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BLことはじめ(好書好日)

BLの世界を知りたい、読んでみたいという入門者に向けて、朝日新聞社「好書好日(BLことはじめ)」にて毎月さまざまな切り口でおすすめのBL本を紹介している連載企画。hontoのBL担当者が個性全開でお届けします。

  • 「三角関係なBL」2選

    「意中の人をライバルと取り合う!」みたいな、ある種の闘いの構図となることも多々ある“三角関係”。3人という登場人物設定により物語の幅は劇的に広がり、キャラクターの個性や行動が絡まるほど深みも増していく、非常に魅惑のテーマです。今回ご紹介するのは一言で「三角関係」と説明するにはあまりに歪で、捻じれた恋愛模様を描いた、いちかわ壱さんの「リセット」(徳間書店)。物語の核となる3人は同じ高校のバスケ部に所属していて、1年生でマネージャーの…

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  • 幼なじみBL2選

    長い時間を共にし、友情や愛情、信頼関係を築いてきた幼なじみという関係性は特別なもので、そんなかけがえのないテーマを描いたnojiさんの「焦がれて焦がして」(ふゅーじょんぷろだくと)もまた特別な作品です。田舎育ちの古山悠次と常川総一は幼少期からの幼なじみで、実家も隣でいつでもどこでも一緒だった2人。でも悠次にとって幼なじみの総一は初恋相手でもありました。その想いは秘めたまま時は経ち、2人は別々の道へ。先に田舎を出てサラリーマンに…

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  • 「オメガバース」とは? BL担当書店員がすすめる入門作品2選

    「オメガバース」とは、生物学的な性として男女のほかにα(アルファ)、β(ベータ)、Ω(オメガ)という3つの性があるという特殊設定のこと。もともとは海外の二次創作から生まれたもので、作り手によって様々な解釈やアレンジがなされ、BLの中でも人気ジャンルの一つになっています。そんなややディープなジャンルの中から、初心者にもおすすめの作品を選んでもらいました。いずれの作品も冒頭で作中のオメガバース設定をしっかり解説してくれるので、初めてでも…

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  • “ジンガイ”をご存知?はじめての人外BL

    人ならざるものを描くことは、人間のそれとはまた違った表現が楽しめる特殊なカテゴリーであり、BLの世界でも確立された一つのテーマであると思います。そんな人外の世界で僕が絶対に外せない作品が、文善やよひさんの「鴆-ジェン-」(プランタン出版)です。この作品の舞台となる国には鴆(ジェン)という鳥人が存在しており、その美しい羽根や姿から愛玩動物として好まれ、同時に権力者のステータスとなっていました。しかし、鴆は人にとって有毒な食物を…

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  • このセリフがすごい!BL

    キャラクターの放つ言葉はとても大事な作品の構成要素。今回、初めてセリフに着目したテーマということで選んだのは、じゃのめさんの「黄昏アウトフォーカス」(講談社)。学生寮で暮らす高校生、土屋真央と大友寿は同室になって2年目の春を迎えた。そんな2人には3つの約束がある。 ①真央は寿がゲイで彼氏がいることを口外しない ②寿は真央を恋愛対象とせず、手出ししない ③互いのオナニーは邪魔しない 1年前、寿と同室になった真央は、無愛想な寿に対し…

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  • 子はかすがい!? 子育て・子連れBL

    「かすがい」という言葉、皆さんは知っていますか? お恥ずかしい話ですが僕は知らなくて、このコラムの編集さんから「子はかすがい!?~」のテーマを頂いてから焦って調べました……。「かすがい」とは大工さんが使う釘の一種で木材を繋ぐもので、それが由来して「人と人を繋ぐもの」という意味で使われるようになった言葉だそう(なるほど!)。ということは今回、僕が選んだ三田織さんの「僕らの食卓」(幻冬舎コミックス)はまさにピッタリな作品!幼い頃に両親を…

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  • 年度末総決算!? 令和元年度マイベストBL

    この1年間の“マイベストBL”なんておこがましい限りですが、やはり今回はダヨオさんの「ロンリープレイグラウンド」(祥伝社)ですね!昨年11月に開催したダヨオさんとのトークイベント(イベントの模様はコチラ)で作品作りに対する凄まじい熱量に圧倒されて以来、僕にとって特別な存在である本作を皆さんにもご紹介しなければ!!と、鼻息荒めに書き出しております!(笑)本作は中華料理屋でバイトする若者・岸野慧介と地味で大人しそうな会社員・才川雪文…

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  • この執着がすごい!執着萌えBL

    皆さんは何かに心がとらわれ頭から離れなくなった経験はありますか?急に脳内でエンドレスループする音楽や、最終巻まで止められない漫画とか。大なり小なり何かに執着をしたことがあるのではないでしょうか。今回のテーマは“執着×萌え“という化学反応!彼が心を囚われたのは、クラスメイトでした―――。ご紹介するのは秀良子さんの「宇田川町で待っててよ。」(祥伝社)。ある日、男子高校生の百瀬は繁華街でクラスメイト・八代の女装姿を目撃してしまう。以来…

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  • 子年でチュー♡キスシーンが最高なBL作品

    無事に冬休みから社会復帰を果たしまして、今年も「BLことはじめ」を皆様にお届けします!2020年最初のテーマはキスシーン!どうやら今年は去年より突っ込んだ切り口が増える予感がしますね!?今回ご紹介するのは「たゆたう種子」(ホーム社/集英社)。柔らかで穏やかな印象でありつつ確かな“目ヂカラ”を持ったキャラクターたちが魅力的な中陸なかさんの初コミックス作品です。生物の補習授業を受ける高校2年生の葉純夏芽と根井柊都、そして生物の教師で…

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  • こんな恋人がほしい!私の理想のスパダリは彼♡

    自分が思う“理想のスパダリ”をご紹介するという、わりと恥ずかしいテーマが今年最後のお題!「スパダリ」と一言にいっても十人十色な世界。一人を選ぶのは至難の業であり贅沢な悩みですが、今回はやろうと思ってもなかなか真似出来ないハイスペックなキャラクターに決めました!選んだのは本作がデビューコミックスとなった未散ソノオさんの「KOH-BOKU」(新書館)。タイトルの通り、“公僕(公務員)”として働く人間たちが描かれた作品です。今宮究は多忙…

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  • 業界の舞台裏も垣間見られる「お仕事BL」

    ハロウィンが終わり来月はクリスマス、「今年もあと少しですね~」なんて会話が増える11月ですが、意外と落ち着く時期だったりもして仕事に集中しちゃったり(しなかったり)。そんな少々無理やり?な導入で始まる今月のテーマは「お仕事BL」です!今回は橋本あおいさんの「きこえる?」(ホーム社/集英社)を選ばせて頂きました。この作品は作者自身も大好きというラジオを題材に、ラジオDJとして番組のパーソナリティを務めるユノこと湯之口新(ゆのぐち・あら…

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  • スポーツの秋に読みたい。さわやかBL

    今年はラグビーワールドカップで日本中が熱狂していますが、さらにさらに野球界では日本シリーズがいよいよ開幕!まさにスポーツの秋という様相となってきましたね。束原さきさんの「REPLAY」(幻冬舎コミックス)はそんなスポーツの秋にぴったりな野球少年たちのさわやかな恋模様を描いた作品です。美しい表紙を飾る主人公の2人は野球部に所属する高校3年生。ピッチャーの悠太とキャッチャーの律、小学生の頃からずーっとバッテリーを組んでき…

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  • わたし、これがきっかけでBLにハマりました

    僕の場合、ある日突然BL担当を命じられ、作品との偶然の出会いよりも先に環境が整備されるという不思議な流れを経て今にいたります(結果、現在は楽しくお仕事させて頂いてます〈笑〉)。ですので“きっかけ”とは少し違うかもしれませんが、当時「はてさてBLとは……」という迷子状態だった僕にド直球で魅力を伝えてくれた思い出深い作品をご紹介したいと思います!羽生山へび子さんの「晴れときどき、わかば荘」シリーズ(大洋図書)は、小料理屋の女装ママが…

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  • 夏の終わりに読みたい、切なさに酔いしれるBL作品3選

    待ちわびた夏休みがあっという間に終わってしまいました……。そんな虚しさを抱えつつ、皆様にはちょっぴり切ない夏の物語をお届けしたいと思います。今回ご紹介するのは、ある兄弟のひと夏の出来事を描いた田倉トヲルさんの作品「拝啓、兄さん様」(幻冬舎コミックス)です。大好きな兄が家を出て行って以来8年間、定期的にやり取りする文通が唯一の繋がりであった兄弟。主人公である豊が兄の稔から届いた手紙を読むシーンから始まる本作。まずこの冒頭の場…

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  • 「水もしたたるイイ男たち!ビーチでBL」3選

    「そろそろ梅雨明けしてよね」と毎朝念じているんですが、なかなか梅雨前線さんに届かない今日この頃です。せめて夏らしく爽やかな作品をお届けするしかない!ということで選びました、今月の一冊。表紙の海が眩しい、紀伊カンナさんの「海辺のエトランゼ」(「エトランゼ」シリーズ、祥伝社)です!沖縄の離島を舞台に、高校生の実央(みお)と小説家の卵の駿(しゅん)の出会いから始まる本作。実央は両親と死別し天涯孤独の身、駿は婚約者との挙式当日にゲイである…

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  • 「ハッピーBLウエディング!」3選

    6月はジューンブライド。なんてよく言いますが、ギリシャ神話や古代ヨーロッパの言い伝えが起源だそう。一方の日本は梅雨でジメジメして過ごし辛い訳ですが、そんな時は家に引き籠って幸せなBLを堪能しましょう!今回皆さんにご紹介するのは、山本小鉄子さんの「マッドシンデレラ」(大洋図書、全5巻)。庶民的な家庭に育った良太と有名財閥の帝人家次男で跡取り息子の朔一(サク)が本作の主人公。良太は父親がリストラされて進学の危機に晒されるなど…

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  • 「令和元年!いま注目の『和』なBL」3選

    新しい時代が始まり、古くから続く日本の歴史に注目が集まる今日この頃。「いま注目の『和』なBL」というテーマを頂いたので、「待ってました!」と言わんばかりに僕が大注目している作品をご紹介します。初めて表紙を見た時、一瞬で記憶に焼き付いたのが高橋秀武さんの初BL作品「雪と松」(ホーム社/集英社)でした。純和風の浮世絵のようなイラストに描かれた二人からは力強さや優しさを感じつつもどこか儚い印象があって、表紙を飾る彼らの事が無性に気に…

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  • 旅気分や異国情緒が味わえる「旅するBL」作品3選

    いよいよGWが迫ってきました!休み明けの社会復帰が危ぶまれる一方で、今年は10連休を利用して海外旅行に行かれる方も多いのでしょうかね~?そこで今回は一足先に旅行気分に!という事で「旅するBL」をテーマに海外を舞台にした作品をご紹介します。私が選んだ作品は「クマとインテリ」(茜新社)。実は、著者であるbassoさんは「リストランテ・パラディーゾ」「ACCA13区監察課」等の人気作で知られるオノ・ナツメさんです!(BL作品を描く際にはbass…

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  • オフィスラブなBL作品3選

    3月。お仕事が期末を迎える方々など、何かとバタバタし始める時期ですね。かく言う私も仕事(BL)に追われ、ついつい仕事(BL)の事ばかり考えてしまう今日この頃です(笑)そんなこんなで今回は職場を舞台に繰り広げられるBLをご紹介。「ハートの鍵を手に入れろ!」(ジュリアンパブリッシング)は2013年に発売された三月えみさんの初コミックス作品。本作の主人公は鈴木太郎。まるで役所の見本のような平凡極まりない名前にコンプレックスを感じる25歳。そん…

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  • 「寒い冬にほっこり。心温まる感動BL」3選

    いよいよ本格的な冬が到来。厳しい寒さに心が折れかけている今日この頃ですが、そんな時は心温まる物語に触れて頂きたいですね。ということで、皆様に温もりをお届けするべく、今回ご紹介させて頂くのは山中ヒコさんの「500年の営み」(祥伝社)。冬の寒さを連想させるような、そして少し儚さを感じる表紙も印象的な作品です。ある朝、大学生の山田寅雄はテレビのニュースで幼馴染の恋人、太田光が事故死した事実を突き付けられます。そして恋人のいない世…

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  • 「笑う門には福来たる!笑えるBL」3選

    新年一発目、「笑う門には福来たる!」という事で、今回は永井三郎さんの「少年よ、大志とか色々抱け」(リブレ)をご紹介。高校の男子寮で暮らすマサジと、突如転校&入寮してきた超絶美形の帰国子女カズマとのドタバタコメディを描いた本作。主人公のマサジは兎にも角にもピュアで純粋、そしてちょっぴりおバカ。カズマと仲良くなろうと一生懸命だけど、その勢いが空回りしてしまい、カズマから「友達なんて必要ない」と拒絶される始末。それでも全くめげないマ…

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  • 「年末年始にイッキ読みしたいシリーズもの」3選

    今年も残すところ、あと僅か。大晦日にお正月、日本の文化がいつもより身近に感じられる今日この頃。こんな季節には歌舞伎をテーマにした作品などいかがでしょうか。『花恋つらね』(新書館、既刊3巻)は人気作を数多く手がける夏目イサクさんが初めて描く、“歌舞伎”を題材にした作品。女形の松川惣五郎と立役の新井源介、それぞれ歌舞伎界の名門に生まれた若き御曹司たちの“芸と恋”が華やかに、そして艶やかな表現で描かれています。周りの評価に敏感…

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  • 実りの秋、食欲を刺激するBL作品3選

    「“BLご飯”って?」と思った皆さん!安心して下さい、僕もです(笑)。いくら食欲の秋だからってBLでそんなテーマなんて……と、お題をいただいた時には正直焦りました。でも、いざ見回してみると様々な切り口で“食”に焦点を当てている作品が、あれもこれもと見つかってびっくり!そんな嬉しい気付きに感謝をしつつ今回ご紹介するのは、ナリさんの『ヤングコーンの王子様』(ふゅーじょんぷろだくと)という作品です。生活のため幼い頃からの自炊生活で料理が得意に…

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  • 先生と生徒、禁断の恋を描いた学園ものBL3選

    “先生×生徒”。連載2回目にして早くも危険な匂い漂うテーマが……。様々な物語において禁断の恋の代表格、且つ、ド定番とも言えるこのテーマですが、それはBLでも例外ではありません!数ある作品の中から今回ご紹介するのは、里つばめさんの『Evergreen Days』(東京漫画社)。里さんの初コミックスである本作は、それ以降多くのヒットを生み出している作者の魅力を存分に感じられます。セリフの一つ一つに命を吹き込むような丁寧な心理描写を是非ご堪能…

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  • 最初に読むべきBLはこれだ!

    “漫画好きの男性”が大勢いる中、そこに「BL」という要素が加わると途端に数が少なくなるようで……。今回は、“漫画好きの男性”を自負する私が、作品に触れながらBLの世界をご紹介します!まず、「BL」=「ボーイズラブ」という見慣れない言葉に取っつきにくさを感じる人も多いはず。「BL」をとてもシンプルに言うならば、“男男の恋愛”を描く作品。“男女の恋愛”があるように“男男の恋愛”を描く作品もあるという事実。「そんな当たり前のこと…」と思った方!そうで…

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