破魔ちゃんさんのレビュー一覧
投稿者:破魔ちゃん
紙の本天満屋女子陸上競技部の寮ごはん きちんと食べて元気に走る!
2012/07/31 09:37
ふつうがすごい
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かなりの期待感を持ってみたが、いたって普通。でも考えると、この普通がすごさのパワーなのかもしれない。難しいもの、難しいことは何もなく、要はバランス。改めて過食・飽食を反省する材料になる。天満屋メンバーが4回連続してオリンピックマラソンに出場は日々の食生活からカーボンフットプリントもしれない。
2012/06/01 21:10
あっという間に読める
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李成桂から27代純宗、李垠皇太子までをざっと通して朝鮮王朝500年を理解できる。世界史で習ったはずの近代史、大院君VS閔GIVE UP妃もこれなならわかりやすい。
『朝鮮王朝実録』は重厚だけど、読みやすくてしっかりした内容である。
紙の本欠落
2013/01/11 09:43
タイトルの深い意味
7人中、6人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
「欠落」の意味がいまだ解りません。考えさせらえる?と言った方がいいかもしれません。警視庁捜査一課の若き刑事の宇田川は、転勤してきた同期の大石女史が身代わりで拉致された所に、殺人事件。三鷹署のベテランと組んで身元調査に入るが何かおかしい。足りない情報、隠匿情報…疑問がq駆け巡る。本庁の上司、相棒の先輩たちを巻き込みながら、懲戒免職になった蘇我(実際は公安)の存在浮き彫りにしながら驚く展開に行きつく。実は・・・
さすがに今野作品、警察内部の情報操作が今回は面白い。
2007/10/10 00:07
あまりにも率直な元ファーストレディー
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橋本元総理夫人の余りにも率直な書きぶり驚かされると言うのが正直な第一印象である。40年にわたる夫婦生活をこの1冊に収めるには誌面が足りない、と思われるほどの赤裸々な生活ぶりが書かれている。全編が夫婦愛が貫かれているが、おしゃれで頭がよく、その反面では冷淡な印象すら与えた元総理の場面の背景が想いだされる。続編・続々編が待たれる。
2013/08/13 09:58
10人の女性の白熱教室
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池上さんの御茶ノ水女子大での集中講義、白熱教室が本になった。キュリー夫人・ナイチンゲールに緒方貞子さん、サッチャー・・・。なぜ世界を変えたか、女性だからではなく根本は何か。それぞれの状況・立場は違うが、これを読んで今どう向き合うかということだと思う。ベティー・フリーダンを知らない女子学生を見て、男女平等は当たり前という現状に隔世を感じるが、憲法改正問題の中、ベアテ・シロタ・ゴードンは日本国憲法アメリカ草案に関わり、女性・子どもの権利に奮闘した姿などは知っておくべき内容である。河井道さんが注目を浴びてきたがまだまだ知らないことだらけ。逆に女子大ではなく講義をして欲しい内容である。男女平等が言われ、まだその歴史は半世紀にも満たない中に立脚している事を痛感した。
2012/08/30 20:17
韓流ドラマより面白い
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韓国時代劇の巨匠のイ・ビョンフ監督がすべてを明かしすぎ。見たドラマは少しだが、なるほどと唸る。ここまで明かしていいのとも。これを読んで韓流時代劇のドラマティックな世界がまた広がるというもの。「ホジュン」「チャングム」「イ・サン」「トンイ」のヒットのすべてがここに語られている。韓流時代劇にはまった人の必読須本。
紙の本北の街物語
2013/08/27 09:02
北海道ではなかった
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浅見光彦の地元、北区の事件だ。北の街・・・・。
赤羽・大宮周辺が登場するので目に浮かぶよう。
彫刻家?御子柴先生ちの少女の裸体「妖精」のブロンズ像がなくなって、近所の素人探偵に捜査依頼。
2人の若き女性が浅見に絡み、毎度のどんでん返し。
2013/07/23 23:14
歴史の裏側です
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河井道さんという人を初めて知りました。敗戦処理の中で彼女の果たした役割は多きですね。クリスチャンではないが彼女の言葉は道徳的で素晴らしいです。歴史とは一筋縄では作られていないということですね。感動しました。
紙の本みんなの機内食 110人の「機上の晩餐」お見せします!
2012/07/16 19:29
旅にでたい
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旅に出たくなった。いや飛行機に乗りたくなった。いえ、国際線に乗ろう。今まで機内食を写真に撮るまでもなかったけど、おいしそう。機内食はその旅の数々のエピソードを思い出させるなぁ。人の写真を見てもそうだけど。
今まで100回以上乗った国際線と重なる食事が一つもない・・・。次回の旅の楽しみでもある。写真はいっぱい語りかける。デリシャス・・・・
紙の本王妃たちの朝鮮王朝
2012/04/20 21:13
王妃たちの朝鮮王朝
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イ・サン、トンイをはじめとして韓国時代劇にはまると、いろいろ知りたくなるもの。解説書は解かりやすいものから様々出版されているが、いささか物足りないと感じる人には向いている。朝鮮王朝500年の歴史を支えた男尊女卑・年功序列の厳しい儒教精神を女性の視点でまとめたもの。李朝王妃たちの生涯が編纂されている。『朝鮮王朝実録』と並行して読む事をお奨めする。
紙の本音楽遍歴
2013/08/09 13:41
音楽を愛するっていいなぁ
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元総理小泉潤一郎は官邸でもクラシックを聴いていたという話は伝わっていたが、音楽ファンだいうことがわかる本。中学時代に始めたヴァイオリン、そしてクラシックへ。少しだけクラシックに興味が出た人には共感できるところが多い。プロではないからその姿勢が面白いし、のめりこみ方もわかる。音楽は人と人を結びつけ、かつ共通項を作り上げる。この人は根本的にいい人だと思わせるんだなぁ。
紙の本レバ刺しの丸かじり
2013/01/22 10:50
平和だからのレバ刺
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レバ刺が無くても生きていける人にはわからない。でもわかるんだ。ユニークで抱腹絶倒だけど平均点を逸脱してない視点に気づく。誰でも思っていること、潜在的に思っていることにスポットを当てている。これが読めるということは、庶民たちは穏やかで平和なんだと。
いつもそう思いながら、涎を我慢してくすくす笑っている。
紙の本王女の男
2012/08/02 20:17
待ってました!!
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早く読みたくて読みたくて・・・。
ストーリー本は呼んでいてもTVは面白い。とにかく早く知りたい・・・。予習・復習なのだ。これを読んだだけでも心が張り裂けそうなラブストリー。
キム・スンユとイ・セリョンの物語の結末を早く知って、少し落ち着いてテレビが見られるだろう。でも、毎回ドキドキする。朝鮮王朝史のむずかし役職、この人は誰?何?を解消する役目もある。
それにしても、パク・シフの美しいこと。完朝男(完璧な朝鮮男子)と言われるだけのことはある。とろけそうなショットやインタビュー記事もあって大満足。はまらないようにしている韓流ドラマ。NHKの時代劇だけは許そう。
2014/03/09 10:26
活字の音楽
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音楽を活字で語るのは難しいが、湧き出すような音が活字を躍る・・・・。小澤さんは知っているけど、イメージが先行。しかしこの人がすごい理由がみえてくるし、村上春樹が尋常でない音楽通であることもわかる。村上さんのすごさに、嫌気がさす部分もあるけど、彼だから小澤征爾のすごさをひきだせたんだろうな、と思う。いっぱい曲が出てきて、違いについての話など、CDを聴きたくなる。そういう人向けにはCDつきもあり、良くできた企画本だ。音楽について活字は難しいけど、視覚×聴覚の相互刺激が心地よい本である。久しぶりにななめ読みではなく読んだわ。
2013/11/23 19:11
時吉の過去があきらかに
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武士を捨て料理人となった時吉は、もとは大和梨川藩城代組小頭の磯貝徳右衛門。江戸でのどかという小料理屋を行っている。常連の大和梨川藩士に国許で闘病中の藩主に、身罷られる前にもう一度、江戸の料理を食していただきたいという依頼を持ってきた。単に江戸料理ではなく、病身の体を考えても料理・・・。今回は読みごたえのある良作。