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bk1さんのレビュー一覧

投稿者:bk1

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紙の本イギリス、湖水地方を歩く

2004/08/30 18:03

目次

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はじめに──フットパスとの出会い
第1章 英国流ウォーキング──ウィンダミア湖からニアソーリー村へ
第2章 ワーズワースと雨宿り──モスエクルスを経てホークスヘッドへ
第3章 ピーターラビットを探して──ホークスヘッドからユートゥリー農場へ
第4章 渓谷の村──ホッジクローズを経てリトルラングデールへ
第5章 湖とワーズワースのコテージ──グラスミアを経てライダルマウントへ
第6章 湖の女王──ダーウェントウォーターからロストウェイト村へ
第7章 待望の登山──ヘイスタックス山頂を目指す
第8章 羊たちの季節──ロストウェイト村からホニスターパスへ
第9章 紅茶とスコーン
あとがき

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内容説明

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信じるものは救われない!

アメリカといえば、世界最先端の科学・技術の国というイメージがある。だが、現実には、エセ科学や迷信の大国でもある。アメリカにはびこるインチキな科学者や宗教家などをを鋭く皮肉り批判した一冊。

エジソン──あの世と話す「電話」/アダムとイブに、ヘソはあったか?/尿療法──オシッコは薬か毒か/「真空」から無限のエネルギーを取り出す方法/「超能力」を信じる文化人類学者たち/キリストは、いつ再臨するのか……
人騒がせな“科学者”たちからあなたを守る一冊!(本書帯より転載)

《本書に寄せられた書評》

全米の高校生と国会議員たちに、ぜひとも読ませたい本である
──アーサー・C・クラーク

マーティン・ガードナーは、合理的・科学的思考の守護神として、この半世紀以上、神秘主義や無知からくる偏見と戦い続けている
──スティーブン・J・グールド

現代知的文化へのマーティン・ガードナーの貢献は、──その規模、洞察力、重要性という点で──きわめて偉大である
──ノーム・チョムスキー

《主要目次》

プロローグ──迷信は科学よりも強し

[UFO]
1 コートニー・ブラウンのSRV──過去も未来もお見通し!
2 「天国の門」──ヘール-ボップ彗星についてきた「神ののりもの」

[物理・技術]
3 ダナ・ヘネスの信念──立春には、卵が立つ!
4 伝記に書かれていないエジソン──あの世と話す「電話」
5 ハロルド・パソフの大研究──「真空」から無限のエネルギーを取り出す法
6 ボームの哀しい生涯──物理学者に嫌われたパイロット・ウェーブ理論

[天文学]
7 NEO(地球近傍物体)──その日は必ずやってくる
8 ベツレヘムの星──「奇跡」に科学的根拠を求める

[進化論VS創造論]
9 アダムとイブに、ヘソはあったか? ──聖書と進化を両立させた「名案」
10 インテリジェント・デザイン運動──ダーウィンを目の仇にする人たち

[リフレクソロジー]
11 爪をこすり合わせて、毛がふさふさ!
12 復活する尿療法──オシッコは薬か毒か

[社会科学]
13 人食い人種──目撃者が一人もいない不思議
14 インターネット時代──H・G・ウェルズの予言は的中したが
15 カルロス・カスタネーダの亡霊──超能力を信じる文化人類学者たち

[心理学]
16 色あせたフロイト──夢理論という「夢物語」
17 夢の新しい謎──脳の半分で眠るイルカ

[宗教]
18 宇宙を微調整する指──転載をむだ遣いしたニュートン
19 カリファ博士の数秘術──コーランに隠された神の意志
20 さまよえるユダヤ人──あいまいな預言から生まれた不老不死
21 懲りない予言者たち──キリストは、いつ再臨するのか

エピローグ──永遠にわからないこと
監訳者あとがき


原書:DID ADAM AND EVE HAVE NAVELS? Discourses on Reflexology, Numerology, Urine Therapy, and Other Dubious Subjects, Martin Gardner

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内容説明

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競馬に生きる。競馬で、生きる。

ハルウララ、コスモバルク、アンカツ、アラブ廃止に国際化、中央と地方……中津、益田、新潟、上山……つぎつぎと姿を消してゆく小さな競馬場たち。いま、このニッポンで、競馬に生きる、ということの真実。

ほんとうの、競馬。ちいさな、競馬。

たとえ賞金20万円くらいの小さな競馬でも、月に何回か開催があり、それで勝ったら勝ったで飲みに行き、負けたら負けたでまた街に繰り出す、そのことの華やぎというのはかけがえのないものだった。定期的にやってくるそんなささやかなお祭りの愉しみというやつがもうなくなってしまった。ふだん、競馬なんかにそれほど関心のなかった普通の人たちでも、いざ競馬がなくなり、競馬場がつぶされるということに直面すると、その存在感をあらためて身にしみる。なくなって初めてわかる有り難み。だから、どんな小さな競馬場でもうっかりとつぶしてしまってはいけない。なくなった競馬は二度と戻ってこない。(本書帯より転載)

《目次》

まえがき
ハルウララ騒動・顛末
ウララにユタカが乗った日
  ──2004・3・22 高知競馬──
あらためて、ハルウララのことを語ろう
益田競馬最後の日
  ──日本一小さな競馬場の一番長い日──
棄てられる競馬場
  ──大分県・中津競馬の仁義なき闘い──
地方競馬がどんどん消えゆく
  ──「中津方式」と、それ以降
アンカツ! アンカツ!
  ──JRA騎手になる前の安藤勝己に密着した一週間──
本間茂、元気です
  ──元川崎競馬・名騎手の“曇り、のち晴れ”──
たったひとりの闘い
  ──瀬戸際の高知競馬を支えたうまやもん from 紀三井寺──
馬喰・見えない稼業人
  ──牧場と競馬場のあいだで生きる仕事──
「外車」伝説・マルゼンスキー
  ──橋本善吉が語る、競馬が競馬だった頃──
復活せよ! アラブ競馬
  ──忘れられたニッポン競馬の功労者──
こうして、なかったことにされてゆくんだわ
  ──アラブ生産者の苦悩と憂鬱──
トレーニングセールの現在
サンデーサイレンスの仔はいかが?
  ──すでに世界基準、SSのための社台グループ・セレクトセール──
馬産地・北海道競馬の明日を考える
“交流”新時代?
  ──JRA認定・交流競争の拡大が地方競馬にもたらしたもの──
外厩制度がやってくる
  ──大いなる実験、外厩制度とその波及効果──
あとがき

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紙の本物語理論講義

2004/08/20 14:56

主要目次

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はじめに
I 物語理論の進入点
 1講 ものがたり と ふること
 2講 うたとは何か
 3講 うたの詩学
 4講 語り手を導きいれる
II 物語理論の基底と拡大
 5講 神話から歴史へ
 6講 神話的思考
 7講 語り物を聴く
 8講 口承文学とは何か
 9講 昔話の性格
 10講 アイヌ語という言語の物語
III 物語理論の水面と移動
 11講 物語人称
 12講 作者の隠れ方
 13講 談話からの物語の発生
 14講 物語時称
 15講 テクスト作りと現代語訳
IV 物語理論の思想像
 16講 『源氏物語』と婚姻規制
 17講 物語と精神分析 
 18講 構造主義のかなたへ
おわりに

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紙の本喜劇新思想大系 完全版 下巻

2004/08/16 14:44

内容紹介

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日本マンガ史に燦然と輝くギャグ作品『喜劇新思想大系』シリーズの全編が、初めてまとまめられた「完全版」。新発見された未収録ページ、カラーページをも完全再現。修正削除された表現も著者による監修のもと完全復元。下巻には「さらば逆向春助!」ほかを収録。★上巻はこちら⇒

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紙の本喜劇新思想大系 完全版 上巻

2004/08/16 14:42

内容紹介

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日本マンガ史に燦然と輝くギャグ作品『喜劇新思想大系』シリーズの全編が、初めてまとまめられた「完全版」。新発見された未収録ページ、カラーページをも完全再現。修正削除された表現も著者による監修のもと完全復元。上巻には「ゼンマイ仕掛けのまくわうり」ほかを収録。★下巻はこちら⇒

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紙の本アヴェンジャー 上

2004/08/12 18:19

下巻も好評発売中

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下巻はこちら 下巻とあわせて買い物かごに入れる。

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紙の本平和のリアリズム

2004/08/06 16:15

目次

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序 なぜ,平和のリアリズムか

I 戦争が終わった

 長い世紀末
  ——世界戦争・民主主義・国民国家——
 冷戦の残務整理
  ——湾岸戦争と国際政治——
 冷戦の後の平和
  ——国際政治と日本の選択——
 国連の二つの顔
  ——平和維持をめぐる選択——
 戦争は終わった

II 戦争が終わって,戦争が始まる

 冷戦後の核問題
  ——インド・パキスタンの核実験をめぐって——
 コソボ・モデルとカンボジア・モデル
  ——平和維持活動の現在——
 東ティモール——平和維持の課題

III 民主化の後,幕が下りてから

 可能性としての民主主義
  ——インドネシアとアジアの民主化——
 開発体制の転換——日本外交の新しい課題
 ポピュリズムと民主主義
  ——フィリピン・エストラダ大統領の追放——
 民主政治定着期の課題
  ——東南アジアで相次ぐ政変——

IV 戦争の記憶・国民の物語

 ナショナリズム——三つの謎
 戦争の記憶・国民の物語
 「国民の物語」の誘惑
 抑止としての記憶
  ——国際政治の倫理化とその逆説——

V 9・11後の世界

 「人道的な空爆」は幻想
  ——米・英のアフガン攻撃——
 アメリカの平和
  ——中心と周辺——
 同時多発テロ事件が変えたアメリカ核戦略
 論壇時評 I
  ——9・11から「対テロ戦争」へ——

VI 帝国と戦争

 対イラク戦争の阻止を
 パレスチナ和平ロードマップ
  ——「アメリカの中東」への一方的強制——
 帝国の戦争は終わらない
  ——世界政府としてのアメリカとその限界——
 論壇時評 II
  ——イラク戦争と占領——

VII 東アジアの平和構想

 日本国憲法——国際公約としての平和主義
 日本外交——対米優先の限界
 東アジアの平和構想

初出一覧
あとがき

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紙の本公正としての正義再説

2004/08/02 15:04

詳細目次

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編者のまえがき
はしがき
第一部 基礎的諸概念

政治哲学の四つの役割/公正な協働システムとしての社会/秩序だった社会の観念/基本構造の観念/われわれの探究の諸限定/原初状態の観念/自由で平等な人格の観念/基礎的諸観念の関係/公共的正当化の観念/反省的均衡の観念/重なりあうコンセンサスの観念

第二部 正義の原理

二つの基本的な要点/正義の二原理/分配的正義の問題/主題としての基本構造──第一種類の理由/主題としての基本構造──第二種類の理由/誰が最も不利な状況にあるのか?/格差原理──その意味/反例による異論/正統な期待、権原、功績/生まれつきの才能を共同資産とみる見解について/分配的正義と功績に関する総括コメント

第三部 原初状態からの議論

原初状態──その構成/正義の環境/形式的な諸制約と無知のヴェール/公共的理性の観念/第一の基本的比較/議論の構造とマキシミン・ルール/第三条件を強調する議論/基本的自由の優先/不確実性への嫌悪に関する異論/平等な基本的自由再論/第二条件を強調する議論/第二の基本的比較──序論/公知性に属する諸根拠/互恵性に属する諸根拠/安定性に属する諸根拠/制限つきの効用原理に反対する諸根拠/平等についてのコメント/結語

第四部 正義に適った基本構造の諸制度

財産私有型民主制──序論/政体間の幾つかの基本的対比/公正としての正義における善の諸観念/立憲民主制 対 手続的民主制/平等な政治的諸自由の公正な価値/その他の基本的諸自由の公正な価値の否認/政治的リベラリズムと包括的リベラリズム──二つの対比/人頭税と自由の優先性についての覚書/財産私有型民主制の経済制度/基本制度としての家族/基本善(財)の指数の柔軟性/マルクスのリベラリズム批判に取り組む/余暇時間についての手短なコメント

第五部 安定性の問題

政治的なものの領域/安定性の問題/公正としての正義は間違った仕方で政治的か/政治的リベラリズムはいかにして可能か/重なり合うコンセンサスはユートピア的ではない/道理に適った道徳心理学/政治社会の善


あとがき
索引

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内容紹介・目次

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◆遺体への死化粧は、ナースが仕事の片手間に行っている病院が多く、メイク道具も持ち寄りや試供品を使っているのが現状です。そのようにして行われるケアに、残された家族は満足しているでしょうか。ケアとしての死化粧を正しく行うことで、開口や入れ歯のトラブル、詰め物、感染などの具体的諸問題が解決し、また家族へのグリーフケアを大切にすることにもつながります。
 本書では、編著者を中心とするエンゼルメイク研究会がこれまでに検討してきたメイク技法、メイク道具の選び方、死後の身体整容をも含めたトラブル対策、法的知識、死亡退院の手順など、死後のケア時に現場のナースにすぐに役立ててもらえる情報を収載したほか、人の死をめぐる文化的な背景なども記しています。カラー口絵には、メイク時に参照できるようポイントとなる色についてカラーチャートを載せました。
◆A5/2色/カラー口絵/172p

【主な内容】
<口絵>
エンゼルメイク研究会のアンケート結果から、榛原総合病院の取り組み、死体現象の例、死化粧を行うにあたって
<序章>
ケアとしてのエンゼルメイク(死化粧) 小林光恵
刊行に寄せて
死後の整容 川島みどり
<第1章>エンゼルメイク
 第1節 顔の役割と化粧の力
   1 顔は記憶の中に存在し、社会的に共有される
   2 その人らしさを引き出す「化粧」
   3 日本人の遺体観
   4 さまざまな死体現象とその対処法
 第2節 エンゼルメイクの実際
   1 エンゼルメイクの基本手順とポイント
   2 メイク道具選びのポイント〜市販の製品から選ぶ目安
   3 Q&A:エンゼルメイクのトラブル対策
 第3節 エンゼルメイクの役割と関わり方 
   1 臨終前後の家族に接する際に心がけたいこと
   2 病院への導入法とコスト
   3 退院指導の必要性を問う
   4 在宅でのエンゼルケアとエンゼルメイク
   5 専門業者事情
<第2章>エンゼルケア
   1 エンゼルケアを巡る法律
   2 エンゼルケアのあり方を見直す
   3 感染対策をどう考えるか
   4 エンゼルケアの看護教育〜今日的な意義を問う
<第3章>資料
   1 エンゼルメイク、エンゼルケアにまつわる本と資料
   2 参考機関一覧
<コラム>
 「死後の看護」への眼差し
 医師として感じるエンゼルメイクの意義
 エンゼルメイク講習会のご案内
 榛原総合病院の経験、そしてさまざまな思い
 臓器提供事例にみるエンゼルメイクの可能性
 眼球提供のドナーにおけるエンゼルメイクの必要性
<索引>
エンゼルメイク研究会メンバー、協力者

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紙の本やわらかな遺伝子

2004/05/11 18:28

内容紹介・目次

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◆内容紹介
《ゲノム解読で見えてきた人間観の誕生》
 3万個という少ない遺伝子でどうやって人はつくられるのか? ゲノム解読でわかった遺伝子像は従来の見方を180度ひっくり返すものだった——遺伝子は神でも、運命でも、設計図でもなく、時々刻々と環境から情報を引き出し、しなやかに自己改造していく装置である。「生まれと育ち」「遺伝と環境」の時代は終わった。「生まれと育ち」の絶妙な関係を解き明かし、ゲノム時代の人間観を樹立する。

◆目次
プロローグ:12人のひげづら男
第1章 動物たちの鑑
第2章 幾多の本能
第3章 語呂のいい便利な言葉
第4章 狂気と原因
第5章 第四の次元の遺伝子
第6章 形成期
第7章 学習
第8章 文化の難題
第9章 「遺伝子」の七つの意味
第10章 逆説的な教訓
エピローグ:麦わら人形

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紙の本コーラ プラトンの場

2004/04/27 11:08

内容紹介

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〈場〉の脱構築

プラトンの宇宙開闢論『ティマイオス』に書き込まれた特異な語=「コーラ(場)」。
「あるときコーラは、これでもなくあれでもないようにみえ、同時にこれでありかつあれであるようにみえる。」
あらゆる概念的同一性を逃れ去る、そんな場なき場/その深淵状の謎をデリダが読み解く。

今日、われわれは、みずからの〈場〉をどのように名づければよいのか? 哲学のみならず、フェミニズム、建築の思考に深い影響を及ぼした事件的書物、翻訳刊行!
(本書帯より転載)

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「過剰満足」の市場を攻略するためのヒント

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どの市場でもセグメンテーションは過剰に進んでいる。スーパーのヨーグルトコーナーに行けば、ナチュラルヨーグルト、果肉入り、低脂肪など、実に何十種類もの製品が所狭しと並ぶ。すべてのニーズが「満たされている」というより「満たされすぎている」状態だ。
ところが、、新製品が鳴かず飛ばずで市場から消えていく失敗率は、60年代・70年代と比べ格段に上がっている。ニーズは満たしているはずなのに、何が足りないというのだろう?

いまの時代に必要なのは、問題を正面から掘り下げる「バーティカル(垂直思考)マーケティング」ではなく、既成の枠を取り払い、多角的な発想で問題に取り組む「ラテラル(水平思考)マーケティング」だ、とコトラーはいう。

ラテラルマーケティングとは、顧客自身もまだ気が付いていない新たなニーズを生み出す、あるいは、既存製品に新たな用途を付加することで、市場に対する視野を広げることである。

先のヨーグルトの例でいえば、「ヨーグルトとはカップに入っていてスプーンで食べるもの」と垂直思考で考えている限り、単にテイストやサイズの違う製品しか生まれない。そこで、「飲み物にしたら?」と水平思考に切り替えると、それまでまったく畑違いだった清涼飲料水やミネラルウォーターと競合する「飲むヨーグルト」ができあがる。

本書は、決して従来のマーケティング手法を否定するものではなく、そこに「水平思考」という考えかたを組み入れることで、過当競争から抜け出す方法を提案しようというものである。

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主要目次

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第1章 日本の技術は衰え始めているのか?
第2章 優雅さを持ったデビュー
第3章 優雅なデビューから鬼の顔のデビューへ、そして崩壊へ
第4章 顔のない国家としてのデビュー
第5章 拡大と停滞の繰り返しによる経済発展
第6章 変化は突然に、そしてドラマティックにやってくる
第7章 通貨制度と技術革新の変遷は酷似している?
第8章 小さく持ち運べる技術が加速する時代
第9章 重要なのは技術(テクノロジー)か? 内容(コンテンツ)か?
第10章 あらゆる技術はロボットに集約される

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