玉手箱さんのレビュー一覧
投稿者:玉手箱
紙の本
紙の本うたえほん
2008/07/13 22:22
これから生まれてくるお子さんにも是非
4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
とても温かみのあるつちだよしはるさんの絵の雰囲気と歌がぴったり合っています。ほとんどのページに必ず、緑色が使われているのも、目に優しくて良いと思います。子供に歌を歌ってあげたいとき、歌詞付、楽譜付のこの絵本のおかげで、正確な歌詞、旋律で歌ってあげられるのが良いです。このうたえほんはわらべうたや文部省唱歌なども含まれ、昔から、日本で親しまれてきた歌がいっぱいのっています。「うたえほん」は第3巻まで発行されていますが、あかちゃんに歌ってあげたいのなら、このうたえほんです。裏表紙にも、「あかちゃんとおかあさんに」とあり、ゆりかごでねんねしている赤ちゃんの絵(『ゆりかごのうた』のページと似た絵)があります。赤ちゃんがおなかの中にいるときから、歌ってあげるのも良いと思います。出産祝いにも最適です。
紙の本
紙の本ひとりでうんちできるかな おでかけ版
2008/07/12 09:56
トイレに行くのが楽しくなる絵本
4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
2歳の息子はこの絵本に出てくる「おみずをジャー!!」という場面が好きで、「おみずをジャー!」を言いたいがために、おまるからトイレに移行してくれました。この絵本の中で、おまるを使っている動物たちはみんな小さいので、おまるは小さい子が使うものという印象も受けたようです。「ママもびっくり パチパチパチ!!」という場面も好きで、トイレトレーニングが完了している今でも、ウンチをするたびに、「パチパチパチ!」と言いながら、拍手をして、自分で自分を褒めています。この絵本の良いところは、パンツをはく前にちゃんと手を洗っているところです。すぐに習慣化され、息子は今、何も言われなくても、すぐに洗面台前の踏み台に上り、ハンドソープをつけて、自分の手を洗うことが出来ます。この絵本で、とても楽しそうに描かれていたので、息子は今でも、トイレの水を流すことも手を洗うことも遊びの一種だと思って、楽しんでいます。
紙の本
紙の本どうよううたのえほん お手本のうた付き! きいてうたって16曲!
2008/07/10 12:10
すぐに元が取れます
4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
当時、1歳8ヶ月の息子に買いましたが、選曲ボタンにも、えほんと同じ絵が描かれているので、自分で、歌にあったページを開くことが出来、大喜びでした。2歳を過ぎた今は、ほとんどの歌を暗記していて、選曲ボタンにひとつひとつ順番に触れながら、「好き!これ、好き!全部、好き!」と、言っています。歌のお手本も、子供が親しみやすい声なので、何度聴いても、飽きませんし、歌詞も記憶に残りやすいです。カラオケの方は2番、3番まで、続けて歌えるので、今まで知らなかった歌詞もわかって、楽しいです。息子を放っておくと、本当にご飯を食べるのも忘れて、2時間以上、夢中になってしまいます。これで、1,680円はかなりお得だと思います。
紙の本
紙の本くだもの
2010/06/28 11:26
写真で見るよりも美味しそうに見える絵
3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
赤ちゃん向け絵本の定番でありながら、実際に読み聞かせたのは、息子が3歳になってからでした。
もちろん、どの果物も見慣れていて、食べ方もわかっているので、赤ちゃんに読み聞かせる時のような新鮮な反応はありませんでしたが、果物そのものの絵が出てきた後に、すぐ食べられるように切られた状態の絵が出てきて、「さあ どうぞ」と、読むと、手を伸ばして、果物をとって、食べる真似をして楽しんでいました。
そして、その後は、果物を食べたがり、その後、数日間は、果物ばかり食べたがりました。
あの写実的な絵を見たら、大人でさえも、果物が食べたくなってしまう、そんな絵本です。
紙の本
紙の本ド・レ・ミ わたしのバイオリン
2010/02/22 02:23
特に音楽系の習い事をしているお子さんにお薦め
3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
毎日、バイオリンを弾いている3歳の息子に読み聞かせたら、共感を持てるところが沢山あったようで、頷きながら夢中になっていました。
中でも、
『バイオリンは、れんしゅうを やすんだら、すぐ へたに なっちゃうの。
だから、まいにち れんしゅう、れんしゅう。』
『この きょくは なんかいも れんしゅうしたから すらすら ひけるわ。』
『おやすみなさい、わたしの バイオリンさん。』
など、息子がいつも言っているようなことには敏感に反応していました。
場面が変わるときは、五線が出てきて、、『ド』なら『どようび』、『レ』なら『レッスン』というように、上手く音階が続いていました。
『ソ』の『ソルフェージュ』では、手書きのト音記号や音符なども書かれていて、正に、今、息子がソルフェージュでやっていることだったので、これもまた息子が大喜びのページでした。
作者は趣味でコントラバスを演奏されるそうで、イラストレーターもバイオリン教師を兼業、そして、フランス語の原文を日本語に訳したのは葉加瀬太郎さんの妻、高田万由子さん(『高』ははしごだか)だそうで、道理で、仕上がりが完璧です。
息子は、この絵本の影響を受け、「ジュニアオーケストラに入りたい」というようになり、今まで以上に練習に励むようになりました。
バイオリンやピアノを習っているお子さんなら、誰もが共感する場面が多く、やる気を失くしているお子さんにもお薦めです。
この絵本は対象が5歳以上となっていますが、音楽系の習い事をしているお子さんなら、誰でも楽しめると思います。
紙の本
紙の本おばあさんのねこになったねこ
2008/11/15 02:53
読み手も聞き手も優しい気持ちになれる絵本
3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
捨てられた子猫が誰にも拾われず、何年かして、『わるねこだん』の親分、『ブン』になってしまいますが、泥棒に入ろうとした家のおばあさんに、以前、飼っていた『シロ』という名前の猫と間違われ、そのまま、『シロ』のふりをすることになります。
おばあさんに見つからないように、紙袋の中に飛び込んだのですが、中身が小麦粉だったために、『シロ』になってしまう場面が、2歳の息子のお気に入りで、ページをめくる前から、息子は笑い始め、先に、「まあ、シロじゃないの。よく かえって きて くれたねえ!」と言ってしまう程です。
『シロ』以外にも、猫がいたことがわかり、『ブン』は、次々と、自分の子分の猫たちを呼び、おばあさんの望みを叶えますが、『クロ』だけが間に合わず、『ブン』が『シロ』と『クロ』の二役をすることになります。
『シロ』になるときには、小麦粉の紙袋の中へ、『クロ』になるときには、暖炉の中へ飛び込んで、変身していましたが、ある日、暖炉の中にまだ、火が残っていて、『ブン』が悲鳴をあげ、おばあさんが慌てて、頭から水をかけ、『ブン』の正体がばれてしまいます。
それでも、自分を喜ばせようと、お芝居をしていたことを知り、おばあさんは温かく受け入れます。そして、猫たちも、おばあさんの猫になることを決めます。
今まで、泥棒だった『ブン』が、おばあさんを喜ばせたいがために、二役までして、おばあさんのそばにいる姿がかわいらしいです。まさに、愛ですね。
息子も、「もう『シロ』とか『クロ』にならなくても いいね!」と笑顔で言っていました。
読み手も聞き手と共に、とても温かい気持ちになれるお話です。
紙の本
紙の本あした えんそくだから
2008/11/11 04:03
遠足の時期にお薦めの絵本
3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
保育園に通うお友達が遠足に行くということを聞いて、2歳の息子が、遠足に興味を持ち出したので、読み聞かせました。
明日は遠足だから、晴れますようにと、みんなで、てるてるぼうずを作りますが、『くまお』は、てるてるぼうずに、晴れたらチョコレートをあげる約束までしてしまいます。
そして、てるてるぼうずは、遠足の当日、「くまおくん、チョコレート はやく ちょうだい。きのうの やくそく わすれちゃ こまるよ。」と言って、遠足のバスまで乗り込んできますが、そこで、息子が大爆笑しました。
そして、遊園地に行き、お弁当を食べ、かえりみち、みんな眠ってしまっているところで、また大笑いしました。てるてるぼうずたちもみんな一緒に眠ってしまっていた絵がとても面白かったようです。
ただ、チョコレートを食べさせたことがないので、チョコレートをすごく食べたがって困りました。
まだ、息子が遠足を体験するのはずっと先になりますが、遠足に行くバスを見かけたときに、「めえこせんせいは きどって、『はっしゃ、オーライ。』」と、絵本の一節を言っていたので、遠足を体験したことのない子でも十分楽しめる絵本だと思います。
紙の本
紙の本しゅくだい
2008/10/05 11:19
抱っこの心地良さを改めて実感
3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
2歳の息子はまだ「しゅくだい」という言葉の本来の意味がわかっていないと思いますが、このお話が大好きです。
おかあさんが『もぐ』を抱っこして歌いだす場面では、実際に、息子を赤ちゃんのように抱っこして、「ブラームスの子守唄」を歌ってあげるので、息子は大喜びです。
ただ、この絵本の影響で、「だっこ!」と、やたらと甘えてくるようになってしまいました。それでも、息子が照れることなく、抱っこして欲しがるうちは、楽しまなくちゃと、私もせっせと息子を抱っこしてあげています。
紙の本
紙の本ポカポカホテル
2008/09/23 04:18
心も体も本当に温まる絵本
3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
絵本の題名と表紙の絵だけでも既に、2歳の息子はこの絵本に惹かれていましたが(表紙の絵を見て、大爆笑)、実際にお話を読み聞かせたら、もっと夢中になりました。
特に、真っ暗闇のトンネルのページ(ただ真っ黒で、白抜きの字が印刷されているだけですが)が好きで、『たっちゃん』と『しまりすくん』の会話から、状況を想像するのがとても楽しいようです。そして、絵本を読み終えた後には、必ず、テーブルの下をトンネル(ポカポカホテルいりぐち)に見立てて、『ポカポカホテルごっこ』をして遊びます。
「ぼく たっちゃん!」と言って、『しまりすくん』を追いかける真似をし、自分の小さなスリッパを並べて、「このスリッパ、ポカポカホテル、あったかーい!」と言いながら、遊んでいます。
この絵本のおかげで、親子共々、心も体も本当に温まりました。
紙の本
紙の本おひさまのたね
2008/09/12 03:31
子供の笑いが止まりませんでした
3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
長いお話に慣れている2歳の息子には、ちょっと易しすぎるかなと思ったのですが、実は、大うけでした。
「ありゃー これ なんだ?」で、大声を出して笑い始め、「うわぁー うわぁー ぼくの すきな たね ふってきた」で、顔を真っ赤にして、声が出なくなるまで笑いました。確かにひまわりの種に大喜びするしまりすはかわいいですが、しまりすの喜びが子供にも伝わって、ここまで楽しんでもらえるとは思っていませんでした。
何度も何度も繰り返し読むことになったのは言うまでもありません。
紙の本
紙の本3びきのこぶた イギリス民話より
2008/08/08 12:12
幼児向けにアレンジされてあるので、安心して読みきかせられます
3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
原話であるイギリス民話では、兄たちは狼に食べられてしまいますが、これは、幼児向けにアレンジされてあり、一番下の弟の家に逃げるので、安心して、子供に読み聞かせることができます。2歳の息子はこのお話が大好きで、このお話を読んだ後は決まって、「3びきのこぶたのおうち、さがしにいく!」と言って、散歩に行きたがります。そして、家の中でも、「3びきのこぶたのおうち つくる!」と言って、玩具ののこぎりで、家を建てる真似をして遊んでいます。そして、『おおかみ』が来たときのために、柄の長いライターに見立てた玩具の剣まで、用意しています。息子がここまで理解できたのは、いもとようこさんの優しい絵のおかげだと思います。あと何年かしたら、原話をそのまま日本語訳してあるホンモノの『3びきのこぶた』も読んであげたいと思います。
紙の本
紙の本おおきなかぶ ロシアの昔話
2008/08/04 11:58
「うんとこしょ どっこいしょ」のリズムに合わせて、親子で遊べます
3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
とにかく、「うんとこしょ どっこいしょ」のリズムが心地良く、2歳の息子はいつも、この「うんとこしょ どっこいしょ」の声に合わせて、おおきなかぶを抜く動作を真似します。私も息子の腰を後ろから掴んで、一緒になって、「うんとこしょ どっこいしょ」と言いながら、前後に体を揺らすので、息子はとても喜びます。力を合わせて頑張っても、なかなか抜けず、最後にやっと抜けるというのがとても嬉しいようで、最後は笑います。単純なお話ですが、何度繰り返し読んでも、飽きることなく、親子で楽しめて、爽快感のあるお話です。
紙の本
紙の本アンパンマンのおしゃべりとけい
2008/07/18 03:04
時間のわからない2歳児でも大丈夫
3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
息子が、1歳10ヶ月の頃、時計に興味を持ち出したので、この絵本を買いました。初めは時計の針を上手く時間に合わせることが出来ませんでしたが、2歳を過ぎたら、自分で上手にできるようになりました。数ヵ月後には、大体の時間を暗記したようで、9時に合わせた後、次は10時だと覚えていて、「10じです」と先に自分で言ってから、おしゃべりとけいを10時に合わせて、「10時です」の音声を聞くと、「あたり!」などと言いながら、ゲーム感覚で遊んでいます。挨拶の音声は自分で、日本語から英語に切り替えて、発音を真似しています。そして、「これ、おもしろい!にほんご、えいご、りょうほう すき!」と言っています。午後8時になると皆、就寝するところも、夜更かし好きな息子への教訓となって、良かったです。
紙の本
紙の本うたえほん 3
2008/07/13 22:24
小学生になっても楽しめる歌の数々
3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
この第3巻はイギリス民謡(ピクニック、三びきのねずみ)、アメリカ民謡(ともだち賛歌、メリーさんのひつじ)、フランス民謡(八百屋のおみせ、すずめのお宿)などが含まれ、第1巻、第2巻とはまた違った雰囲気です。幼児よりも小学生のお子さんの方が楽しめる歌が多いように感じました。裏表紙に一人でベッドで寝ているクマの絵が載っているので、一人で寝ることが出来るようになったお子さんぐらいからが対象かなと感じました。それでも、楽しい手遊び歌なども含まれていますので、「おおきな栗の木のしたで」や「げんこつやまのたぬきさん」は2歳の息子のお気に入りの歌です。
紙の本
紙の本いただきますあそび おでかけ版
2008/07/12 09:57
「いただきます」が自然に身に付く絵本
3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
食べることが大好きな息子は、この絵本が大好きで、2歳を過ぎた今でも、突然、思い出したように、この絵本を持ってくることがあります。「ねこのミケがふうふうしながら」の「ふうふう」は息子と私のふたりで、実際に息を「ふうふう」して、顔を見合わせるのですが、このときの息子の嬉しそうな顔は今も変わりません。また、「ごちそうさま」のページのみんなの幸せそうな笑顔に思わずニッコリしています。口の周りを拭く動作も真似して一緒にやっています。この絵本のおかげで、食事の前の「いただきます」も自然に身に付きました。