ジュンク堂書店 プレスセンター店書店員レビュー一覧
ジュンク堂書店 プレスセンター店書店員レビューを48件掲載しています。1~20件目をご紹介します。
検索結果 48 件中 1 件~ 20 件を表示 |
書店員:「担当者」のレビュー
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星星の火 2 福田和代 (著)
通訳捜査官・城正臣と、相棒の上月刑事が帰ってきた!
通訳捜査官・城正臣と、相棒の上月刑事が帰ってきた!
警視庁の通訳センターで、中国語を担当する型破りな通訳捜査官・城正臣は、奥さんに逃げられ、4歳の娘を抱えて育児と仕事に奔走する「イクメン」。
官舎の隣に住むのは、保安課に勤務するカタブツの刑事・上月千里。
前作『星星の火』(双葉社文庫)で、池袋に根づく中国人社会にどっぷりとつかった彼らが、今度は謎の組織「赤い虎」に対峙します。
いちど罪を犯したけれど、なんとか立ち直ろうともがく李学智、彼の更生を支援する運送会社の社長、ふたたび悪の世界に引きずりこもうとする房啓天。
売春組織の摘発や、殺人事件の捜査を通じて、城と上月は少しずつ「赤い虎」の正体に迫るのですが――。
今回のテーマは、「更生」と「コミュニケーション」です。著者は、『バベル』(文藝春秋)、『怪物』(集英社)など、人と人をつなぐ「言葉」と「コミュニケーション」をテーマに取り上げてきましたが、『星星の火』シリーズで登場した「通訳捜査官」の存在にも、ぜひご注目ください。
中国と日本。今後いっそう身近に感じることが予想される「隣人」の存在に、思いを馳せる一冊です。
前作『星星の火』と合わせて、ぜひ。
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青春の賭け 小説織田作之助 (講談社文芸文庫) 青山 光二 (著)
青春の賭け
無頼派の一人、織田作之助の旧制高校時代からの友人である作家青山光二が書いた実名小説。
喀血とヒロポン、壮絶な戦後流行作家の生き様が語られています。
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禁断のレシピ 枝元 なほみ (著)
もう後戻りできない
このタイトル、表紙から手にとってしまったあなた、もう後戻りできません・・・あとの事は考えず、がっつりいってみませんか?高カロリーメニューばかりですが、とにかく美味しそう!
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リトル・フォレスト 1 (ワイドKCアフタヌーン) (アフタヌーンKC) 五十嵐 大介 (著)
めんどくさそうで美味しそう
生きるために食べる。食べるために作る。
そんなスローライフを淡々と描いたお話です。
手間ひまかけて作る食べ物はめんどくさそうで、それでいてとっても美味しそう!
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その女アレックス (文春文庫) ピエール・ルメートル (著)
単なるサスペンス小説と思いきや。。
単なるサスペンス小説かと思いきや、話はどんどん違う様相を見せていき・・・予想もつかない読後感を味わえます。これぞエンターテイメント!2014年のこのミス海外編大賞はこの本かも?
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ノー・シューズ 佐々木 マキ (著)
ブルースがよく似合う
絵本以外の作品としては久しぶりの新刊。
筑摩書房版の「ぼくのスクラップスクリーン」に新たな書き下ろしを加えた本です。
ジョン・リー・フッカーのブルースをBGMにどうぞ。
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石井桃子のことば (とんぼの本) 中川 李枝子 (ほか著)
素敵です
新刊が続いている石井桃子さんですが、とんぼの本から素敵なビジュアルブックが出ました。
中の全著作リストが圧巻です。
今の昔も、子どもたちは石井さんのことばに育てられているんですね。
もちろん大人も。
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すごいジャズには理由がある 音楽学者とジャズ・ピアニストの対話 岡田 暁生 (著)
笑えるジャズ本
楽譜やコード進行などが書かれているので、素人にはつらいかも知れない。
ただし対話はその逆で親しみやすい。
装丁は平野甲賀さん。
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アルゼンチン音楽手帖 栗本 斉 (著)
タンゴだけじゃない
アルゼンチンといえば誰しもタンゴを思い出すが、この本はフォルクローレからロック、ジャズなど今を生きる音楽のカタログになってます。フアナ・モリーナのエキセントリックな曲やジャズのガトー・バルビエリなどは有名なので、どこかで聴いた人もいるんではないですか?TRANSITの最新号アルゼンチン特集と一緒にお薦めです。たぶん二度と出ないと思う。
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ラズウェル細木のブルーノート道案内 All Blue‐みんな真っ青 BLUE NOTE COMICS ラズウェル細木 (著)
刺激的一冊
漫画でわかるJAZZブルーノートレーベルの薀蓄。
マニアの人が読んだら、とっても面白いと思う。
入門者にも刺激になる一冊。
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薔薇十字社とその軌跡 内藤 三津子 (著)
幻想文学に興味があるなら必ず知…
幻想文学に興味があるなら必ず知っている編集者、内藤三津子さんの本が出た。
小田光雄氏による聞き書きシリーズの一冊、よく出してくれました。
都市出版、話の特集、薔薇十字社、出帆社、あの時代だからこそ出来た出版の数々。
次はコーベブックス南柯書局の渡邉一考氏に是非とも話を聞いてほしい。
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週末バンコクでちょっと脱力 (朝日文庫) 下川 裕治 (著)
この10数年、バンコクはすごい…
この10数年、バンコクはすごい変化を遂げてきた。
国際空港はドムアンからスワンナプームへ、中心部の交通機関はバスやトゥクトゥク、タクシーからスカイトレイン、地下鉄へ。
そんな高度成長を見てきた著者は、ちょっと着いて行けない感じが強くなりタイから少し遠ざかってきたと書いている。
それでもタイに対する愛が無くなる筈もなく、行き続けてきたとも。
この本を持ってバンコク行きの飛行機に乗るのです。
そう、それだけでいいのです。
愛を感じます。
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ラジオのこちら側で (岩波新書 新赤版) ピーター・バラカン (著)
RCサクセションの曲「トランジ…
RCサクセションの曲「トランジスタラジオ」じゃないけれど、
リバプールからホットなナンバーが聞こえてきた時代、
ラジオが全ての情報源だった。
イギリスにいたバラカン氏もそんな同時代を生きてきた。
レコードからCDになり、今ではネットからダウンロードと
形は変わったけど音楽に情熱をかけてきた著者のこだわり半世紀。
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タイ鉄道散歩 列車に乗ってタイ全土を自由に“散歩”しよう 藤井 伸二 (著)
いい本出ました。 タイ鉄道本…
いい本出ました。
タイ鉄道本といえば岡本和之「タイ鉄道旅行」めこん刊、
伊藤伸平「マレー鉄道で朝食を」凱風社刊など名著がありますが、
ビジュアル的で各方面別にわかりやすく書かれてるので、見ていたらきっと行って見たくなる本です。
旅はやっぱり鉄道、それも鈍行列車で。
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みんなで作るパクチー料理 佐谷 恭 (著)
パクチーハウスのパクチーレシピ。
パクチーハウスのパクチーレシピ。
ここまでやるか?
主食からデザート、飲物まで何でもパクチーで作ってしまう。
お見事としかいいようがない、
パクチー好きのバイブル。
パクチー愛に溢れた本です。
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ニール・ヤング自伝 1 ニール・ヤング (著)
Buffalo Springfield、CSNYそしてNeil Young Crazy Horseと
Buffalo Springfield、CSNYそしてNeil Young Crazy Horseと
ずっとロックンロールしてきたニールヤングの自伝。
最近は音質にこだわり、CD音源とDVD音源を同時に新譜で出したり、
ブリッジスクールコンサートを開催してきた経緯がよく分かりました。
やっぱりこの人には、Rock and roll can never dieでいて欲しい。
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レッドアローとスターハウス もうひとつの戦後思想史 原 武史 (著)
東京西部郊外の団地が、西武鉄道の開発で
東京西部郊外の団地が、西武鉄道の開発でどのようにして形成されて行ったのか?
団地と日本共産党、堤康次郎と五島慶太、アメリカとロシアなどの対比で面白く読み進んでいけます。
タイトルのレッドアローとスターハウスは、ちょっとね??
猪瀬直樹の「ミカドの肖像」を再読したくなってきました。
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ビジネスモデルYOU キャリア再構築のための1ページメソッド ティム・クラーク (著)
「ビジネスモデル・ジェネレーション」の続きとして
「ビジネスモデル・ジェネレーション」の続きとしてアメリカで人気のシリーズを翻訳して発売されるもの。前回と同様しっかりと作りこまれ、オススメです。
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世界しあわせ紀行 エリック・ワイナー (著)
幸せな国ってどこだろう?
幸せな国ってどこだろう?
思いつくのは国民総幸福量のブータン、
マイペンライ(どうにかなるさ)のタイだったり。
でも本当は誰もが優しい気持ちになれる場所が一番の幸せだと思うのですが。
そんな中で気に入ったのは、アイスランドの挨拶の言葉です。
「幸せになりましょう」別れの言葉は「幸せになれますように」
なんて素敵な言葉でしょう。
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個人全集月報集 安岡章太郎全集 吉行淳之介全集 庄野潤三全集 (講談社文芸文庫) 講談社文芸文庫 (編)
こんな企画を待ってました。 高価な文学全集は買えないけど、
こんな企画を待ってました。
高価な文学全集は買えないけど、月報に書かれているものが読みたいという人には嬉しい本です(当時の著名な作家が書いてますから文学史的にも面白いと思います)なんと安岡章太郎、吉行淳之介、庄野潤三の全集が一冊ですよ。勿論、月報だけですが。
ぜひとも次は70年代に出した織田作之助全集の月報を個人的には出してほしいもんです。