弾と書いてあります。つまり、毎月途切れ途切れに読んでいたものを一気に読むことができるのです。随分贅沢な本です。

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どうだ、どうだ、どうだ

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

 エゾオオカミ、ニホンオオカミ、ニホンカワウソ、ニホンアシカ。どうだこのラインナップ。もちろん写真付き(ただし剥製の写真が多いけどね)
 原生林・川・海・島と分類されていて、動植物がこれでもかと写真で紹介されています。何より、そこに映っている動植物たちは今は絶滅、或いは絶滅の危機に瀕しているものばかりだ。彼ら達が生き生きと活躍・活動していた時代に行きたいなぁ、戻りたいなぁと思うでしょう。
 表紙のリスはかわいいけど、そのリスも絶滅に瀕しているのです。これを読んで(見て)人類の愚かさに気づき、罪深さを反省しない人はいないでしょう。是非、この本を読んで人類以外の生き物に対する優しさを感じてください。

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紙の本犬の系譜

2002/03/19 00:38

ケッ、血統書付きの犬なんて昔はいなかったような…

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

 昔はどの家にも犬がいました。どこでも犬はウロウロとうろついていました。何、今も犬はいるって。もちろんそれはそうですが、昔の犬は純朴であったように思います。何より人が犬とどう接するのか。それが昔はよかったなーって思うわけです、この本を読めば。
 今は血統書が付いていなければ…という人が多いんじゃないですか。エサはドックフード、ケッです。犬と人間の付き合いはもっと精神的な支え合いであるのです。
 昔の子どもは必ず捨て犬を拾ってきたもんです。そして、間違いなく「捨てておいで」と言われたもんです。たまたまラッキーで飼う許可をもらえた犬。それは家族の一員になり友になったのです。そんに古き良き時代が描かれている本なんです。

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紙の本全日本食えばわかる図鑑

2002/03/19 00:20

気持ち悪いが食いたいぞ

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 ナマコは何とか我慢できる。でも、ホヤはちょっとなぁ。そういう感想を持っている貴方、是非この本を読んで下さい。美味そう、食べたいって気持ちにさせてくれます。冷えたビール、特上の酒で味わいたいって思うでしょう。それが正しい感想です。
 この本は絶対にグルメ本ではありません。美味い物を紹介してくれている本です。安いモノが多いです。何でもないモノが思わず美味い。目からウロコが落ちます。
 ゴタクを言うな、ともかく食え。分かりますその心意気。まさに食べ物なんてそんなモノなのです。
 あっ、そうなんだ。人生もそうなんだって心穏やかになります。癒し系の本でもあるような気がします。ともかく読んで下さい。この本の素晴らしさがしっかりはっきり分かります。

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紙の本ハーケンと夏みかん

2002/03/19 00:12

椎名誠青春篇、そして面白山登り

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

 ハーケンって知ってますよね。山登りに使う道具です。本格的な道具です。で、この本が本格的な登山の本かというと全然違います。あっ、ちょっと本格的っぽいところもあります。
 彼がどうして山と出会ったのか、山のどこが楽しいのか。その後の酒がどのくらい美味いのか。そんなことが書かれています。
 この本には古き良き時代の日本も描かれています。若者の息吹と熱が伝わってきます。
 唐突ですが山頂で夏みかんを食いたくなります。そして、食った気分にさせてくれます。読後の爽快感はまさに甘酸っぱい夏みかんの味です。
 若者特有の悩みについても書かれています。で、ホッとします。みんな一緒なんだと安心します。人生読本でもあります。
 本当に楽しい嬉しい一冊です。ページをめくるのがもったいないような、もっと読み進めたいような複雑な気持ちにさせてくれます。

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紙の本日本細末端真実紀行

2002/03/19 00:05

演歌だよなぁ

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 椎名誠というと海・山・川の人です。でも、この本はさすらいの作家であるのです。もちろん海は出てきます。でも、ビールが似合うアジアジの夏の海ではなく荒れ狂う冬の海なのです。まさに演歌の海、演歌の世界なのです。
 場末って言葉がこれほど似合う人はいません。しかも、暗さをカンジさせないのです。明るい場末、明るい北の地なのです。
 それにしても違和感なくその土地に馴染む人です。そして、独自の視点で物事を見る人です。
 などとゴタクを並べても仕方がありません。ともかく、この本を読めば椎名誠の素晴らしさがわかります。やめられない、とまらない状態になること請け合います。そのくらい楽しい本です。

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紙の本あやしい探検隊バリ島横恋慕

2002/03/19 00:00

中年ハレホレ探検隊バリを攻める

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 神の島バリです。今まで観光ガイドは一杯ありました。ところが、こんなガイドは始めてです。この本をガイドと決めつけるのはいささか危険ではありますが、十分バリの事を知ることはできます。ただ、この本でバリを極めようとしている人達は椎名誠を筆頭とする『あやしい探検隊』なのです。
 計画はその通りに行かない。一寸先は闇。まさにそんな旅です。彼らは全員アウトドアの達人なのです。勿論、椎名誠もアウトドアの超達人です。彼のどこが超達人かというと気負いがないのです。自分流に楽しむ達人なのです。
 山・川・海というのが椎名流のアウトドアです。そして、この本では山を攻めます。
 少しずつ体力的に問題が生じてきた彼らがどんなふうにバリを攻めるか。それだけでも楽しみです。是非、ご一読を。

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紙の本プレゼント

2002/03/15 20:41

当たり前だけど感動

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 五体不満足の著者が書いた本です。障害を持つ人です。いや、個性のある人です。彼は五体満足な人が尻込みするくらい元気でパワーがあります。
 日本では障害者を弱者として見てきたという歴史があります。悲しい出来事です。そんな陋習を彼は打ち消そうとマスコミを利用し大いに宣伝しています。そんな彼が書いた本ですから当然といえば当然なんですが車椅子に乗った少年が主人公です。彼の思い出を一冊の本にした。そんな感じです。男の友情が描かれています。スポ根モノでもあります。ただ、主人公が車椅子に乗った少年なのです。この本を特別なジャンルとして扱ってはほしくないと思います。素晴らしい青春物語の一つなのです。
 ぼくは読んで目頭が熱くなりました。感動の巨編なのです。是非、読んで感動を味わってほしいと思います。

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紙の本One piece RED Grand characters

2002/03/03 19:35

大人だって読むんだぞ

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 随分待ち望んでいた本です。発売されるや売り切れ続出。なかなか手に入れることが叶わなかった希少本(今は普通に買えます)。
 で、どんな本かというとワンピース大百科なんです。ルフィやゾロ、仲間達の信条とか得意技が余すことなく網羅されています。これを読んでテレビを見ると、また違った楽しみ方ができるのです。
 全員集合の本です。
 そして、嬉しいことに最後には『ワンピース』の原点ともいえる「ロマンスドーン」が載っています。第0話となっていて、作者が21の時に書いた漫画です。シャンクスもルフィも、そして名前は違っていますがナミも出ています。そんな時から尾田さんはこの漫画を考えていたんですね。
 と、いうことが、つまりワンピースに関する全てがわかるお得本です。是非、お買い求めいただきお子様とともにワンピースワールドにのめり込みましょう。

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パソコン観払拭

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 パソコンってオタクって感じがしますよね。確かにモニターに向かって自分の世界に浸っている人は多いと思います。でも、違うんです。パソコンって本当に楽しい機械なんです。この本を読めば一目瞭然です。
 荒川じんぺいさんって装幀家です。芸術家です。人に認められてナンボの世界に生きる人です。人間の感情を排除しては荒川氏の世界は成立しないのです。
 パソコンは素晴らしいコミニュティ手段です。パソコンは人と人を繋ぐ素晴らしい機械です。それがこの本を読めばわかります。この本はメールやインターネットについて書かれています。ただ、そんじょそこらのパソコン雑誌と違う所はハウツー本ではないということです。
 メールを使うとこんなに楽しいですよ、ということが語られています。作法も書いてあります。何もパソコンは特別な人間が使う特別な機械ではないということが分かります。
 是非、この本を読んでパソコンの持つ本来の楽しさに気づいてほしいものです。年輩の方に特にお薦めしたい一冊です。

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紙の本日本野鳥写真大全

2002/02/23 21:59

鳥嫌いの人が鳥好きになる本

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

 白状します。ぼくは鳥が嫌いでした。目が怖いんです。何を考えているのか分からない、あの目が怖いんです。でも、この本を読んで(見て)鳥のことが好きになりました。
 これでもかってぐらい鳥の写真が出てきます。表情豊かな鳥の写真です。可愛いと思わないほうがどうかしています。
 サンコウチョウって聞いたことありますか? スズメ目の鳥なんです。日本にいるんですよ。シッポは長く黒色をしています。胴体は玉虫色に近い茶色、目は何と紫色なんです。どうです、見てみたくなるでしょ。
 カワセミは本当に宝石のようです。フクロウの欄に載っているシロフクロウを見るだけでもこの本を買った値打ちはあります。まさに神の化身です。神々しい鳥です。
 ヨタカって聞いたことはありますよね、でも、見たことはない。この本はヨタカも写真で載せています。カラスってスズメ目なんですね。最後に載ってました。
 それからタカ目を見るだけで「ホー」って溜息が出ます。タカって本当に見る者の背筋が伸びる厳しさ漂う鳥なんですよね。
 どうです。これだけ豊富な写真が載った本って無いでしょ。全ての写真はそのまま引き伸ばしてポスターとして部屋に飾りたいくらいなんです。是非是非手元に置くことをお薦めします。

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紙の本深海 Photographs

2002/02/23 21:49

普通には見られないから見たいよなぁ

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 見えそうで見えないものって見たいですよね。何とか見たいって思いますよね。これはそんな見たい見たい病に応える一冊です。深海ってつまりは海の底なんです。見てみたいでしょ。
 ゾウキンザメって鼻が象みたいなサメなんです。見たことないでしょ。何と日本海にいるんだそうです。水深百メーターから五百メーターのところにいるそうです。ホウライテンを見たらびっくりします。まさにエイリアンの顔です。こんな顔した魚がいるなんて驚きです。
 ハダカイワシはイワシなんですが、皮を剥ぎ取られたような体をしています。海=塩ですからヒリヒリしそうに思います。ニュウトウイカって三メーターもあるんです。無茶大きいイカです。そのイカが泳いでいるんです。しかも人間と一緒に。どうです驚きでしょ。
 センジュナマコはまさに宮崎駿の世界です。エゾイバラガニの大群を見たらカニ資源の豊富さに鍋ファンは安心するはずです。クラゲは本当に綺麗です。特にヒゲクラゲはシャボン玉のようでうっとりします。こんな魚? がこれでもかと出てきます。嬉しくなります。
 後半は深海の地形が写真で紹介されています。海の底ってこんな感じなんだなーって勉強になります。
 疲れた時に見て下さい。心が癒されます。誰かに自慢したい時に見せて下さい。絶対誰も知らないことが出てきます。
 是非是非見て欲しい本です。決して高い買い物とは思わないでしょう。

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